【感想・ネタバレ】アベノミクスでも消費税は25%を超えるのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年12月26日

①デフレ脱却:受給ギャップが原因・被価格競争を目指すべき・
②日本経済復活:人口減少・労働生産性の定価と構造的もんぢを抱えている。製造業のさうまいるカーブ・官学の連携・海外企業の誘致
③歳出削減:日本の歳出はムダがほとんど削減され無駄がない。政府の多額の資産はほとんどが売却困難。税収が歳出の半分以下...続きを読むと恒常的に不足している。
④財政破綻論:国債を国内で消化→償還のための税負担は将来世代が負担をする。豊富な国内貯蓄→高齢化に伴う貯蓄の伸び悩み。銀行や金融機関の安定的国債消化→安定的な投資家ではない、低金利の保証もない。中央銀行の通貨発行→急激なインフレ
⑤経済成長論:歳出削減・増税の必要性有り。財政構造を改善すること(経済成長に伴い財政規模も拡大するため)。公的債務残高比GDP→成長率が金利を上回る保証もない。公的債務が成長を抑制する可能性
⑥増税:デフレ時の増税をしないという考えは間違い。実体経済の状況を加味する必要。増税を先送りすることによる財政破綻の危機感を持つこと。
⑦消費税:財源調達力が高く安定している。景気に対して中立的。将来世代と現役世代の格差を是正すること。単一税率=国際的評価が高い、効率性が高い。低減税率=高所得者ほど有利。
⑧社会保障制度:「増税vs社会保障費削減」が対立軸。「高福祉・高負担」・「低福祉・低負担」・「中福祉・中負担」のいずれかを選択する必要性。現在は「中福祉・低負担」のためミスマッチが起こっている。そのため、負担率を高め中負担を目指すべき、そして制度の透明化を図るべきである。
⑨国と地方:国と地方との行政責任の所在をはっきりさせる
⑩日本の進むべき道:決められない政治からの脱却・受益と負担の世代間格差の是正・

政治家が将来世代を含めた歳出削減・増税などの痛みを伴う政策を国民に訴え、せっとくすること。

0

Posted by ブクログ 2013年09月08日

国家財政破綻防止のためには、最終税率は30%となる根拠を示しながら、仮に「中福祉・中負担」を目標としても、消費税率は25%、今回増税で10%にしても、あと15%の追加増税が必要で、そのうえ不足分(消費税5%分)に相当する12兆円の歳出削減が必要だとする。
様々な楽観論についての、具体的反証を挙げなが...続きを読むら、警鐘を鳴らし、対案が示されている。
総論では危機が現実のものとして論証されていると思えるが、所々に、筆者の結論に到達するための強引な組立のように感じられる点もある。

0

「ビジネス・経済」ランキング