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Posted by ブクログ 2014年06月24日
一章ごとに一つの動物を取り上げ、それぞれの動物にまつわるファンタジーについて語られている。
ファンタジーの手引書としても軽い評論としても読める、まさに読む価値のある本である。
クマやライオンなどの現実にある動物から始まり、「ライラの冒険」シリーズのダイモンで終わる心憎い構成。
特に、佐藤さとる...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月27日
物語に出てくる動物だけじゃなく、実際に飼っていたヒヨコやおもちゃのカエルの事まで書いてあって面白い。
猫,グリフィン,白鳥,ドラゴン,ダイモン,の回が特に好き。
グリフィンの回で、DWJの「ダークホルムの闇の君」について書かれてて、どれも共感出来る事だったのが嬉しい。
反対に、ユニコーンの回で絶賛...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月27日
神話とか民俗的な話題とか。
自身の動物と本にまつわる体験を通して、その辺を熱く語る1冊。
荻原規子好きには、そういう面で最高に面白い本。
僕のような、「ファンタジーに馴染みが薄いけど、荻原規子は大好き」って人にとっては、古典・名作ファンタジーへの架け橋、読書のススメになります。
誤魔化しや茶化し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月19日
ファンタジーや神話民話に登場する有名無名の動物たちを、章段ごとに作者の思い出を絡めながら語る一冊。
私は未だに、自分が幼少〜中高生時代にファンタジー含む日本・世界名作にあんまり触れてこなかった(専ら漫画と星新一)のがちょっとコンプレックスなのだが、
それでも「本に登場する動物」という存在には心ときめ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月09日
心に残ったエピソードは三つ。古事記に現れる馬の皮。カエル漫画を描きつづけた理由が読者の存在だという話。何故ファンタジーが中世欧州風世界で展開されるか。
馬の皮は何か養蚕と結びつくようなのだが、何を意味するのかが現代では明らかでないというところでエッセイは終わる。この分からなさが妙に心に残った。
カ...続きを読む
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