青弓社作品一覧

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  • 宝塚イズム46 特集 ありがとう真風涼帆&潤花
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宙組トップコンビ真風涼帆と潤花が2023年6月で退団することを発表した。 真風は5年を超える長期間、トップを務め、作品ごとに男役の色気や貫禄を増し、王道から個性的な役柄までをその演技力で見せた。また、ハイレベルな歌やダンス、包容力あふれる人柄でファンを魅了した。潤は、その美しさや華やかさ、はつらつとした個性をもとに瑞々しい等身大の女性から、大人の女性の魅力までと幅広く造形して、真風とスケール感があるコンビを作り上げた。特集では、退団する2人に感謝と惜別を贈る。 小特集では、12月25日付で退団する雪組トップ娘役の朝月希和の足跡をたどり、次期トップ娘役である夢白あやへの期待をつづる。また、宙組『HiGH&LOW』や月組『グレート・ギャツビー』など、各組の公演評も所収する。 好評の外箱公演をめぐる対談、新人公演評、OG公演評、OGインタビューなど、多彩なコンテンツでタカラヅカの魅力を語り尽くす。
  • まぼろしの「日本的家族」
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    2012年に自民党が発表した「日本国憲法改正草案」に明らかなように、改憲潮流が想定する「伝統的家族像」は、男女の役割を固定化して国家の基礎単位として家族を位置づけるものである。 右派やバックラッシュ勢力は、なぜ家族モデルを「捏造・創造」して幻想的な家族を追い求めるのか。 「伝統的家族」をめぐる近代から現代までの変遷、官製婚活、結婚と国籍、税制や教育に通底する家族像、憲法24条改悪など、伝統的家族を追い求める「斜め上」をいく事例を批判的に検証する。
  • 面白いほどわかる!クラシック入門
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クラシックの大作曲家の多くが書いている交響曲を聴いて、大作曲家の歩みを追えばクラシックの魅力と歴史はすぐにわかる。「ピアノ曲はよく聴くけど、交響曲なんて聴いたことないよ」と尻込みしないで、交響曲の世界を大枠で把握しておけば、協奏曲や室内楽作品、ピアノ曲や声楽・オペラ作品、そしてバロック、ルネサンスの音楽、はては現代音楽までを理解する基本をすべて押さえることができる。 「まずは交響曲! ナニがナンでも交響曲!」と言い切る著者は輸入CDを販売したり絶版の名盤を復刻したりするクラシック音楽業界の有名人。その指南役が、「聴いたことがなくても大丈夫。この本を読んで興味をもてば大丈夫。この本を読んで聴きたくなればいい。そして面白そうなものから聴いちゃえばいい」と、「肩の力を抜いて、気軽に楽しんで!」と解説していく。 自分の12歳からの経験を語りながら、これまでにはない切り口で、楽しく、面白く、クラシックの魅力に導く〈世界でいちばんやさしい、14歳から大人までの入門書〉。
  • アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉
    3.8
    今日、アイドルは広く普遍的な人気を獲得し、多様なスタイルや可能性をもつジャンルとしても注目されている。しかし、同時に多くの難点を抱え込んでいることも見過ごせない。 暗黙の「恋愛禁止」ルールとその背景にある異性愛主義、「年齢いじり」や一定の年齢での「卒業」という慣習に表れるエイジズム、あからさまに可視化されるルッキズム、SNSを通じて四六時中切り売りされるパーソナリティ……。アイドルというジャンルは、現実にアイドルとして生きる人に抑圧を強いる構造的な問題を抱え続けている。スキャンダルやトラブルが発生して、旧態依然ともいえるアイドル界の「常識」のあり方が浮き彫りになるたび、ファンの間では答えが出ない議論が繰り返されている。 その一方で、自らの表現を模索しながら主体的にステージに立ち、ときに演者同士で連帯して目標を達成しようとするアイドルたちの実践は、人々をエンパワーメントするものでもある。そして、ファンのなかでも、アイドル本人に身勝手な欲望や規範を押し付けることと裏表でもある「推す」(≒消費する)ことに対して、後ろめたさを抱く人が増えている。 本書では、「推している」がゆえにジャンルが抱える問題から目をそらすのではなく、かといって、現に日々活動を続ける一人ひとりのアイドルの存在を無視して「アイドル」そのものを「悪しき文化」として非難するのでもなく、「アイドルを好きでいること」と問題点の批判的な検討との両立を目指す。 乃木坂46やAKB48、ハロー!プロジェクト、二丁目の魁カミングアウトなどの具体的なアイドルの実践を取り上げる批評から、「推す」という行為のもつ功罪を問い直す論考、近年K-POPアイドルシーンで盛んな「女性が憧れる女性像」である「ガールクラッシュ」コンセプトの内実を検討するレビューまで、様々な視点から「葛藤しながらアイドルを語る」ことの可能性を浮き彫りにする。
  • まるごとマンドリンの本
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    17世紀ごろにイタリアで生まれ、独特の叙情的な音色によって世界中で親しまれている楽器マンドリン。日本には明治の文明開化とともに伝来して、大学のマンドリンクラブを中心に全国に広まり、萩原朔太郎や古賀政男を筆頭に数々の文化人に愛されて一大ブームを巻き起こした。現在では演奏人口が世界一といわれているにもかかわらず、マンドリンについて網羅的に解説した本が日本にはほとんど存在しない。 本書では、これからマンドリンを始めようという初心者から、すでにある程度の演奏歴をもつ中・上級者までを対象に、第一線で活躍するプロのマンドリン奏者が「演奏を楽しむ/上達するためのポイント」と「マンドリン文化の奥深さ」を二段構えで詳細に解説する。 楽器の選び方、チューニングや弦の張り替え方といった基礎から丁寧に解説し、地域のオーケストラへの参加方法、先生の探し方、自主コンサートの開き方、よりよい音の作り方などの実用的な内容までを網羅する。さらにはイタリア・ナポリを中心に発展してきた楽器の歴史や日本のマンドリン文化史を総括し、マンドリン業界が抱える課題と今後の展望といった深いテーマまでを掘り下げる。 初心者がマンドリンの豊かな世界にいちはやくたどり着けるようアシストするガイドブックであり、ありそうでなかった「日本のマンドリン文化史」を総括する概説書でもある充実の一冊。
  • 宝塚イズム45 特集 柚香・月城・彩風・礼・真風、同期の固い絆
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまの宝塚は、同期のつながりを見るともっと面白くなる! 公演を重ねて男役に圧倒的な深みがある92期の宙組・真風涼帆、トップお披露目を終えて次作に臨む93期の雪組・彩風咲奈、演技・歌・ダンスとそれぞれに異彩を放つ95期の花組・柚香光、月組・月城かなと、星組・礼真琴――。 特集では、組の垣根を超えて期(学年)という切り口から、現在の宝塚の魅力やトップ・2番手・3番手の人事動向を読み解く。加えて、OGが同期への思いを語る特別企画も所収する。 小特集では、野口幸作、樫畑亜依子、谷貴矢、竹田悠一郎、指田珠子、栗田優香など、躍動する新進作家たちを取り上げ、その作品世界の個性を照らし出す。新人公演評やOG公演評、作家・上田久美子退団の衝撃をまとめる論考、OGへのロングインタビューと充実の一冊。
