無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
正月明け、学生寮に戻った宗田真響はルームメイトの鈴原泉水子の変化に気がつく。「相楽と休み中に何かあったのだ」祝福すべきなのに、なぜか喜べない真響。泉水子の相手が深行と確定されれば、泉水子を中心とする「チーム姫神」の中で、忍者の家系宗田家と陰陽師の家系高柳家とのバランスが変わってくる。そんなある日、横浜のスケートリンクで合宿が行われることになるが、これは宗田家がスポンサードとなりチーム姫神、及び真響が隠れ蓑に婿候補と報告した深行を見定めるために仕組まれたものだった。大殿である祖父が本気で彼女の婿取りに乗り出したと聞いて、うんざりする真響。そして始まった教室に現れたインストラクターは、アメリカ留学中の真響の従兄弟、克巳だった。彼は真響に結婚を申し込むが、彼女に対する執着が悪霊を呼び寄せてしまう。ファン待望、RDG新刊ついに文庫で登場!他に「影絵芝居」「九月の転校生」「相楽君は忙しい」も同時収録
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年04月04日
本編で深行と泉水子の恋の進展に身悶えした人は絶対読むべき!!
短編の深行視点で進む話はもーー身悶えもの。
あんなポヤポヤした泉水子ちゃんを見てたら色んな意味で深行は心配にもなるしいじめたくもなる…
氷の靴ガラスの靴と言う中編は真響視点だけど完全に公式続編だろ!
と、思わずにはいられない。
本編でも思...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月11日
表紙が真響ちゃん!
外伝まで一気に読めて本当によかった。
今までになかった泉水子ちゃん以外の視点で
世界もまたかわってみえる。
あんなに人生を主人公で生きてきた真響ちゃんが
きょうだい以外を守る決意をさせるその過程。
気持ちの小さな動きが描かれているのがお見事。
本編では本当にじれったくみえてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月05日
夢中になって読んだのは『勾玉三部作』だけど、シリーズ6冊分の積み重ねのせいか、荻原作品でいちばん印象深いのが、『星降る夜に願うこと』のラストシーン。このラストシーンがたまらなく好きな私にとって、本作は待望の後日譚だ。
真響の視点を通して読むからこその、これまでと違った真響への印象を抱いたり、やっぱり...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月28日
深行と真響にまつわる、本編の裏側の短編。
主人公とは別の視点で彼女が眩しく思う人達も、やっぱり眩しく思っていたという、思春期あるある。
脇役もストーリーをもっていて、それだけで話が成立する物語は、やっぱり間違いなく面白い!!
作者あとがきでそこまで意識していた云々で、脱帽!
個人的には真響をもっと掘...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。