嶽本野ばらのレビュー一覧
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私もふりふりひらひらのお洋服を着る者です。ロリータとコメディって共存しうるんだ…!!こんなにかわいいのにこんなにウケる。Posted by ブクログ
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強い強い執念の権化と
美しくて粗暴な存在が
奇跡的に出会ってしまう。
MILKの服の好みが
神がかり的に一致する。
エスもパンクも
未来を犠牲にして
永遠を掴もうとするのだろうか。
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趣味が正反対でも、思想が合わなくても、学校の偏差値が天と地ほど隔たっていても人間は「ダチ」になれる。サイコーですね。人間が友達になるのに必要なのは自分の生き方に筋を通すこと……そんな友達がいるなら、絶対離しちゃだめなんだと強く思いました。Posted by ブクログ
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一瞬近代文学を思わせるような美しい文体なのだが、2000年代に書かれたものということで衝撃を受けた。
2作品ともハッピーエンドではないし、節々にネガティブな空気感を醸し出す作品ではあるが、愛の発見と喪失があまりにも魅力的にかかれているので、後味の悪さというよりも現実の愛のあり方について考えさせられ...続きを読むPosted by ブクログ -
嶽本野ばらは、いつも気になる作家さんだ。
私自身はロリータファッションをする人でもなく若くもないけど、嶽本野ばらの作品からはロリータはただファッションではなく生き方そのものなのだ、ということがよく伝わってくる。
「スリーピングピル」、「シシリエンヌ」、「タイマ」と読んできて4冊目。
話のテンポも...続きを読むPosted by ブクログ -
ヤンキーとロリータの女の子の友情物語…と言ってしまうと陳腐な感じがするけど、全然そんなことない。ふたりの生き様がかっこよくてしびれました。そして友情がないと言いつつもお互いの胸の裡にはたしかに友情が在って、とても胸があたたかくなりました。友情っていう安っぽい言葉がないからこその絆みたいなものを感じま...続きを読むPosted by ブクログ
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バイブルであり、毒薬。
大人になって改めて再読して、これはある種の少女にとっての毒だと思った。
素直な心のままに読めば少なからず影響を受けてしまう、けど影響を受けなければ生きられない人がいる。
そうして毒を呷って心に不可逆な歪みを抱えなければ生きていけない存在こそが、乙女というものなんじゃないかな。...続きを読むPosted by ブクログ -
好きなのは前作、だけどコッチを取り憑かれるように読んだ、解説が良いのだけど本文のインパクトが大き過ぎて頭がボーッとしてる中駆け抜けて読んだので再読したいPosted by ブクログ
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野ばらちゃん(今回はそう呼ばせてもらいます)の本はこれで12冊目。私の読書遍歴の中で、野ばらちゃんほど特異な位置にある作家は居ません(ちなみに私は乙女でもなければ女のコでもありません)。これには正直、自分でもよく分からないのですが、でも結果として、私は文庫本『ミシン』を初めて読んだ時から、Vivie...続きを読むPosted by ブクログ
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「乙女のバイブル」と呼ばれた本作には、野ばらさんの美的観念が結晶のように凝固しています。あとがきで野ばらさん本文を「ペダンチック」「青臭い」などと述べていましたが、私はこの増幅系の、歪みきった野ばらさんの文章が大好きだと言うことに今更、本当に今更ながら気がつきました。
『ミシン』や『エミリー』を読ん...続きを読むPosted by ブクログ -
20年振りに再読。表題作他、「世界の終わりという名の雑貨店」収録。初めて野ばらさんの本を読んだのがこちらの作品でした。どしようもなく青くて痛々しくて、不器用で歪、恐ろしく純粋で気高い――「世界の終わりという名の雑貨店」はそんな作品です。人を好きになること、愛することはきっと傍から見てそんなに美しい姿...続きを読むPosted by ブクログ
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これが僕がはじめて読んだ嶽本野ばら作品でした、
こんなにも退廃的だけどなにか違うと思ったのは初めてです、
多くの性的表現があっての作品かなとは思いました
けれど、そこがいい!と僕自身思ってはいます、
Posted by ブクログ