  • 総中流の始まり 団地と生活時間の戦後史
    3.7
    高度経済成長期の前夜――労働力が都市に集中していき、核家族が増えていくなかで、日本は「総中流社会」と言われた。では、総中流の基盤になった「人々の普通の生活」は、どのように成立したのだろうか。 サラリーマンとその家族が住む集合住宅=団地に焦点を当てて、1965年におこなわれた「団地居住者生活実態調査」を現代の技術で復元して再分析する。そして、当時の生活文化や団地という社会空間がもつ意味を実証的に浮き彫りにする。 労働者や母親の生活の実態、子どもの遊びや学習の様子、テレビと一家団欒――「普通の生活」の基準ができあがる一方で、男性の長時間労働や遠距離通勤、性別役割の固定化を生む要因にもなった「総中流の時代」のリアルを照射する。
  • 「混血児」の戦後史
    -
    1巻1,760円 (税込)
    戦後、日本女性と外国人兵士、特にアメリカ兵との間に生まれた「混血児」は、現在は「ハーフ」としてあるイメージをもって語られるが、いまも昔も、様々な差別と日常的に接してきた。 性暴力と売春、貧困と格差、優生思想と差別など、重層的な社会的困難を背負ってきた彼/彼女たちは、「混血児」としてどのような教育を受け、労働に従事して、戦後日本の社会を生きてきたのか。 占領・復興期から高度経済成長期、そして現在までの聖ステパノ学園における混血児教育の実践を縦糸に、各時代の混血児の社会的な立場や語られ方を横糸にして、「混血児」をめぐる排除と包摂の戦後史を活写する。
  • 宝塚イズム41 特集 望海風斗&真彩希帆、ハーモニーの軌跡
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雪組トップスター望海風斗と真彩希帆が退団を発表した。望海は圧倒的な歌唱力はもちろん、鍛えたダンスや色気がある芝居でファンを魅了して雪組を「歌の組」に育て上げた。真彩はその可憐な立ち姿とともに突き抜ける高音ボイスがすばらしく、望海とのデュエットでは劇場を二人のハーモニーが覆い尽くした。劇団史上でも屈指の実力派トップコンビの魅力に迫り、感謝と惜別を送る。 小特集では、宝塚を代表する演出家・小池修一郎を取り上げる。『エリザベート』『THE SCARLET PIMPERNEL』『1789』『ポーの一族』と、宝塚を代表する作品や再演を重ねる作品を数々演出する手腕と美麗な世界のきらめきを描き出す。 いまは公演の延期が相次いでいるが、この半年間の公演評はできるかぎり所収。新人公演評やOG公演評の連載も充実!
  • 旅行ライターになろう!
    4.5
    出版業界と旅行業界を股にかけて仕事をする旅行ライター。旅行雑誌やウェブメディアの依頼を受けたら観光地を実際に訪ね、その地の名物や見どころを体験し、現地の人の話を聞いて集めた情報を原稿に起こす。実際に自分で旅を体験することで、旅することが人にもたらす発見や喜びをすくいあげ、言葉で伝える仕事の醍醐味とは何か。 取材で全国各地を飛び回っては原稿を書く日々を送るエキサイティングな仕事の実際を、フリー歴16年の現役旅行ライターが解説する。 「仕事でも旅行するのは楽しい?」「旅行ライター一本で食べていける?」といった基本的なことから、「出版社に所属するかフリーか?」「個人事業主か法人化か?」などの駆け出しライターが知りたい部分の実際を自身の経験から語り、「雑誌記事とウェブ記事での書き分け方」「文字単価X円の格安ウェブライターから脱するには」「インターネットでは探せない価値ある記事を書くためには」といった実務で役立つ知識までをカバーする。旅行ライターから始まって、観光・温泉の専門家としての講演やメディア出演、旅行プランの企画・販売など、柔軟に仕事の幅を広げていった著者の経験も紹介する。 さまざまな出自から旅行ライターとして仕事を始めた3人の女性――旅行ウェブメディア「旅恋」の立ち上げ人・関屋淳子さん、「Twitter」での発信がきっかけでライターデビューした永井千晴さん、ウェブサイト制作者をしながら旅行ライターとしても活躍する和田亜希子さんのインタビューも所収。「旅」と「書くこと」を一生の仕事にしたい志望者の最初の一歩に最適な一冊。
  • ケアと家族愛を問う 日本・中国・デンマークの国際比較
    -
    1巻1,760円 (税込)
    日本では、女性が育児・親の介護などのケアを担うことが望ましいと見なされている。しかし、人々のライフコースは個人化・多様化し、女性の就労は今後も増え続けるだろう。こうした社会的な状況のなかで、子育てや高齢者介護などのケアを誰がどのように担っていくのかは大きな課題である。 近代家族化と脱近代家族化のプロセスは異なるものの、女性労働力率が高いという共通点をもつデンマーク・中国と日本とをインタビューやアンケートをもとに分析して比較する。それらを通して、日本のケアネットワークと愛情規範の特徴を明らかにし、ケアと愛情が強く結び付いて性別役割分業を根強く残存させていることを浮き彫りにする。 そして、個々人のwellbeingを保障し、ケアする側の権利とケアされる側の権利を尊重しながら親密な関係性を築くことを可能にする家族と社会的ネットワークのあり方や、そのような関係性を形成し持続していくための要件を、脱家族化の視点から模索する。
  • 日本ヒスイの本 最高のパワーストーン
    -
    ヒスイの本場は中国と思われがち。しかし、縄文時代から弥生・古墳時代にかけて日本列島にも独自のヒスイ文明が栄えていた。ヒスイは神聖な呪具として、あるいは権威の象徴として重宝されていて、一部は朝鮮半島に輸出された。日本列島でのヒスイ原産地が再発見され、遺跡から出土するヒスイが国産だったことが明らかになったのは近年のことで、原産地の新潟県糸魚川市の姫川や付近の海岸は、近年のパワーストーンブームのなかでヒスイ採集のメッカになっている。 一般にヒスイは緑色半透明な宝石と思われているが、基本色は白で、異種鉱物が混じることで緑・青・黒・藤色などに発色する。本書では古代ヒスイ文明消滅の謎に迫り、あわせてヒスイの鉱物学をひもとき、現代のヒスイ海岸でヒスイ原石を探すコツも教える。 これまでのヒスイの常識をくつがえし、日本の古代史を輝かしい宝石文明の視点から見直す、この一冊で日本ヒスイのすべてがわかる事典!
  • ディズニーランドの社会学 脱ディズニー化するTDR
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    いま、東京ディズニーリゾート(TDR)はどんどん「脱ディズニー化」している――「徹底的に統一したテーマ」「家族みんなで夢を見る」というウォルト・ディズニーの理想を体現していた時代は過ぎ去って、「テーマなき萌え要素のごった煮」のなかを「お一人様がそれぞれの目的のために突っ走る」空間になっているのだ。 これは、実は歌舞伎からAKB48まで脈々と続く、「全体像よりもピンポイントの趣向」を重視する日本の文化、そして社会の傾向とつながっている。 顧客(ゲスト)のニーズに最先端で応えて変わり続けるTDRは、まさに現代社会の縮図。TDRの変容の過程を分析することで、日本社会の「いま」と「あした」を描き出す画期的なメディア社会論。
