感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2011年07月06日
これをはじめて読んだのは『特上カバチ』がドラマ化されていたので本屋で偶然見かけたので手にとって読んでみたのですが、作者の波乱万丈な人生と『手にではなくて頭に職をつける』という言葉がすごく印象的でした。
おもしろかったです。一気に読み終えてしまいました。この本を手にとって見たきっかけというのは、作者...続きを読むが監修する『特上カバチ』がドラマ化されていたというので、それで手にとって読んでみたのです。読んでみての第一印象はこの作者ってすごく波乱万丈な人生を送った末に『法律屋』になったんだなぁ、ということでした。父親が母親をことあるごとに定規で殴り、母親が
「もっとやりんさい、もっとやりんさい」
という家庭環境で育った作者は高校を中退したあとで職業を転々としていたときに当時雇われていた運転代行会社の社長にされた理不尽な扱いのくだりは自分もこの本に書かれている事に少しに似たような経験をしただけに、ものすごく真実味がありましたし、とても人事とは思えませんでした。
一時期は花屋などの職人にもなろうと思ったらしいのですが、職人として稼げるようになるには作者の指摘どおり、一人前になることはもちろん、独立して人を使わなければ儲ける事はできないという事実に直面し『手よりも頭に職をつけよう』と決意した作者は猛勉強の末に海事代理士、行政書士の資格を取得していきます。そして、彼のいう『法律は
弱いものの味方ではなく、「知って」いる人間の味方なのだ』ということがこの本を読んで改めて思い知りました。
法律がどういうものかを知るためのきっかけには、すごくいい本です。
Posted by ブクログ 2013年05月08日
『法律カバチ!』に続いて田島隆2冊目。
今回の本は前半に田島隆の生い立ち~法律屋になるまでが自伝的に書かれている。
中盤以降は実践的なトラブルに関する法律の使い方。
一部は『法律カバチ!』と内容がかぶっているが、こちらも楽しめた。
法律屋になるまでは親の借金、高校中退と、辛酸を舐めてきた。賃金未払い...続きを読むに遭遇し、無料法律相談に相談する。そこで内容証明というものを知った。
するとこれまで威張り散らしていた社長が、未払い賃金を払ったのだ。そして法律を武器にしようと考えるようになる。
Posted by ブクログ 2013年05月06日
サクサク読めて会社の往復で読めた。NPOでも行政に戦いを挑めるような、そして勝てるようなシーンを何度か見てきて、法律とか条例をどれだけ知り、駆使できるかというのはとても重要であり、かつ最近興味が湧いている。はっきり言って「勝つ」というレベルに行くのは相当の知識と場数が必要だけれど、興味を持って知る努...続きを読む力をしていきたい。あと、周りの人で苦しんでいる人がいれば、解決策は出なくともなんらかのアドバイスや道筋(まずどこに相談すればいいのかとか)を示せるようにもなりたいな。そしてこういうことこそ学校で教えるべきではないのか。
Posted by ブクログ 2024年01月20日
法律知って賢く生きたいw
って事で、田島 隆の「大人のケンカ熟考 ホーリツ的に正しい逆襲の作法」
カバチタレの作者の書いた自伝的なホーリツに関したお話。
知っておく、知らないでは雲泥の差が有るのね…。 大人のケンカは拳じゃないで、頭とホーリツを使いこなして戦うんじゃい!
勉強しましょう。
Posted by ブクログ 2021年01月31日
一晩の不倫の慰謝料は100万円が相場
内容証明を送るのがまず最初にやること
うっかりサインはとにかくだめ。その場でサインしない。
ヤクザとの争いはファミレスに呼び出してやれ。一対一はだめ。
行政書士は代書屋と呼ばれる。
Posted by ブクログ 2012年05月29日
漫画「カバチタレ」の著者が書いた本です。まぁ、困ったら専門家に相談しましょうという内容ですが、エピソードを交えながら書かれているので読みやすいです。漫画のほうが面白いかも、、、ですが。
Posted by ブクログ 2011年06月25日
ケンカ術という意味では、コミック「カバチタレ!」の読者ならば、すでに読んだことのある内容(現状と対処法)が多いので、それほどオススメしない。が、コミックの背景にどれほどの作者の実体験がにじんでいるかを知る上では、興味深い。
どんな人の表現にも、その人が生きた分だけの過去の想いが込められている。