萩尾望都のレビュー一覧
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僕は年号が「昭和」から「平成」へと変わる寸前にこの漫画のアニメ映画を見に行きました。当時は「不倫」とか「財テク」とか言う言葉が随分流行していました。この漫画が執筆されました昭和50年前後は「飛び出せ!青春」や「われら青春!」などの青春ドラマが大変充実していました。この漫画の「次々と不測のトラブルが発...続きを読む
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原作の漫画を基に、森博嗣さんが小説家したもの。
設定など少し違うようだが、とても素敵だった。漫画を読んでみたくなった。
温度、風の騒めき、空…美しい文章に魅せられてあっという間に読んでしまった。繊細さ、脆さにはらはらし、透明感にハッと息を飲んだ。
出逢えて良かった本の一冊、イラストも美しかった。Posted by ブクログ -
時を経て画質の変貌はあるけれど、やっぱり世界観の組み方は最高です。先生、ここにきてそれも結び付けてくれる?
感服です。
年表を自分で書き表して何度でも読み返したい。Posted by ブクログ -
沙村広明さんの「20世紀のアフタヌーン〜由利編集長のはなし〜」目当てで買ったが巻頭カラーは収録されていなかった!
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私が生まれる前に構想されたお話。
まったく色褪せることがない作品。
何かとてつもなく普遍的なものを含んでいるようです。
子供の頃にファンタジーがあるとは聞いてたけれど接点がなくて。大人になって読んだのと、子供が読んだのとどのくらい感想が違ってたか…
子供の頃に読んでいたならきっとこう...続きを読む -
アイズナー賞漫画家の殿堂入りということで、久しぶりに萩尾望都氏の作品を読んでみた。『ゴールデンライラック』の他に『ばらの花びん』『マリーン』収録。
『ゴールデンライラック』子供時代の出会いから時代背景とともに成長する男女2人の物語。少女が大人になるにつれてきれいになっていくさまを「朝焼けの空みたい」...続きを読むPosted by ブクログ -
救いようのないストーリー展開なので、どこかに救いはないのかと読み進めてしまう。
どこで1話冒頭の話につながるのか、最後までつながらないのか・・・。
萩尾望都先生はどんな心情でこれを書いていたのかと思うと、胸が痛くなる。 -
とても面白かった
でも主人公があまりに可哀想
現実でも似た話は聞いたことがある
読んでるだけでも屈辱で、怒りで胸が悪くなった。
たくさん、傷ついてる人がいるんだろうな -
久しぶりに萩尾望都先生の作品を読みました。
作画がずいぶん変わってしまった気がして、気持ちが遠のいていたんですが、読み始めるとあっという間にタイムスリップした気分です。
望都先生の世界が全然変わってなかったことが嬉しくて、この先のストーリーもずっと追いかけたいと思います。