  • 犯罪の世間学 なぜ日本では略奪も暴動もおきないのか
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ときに海外メディアから称賛される治安のよさ、略奪や暴動を起こさず、起きたとしてもそれに厳しい目を向ける日本人――その感性を作り出す独特の秩序であり、法のルール以前に私たちを縛る「世間」。 歴史学者・阿部謹也が提唱した世間論の骨子を、「空気を読む」「既読スルー」「ママカースト」などを例に紹介し、「個人の消去」「贈与・互酬の関係」「高い同調圧力」「排他性」「呪術性」といった「世間」の特徴をまず解説する。 そのうえで、犯罪をケガレとしてソトに排除しながらも、反省と謝罪でゆるしてウチに包摂もするという相反する性質をもつ「世間」で排他性が強化されていることを、1990年代末以降に台頭する犯罪の厳罰化を導きの糸として明らかにする。また、イスラム国人質殺害事件の被害者家族の謝罪やさまざまなバッシング、ネットでの炎上などの具体例から、排他性を下支えする同調圧力が日本で近年、とくに高まっていることを指摘する。 そして、排除志向を強めた「世間」が、人々の息苦しさや閉塞感を加速させて犯罪を生み出す仕組みを、2008年の秋葉原無差別殺傷事件、12年の『黒子のバスケ』脅迫事件、14年の佐世保高一女子同級生殺害事件の3つの事件を具体例にして精緻に読み解いていく。 ニッポン礼賛がテレビやネットにあふれファシズムにも似た「空気」が覆う日本の現状に、「世間」という視点から鋭く迫る時代診断の書。
  • 「アイドル」の読み方 混乱する「語り」を問う
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    アイドルが一過性のブームではなく文化として根づきつつあるいま、アイドルという芸能ジャンルの特性を、「SNSや現場の重視」「アイドルのパーソナリティの開示」「ファンの承認欲求」という観点から分析して、アイドルを語る言葉をバージョンアップする。
  • 台湾ジャニーズファン研究
    -
    1巻1,760円 (税込)
    台湾の哈日族などの基礎知識を押さえたうえで、女性ファンへのインタビューからジャニファンの活動やコミュニケーションの具体を明らかにする。ファンがアイドルを介して女性同士の友情や親密圏をどう構築するかをフィールドワークから照らすファン文化論。
  • ニュータウンの社会史
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    高度経済成長期に誕生したニュータウンは、新しいライフスタイルとして「あこがれ」の的になった。丘陵を切り開いて建設した東京・多摩ニュータウンや大阪・千里ニュータウンが代表する集合住宅は、都会で就職した地方出身者には誇らしい住空間だった。それとともに、私鉄は都心と直結することで交通網を整備した。2DK・3DKという間取りを生んだ住宅政策の原点でもある。 しかし、現在、日本各地のニュータウンで深刻な問題になっているのが、居住者の高齢化である。これは、同時期に同年代層が大量に入居し、また定住志向が強かったため、居住人口の中心年齢が固定化されたまま一気に押し上げられたためだ。 さらに、少子化に伴う学校の統廃合問題、建物の老朽化と建て替え問題、商店街の衰退など、現在のニュータウンではさまざまな問題が同時並行的に発生している。 もてはやされた時期から少子・高齢化が急速に進んでその対応策に苦慮している現在までの50年間をたどって、日本の縮図であるニュータウンを通じて社会の変貌を描き出す。
  • 宝塚イズム44 特集 柚香・月城・彩風・礼・真風、各組新体制を占う!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2020年からのコロナ禍で、雪組トップ望海風斗&真彩希帆と月組トップ珠城りょう&美園さくらの退団が延期になり、21年から各組で新たなトップやトップ娘役が舞台に立つようになった。 花組:柚香光&星風まどか、月組:月城かなと&海乃美月、雪組:彩風咲奈&朝月希和、星組:礼真琴&舞空瞳、宙組:真風涼帆&潤花――。特集では、新体制になった各組の躍動、経験を重ねるトップの深化を検証して、今後の展望を占う。 小特集は、退団する星組のスター・愛月ひかるの歩みをたどり、多くのファンに愛された愛月に「ありがとう!」の言葉を贈る。そのほか、『元禄バロックロック』や『柳生忍法帖』の公演評、再開した新人公演の連載、充実のOG公演評など、バラエティーに富んだ一冊。
  • 占いをまとう少女たち 雑誌「マイバースデイ」とスピリチュアリティ
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    1980年代に少女たちの間で流行した「占い/おまじない」は、現代まで多くの女性から支持されてきた。占いはなぜ女性を引き付けたのか、それは女性にとってどのような役割を果たしてきたのか。 少女向け占い専門雑誌「マイバースデイ」(実業之日本社)を軸に女性誌やファッション誌にも目配りして、1980年代、90年代、2000年代の少女と占いの関係性を描き出す。そして、宗教ブームやオウム真理教の影響、女性の社会進出なども絡めて、社会的・文化的な背景を解き明かす。 少女たちの理想像や人間関係を時代ごとに指し示し、宗教の市場化・商品化の役目も担った〈占い〉の社会的な機能を明らかにして、スピリチュアリティと女性たちの現状にも迫る宗教社会学の成果。「マイバースデイ」を当時読んだ読者も必読。
  • 発表会文化論 アマチュアの表現活動を問う
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の発表会の起源を江戸から現在までたどり、習い事や合唱、ライブハウス、公募展、学校制度、教育行政、公共ホール、アメリカとの比較といった事例を検証して、アマチュアによる表現活動の多様性と魅力、それを支える仕組み、問題点を浮かび上がらせる。
  • 仲人の近代 見合い結婚の歴史社会学
    -
    1巻1,760円 (税込)
    1990年代まで「結婚」や「家」と密接な関わりがあった仲人は、どのように広まり定着したのか。また、なぜ衰退して現在では見られなくなったのか。 明治時代以前の村落共同体では見合いが浸透していなかったが、教育勅語や家制度によって仲人が急速に普及する。明治期の家族主義と個人主義、大正期以降に登場する恋愛などとのせめぎ合いのなかで、見合い結婚が「正しい結婚」として位置づけられ、強固に維持されたことを史料を渉猟して明らかにする。 また、明治期に民間の結婚相談所が設立されたが、戦時下の人口政策に組み込まれ厚生省が結婚媒介を統制するに至って、優生思想とも接続しながら全国に結婚斡旋網が形成されたことも掘り起こす。 そして、戦後の民主化や高度経済成長によって見合い結婚は封建的と見なされるようになりながらも、仲人は恋愛結婚や職場結婚と折衷して1990年代まで存続し、2000年代に消滅するプロセスを跡づける。 村落共同体、家、国家、企業と、時代ごとに個々人の帰属先と密接に結び付いてきた仲人の近・現代史から、近代日本の家族や結婚をめぐる価値観の変容を照射する。
  • クラシックの深淵
