嶽本野ばらのレビュー一覧
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乙女の定義ってご存知?
それは、意地悪でわがまま、かわいいものだけしか愛さない精神の持ち主。
生活の全てを「かわいい」で埋めつくすことによって、乙女は乙女であることに安堵します。
その「形式的」な儀式がもたらす安心感は、疲れ切った現代にこそ必要な、美しい「哲学」ではなくて?
男であっても、乙...続きを読むPosted by ブクログ -
様式美のエンターテイメントと感じた。
短編集です。
語り口は美しいけど、獄本野ばらさんはフィクションらしい都合の良い美しさに収まってないところが好きだ。
「Religion」のセックス目的の男たちとか、ボーナストラックの「Notsubo」もそうだけど。美しい幻想だけではなりたたない世界というの...続きを読むPosted by ブクログ -
野ばらちゃんのエッセイが大好きで、書籍化されているものは全て読んだ。
それでもやっぱり、これは特別。
花柄のブックカバーをかけて毎日持ち歩いているけど、そんなことしなくたってこの作品はいつも、胸の中にある。
中学生のころ、何もかもが大嫌いで信じられなかったけど、この本だけはわたしの味方だった。わたし...続きを読むPosted by ブクログ -
カフェー小品集と同じくらい、大切。
これを読むときに使うしおりは、押し花にした形見分けのバラの花びらか、ステンドグラスのフクロウでなければならない。という、いつの間にか決まってしまった(わたしの)ルール。Posted by ブクログ -
映画にもなった「下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん」の続編です。
茨城人はこんなのあるある~って言いながら暢気に楽しむが吉。東京-水海道間の高速バスで起こった殺人事件で、推理小説の形を取りつつも、ロリータの桃子とヤンキーのイチゴとの友情と青春が主題なんだなと感じました。
イチゴの真っ...続きを読むPosted by ブクログ -
『下妻物語』の続編。
めちゃめちゃおもしろかったと断言できる。
娯楽小説、エンターテイメントとしては最高だ。
主人公のロリータ少女モモコのお洋服へのこだわりはますます強くなり、ツレのイチゴのヤンキー度も最高潮。
2人は一巻よりますますパワーアップしている。
モモコの芯のブレない考え方はとても潔い。...続きを読むPosted by ブクログ -
大好きな野ばら先生の処女作
本当に脆くて透明な短い短い物語
世界の終わりという名の雑貨店にあなたも訪れてください
ストーリーは若干異なりますが
映画も是非・・・
ストーリーは若干違いますが
そんなことは特に問題ではありません
いいとか悪いとか
関係なく私を変えた1冊でした
ごめんなさい・・・本編...続きを読むPosted by ブクログ -
四郎=hydeだと思ry
それでなくても色々考えさせられました。
宗教って何なんでしょうね。な事を丁度少し思ってた時だったので、二度三度読み返す内何度も感銘を受けました。
最後の締め方も好きです。Posted by ブクログ