感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2010年10月22日
本屋で見つけて何となく惹かれて深い考えも無しに買って読んだ本ですが、すごく面白かったです。「うさぎドロップ」じゃないけど、年上の男の人に少女は惹かれるものなのでしょうか(笑)。そういう私自身がまさにそういう少女時代だったと久方ぶりに思い出しました。
日本にはまだ八百万の神様ってすぐそばに居るのかもし...続きを読むれない。そんな気分になりました。
Posted by ブクログ 2010年08月12日
Fellowsの作品は作りこんである作品が多くて好きです。
森薫さんの作品なんかはきちんとした取材に基づく美麗な絵で進むストーリーなんかが特徴ですが、
この作者は新人。新人なりに絵は上手いといえども、やはり少し大味なところはある。
けれど、それを補って余りある暖かいお話がとてもいいと思います。
一...続きを読む冊完結で読みやすいし、誰にでも薦めたくなるような一冊です。
Posted by ブクログ 2013年09月28日
鍛冶師が集う田舎町。
打てや打てと囁くのは鍛冶場の神。
見習い鍛冶師の打つ鋼の音が鳴り響き、孤独な少女の心を誘う。
青年は伝統工芸の厳しい現実を知りつつも鍛冶師の道を選び、少女は成長して青年に淡い恋心を抱くようになります。
鍛冶場の神との拙い交流も微笑ましい。
ふたりの未来に幸あれと素直に願わずには...続きを読むいられません。
Posted by ブクログ 2011年05月21日
小さな鍛冶場を舞台に、鍛冶職人見習いの若者と、音に惹かれて立ち寄った女の子、そしてその子にしか見えない神様の物語。雰囲気がとても素敵でした。とても綺麗な物語だと思います。
Posted by ブクログ 2010年12月01日
話の流れについてはあれ?と感じることもあるものの、それ以上にうまくまとまっていて、よかったねと最後に思う。そういえば、身近な神様のことを意識しなくなってしまったのはいつの頃からだろう。
Posted by ブクログ 2010年08月17日
仕事第一の母がかつて飛び出した故郷に、「置いていかれた」少女が、初めて聴く音を追って着いた先は工場。そこで火の前に座っていたのは青年。
青年の後ろ、または少女の横には狐面をつけた炎の守り神がいるけど、その姿は少女にしか見えない。
少女がいつの間にか、音が好きではなく、青年が好きになり、ハッピーエンド...続きを読むを迎えるまですくすく育つお話。
母も最初は正直オイ!と思う存在ですが、まあそこだけはご都合主義というか、実はいい人的なフォローが入るので、少女と青年以外の周辺も含めてめでたしめでたしと言えるかなと。
装丁のノンスルーインクが素敵です。
Posted by ブクログ 2012年01月28日
荒削りな感じはあるものの、ほんわかする物語。
ちょっと引っかかるのは、年齢差。
最初出会った時、みっちゃんランドセル背負ってたもんな。
主人公二人より、周囲の人間(杉山くんやキツネちゃん)が皆やさしくて
わたしはそのあたりが好き。
Posted by ブクログ 2012年03月24日
なんかの雑誌で紹介されていて、気になっていた漫画。ラストの方の展開にはちょっとビックリしました。
時間軸とか展開が、急に変わるから解りにくいとこもあった。でも可愛い女の子が描ける、それだけで一気に漫画に華が出るんだなと感じた。
Posted by ブクログ 2010年09月12日
期待していたような話ではなかったけど、これはこれで良かった。もっとキツネちゃん周りの、「鍛冶場の神さま」の話を広げてほしかったけれど。あと初恋は成就させちゃダメなんじゃなかろうか。てっきりお母さんとケンちゃんがくっ付いてみっちゃんが成長するハートフルストーリーだと思ったのに…。これじゃケンちゃんがた...続きを読むだのロリコン。
Posted by ブクログ 2012年01月09日
小さな恋の音親の離婚で田舎に越してきた少女は、ある音に心を奪われる。「カン!カン!」というその音は、亡くなった父の鍛冶屋を守るため、死に物狂いでひとり鋼を叩く青年が鳴らしていた。そんな二人と神が、守るものを見つける物語。それなりにまとまっていて、ジブリとかがアレンジしてアニメ化したら感動大作になりう...続きを読むるかも。ただ神様のキャラがいまいち判然としない。もうちょっとうまく書いてくれれば良かったのに。あとこんなに「みんな幸せ」みたいな話なのに、あの同級生の少年をうまく落としこんでいないのは残念。何かがたりない。