萩尾望都のレビュー一覧

  • ポーの一族 秘密の花園 2

    アーサー卿の物語完結

    アーサー卿が一族になる話。ドラマチックな物語なのにもかかわらず静寂さを感じました。元になる「ランプトンは語る」が大好きなので経緯がわかって満足です。
  • 11人いる!

    懐かしい

    学生の頃から、萩尾先生の作品のファンでした。
    今、見ても絵も内容も遜色無く楽しめます。
    モトちゃんも好きだったんだけど、また見れないかなぁ。
  • 一度きりの大泉の話
    こんな本を書かなきゃいけないくらいプライベートが荒らされて、しんどかったんだろうな。

    竹宮惠子サイドはどう書いてるのか気になるので読まなければいけないと思った。

    萩尾望都は小さい頃から読んでいて大好きなので、これから心穏やかに生活できることを心から願うばかり。そしてこれからもいい作品を生み出して...続きを読む
  • ポーの一族 秘密の花園 2

    モー様ありがとうございます

    どんな昔にあっても人の思いは悲しみと苦しみに彩られて。バンパイアの苦悩を思うと、限りある命は楽ちんでいいなと思うアラカンでした。
  • ポーの一族 秘密の花園 2
    ランプトン少年の絵にまつわるエピソード。身分は高いが独身で孤独な絵描き、アーサー卿とエドガーのストーリー。アーサーの恋の結末も見れて満足。
  • ポーの一族 4

    短編が読めるポーの一族4

    ポーの一族3巻までと異なり、短編4作品が読めます。
    忙しい時でも1作品ずつ読んで、異世界や海外に行った気分を味わい、
    リフレッシュ!翌日の仕事がはかどりました。
    絵も、私の大好きな作品の「この娘うります!」の時期とほぼ重なるので、
    女性らしい細い線が魅力的です。
  • ポーの一族 3

    シリーズの中のお気に入り

    大好きなポーの一族の中でも一番のお気に入りの第3巻
    40年前に購入した本も読みつつ、
    電子書籍で拡大して読んだりしています。(視力が落ちたので読みやすいです)
    エドガーやアラン、他の学生もちょっと大人びているギャップがたまらなく魅力的でカッコいいです。

  • ポーの一族 秘密の花園 2
    アーサーとパトリシア。
    あんなに想いあっているのに、なんて切ない。
    1つのボタンの掛け違いが大きなすれ違いになってしまう。
    悲しくて美しい。
    2人の中でその想いは永遠。
    そういうアーサーだから、エドガーに惹かれたのかな。
    バラのアーチをよみがえらせたのが切ない。
  • ポーの一族 秘密の花園 1

    ポーの一族が身近に

    本屋さんで本を購入したものの、拡大して読みたくなって、
    ポーの一族 秘密の花園でBookLiveデビュー。
    今回、ポーの一族を全巻再読し、40年前に読んだポーの一族と比べると、
    より絵がリアルなので、異世界なのに身近に感じる作品でした。
  • ポーの一族 2

    エドガーがポーの一族に

    エドガーがポーの一族になる前後のお話なので、
    切ないですが是非読んで頂きたいです。
    お気に入りの3巻は常に読んでいたのですが、
    他の巻は熟読後、友人に譲ってしまい忘れていたので、
    40年ぶりに再読して、以前読んだ記憶がよみがえりました!
  • ポーの一族 1

    ときをこえて

    40年ぶりに読みましたが、
    子供の頃読んだ印象と全く変わらなく、
    大人になっても素晴らしいお話で感動しました。
    動きのある絵も大好きです。
    お話も本も、ときをこえて永遠に変わらない
    素晴らしい作品です。
  • ポーの一族 秘密の花園 2
     ケイトリンについて『春の夢』で語られていたのを、とあるブログに指摘されるまで忘れていた。ダメな読者だと痛感する。
     連載中も衝撃を受けたセリフ、「生まれた娘たちは夫の子か息子の子かわかりません」
     人間をやめたくなるのも無理はない。上流と下流の女性の格差がしっかり描かれている。
     しっかりといえば...続きを読む
  • ポーの一族 秘密の花園 2
     1年ぶりの続巻なので、話を忘れてしまい1巻から読み直す。キレイにおさまった感じである。後味も悪くないような…

     数年前だが萩尾先生の講演を聴いたことがある。その中で、連載ではページ数の関係でカットされる部分があることも多い。単行本では、その部分を付け足して刊行するとのこと。小説でも加筆修正がある...続きを読む
  • 一度きりの大泉の話
    萩尾望都さん大好き。
    「小鳥の巣」はすごく大好きで少女時代に何度も読み返したお話。トーマの心臓もポーの一族も、私を形成した本です。何度も読んで何度も泣きました。
    この素晴らしいお話を書いている時期にこんなことがあったなんて。そんなつらい状況で、素晴らしい話を描き出せていたなんて、想像できていませんで...続きを読む
  • ポーの一族 秘密の花園 2
    「ポーの一族」復活四作目にして初めて、以前のように何も考えず心から楽しんで読めたように思う。「春の夢」は40年ぶりの感激でアップアップしてただけ、「ユニコーン」は、「エドガーが現在に!」「ポーの村の秘密が!」と二大衝撃で撃沈、「秘密の花園1」は、「あれ?アランの話じゃないの?」という戸惑いが邪魔をし...続きを読む
  • 一度きりの大泉の話
    シガー&シュガーさんによる手厚い感想に完全同意するので、あまりくだくだしく書かないようにするが。

    本書刊行で界隈は俄かに熱くなり、その余波によるラジオやレビューなどでいわゆる「ネタバレ」をチラ見しつつも、可能な限り萩尾全作品祭りを行ったあとで読もう、と自制していた。
    のを、祭り終盤を迎えたこのたび...続きを読む
  • 残酷な神が支配する 10
    2011年以来の再読だから十年ぶり。
    初読の際はこう書いた。
    (以下引用)
    ・義父からの性的暴力的虐待。
    ・無垢なるものは犯され続けるしかないのだよ。
    ・救いも癒しもなく延々続くセラピー的会話。
    ・彼らはセックスや肌でわかりあうなどというイージーな終着点には収まらない。
    ・とことん会話によって愛と支...続きを読む
  • 一度きりの大泉の話
    先に読んでいた竹宮惠子著の「少年の名はジルベール」には、萩尾と竹宮の二人が袂をわかったのは、竹宮側から「距離を置きましょう」と提案したと述べてあるだけで、詳細は語られていなかった。この著作には、実際にあったことが詳細に述べられていてかなりショッキングな内容だった。少女漫画版トキワ荘とも目された「大泉...続きを読む
  • ゴールデンライラック
    備忘録に書名が残っていなかったので未読? いや読んだ憶えがあるのにな、と訝しみながら読んだら、結果再読だった。
    というか読んでいる最中に、視覚だからプルースト効果とは言わないんだろうが、前回ぐっときた要素が次々と波のように押し寄せてきた。
    たぶん「ゴールデンライラック」の内容とその読み方が合致して、...続きを読む
  • ポーの一族 5

    一瞬で別世界に引き込まれます

    絵が流れるように美しく、特に目が印象的で、一瞬でストーリーに引き込まれました。
    テンポが心地よく、風になびくように動きが表現されていて、動きのリズムに合わせてスイスイ読めました。繰り返し読みたくなる作品です。