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    音楽評論家にして名盤復刻レーベルの主宰者が名盤・奇盤を世界中からかき集め、レビューはもちろん演奏家たちのエピソードや業界の裏事情など、おもしろ/びっくりの話題をたっぷりと語る。 東欧で活躍する指揮者・小林研一郎の『第9』を聴きに訪れたチェコ・プラハで数々の音楽遺産に感動し、ドイツ・ベルリンで訪れた悲運の指揮者レオ・ボルヒャルトの広大な墓地をさまよう。評論家のクリストファ・N・野澤や濱田滋郎、日本コロムビアのプロデューサー川口義晴ら故人とのかけがえのない思い出を語り、同じ戦争を別の場所で経験した黒柳徹子とセルジュ・チェリビダッケに思いを馳せる。 どこまでも本物の音にこだわってデジタル技術の発達による過剰編集を喝破し、自身のレーベルでリリースしたCDの制作秘話や業界裏事情、TPP締結で受けた損害までを赤裸々に語る。 「そうなんだ!」のエピソードと「なるほど!」の造詣から繰り出す演奏評で読者をクラシックの深淵に誘う待望のガイド。
  • フェイクニュースの生態系
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    アメリカ大統領選挙以降、フェイクニュースは国内外を問わず社会的な問題となっている。だが、国内の実態はほとんど明らかになっていない。日本国内のフェイクニュースはどのように生まれ、なぜ広がるのか。 2017年の衆議院議員総選挙、18年の沖縄県知事選挙の2つの選挙、20年の新型コロナウイルス感染症拡大時の「デマ」――各事例をもとに、ソーシャルメディアやまとめサイト、既存メディア、ポータルサイトの相互作用で、フェイクニュースが生成・拡散するプロセスを実証的に分析する。そして、フェイクニュースは、ソーシャルメディア時代において、ニュースが生成され、拡散するニュースの生態系そのものから生み出される構造問題であることを指摘する。また、フェイクニュースに対抗するために必要性が議論されているメディアリテラシーやファクトチェックについては、逆効果になりかねないと警鐘を鳴らす。 汚染の構造と複合的な要因を踏まえ、フェイクニュース生態系における汚染の連鎖を断ち切るために、プラットフォームを運営する企業、既存メディア、個人、それぞれの役割を確認する。そのうえで、多様なメディアと多様な考えの人々により構成され、相互作用が生み出す豊かなニュース生態系を実現する道筋を照らし出す。
  • 多様な子どもの近代 稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち
    -
    現在、多様性の尊重が価値あるものと称揚されている一方で、格差や差別などの文脈でも多様な子どものあり方に注目が集まっている。保護と教育の網の目が子どもを絡め取っていることへの批判が繰り返されているが、同時に子ども時代の生存と教育の保障が重要視されてもいる。 かつてフィリップ・アリエス『〈子供〉の誕生』が、子どもを保護し教育すべきと見なす感覚が歴史的なものだと明らかにし、社会的なインパクトを与えた。だが、近代になって「誕生」した子ども観が現代では隅々まで行き渡り、子どもを苦しめているという単線的な歴史像では、多様な子どもをめぐる排除と包摂が交錯する現代を考える力とはなりえない。 工場や曲芸で稼ぐ年少者、虐待された貰い子、孤児・棄児・浮浪児、金銭を積極的に消費する年少者――日本の戦前期の多様な年少者の生とそれを取り巻く社会的な言説や制度を丁寧に掘り起こし、素朴な誕生論とは異なった多様なまなざしと実践の交錯を明らかにすることで、子どもと子ども観の近代を描き直す。
  • 宝塚イズム43 特集 さよなら轟&珠城&美園&華
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集では、退団が決まった宝塚歌劇団の特別顧問で専科スター轟悠、月組トップコンビ珠城りょう&美園さくら、花組の娘役トップ華優希に感謝と惜別を送る。 立ち姿だけでも圧倒的なオーラを放ち、公演ごとに演技のすごみが増した轟悠、端正な役柄の人物造形が際立つ珠城りょうと可憐な魅力があふれる美園さくら、硬軟の役柄を的確に表現して高い演技力を見せた華優希……。それぞれの魅力を様々な視点から語り尽くす。 小特集は「花組&月組の100周年を祝う」と題して、花組と月組のこれまでの歩みを振り返る。雪組トップコンビ望海風斗&真彩希帆の退団公演『fff――フォルティッシッシモ』『シルクロード――盗賊と宝石』を含む公演評、OG公演連載と盛りだくさんの一冊。
  • ジャーナリストの仕事
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    スマートフォンやSNSの普及で情報過多時代に突入し、メディアを取り巻く環境は激変した。フェイクニュースやフィルターバブルといった新たな問題が山積するなか、社会に伝えるべき情報と見解を的確に流し、情報の受け手に思考を促すジャーナリストという仕事が担う役割は大きい。本書では、安倍政権の「桜を見る会」問題などを追及した「毎日新聞」の現役記者が、豊富な経験からジャーナリストの仕事内容と心構えを解説する。 地方支局で警察署回りをした新人時代から、警視庁の記者クラブに所属して他社と特ダネ競争を繰り広げた社会部時代、兜町で証券会社や銀行を取材した経済部時代、長野支局で体験した松本サリン事件の顛末、海外赴任、そしてデジタル時代に求められる新しいジャーナリスト像まで、著者のジャーナリスト人生をなぞりながら豊富なエピソードとともに解説する。 「政権の監視役」であるジャーナリストとして第一線で活躍する著者が、新人時代の苦労から「桜を見る会」問題の取材過程まで現場の実情を余すところなく語る、志望者は必読の入門書。
  • 万引き 犯人像からみえる社会の陰
    4.0
    換金率が高い書籍を狙う書店の敵、コロナ禍の生活苦から食品をパクる高齢者、遊び半分の高校生、幼い子どもに万引きさせる親、レジ袋有料化で激増したマイバッグ万引き、躊躇なく暴力を振るう強盗のような万引きグループ、経営する飲食店の食材を盗む店主、万引きした商品で子どもの誕生日を祝う主婦、双子老女の連携プレー、高額商品を安値に変える詐欺の手口……。 捕捉したら、「店の防犯がなってないんだよ!」と居直るオヤジ、泣きわめく高齢女性、「金を払えばいいんでしょ」とにらみつける女性、「また、あんたかあ!」の常習犯、「キャ!Gメンに捕まった!」と喜ぶ女子高生、「あんたなんか死んじゃえ!」と毒づく派手な女性……。 アヤシイ挙動に声をかけ続けて20数年、総勢5,000人以上の万引き犯をアゲてきた敏腕Gメンが明かすびっくり仰天の手口と犯人像!
  • 言語聴覚士になろう!
    -
    1巻1,760円 (税込)
    失語症、高次脳機能障害、聴覚障害、摂食・嚥下障害、吃音症など、言葉・聞こえ・食べることに障害のある人を支援するリハビリテーションの専門家・言語聴覚士。人間にとって大切なコミュニケーション手段である「言葉」を研究し、病気により「話せない」「聞こえない」などコミュニケーションに問題を抱える人を支援するこの医療職の需要は年々高まり、近年注目を集めている。 「どんな仕事なの?」「資格の取り方は?」「文系と理系ならどちらがいい?」「収入は?」――言語聴覚士を知りたい/目指したい人に向けて、仕事内容や資格の取り方、適性などをわかりやすく解説する。さらに、現役言語聴覚士の経験談を通して、実際のリハビリテーションの様子や仕事をするうえでのやりがい、魅力、患者との思い出のエピソード、失敗談に至るまで現場の生の声も豊富に所収。 言語聴覚士のリアルがわかる、言語聴覚士になりたい人必携の職業ガイドの決定版!
