客観性の落とし穴

客観性の落とし穴

968円 (税込)

4pt

「その意見って、客観的な妥当性がありますか?」。この感覚が普通になったのは、社会の動きや人の気持ちを測定できるように数値化していったせいではないか。それによって失われたものを救い出す。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

客観性の落とし穴 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

    Posted by ブクログ

    ある青年(少年)の人生。「普通」が環境によって意味が変わるということ。記述することの大切さ。現象学がもっともっと好きになった。現象学の最初の第一歩として出会いたかった。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    客観性を物事や現象の真理とする現代。客観性担保のために全てを人の主観性を排除して、実験・計測などにより数値化し、その数値を統計処理により物事の基準を定め、エビデンスとする。あらゆるものがエビデンスにより標準化され、個々の独自性は排除されていく。
    数値による標準化が重視される社会ではその基準に従って、

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    村上靖彦先生のようか、臨床哲学の実践家は、「客観性」をいかに見、いかに語るのか、を知りたいと思い本書を購入。

    もちろん本書の重みは、後半の臨床哲学的な分析の部分、制度の「間」に落ちてしまった人たちやその支援者の語り(ナラティブ)の分析になるのだろう。が、わたしとしては、村上先生が自身の違和感を言語

    0
    2025年12月11日

    Posted by ブクログ

    前半1-4章は客観性の呪縛に囚われているわれらの罪深さを抉り取られ、いたたまれない気持ちに。 
    後半5-8章が著者の主張。個々人の経験の偶然性やリズムを、無編集の語りから掬い上げようという。さらにはケアの文脈から、マジョリティで覆い隠されている弱者への救済。

    ちくまプリマーから刊行しているには、内

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

    プリマー新書でやさしい文体だけれどあえて大人向けとした。社会を見る目にはマクロ的視点とミクロ(個別の経験)的視点の両方が必要だが、本書は後者の意義を説明した本。事前知識なしで読むと、個人は前者の視点をもたなくてもよいと捉えてしまうかもしれない。子どもたちにはバランスを意識しながら紹介したい。

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    普通とは何を基準にしてるの? 科学の客観的価値とは何か?
    普通とは何なのか??

    ・リスク計算は自分の身を守るために、他者をしばりつけるもの

    ・癌、強盗、地震、地球温暖化など、恐怖の対象は実は確率そのもの

    ・知能テストを過剰に行うことで、発達障害というラベルを貼られる

    数字やエビデンスで、判断

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    高市首相の所信表明演説に、公明党の斎藤代表が「その先に人の顔は見えているのか」と問いをぶつけた。まさに、客観的な数字では見えない落とし穴についてスポットをあてている。
    客観的な指標で測るということは、その線引き次第では自らも「劣る」側に陥り取り残されるリスクがある。そうならないためにも、数字で測れな

    0
    2026年03月23日

    Posted by ブクログ

    客観性の誕生と展開、数値化の歴史と影響を整理して、客観性と数値化を過度に信仰することで何が失われ、生きづらくなったのか。
    失ったものを回復しバランスを取るための方法や考え方について、事例を交えてわかりやすく書かれていた。

    0
    2026年03月23日

    Posted by ブクログ

     「数値と客観性への過度の信仰」(p.11)によって、見過ごされ、切り捨てられる事実があることに焦点を当て、結果として自分たち自身が不幸になっていく「社会の弱い立場の人に厳しくあたる傾向」(同)の背景にある思想、どうやってその思想から脱却するか、ということについて述べられた本。初めは科学的思考への過

    0
    2026年03月17日

    Posted by ブクログ

    統計学から現象学へのススメ、といった印象を受けた。

    「一人の死は悲劇だが数百万人の死は統計上の数字でしかない」というスターリンの言葉が有名だが、我々も合計数や確率などの数値を重視するあまり、そのバックグラウンドにある人の感情の機微を考慮しなくなってしまっている。
    そんな現状に警鐘を鳴らす一冊だった

    0
    2026年03月17日

客観性の落とし穴 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくまプリマー新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

村上靖彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す