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妹の友達が家に遊びに来るのは、いつものことだった。
いつも塩対応で、目も合わせてくれない。
その日、俺は高熱を出して寝込んでいた。
玄関に立っていたのは、グレーのスーツ姿のあの子だった。
「看病、頼まれたから……勘違いしないでよね」
そう言いながら、額のタオルを替えてくれる。
「……初めて、なんでしょ?」
「私でよければ、卒業させてあげる」
熱が下がる頃には、塩対応は消えていた。
塩対応だった妹の友達の、看病の夜だけの顔。フルカラー。
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