荻原規子のレビュー一覧

  • 薄紅天女[下]
    まさか第二部から別視点に切り替わるとは。
    それに、最後の最後に嫁盗りが待っているとは。
    今回は、四人組がそれぞれ行く道を見つけるところで終わりでしたが、みんな何かしら見つかって良かったなーと思いました。大団円の終わりです。

    自分の望みがどこにあるのか、自覚して持つのは大事だなと、そう思います。
  • 空色勾玉
    小学生の時に読んで、どハマリした小説。
    自分が住んでいるこの日本で、古代に本当にこんなことがあったら…とロマンを感じていた。
    大人になった今でもこの小説を読んだ当時のドキドキやワクワクを鮮明に覚えている
  • 風神秘抄[下]
    久しぶりに読んだけれど、やっぱりこの人の作品は一瞬で世界に入らせてくれるから好き
    ほんで女の子が魅力的すぎる
    ずっと大好きなんやろうなと思えるファンタジー作家さん
  • 空色勾玉

    中学生の頃に

    中学生の頃に読んで衝撃を受けました。勾玉三部作は本当に超傑作と言えるでしょう。全国の図書室に置いてほしい、そして読んでほしい。
  • 西の善き魔女4 世界のかなたの森
    竜退治に行くユーシスを助けるため、ルーンを探し出すためフィリエルの冒険が始まる。
    ひょんなことから女王陛下と会ったことを皮切りに物語が少しずつ動き出す。
    フィリエルにユニコーンついてきたことが今後どう物語を変えていくのか。
    やっとルーンと会え告白しても振られっぱなしなフィリエルを見て胸が痛む。
    ルー...続きを読む
  • 西の善き魔女7 銀の鳥 プラチナの鳥
    アデイルとヴィンセントの回。

    ルーンの出自の謎がちょっとだけわかる。
    いつかティガと出会って欲しいけど、全然違う2人すぎてどうなるのかな。

    ティガにぐらぐらきそうだけど、ユーシス一筋なアデイルもよかった。わたしならティガがいいです。
    星を見上げるアデイルの画があまりに詩的でたまらない。ありがとう...続きを読む
  • 西の善き魔女5 闇の左手
    一応ここで大円団…ということらしい。
    残りの3冊は外伝の立ち位置ということ?このまま読みます!

    RDGもけっこうバタバタと終わった気がするけど、これもけっこうバタバタと畳み掛けるラストで最高だった。ダイアナウィンジョーンズのような。

    ユーシスがあのタイミングで思い出したのがあの子のことだったとか...続きを読む
  • 西の善き魔女4 世界のかなたの森
    女王の座を奪い合う優雅な攻防戦から一転、竜退治に赴く回。

    何度もルーンに振られるフィリエルがあまりに切なかったけど、世界の果ての壁に消えてしまった後のルーンの取り乱し方で溜飲を下げた。

    竜が現れることに一定の法則があり、その先に異端の研究がある。人間の強みは、道具を支えること。
    ルーンと生きるこ...続きを読む
  • 西の善き魔女2 秘密の花園
    今度は女学校へ入学!
    フィリエルはどこに行ってもフェリエルのままだなぁと思う。
    もちろんいい意味で。
    そしてルーンとの関係が進展…したのかな?
    フィリエルの方が無自覚だから恐ろしい。
  • 西の善き魔女2 秘密の花園
    女学校編。

    ルーンとフィリエル、
    ルーンとユーシス、
    アデイルとレアンドラ。
    そしてマリエ。
    いろんな人間関係がちょっとずつ進展する2巻。
    フィリエルの底力がみえてよかった。

    兄妹のように育った2人の関係が、いつのまにか恋愛感情になっているパターンは荻原規子さんあるある(?)だけど、今回は割とは...続きを読む
  • 西の善き魔女1 セラフィールドの少女
    最高!!!!!!!
    萩原規子作品の長編、スロースタートなイメージだったけど、これは一作目から飛ばしまくり。
    ファンタジーはこうでなくちゃ。年末の楽しみができた。


    田舎で育った孤独な少女が、自らの出自の謎と、異端の研究の謎、守りたい幼なじみの謎を紐解きながらも運命を切りひらいていく物語。

    フィリ...続きを読む
  • グリフィンとお茶を ~ファンタジーに見る動物たち~
    荻原さんの勾玉三部作にはまって以来、彼女のおすすめを道しるべに児童文学ファンタジーを読みあさってきました。

    ほぼ外れなく面白く読めました。豊かな読書体験をされてきたんだなぁと羨ましく思います。
  • 西の善き魔女1 セラフィールドの少女
    小学校中学年から高学年の時に読んだ思い出。
    一巻だけで読みやめてしまったかと思ったが
    全巻読むとしっかりと記憶がよみがえってきた。

    フィリエルとルーンの
    他人→家族→親友→大切な人
    と変わっていく関係性が素敵で
    最後にはお対いなくではだめな存在にまで
    なっているのが胸が苦しくなるほどキュンとした。...続きを読む
  • RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴
    6巻のその後のお話がよめてよかった。わたし、真澄くんもめちゃくちゃ好きなので、深行くんと真澄くんを堪能できてしあわせだったー…!!!秀才の深行くんと、無邪気な真澄くん。タイプが違うけどどっちもめちゃくちゃ魅力的で…私得だった。
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと
    みみみみみみ深行くん…!!!!!深行くん.………………!!!!!!!!!!!!ア、深行くん………………………………!!!!!!!!!!!!アアア…
  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]

    蝦夷の文化に興味がわきます!

    とても面白かった!最初はなぜわざわざ過去に戻るのか?とも思いましたが、読んでいるうちに話が面白くて熱中してしまいました。
    なぜ過去に戻らなければならなかったのかも最後明かされてスッキリします。ユカラがとても切ない・・・。
    そして、モノクロ(黒田)に恋してしまったと思われる美綾。今後、このシリーズはど...続きを読む
  • 源氏物語 紫の結び ニ
    光源氏も中年にさしかかり、その変わらぬ色好みぶりに読んでいていっそ感心してしまいます。
    一巻目の藤壺のくだりははらはらしすぎてちょっと胃もたれする感があったけど、二巻になるともう少し気楽に読める不思議。一巻より面白くなっています。
    光源氏の、朝顔の姫宮へのしつこさも、すごい、と脱帽するばかり。
    姫宮...続きを読む
  • 源氏物語 紫の結び 一
    来年の大河ドラマ「光る君へ」を恙無く迎え撃ちたい。ようやく重い腰を上げて、とにかく現代語訳を読み通そうと手に取りました。
    光源氏の、困難な色恋が絡むと自分をもどんどん困難に追い込んでしまう様が見ていてしんどい。そしてちょっとだけ笑える。
    でもこの時代の女の人たちは大変だな……。こんなクズでも光源氏は...続きを読む
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日
    真澄くんと深行くんが好きなので、この巻後半はずっと嬉しかったしソワソワしてた…。続き読まなきゃ。面白くなってきた…。
  • 源氏物語 紫の結び 一
    源氏物語の主要な話をピックアップした現代語訳本です。
    テンポよく進むので読みやすいです。
    こんなに面白いストーリーだと思わず、外で声を出して笑ってしまいました……。

    源氏物語の和歌を楽しみたい人は物足りないかもしれません(現代語訳がさらっと乗っているだけ)が、それもストーリーをさくさく読むための工...続きを読む