萩尾望都のレビュー一覧

  • 残酷な神が支配する 6

    ここから

    第二章の始まりですね
    新しいキャラクターがぎゃんさか登場して頭が混乱し始めます…
    それにしてもジェルミが可哀想過ぎる
  • 半神

    傑作短編集

    SFっぽい話が多い短編集。
    萩尾作品で最高傑作という人も多い「半神」。思春期へ向かう少女が何かを捨てなくてはならない内面を具現化した、という視点を持つかどうかで評価は分かれるのかも。
    「金曜の夜の集会」も印象に残った。
    個人的には萩尾作品はこういう短編のほうが好き。
  • 11人いる!

    様々な漫画の要素が魅力的

    僕は年号が「昭和」から「平成」へと変わる寸前にこの漫画のアニメ映画を見に行きました。当時は「不倫」とか「財テク」とか言う言葉が随分流行していました。この漫画が執筆されました昭和50年前後は「飛び出せ!青春」や「われら青春!」などの青春ドラマが大変充実していました。この漫画の「次々と不測のトラブルが発...続きを読む
  • イグアナの娘

    イグアナの娘

    イグアナの娘読了。
    母と自分には自分がイグアナに見える。
    終始辛かったけど、ラストにホッとした。
    また同じ作者の漫画を読みたい。
  • トーマの心臓

    トーマの心臓

    美しいドイツの田舎町で繰り広げられる透き通った少年時代の少年たちの 脆く繊細なガラス細工のような心の中にある愛と葛藤の物語。まるで一大叙情詩のやうな美しい作品に心打たれて感動しました。
  • トーマの心臓  Lost heart for Thoma
    原作の漫画を基に、森博嗣さんが小説家したもの。
    設定など少し違うようだが、とても素敵だった。漫画を読んでみたくなった。

    温度、風の騒めき、空…美しい文章に魅せられてあっという間に読んでしまった。繊細さ、脆さにはらはらし、透明感にハッと息を飲んだ。
    出逢えて良かった本の一冊、イラストも美しかった。
  • ポーの一族 秘密の花園 2
    時を経て画質の変貌はあるけれど、やっぱり世界観の組み方は最高です。先生、ここにきてそれも結び付けてくれる?
    感服です。
    年表を自分で書き表して何度でも読み返したい。
  • アフタヌーン 2022年2月号 [2021年12月25日発売]
  • ポーの一族 1

    御伽噺、ただしちょっと切ない

    私が生まれる前に構想されたお話。
    まったく色褪せることがない作品。
    何かとてつもなく普遍的なものを含んでいるようです。

    子供の頃にファンタジーがあるとは聞いてたけれど接点がなくて。大人になって読んだのと、子供が読んだのとどのくらい感想が違ってたか…

    子供の頃に読んでいたならきっとこう...続きを読む
  • 百億の昼と千億の夜 完全版
    『百億の昼と千億の夜 完全版』を読み終わってしまったわ…。阿修羅王の戦いは果てしなく続く…つづ…く……。
  • ゴールデンライラック
    アイズナー賞漫画家の殿堂入りということで、久しぶりに萩尾望都氏の作品を読んでみた。『ゴールデンライラック』の他に『ばらの花びん』『マリーン』収録。
    『ゴールデンライラック』子供時代の出会いから時代背景とともに成長する男女2人の物語。少女が大人になるにつれてきれいになっていくさまを「朝焼けの空みたい」...続きを読む
  • ポーの一族 1

    心に残る名作

    エドガー、メリーベル、アラン…子供の頃から大好きです。
  • 11人いる!
    初めて読んだ時、愉しくて読みふけった~どんな話なのかと。宇宙SFミステリー作品になるのかな?
    世界観がしっかり作り込まれていて、読んでいて世界観が広まる感じ。辻褄がきちんとあって話に深みがある感じ。勉強にもなったかも 笑

    何だか天体の事知りたくなります。読んでいくと展開がどんどん気になってきて、1...続きを読む
  • マージナル 1
    萩尾望都の最高傑作。
    男しか残っていない汚染された未来の地球が舞台。

    メイヤードのキャラがいい。一見、冷酷そうな地球管理人、「市長、あなたにだって胸ぐらいつくれるんですから」と薄ら笑いを浮かべて、市長の不興を買うシーン、あの不適切発言、物語の最後で、自分のことだったのか自分を蔑んでいたからこその発...続きを読む
  • 11人いる!

    見事です

    個人的な感想です。
    難関宇宙大学の最終試験は、漂流する宇宙船に受験生10人で乗り込み、受験生だけで53日無事に過ごすこと。しかし、乗り込んだ受験生は11人。
    冒頭のSFな世界観から、惹き込まれます。
    しかし、それは本作品の魅力の1つにすぎません。様々な生活環境で育ってきた受験生達が、それぞれグループ...続きを読む
  • 一度きりの大泉の話
    高校時代と思うが手塚治虫の「火の鳥」に夢中になっていた頃、「ポーの一族」と言う素晴らしい作品があるという事を知って萩尾望都作品集を購入して夢中になった、ついでに竹宮恵子作品集も購読したが記憶に残るほどの作品はなかった。その後大島弓子、山岸凉子と少女漫画にどっぷりと浸かり少年漫画なんて程度が低くて読め...続きを読む
  • 残酷な神が支配する 2

    どんどん続きが読みたくなる

    救いようのないストーリー展開なので、どこかに救いはないのかと読み進めてしまう。
    どこで1話冒頭の話につながるのか、最後までつながらないのか・・・。
    萩尾望都先生はどんな心情でこれを書いていたのかと思うと、胸が痛くなる。
  • 一度きりの大泉の話
     1970〜1972年、著者の萩尾望都さんは、上京して大泉にある二階建ての借家で暮らし始めた。同居人は竹宮惠子さん。
     後に『大泉サロン』と呼ばれるようになる若手新鋭少女漫画家達の集まりである。

     萩尾さんたちが暮らす家には多くの駆け出しの漫画家が集まってきた。二人の漫画家のアシスタントとしてだっ...続きを読む
  • 残酷な神が支配する 1

    凄い……!

    とても面白かった
    でも主人公があまりに可哀想
    現実でも似た話は聞いたことがある
    読んでるだけでも屈辱で、怒りで胸が悪くなった。
    たくさん、傷ついてる人がいるんだろうな
  • ポーの一族 ~春の夢~

    ポーの一族の世界に浸りました

    久しぶりに萩尾望都先生の作品を読みました。
    作画がずいぶん変わってしまった気がして、気持ちが遠のいていたんですが、読み始めるとあっという間にタイムスリップした気分です。
    望都先生の世界が全然変わってなかったことが嬉しくて、この先のストーリーもずっと追いかけたいと思います。