  • ネット右翼とは何か
    4.0
    愛国的・排外的な思考をもち、差別的な言説を流布させるネット右翼。その書き込みを目にするのは日常生活の一部になった。しかし、ネット右翼の実態はわかっておらず、断片的な情報やイメージに基づく議論も多い。 ネット右翼とは何か、誰がネット右翼的な活動家を支持しているのか――80,000人規模の世論調査、「Facebook」、botの仕組みなどを実証的に分析し、インターネット文化の変容と右翼的言説の関係もあぶり出す。 ネット右翼の実態を多角的に解明して、手触り感があるネット右翼像を浮かび上がらせる。
  • なぜ女性管理職は少ないのか 女性の昇進を妨げる要因を考える
    3.8
    人口減少社会のなかで女性の労働参加は不可欠であり、職場では人材不足によって女性に対する期待はますます大きくなっている。しかし、女性管理職の割合は低く、同時に、女性自身が管理職に就くことに消極的だとも指摘されている。 何がその障壁になっているのか――その要因を、男性中心のリーダーシップ像や女性が抱える心理的な葛藤、職場に根強い待遇面・役割面での差別、セクハラなど、具体的な事例や各種の統計から明らかにする。 男性・女性が平等に活躍できる場を作って公平な評価制度を確立する必要性を指摘して、性別や正規・非正規に基づく格差を解消し多様性を活かすために、新たなリーダーシップ像の確立を訴える。
  • 歴史修正主義とサブカルチャー 90年代保守言説のメディア文化
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    メディアにヘイトスピーチやフェイク・ニュースがあふれ、「右傾化」が懸念される現代日本。「歴史修正主義(歴史否定論)」の言説に対する批判は、なぜそれを支持する人たちに届かないのか。 歴史修正主義を支持する人たちの「知の枠組み」を問うために、歴史を否定する言説の「内容」ではなく、「どこで・どのように語られたのか」という「形式」に着目する。現代の「原画」としての1990年代の保守言説を、アマチュアリズムと参加型文化の視点からあぶり出す。 「論破」の源流にある歴史ディベートと自己啓発書、読者を巻き込んだ保守論壇誌、「慰安婦」問題とマンガ、〈性奴隷〉と朝日新聞社バッシング――コンテンツと消費者の循環によって形成される歴史修正主義の文化と、それを支えるサブカルチャーやメディアの関係に斬り込む社会学の成果。 ****************** 酒井隆史さん(大阪府立大学)、推薦! なぜ、かくも荒唐無稽、かくも反事実的、かくも不誠実にみえるのに、歴史修正主義は猛威をふるうのか? いま、事実とはなんなのか? 真理とはなんなのか? 真理や事実の意味変容と右傾化がどう関係しているのか? 「バカ」といって相手をおとしめれば状況は変わるという「反知性主義」批判を超えて、本書は、現代日本の右翼イデオロギーを知性の形式として分析するよう呼びかける。キーはサブカルチャーである。わたしたちは、本書によってはじめて、この現代を席巻する異様なイデオロギーの核心をつかみかけている。この本は、ついに現代によみがえった一級の「日本イデオロギー論」である。
  • 国家がなぜ家族に干渉するのか 法案・政策の背後にあるもの
    3.0
    政府が「女性の活躍」を華々しく謳う一方で、家庭教育支援法案、親子断絶防止法案、自民党の憲法改正草案(24条改正)、改正教育基本法など、女性の権利を制約したり、家族のあり方や性別役割を固定化しようとする法律や法律案が議論され、それらを成立させようとする動きが顕著になっている。また、内閣府の婚活支援や各自治体の官製婚活も活発化しているのが現状である。 個人の権利を制限する一方で、「家族・家庭」や「個々人の能力・資質」までも共同体や国家に組み込むような諸政策の問題点の核心はどこにあるのか。 他方で、家族や子育て、性的マイノリティを支援する社会制度の設計は喫緊の課題である。国家の過度な介入を防ぎながらどう支援を実現していくのかを、家族やジェンダー、福祉、法学の専門家がそれぞれの立場から縦横に論じる。日本の右傾化を問ううえでも重要な一冊。 執筆者 本田由紀/二宮周平/千田有紀/斉藤正美/若尾典子/伊藤公雄 (以上、執筆順。敬称略)
  • 「文化系」学生のレポート・卒論術
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 音楽・映画・ファッション・アイドル・スポーツなど、身近な文化をレポートや卒論で取り上げる文科系学部の文化系男子・女子が増えている。レポートを書くうえでの基本的なルールや文章術、書くための視点や素材、資料やデータの集め方をレクチャーする。
  • ニッポン男性アイドル史 一九六〇―二〇一〇年代
    -
    1960年代のグループサウンズとジャニーズのライバル関係に始まり、70年代の新御三家、学園ドラマの俳優、80年代のたのきんトリオ、チェッカーズなど、多岐にわたる男性アイドルの足跡を、「王子様」「不良」「普通の男の子」というキーワードをもとにたどる。 さらに、アイドルの定義を変えたSMAP、国民的アイドルになった嵐、その一方で独自のスタイルを構築したDA PUMPやEXILE、菅田将暉ら特撮ドラマ出身の俳優、K-POPアーティストなど90年代から現在に至る多彩な男性アイドルの魅力と特質を明らかにする。 またテレビ、映画、舞台、SNSや「YouTube」などアイドルの多メディア展開も射程に収め、未完成の存在であるがゆえの成長する魅力で私たちを引き付けてやまない男性アイドルの歴史を、日本社会やメディア文化との関係から描き出す。
  • 多様性との対話 ダイバーシティ推進が見えなくするもの
    4.7
    1巻1,760円 (税込)
    多様性の時代だと言われる。多様な背景をもつ人材の活用が革新的な創造性を高めるとして、企業、政府、地方自治体、教育機関、NGO/NPO、市民団体で多様性/ダイバーシティを奨励する動きが活発化している。 多様性/ダイバーシティの推進は女性、LGBT、障害者などの社会的なマイノリティの存在に目を向ける一方で、有用で受け入れやすい差異を選別化することで、いまだ続く差別・不平等を見えなくするとともに、新たな包摂と排除を生み出してもいる。 多様性/ダイバーシティの推進により建設的に取り組むには、構造化・制度化された差別・不平等の複雑な作用を理解して、様々な差異を平等に包含する方途を考え続けること、つまり、多様性と対話することが必要不可欠である。 LGBT、ジェンダー、移民、多文化共生、視覚障害者、貧困、生きづらさ、当事者研究、インターセクショナリティ、教育実践――様々な分野の多様性との対話を通して、それらが抱える問題点を批判的に検証し、差別構造の解消に向けた連帯と実践の可能性を探る。
  • 博物館の政治学
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1940年代に、皇国史観とナショナリズム、大東亜共栄圏を体現するものとして計画された国史館と大東亜博物館を中心に、権力のモニュメントとしての博物館の本質的な性格を〈科学〉と〈精神〉という対立軸をもとに解明し、社会との関係性のなかで検証する。

