荻原規子のレビュー一覧
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来年の大河ドラマ「光る君へ」を恙無く迎え撃ちたい。ようやく重い腰を上げて、とにかく現代語訳を読み通そうと手に取りました。
光源氏の、困難な色恋が絡むと自分をもどんどん困難に追い込んでしまう様が見ていてしんどい。そしてちょっとだけ笑える。
でもこの時代の女の人たちは大変だな……。こんなクズでも光源氏は...続きを読むPosted by ブクログ -
真澄くんと深行くんが好きなので、この巻後半はずっと嬉しかったしソワソワしてた…。続き読まなきゃ。面白くなってきた…。Posted by ブクログ
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源氏物語の主要な話をピックアップした現代語訳本です。
テンポよく進むので読みやすいです。
こんなに面白いストーリーだと思わず、外で声を出して笑ってしまいました……。
源氏物語の和歌を楽しみたい人は物足りないかもしれません(現代語訳がさらっと乗っているだけ)が、それもストーリーをさくさく読むための工...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わってしまって寂しさと幸福の間で彷徨っています。
荻原さんが後書きにも書いてあった通り、深行と泉水子にとってはスタートラインに立ったばっかりで、
一読者である私としてはこれからも2人の人生をずっと観ていたいと思ってしまいます。
この作品はある1人の内気な少女と性格に難ありな少年の成長スト...続きを読むPosted by ブクログ -
学園祭当日編。
この巻の見どころはやっぱり深行が泉水子を助けに行って、おれを必要だと言えというところ!
そして泉水子もその場で返事しないあたり奥ゆかしさとむず痒さがあってよかった!
次で最終巻、世界遺産候補に選ばれた泉水子がどうするのか…
後一貫で片付けるのは大変だと思うし、一回読んだはずなの...続きを読むPosted by ブクログ -
中学生くらいの時に読んだ以来、久しぶりに目に留まって手に取りました。
一巻はまだ山から出ず臆病な女の子が自分の不思議に気づき始める話であるけれど、
この先のワクワクするような物語を思い出すとページを捲る手が止まりませんでした。
和風ファンタジーで1番好きな作品です。Posted by ブクログ -
読みやすい。
けど、源氏はひどい!!
どうしてあっちこっちで女の人を作るのかな?
登場人物が多すぎてごちゃごちゃになる。
関係図みたいなものがあると嬉しい!Posted by ブクログ -
「青空勾玉」が面白かったので、以前書店で表紙を見て気になっていたこの本が、同じ作者さんと知って迷わす購入しました。6冊合体本読みきれるかと思いましたが、一気読みでした。重い内容なのに読後が爽やかで、このあとに続くであろう主人公たちの物語を想像するのが楽しい作品でした。
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アニメから入ったクチなのですが、原作を読んでみれば、心情の描かれ方がこまやかで繊細で、もう圧倒的な世界観にひきこまれました。
深行が泉水子に対して異常に手酷く辛辣な言葉対応をしていたのも、私はちょっと納得できてしまったから自分にも驚きました。
ただでさえ深行の生い立ちってちょっとネグレクトっぽく...続きを読む -
良家の教養を身につけるべく、トーラス女学校へ入学することとなったフィリエル。表向きは平等で清らかな学園だが、裏では貴族の娘たちの陰謀が渦巻いていた。
更に、命を狙われたルーンもフィリエルの後を追って女学校へ入学することになる。
真夜中に部屋に入ってきたフィリエルに、深く口付けるルーン。あんなに積極...続きを読むPosted by ブクログ -
1巻から比べれば泉水子は成長したなあ...としみじみ思った。
泉水子はこれからきっと新しい未来をつくっていけるのだろうと予感させる結末。Posted by ブクログ -
今話題の源頼朝が主人公。ファンタジーがしっかり織り込まれているものの、少年頼朝の成長ものとして楽しめた。
別作品の外伝的作品。本編より先に読んでしまって無念。Posted by ブクログ -
図書館で借りて読んでましたが、電子本を揃えました。凰城学園の人物が整って物語が始まるこの巻が良い話だと改めて思います。
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シリーズ3作目。やっと出たかーという感じ。間が開きすぎて、主人公美綾と八百万の神モノクロ以外の登場人物を忘れてしまっていたが、その他の人はあまり関わってこなかったので、全く問題はなく、おもしろかった。
今回、モノクロと美綾は時空を超えて、若き日の平将門の時代へ行く。
歴史にあまり詳しくはないのだが、...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりのエチュードシリーズ。
久しぶり過ぎて、色々忘れてしまっていた。
それでも過去を遡るなんて面白すぎて、夢中になって読んでしまった。
小説なのに美綾が羨ましい。
神話と史実が地続きで繋がっており、とても読みやすかった。
ユカラの存在など、全てが綺麗に収まり、なるほどーと感嘆してしまった。Posted by ブクログ