【暗黒版】性獣家庭教師

田沼淳一

そこは異常な寝室だった！妻は眠る夫を逆向きに跨いで肉棒を舐めしゃぶり、 青獣と化した我が子がバックから美肉を貫く。 父の眼前で母を抱く息子の顔には狂気の笑みが！全てを仕組んだのは大学生の悪魔家庭教師……

• カテゴリ: アダルト
• ジャンル: 官能小説
• 出版社: フランス書院
• 掲載誌・レーベル: フランス書院文庫
• ページ数: 464ページ
• 電子版発売日: 2017年05月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[タナカ · ★★★☆☆]

惜しい

可愛いうぶな人妻をセックス漬けにし変態調教していく辺りまでは興奮させられたが、息子も交えた親子調教に入った辺りから少々芝居が掛かった表現になり没入出来なかった。もっと親子の人間性を破壊する様な変態調教してもらいたかった。

[匿名 · ★★☆☆☆]

主人公の真の目的は…？

実は初版の頃に読んでいましたが、すっかり話を忘れていたので、加筆修正も有るとの事で改めて読みました。

読んでいて色々と思い出しました。先ずこの作品は主人公とヒロインは既に｢調教済｣の関係から始まります。初読時も｢おや？｣と思ったのですが、この作品は｢ヒロインを嗜虐的に貶める事｣が主目的ではなく、｢美貌の親子を相姦関係へ落とし混む事｣が、主人公の真の狙いなのです。
その点がちょっと変わった作品なのですが、初読時にも感じたのは｢この主人公はヒロインに怨みが有る訳でも無し、親子を相姦関係に落とすことが自身の一番の快楽なのか？｣と云う点でした。
一般的なこの手の作品は、自分自身の快楽が最優先ですよね？自身の快感よりも、親子を陥れる事に一番の快感を持つと云う主人公の性格が、作品内ではその辺りの事が明示されないまま、終わってしまいました。

その点で今回の加筆を注目していたのですが…、これは単に｢主人公とヒロインが出会って、そういう関係を結ぶまで｣の事を書いているだけでした。又、色々事情は有るのかもしれませんが、加筆分が｢ほぼ一章分有る｣ので、それを後ろにくっ付けているため、｢最終章～(完)｣の後に｢第一章｣がくっ付いている様で、全体のバランスがかえって崩れてしまった感が強いです。
付け足すとしても、もう少しサラっと足すなら良かったとは思うのですが…。

総合的に、｢加筆しない方が良かったのでは？｣と思ってしまったので、良い評価はあまり出来ません。そして、主人公の｢捩れた欲望｣についてこそ、加筆してほしかったなと云うのが率直な気持ちです。

｢加筆修正版｣｢完全増補版｣等と書かれると、こちらはワクワクしますが、結果的に初版の面白さを減退させてしまうのなら、あんまりこういう事はしない方が、結果的に｢読者離れ｣を防げるのではないでしょうか。

＃エモい ＃ドロドロ ＃ダーク