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  • 宝塚ゼミ00年
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベルリン公演紀行、各組の詳細な劇評に加え、『ハゥ・トゥー・サクシード』『エリザベート』をとりあげて短期集中講座、さらにはOG・寿ひずるへのインタビューなど、愛する宝塚を、語り、論じ、研究するバーチャルな空間、宝塚ゼミ開講。

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  • 日本でロックが熱かったころ
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 輸入物のロックからジャパニーズロックへと反体制の旗印として浸透していく過程、海外アーティストへの熱狂、ライブハウスの誕生、ロック・フェスの定番化、バンドブーム、ロックが語る言葉など、黎明期の異様な盛り上がりから生活の一部になるまで、社会現象をも巻き起こしたロックの変遷と熱の源を問い直す。

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  • 宝塚スターインタビュー 舞台にかける輝き
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 力強さと華をあわせもつ男役、可憐で美しさがきらめく娘役…。スターたちは何を想って舞台で躍動するのか。30人の宝塚スターが、舞台にかける熱い想いと宝塚への愛を存分に語る。真摯な姿勢と素顔がのぞくファン必携のインタビュー集。

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  • 食文化から社会がわかる!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「食」に対して、産地・成分表示の偽装や遺伝子組み換え食品などで不安が高まり、多様なメディアがそれを増幅している。また「食」は、孤食・個食などのように家族問題として取り上げられることも多い。それに対抗するかのように、「健康」「自然」というイメージによってスローフードや郷土食が注目され、食育が見直されている―。「コメ志向」の再考、食育の歴史、調理とジェンダー、スローフード、一家団欒イメージなど、食文化やそれを取り巻くイメージを多様な視点から読み解き、社会的・歴史的文脈によって「食」に対する人々の感性やイメージが全く異なってきたことを描き出す。食文化をとおしてさまざまな社会状況や歴史を、そして現代を照らす論考集。

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  • クラシックCD異稿・編曲のよろこび
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 9人の作曲家の異稿・編曲を丁寧に紹介する、共著ならではの執筆者の競演と饗宴の余韻がいつまでも心に残る1冊。『クラシックCD異稿・編曲のたのしみ』に続く第2弾。

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  • 少女歌劇の光芒 ひとときの夢の跡
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前、各地で大衆娯楽として親しまれていた少女歌劇は、そのほとんどが敗戦前後に消滅した。わずかに残った史料を収集し、元歌劇団員を訪ねて一人一人インタビューして聞き書きし、歌劇団の誕生から解散までを発掘した貴重な大衆文化史・演芸史である。

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  • 宝塚アン・ドゥ・トロワ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宝塚アンの人気メルマガが書籍に! 日本一の宝塚歌劇グッズコレクター・オスカル草葉の愛あふれるエッセイや、宝塚初心者の村山らむねが宝塚にハマッていった顛末記、宝塚とブロードウェイ・ミュージカルの比較や本音の座談会など、書き下ろしエッセイも充実。

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  • まんが解体新書 手塚治虫のいない日々のために
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まんがはすでに終わってしまったのか?──手塚治虫の死以後のまんががジャンルとして拡散・解体する状況を、「有害」コミック問題や「少年ジャンプ」の凋落などのまんが界を大きく揺るがした出来事や作品をとおして診断する評論集。

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  • 「家族」はどこへいく
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 少子化・高齢化・晩婚化が同時に進行するなかで、DVや児童虐待、子殺し・親殺しのニュースが毎日飛び交い、「家族」がきわめて今日的な問題として浮上している。これを「家族の危機」として捉えるかぎり、「危機」の原因を探り、崩壊を嘆く言説は流通しつづけるだろう。それに対して本書では、病理の象徴として家族を論じるのではなく、家族を論じることを通して社会のありようを注視する。具体的には、捨て子が文化としてあった江戸期の家族像や戦後日本における家族の変容などの歴史事象を確認し、人口減少社会の実情や地域と家族の関係性を把握し、家庭内殺人をめぐるメディア報道のあり方などを俎上に載せて家族をめぐる問題系を読み解く。家族と社会の「これまで」と「これから」を見定める格好の入門書。

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  • 「開発」の変容と地域文化
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後復興、高度経済成長、バブル…。戦後日本が辿ったのは開発の歴史だといっていい。いまなお全国で続く開発によって、私たちの日常生活や地域文化はどのように変容したのか。「開発」につきまとう“推進/反対”という価値判断から一歩距離を置きながら、経済・文化・政治・環境などのさまざまな場面で個人的な情念と社会的な利権との絡み合いとして問題化される「開発」のありようを、社会的・歴史的に定位する。国土開発の起源、郊外の発展、戦後日本の農村、沖縄の観光開発、グローバリゼーションにおける開発と文化の関係性などの多様な切り口から、開発と地域文化の今後の関係をどう考えていけばいいのかを指し示す論文集。

