嶽本野ばらのレビュー一覧

  • カフェー小品集
    カフェ好きなわたしに友達が勧めてくれた作品。嶽本野ばらの話は初でしたが、ステキな表現がいっぱいで◎

    古き良き時代、いつまでもそれを匂わせる、実在するカフェー…そう“カフェ”ではなく“カフェー”を舞台に繰り広げられる「僕」と「君」の恋愛物語の作品集。

    メモ_φ(・_・)
    僕は君の溝にこびりついた...続きを読む
  • ロリヰタ。
    初野ばらさん。

    面白かった。
    モデルの君は可愛いし魅力的!
    ロリコンだっていいじゃない。(笑)
    ノンフィクションだったらもっと面白いのに。

    「ハネ」が人気ですね。
    私はあまり好きではない。
  • それいぬ 正しい乙女になるために
    乙女になったり、意地悪になったり、各章で魅せる文章の違い
    が最高!
    京都の鍋焼きうどん食べにいっちゃった。
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件
    桃子の最強突っ込みと、イチゴの最強ボケのやりとりは本当に笑えます(電車の中で笑いをこらえたこともありました…)。最後にはちょっとしんみり。あと、無性におしゃれをしたくなります。ロリータはしませんが、あーだこーだとコーディネイトを考えるのって楽しいです。
  • カフェー小品集
    ******引用******

    君と僕とは恋人ではなく、恋人というフェイクだったのかもしれません。僕達はこの世界の濃密さに耐えきれなかった。生まれ、食事をし、労働し、婚約し、子供を作り、育て――という世界の摂理が恐ろしくてならなかった。本物の星空よりプラネタリウムの星空、アフリカの大地よりも動物園、...続きを読む
  • それいぬ 正しい乙女になるために
    元彼からもらって、ずっと読み続けているもの。野ばらおじさまの中で、一番まともなこと書いてる気がするし、普通にバイブル。
  • 下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件
    前作より磨きのかかった桃子の性悪っぷりがすごい。
    ドン引きするくらいだけどそれすらいつの間にか痛快になってる。
  • 鱗姫
    野ばらちゃん作品の中で1位2位を争う作品
    やぱ、あにいもうとは最強
    琳太郎くんいたいなお兄ちゃんがほしい
    楼子さんのお肌に対しての思いを読むと
    自分も美しくなる努力をせねばと思わせる
    鱗の描写もおどろおどろしくてすき

    しかし終盤のところで、枚数制限があったのか
    野ばらちゃんのモチベーションが下がっ...続きを読む
  • シシリエンヌ
    出だしから、ちょっと驚きました(笑)すごい官能的。
    だけど、野ばら作品はそれだけではありませんとも。
    メリザンドの決断。ペレアスの想い。切なくて苦しくなりました。
  • ロリヰタ。
    ロリヰタよりも後半の「ハネ」が印象が強かったかも。
    「ハネ」を作り続ける、彼女の純粋な想い。
    切なくて苦しいけれど、好きな作品です。
  • ツインズ twins―続・世界の終わりという名の雑貨店
    この作品をイマイチ理解できないのは私の情緒の欠如からでしょうか。
    心情、結末は読み取れましたが、物語り全体の意図があまりよくつかめませんでした。
    何回も読み返す必要がありそうです。
  • それいぬ 正しい乙女になるために
    なんていうか、いろいろ影響された本。
    野ばらのいうことには納得する部分も多ければ、納得しない部分もたくさんあるけれど。
    でも、吉屋信子さんとか夢二とかそのあたりの世界と出会うことが出来たのは、野ばらの本を読んでたからなんだろうなーとか浸ってみましたよ
  • ツインズ twins―続・世界の終わりという名の雑貨店
    女子高生だったころに読みました。
    その頃よりは少し大人になっても
    「魂の双子」に妙に共感してしまいます。
  • ミシン2/カサコ
    ツインズと下妻、どちらも神作品の続編ですがどっちも読むんじゃなかったわーと思ってたんだよね
    でもこれは結構面白かった!
    自分的にはミシンはあの儘カサコがミシンをギターで殺しましょうと言ったところで終わって欲しかったけどさ。
    それでもこれはアリ。
  • 鱗姫
    お嬢様の龍烏楼子。彼女は誰にも言えない秘密があった。
    少しグロくて怖い部分もありましたが、かなり面白いです。
    乙女調の文章がおもしろい。サラッと読めました。
  • 恋愛の国のアリス プチ・エディション
    不思議の国のアリスを基に、野ばらちゃん的恋愛観が描かれています。
    ミュシャの絵も出てこれば、恋愛にアルコールは禁物!とのお話も。
    恋愛のみならず、乙女の生き方にも通じることがたくさんです。
  • ツインズ twins―続・世界の終わりという名の雑貨店
    「ツインズ」の続編。
    JaneMarpleのお洋服が登場します。
    美しくも悲しい物語。
    何箇所か過激な描写がありますので、苦手な方はご注意を。
  • ロリヰタ。
    「言葉なんて、思ったことの全部が、伝わらなくて当然なんだよ」

    登場人物の女の子の言葉に、私ははっとさせられた。
    当然と言えば当然のこと。


    同収録の「ハネ」も、そういったメッセージが込められているのではないだろうか。
    不思議な格好をして、世間の事を知らなければ、
    こんな子なら罪も犯すだろうと、「...続きを読む
  • シシリエンヌ
    俺は全然乙女じゃないんだけど、
    実は乙女かもしれないけど、
    この人の書いてきた一連の本に流れる空気、好きだ
  • ロリヰタ。
    2008.7/30
     「ロリヰタ」「ハネ」の二編。「ハネ」は切なすぎる。ブーム、マスコミ、警察。世間への嫌悪。