嶽本野ばらのレビュー一覧

  • 下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん
    嶽本さんの作品、初読みです。

    大爆笑でした!電車で思わず吹き出してしまった。
    冒頭のロリータの解釈というか、歴史?からしてすでに描かれ方がギャグ!

    正反対の性格、趣味趣向のイチゴと桃子。なんてったってヤンキーとロリータ…どこをどう見ても交わるところがひとつもないのに、なぜかお互いのことを認めるよ...続きを読む
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件
    なんだこれは!

    おもしろすぎるぞ!!!

    桃子がより性格悪くなってるぞ!

    完全に警察なめてるし!!

    でもおもしろいからなんでもいいわ!!
  • 下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん
    桃子もイチゴも、誰よりもまっすぐで、自分に正直で、読んでいて応援したくなった。
    とても面白かったので、野ばらさんの別の作品も読んでみたい。
  • ミシン missin’
    すっごく綺麗な純愛。おとぎ話みたいなのに引き込まれてしまう。いちいち文章も人物も美しい。
    読み終わってから夢中で『MILK』について調べてサイトを見ながら世界観に浸ったことが忘れられない。高級な砂糖菓子のような、栄養にならなくて可愛くて甘い話。短編ふたつとも甲乙つけがたい愛しさです。
    とろけるほど魅...続きを読む
  • 下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん
    茨城県下妻市というド田舎を舞台にしたロリータ少女、桃子の物語。家庭の都合で越してきた彼女はロリータ服を買うために偽物ブランド品を売る過程で、地元のヤンキーであるイチゴに出会い――。
    桃子の毒舌が何とも痛快。単純に青春小説としても楽しめますが、下妻周辺の事情を良く知る人にとってはさらに楽しめる内容だと...続きを読む
  • 下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん
    語り口のユーモアさと、「ヤンキーとロリータ」という相反する思想の間に生まれる友情に痺れる作品。こんなダチトモが欲しかった(;ω;)。
  • 下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん
    映画大好きだったのに今更原作読んだ。
    映画だとイチゴはモデルを嫌がってたけど、ヒラヒラ着るのも悪い気分じゃない、と言ってたのが、リアルだなぁと思った。(可愛い~)

    映画は映画の、原作は原作の面白さがありますね。
  • カフェー小品集
    阿佐ヶ谷ヴィオロンは大好きなカフェーです。
    ブランデー入りのコーヒー飲みながら静かに本読みたいなぁ。
    ニュートンの林檎のモンブラン持ち込みで。
  • ミシン missin’
    自分は乙女ではないと実感させられた
    自分の周りの見慣れた景色
    洋服 バンド 出待ち…苦笑
    これだけ共通するものがあるのに
    なぜ共感はできないのか
    乙女ではないと思うのか
    楽しく考えられました
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件
    やばい。正直前作、映画化になったものよりも面白い!
    イチコと桃子の掛け合いもたまらないし、
    今回はミステリーを含んでさらに面白くなっていたし、最後の桃子の涙溢れるシーンは堪らなかった!
    大人になった2人で続きを作って貰いたいです!
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件
    下妻物語 続編
    殺人事件に巻き込まれた桃子とイチゴ

    下妻を舞台に
    とってもおもしろいおはなしが展開されます
  • ハピネス
    嶽本さんの本で初めて読んだ本です。

    結論から。
    とっても感動しました。
    所々ファッションブランド名が出てきますが、あまり知らない方でも読むことができます。
  • シシリエンヌ
    これからもずっと心に残り続けるであろう大切な本。

    哀切ながらも甘美なラストが印象的です。

    結ばれないからこそ、美しいまま永遠に残る愛。

    「もしも誰かが自分の心臓になってしまったら…」私も貴女と同じような決断をするかもしれません。
  • カフェー小品集
    カフェーを舞台に、さまざまな人間模様が交錯する短編集。

    どれも個性的で、読み応えのあるお話がそろっています。

    この本を片手に、カフェー巡りをしてみたくなりました。
  • 鱗姫
    歪な狂気も、突き詰めれば崇高なものに昇華する。

    そんな感じ。

    凄惨なシーンも散見されますが、個人的には最高の作品かと。
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件
    前作までのテンポがそのまま炸裂。
    相変わらず面白い。
    脳内では、深キョンと土屋アンナと小池栄子が動き出して
    話が進んでった。
    最後にはホロリと涙しそうになったワイ。
  • シシリエンヌ
    ヒロインの女性が素敵過ぎて困った
    こういう芯があってでも繊細且つ妖艶で
    圧倒的な存在感がある人って素敵だなぁ…

    最後は自分の幸せが怖くなったんだろうなぁ
    幸せになるとそれと同時に幸せの終わりも出来てしまうから
    その幸せのまま、終わらせたかったのかなって思う

    いわゆる逃避行ってやつかしら
  • ハピネス
    野ばらさん初心者さんに、良いのではないかなと思う本。
    切なくて純愛で、ロリータファッションへの思いと「好きなことを好きなだけやる」という楽しさがぎゅっと詰まってます。

    最後はやっぱり切ないけど、読んでよかったと思えるのです。

    読後感も良いです。
  • ハピネス
    心臓に病を患っている少女が、自分があと1週間で死んでしまうことを彼氏に告げることから、物語が始まる。
    死を受け入れ、残りの短い時間を愛する人と濃密に過ごそうとする彼女。
    彼女の死に疑問や悔しさを感じつつも、彼女のまっすぐな愛にこたえ、自らも彼女をまっすぐに愛そうとする彼氏。

    物語は確実に「彼女の死...続きを読む
  • ハピネス
    電車内で読み始めて、約50ページで号泣してしまった。
    ただただ切ない。
    愛する人との死別という恋愛小説としてはベタな展開なのに、
    群を抜いて綺麗で真っ直ぐである。
    私も彼女と同じくInnocentWordをこよなく愛し、
    最近ロリィタデビューした身。
    その辺りも相俟って、最後まで涙が止まらなかった。