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  • 「ジェンダー」の危機を超える! 徹底討論!バックラッシュ
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バックラッシュに反撃する! 男女平等や性の自己決定を主張し市民権を得ているジェンダーという概念に対して、全国で曲解や歪曲に基づく批判=バックラッシュが巻き起こっている。それらの反動性を徹底的に批判し、ジェンダー概念の深化を探る。

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  • 浮遊する「記憶」
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 個人的なものでありながら、社会を結合させ分断させる記憶。その記憶をめぐる言説空間には何が立ち上がってくるのだろうか。記憶をめぐる問題群を多様な視点から検証し、私たちを揺さぶり、私たちに揺さぶられる記憶の政治性を照らし出す論考集。

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  • プロレスファンという装置
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロレスという物語を、ファンはどう読み、解釈し、消費しているのかを明らかにして、クールでアイロニカルな読みをする「成熟したファン=邪推するオーディエンス」の悲哀と絶望、歓喜と正面から向き合う。9人の論者が迫るプロレスファンの文化研究。

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  • 〈景観〉を再考する
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後日本で、経済優先の都市開発が生み出した無味乾燥な〈景観〉を私たちはどのように内面化してきたのか。生活者の主体性を排した都市計画や、理念への羨望と現実への絶望の間で循環する議論を回避して、近代日本での〈景観〉の形成とその受容の過程をたどる。

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  • ヴィジュアル系の時代 ロック・化粧・ジェンダー
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鮮烈で華麗な独自の美的パフォーマンスと、退廃のなかに愛と永遠を求める情熱的な音楽で新しいバンドスタイルを築きあげて若者文化に強烈なインパクトを与えたヴィジュアル・ロックを、ロック史や化粧、ジェンダー理論から縦横に解読して同時代を探求する。

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  • 一九三〇年代のメディアと身体
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 転換期の文化・思想には、どのような現代性をもった言説空間が横たわっているのか。「総力戦」「宣伝」「観光」「メディア」「口演」「放送」の6つの視点を切り口に、メディアと身体が重層的にかかわりはじめた時代における社会の深層意識の変容を解読する。

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  • ブラスバンドの社会史 軍楽隊から歌伴へ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 軍楽隊として戦意高揚に寄与したブラスバンドは、敗戦後は自衛隊や消防の吹奏楽、アメリカ軍駐留キャンプのジャズバンド、歌謡曲のバックバンド=歌伴、そして学校のクラブ活動として、脈々と受け継がれている。聞き書きもまじえて、大衆音楽の変遷をたどる。

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  • 動物園というメディア
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人にとっての動物園とは何か? 「輸入」されて一世紀をへたいま、その存在意義の再考を促す論考集。イデオロギー装置としての動物園の機能を明らかにしながら、人と動物の関係を、見る/見せる/所有するという行為の次元でとらえなおす。

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  • 故郷の喪失と再生
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年、故郷は、たんに生まれ育った土地をさすのではなく、新たな意味を与えられて、現代人の心のなかに再生しつつある。日本人にとって故郷とは何か。故郷・故郷観の変遷と現状、そしてその将来像をとおして、現代日本社会を多面的に考える。

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  • 「郊外」と現代社会
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 都市に生じた矛盾を解消し、日本的現代の理想郷となるはずだった郊外は、なぜ、あらゆる現代的問題の温床となりはててしまったのか。現代社会研究の最前線で活躍する研究者たちが、あらゆる角度から郊外を分析し、生起する問題の核心に迫る。

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  • 運動会と日本近代
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代国家日本のイデオロギーと伝統的な民俗的祝祭・儀礼が接合された近代の祭りとしての側面をもつ運動会。近代社会システム構築の礎とされたその歴史を検証し、日本人の集合的無意識が顕現する場としての運動会を多角的に考察する。

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  • メディア空間の変容と多文化社会
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の広告とアメリカ化、電子メディアにおける主体、戦後国語教育が隠蔽してきたもの、外国人居住者が提示する問題、メディアと観光の複合化……。多様な切り口から、都市やメディアの発展と文化の異種混交の問題を見通す論考集。

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  • ポスト・ジェンダーの社会理論
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代人の心を侵すコミュニケーション不信/渇望症の原因を、自我の深部に存在するジェンダーに求め、ハーバーマスとフェミニズムを融合させることでその枠組みを根底から解体しようと試みる。隣人を理解するための実践的社会理論。

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  • ホームズの不思議な世界
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ホームズという未解決事件を解き明かせ! 「ソア橋」「マザリンの宝石」に迫り、ホームズの聖地スイスを巡礼し、ボーイスカウトや政治家などの同時代の社会状況にも言及して、いまもなお多くの謎を誘発するホームズの不思議な世界を深く読み込む。

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  • 追悼 春日野八千代 永遠の白バラのプリンスに捧ぐ
    -
    宝塚の地に咲き誇る一輪の白いバラよ、いつまでも――。凛とした美とたたずまいで多くのファンを魅了し、生涯現役を貫いた永遠の男役・春日野八千代。歌劇団に身を尽くした生涯を数々のエピソードとともに振り返り、心からの感謝と哀悼の意を捧げる。

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  • 「学校の怪談」はささやく
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1990年代にあらゆるメディアを巻き込んで一大ムーブメントを築き上げ、ホラー・ジャパネスクの原風景を立ち上げた「学校の怪談」。いまや日常の空間に入り込み増殖を続けるそれを多様な視座から揺さぶって、現代の〈闇〉の磁場と怪異へのまなざしを探査する。

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  • 絶版文庫嬉遊曲
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 嬉遊曲=自由な形式の器楽合奏の組曲に倣って、絶版文庫を愛してやまない4人が知られざる名作から、フランス革命やベートーヴェンをテーマにした作品の数々、なつかしの児童文学まで、その魅力を語る逸品。

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  • 機械=身体のポリティーク
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人造人間文学と優生学、映画=複製技術、『PLUTO』の破壊されるロボット、『イノセンス』の〈ゴースト〉……。表象の領域に立ち現れる「機械と身体」の節合と軋みに目を向け、その差異に照準して、私たちの身体を取り巻くメカニズムと可能性を解読する。

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  • ブルマーの社会史 女子体育へのまなざし
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治期から1990年代まで教育やスポーツの現場で広範に普及して黄金期を築いたブルマーにそそがれたまなざしを歴史的に追いながら、「性の解放と抑圧のパラドックス」「性の商品化」などの視角から、ジェンダー規範やセクシュアリティの変容の実態に迫る。

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  • 健康ブームを読み解く
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 病への不安が集団強迫と化した健康志向を文化的・政治的言説としてとらえ、それを成立させたメディア空間の発生を、身体をめぐる医学的まなざしの変容、公衆衛生思想の運動と表象、総力戦での人的動員などの歴史にたどって現代を照射する、日常性批判の試み。

