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ピュリッツアー賞最終候補!衝撃の暴露! 斎藤幸平&宇多丸、大推薦! 児童労働、人身売買、1日12時間掘っても1ドル…コンゴ人の証言を通して初めて描かれた苛烈な搾取!
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Posted by ブクログ
かつてないほと重い本だった。レイチェルカーソンの沈黙の春以来か。犠牲者が明確な分、こちらの方が強く打ちのめされる。今、感想を打つこのスマホも元を辿れば何なのか。人類の歴史に闇がないことはないのだと思った。
「どうかあなたの国の人たちに、コンゴではあなた方の使うスマホのために毎日子供たちが死んでいるのだ、とお伝えください」(本書より引用) リチウムイオン電池が実用化されて、モバイル端末や自動車に幅広く使われるようになったことは、多くの人が知るところです。でも、同電池の正極材料として使われているコバルト...続きを読むの採掘場(コンゴがコバルトの生産シェアで8割程度を占めています)では、コンゴの児童がたくさん劣悪な環境下働いていて、毎日事故等で死んでいることを知っている人は少ないのでは。 本書を読んで、大きなショックを受けました。フェア・トレード、バングラデッシュの縫製工場における児童労働等について、それなりの知識はありましたが、産業に革命を起こしたと言えるリチウムイオン電池に使われているコバルトについて、このような問題があるとはまったく知りませんでした。毎日の生活に欠かせなくなっている便利な道具が、コンゴの子供たちの過酷な労働と多くの死に支えられているという事実の前に、まさに言葉を失いました。 では、どうすれば良いのでしょうか?コンゴは、歴史的に莫大な天然資源を持ちながら、世界の最貧国を抜け出ることはできませんでした。そこには、為政者の問題や独立後も実質的に植民地化され続けてきたといった構造的な問題があるようです。 本書を読んだ後に、少し調べてみたところ、コバルト・フリー電池の開発が進められている、新規採掘需要を減らすためにリサイクル素材への移行が進められている等の対応策が採られているようです。これらにより、コンゴにおける児童労働の問題はある程度改善するかもしれません。しかし、コンゴの貧困問題を解決することにはなりません。コバルトの需要が減れば、コンゴの人の収入減になってしまいます。資源依存経済からの脱却がなければ、貧困から脱することは無理でしょう。 さっき言ったことと整合性が取れてないかもしれませんが、スマホはできるだけ長く使うようにしようと思います。
打ちのめされた一冊だった........。 恥ずかしながらこの事実を”知らなかった”。 今この時、日常を過ごすうえで、ラップトップ、スマホ、モバイルバッテリーは手放せない生活必需品になっており、また、AI普及で新しいエネルギー政策が世界中で議論されている中、20年後は自然エネルギーが世界を淘汰し、...続きを読むそのカギの1つはバッテリーと考えていた。 そう考えていた矢先、この本を読んで愕然とした........。 バッテリーの材料であるレアアース「コバルト」の採取がこんな非人道的な形で行われているのであれば、現在の生活は間接的搾取に当たることになり、また安易に自然エネルギー促進なんて言えなくなる......。 DRコンゴで行われるベルギーによる搾取、中国企業による搾取、この搾取の事実を、僕たち私たち、スマホの恩恵を受けている人たち全員が知るべきではないか.......! 真実が世界中に知れ渡って、世界中から問題視する声が上がって、すこしずつ状況が改善していく、そうなってほしい。一方、他力本願ではなく、自分は今何ができるのだろうか......。考えよう。
コンゴという国は本来は本当に豊かな国なのに、自らそれを手放して貧困にあえぐ姿が悲しい。現状を知るという意味では非常に有益な一冊で読むべき本だと思うが、いかんせん構成に工夫がない! すべて現状についての話という印象で、そこに至るまでの道のりを歴史で振り返るような仕掛けがないので途中で飽きちゃう。でも読...続きを読むんだほうがいいと思います。
最近、スマホの電池の持ちが悪くなってきた。半日外出すると、帰宅時は20%を切ることもある。 スマホの電源として用いられている、リチウム電池にとって重要なコバルトという鉱物があるらしい。 いま、わたしがスマホの画面の上で指を滑らせているこの現実は、このコバルトを埃にまみれた大地の奥にあるトンネルで少...続きを読む年たちが採掘し、汚染された湖で少女たちが 洗っていることに支えられている。 トンネルの崩落事故や少女たちへの暴行は伝えられず、彼らは1日1ドルほどを得るために、命と引き換えにコバルトを掘っている。 「にじゅっぱーきってるやん、やべ」 という思う時、わたしはこの事実を思い返すことだろう。
スマホの電源、ノートPC、リチウムバッテリー……。 今の私たちの生活に欠かせない道具の一つ一つが、遠い土地の人々の命を犠牲にして生まれていたとは。恥ずかしながらまったく知らなかった……。 こういった事態の責任は(私たち消費者を含んだ)サプライチェーン全体にあるということは忘れてはならないね。 コン...続きを読むゴ政府はもちろんだけど、企業も本気で搾取がないかを確認しているわけではない(これは社会人なら納得してしまうかもしれないけど)。同様に、利用者である私たちも「これは搾取されていないだろうか?」なんて考えないし、考えたとしても「○○の調査では問題ないとあった」なんて安心してしまう。 本書は筆者のコンゴの旅を追走するように語られるんだけど、当たり前のように語られる悲劇が現代の話なのかと愕然としてしまった。 ただこういう本が出ること自体が一つの救いで、これをきっかけに世界が少しでもより良い方向に動いてくれるといいなぁ。 今は特にAIバブルに伴う電子部品の高騰が取りざたされているけど、同じように搾取されている人はいないのだろうか、とかそんなことを考えてしまうね。
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