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  • 霊性のネットワーク
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わたしたちは元来、国境や民族・宗派の壁を軽やかに超えて、スピリチュアル民族という一つの存在であるはずなのに-。既存の社会システムの綻びは、もはや隠せない。『すべての人の心に花を』で知られ、ネイティブ・アメリカンやインドの精神世界にも詳しい音楽家・喜納昌吉と、みずからのルーツや経験に耳を傾けながら日本の神道研究に新たな視座をもちこんだ宗教学者・鎌田東二のふたりが、霊性の不遇を嘆き、霊性のネットワーキングの復活(ルネッサンス)を提唱する。霊性の知恵・叡智が、物質文明に侵されて硬くなった心を解きほぐす。それは神話であり、おばあちゃんの知恵であり、ユーモアである。目には見えないが、有機的な生命の流れの根底にたしかにあるはずだ。

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  • スポーツライターになろう!
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「見て楽しむ」から「書いて楽しむ」へ!企画の立て方、取材のノウハウ、記事の書き方、インタビューの仕方・書き方、文章力アップの秘策、売り込みのコツ…。取材して書いて楽しむためのフリーランスライター講座。

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  • 10人のノンフィクション術
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ノンフィクション作家はどのようにしてテーマと出合い、作品に仕上げていったのか-。現実と対峙し、取材対象の内奥を見据え、文章で切り取って自己を重ね合わせて描く作家の磁場に入り、なぜ、なんのために、どう書くのかに肉薄する。話題作の舞台裏を知り、自分自身でノンフィクションを書くための示唆に富んだ快作。

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  • クラシックCD異稿・編曲のたのしみ
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 作曲者が自分の作品を改訂して複数の異稿ができたり、本人や他人によってオーケストラ曲などがピアノ曲に編曲されることは珍しくない。モーツァルト、ベートーヴェンなど9人の異稿・編曲のCDを発掘し、なじみの演奏とは一味違う楽しみ方を紹介する。

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  • 絶対!クラシックのキモ
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クラシック音楽の膨大なレパートリーのなかから、最もよく演奏される曲、または、作曲家の代表作を取り上げて説明。

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  • 究極!クラシックのツボ
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バロックって何? クラシックってヨーロッパのものなの? バッハは何を聴けばいいの? オペラってどこがおもしろいの?──作曲家や演奏家、指揮者に歌手、コンサート作法からCDメッタ斬りの、ほかでは書けないホンネを書いた大事典!

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  • クラシック、マジでやばい話
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 内容のよくないCDを大量製作するのはやめろ!空虚な言葉だけではなく、真剣に音質の向上をはかれ!決まり文句やメーカー資料の羅列ではなく、読者を向いた評論を書け!音楽への純愛ゆえに、いままで語られることのなかった領域をも俎上に載せ、クラシック音楽業界に巣くう魑魅魍魎を一刀で両断にする。

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  • オペラ大爆発!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 そもそも、オペラは声を楽しむものだなんて、誰が決めた?音楽がいちばん大事なんて、誰が決めた?つまらない思い込みを捨てて、「総合芸術」であるオペラ本来の強烈な姿を見よ。これが、現代を生きるわれわれならではの、新しくて楽しくてハッピーなオペラ鑑賞法だ。

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  • こんな「名盤」は、いらない!
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 つまらないCDを「名盤」ともちあげる骨ナシ評論がまかりとおっている。聴き手を甘やかすのもいいかげんにしろ!日本の音楽評論に裏切られてきた著者たちが、そんな「名盤」をねんごろに供養。同曲異演奏を徹底的に吟味し、気分ではなく理性を、陶酔ではなく覚醒を求めるファンだけに贈る過激な評論集。

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  • 兵役拒否
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国家意志としての軍隊の命令に「否」を突きつける兵役拒否とは何か。敵を殺す暴力性の極限に個人として対抗する良心的兵役拒否が人権として合法的に認められているドイツをはじめ、イタリアやイギリスの実態、日本の徴兵拒否をも含めて詳細に解析する。

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  • 偏見というまなざし 近代日本の感性
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒステリー観の変遷、文学史における性と生、戦時雑誌の公共性、ポートレートとジェンダーの問題、感覚の抑圧と近代主義など、近代日本における感性の変遷を「偏見」をキーワードに読み解き、メディア論・文化研究の新しい視角を提示する刺激的な論考集。

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  • クラシック・スナイパー1 特集 失恋の美学
    -
    1~8巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いじけ批評やちょうちん記事を蹴散らし、許・鈴木コンビを中心に辛口・ストレート勝負の評論と洒脱なエッセイで構成する。クラシックと失恋をテーマにした特集や、「フルトヴェングラー『第九』」「ベルイマンとクラシック」、オペラ評、など充実した1冊。

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  • 少女論
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 成女でもなく童女でもない、男でもなく女でもない──少女たちの蠱惑的な魅力としたたかな魔力を多彩に描き、少女の現在を読み解く刺激的な論考。都市に浮遊する記号、ナゾに満ちた彼女たちの身体に迫る。総勢13人による共同執筆。

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  • クラシック反入門
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クラシックは艱難辛苦の果てにしか理解できないのだ!甘口の入門書では神髄は理解できない!時空を超えた価値があるクラシックを本当に自分のものとしてわかるためには最低限の知識を身につけろ!最良の入門書は「反入門」としてしか書けないのだ!教科書を踏み越えた先、道なき道の先に待つキモを気鋭たちが教える。

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  • こんなスポーツ中継は、いらない!
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 野球、サッカー、テニスなど、日本のプロスポーツがいつまでたっても世界レベルに達しないのはなぜか?身体能力の違いや技術レベルの低さ、そして優秀な指導者の欠如…そんな表面的で効果のない批判ではダメだ。われわれとスポーツのあいだにこっそりと忍び込み、スポーツ観形成に無意識のうちに働きかけるサブリミナル・メディア「スポーツ中継」こそが、諸悪の根源なのだ。試合の醍醐味を伝えない実況アナウンサーや、自慢話に終始する解説者など、一部の悪しきスポーツ中継を断罪し、日本でスポーツが文化として成熟するために、スポーツ中継はどのようにあるべきか、その可能性を探る。

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  • 美輪明宏という生き方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1950年代、紫の衣装に身を包んだ美少年が、突如として銀座に出現する。美貌と美声で観客を魅了し、マスメディアを騒然とさせた。あの人は、誰?男性?女性?当時、その強烈にして異質な輝きをまっすぐ受け止めることができる人は、まだ多くなかった。恋に狂う者を劇的に、子を想う母をしみじみと、あるいは心やすらぐ唱歌を丁寧に、みごとに歌い上げる美輪明宏は、しかし歌手というにはあまりに広い活躍の場をもっている。芸術家のミューズであり、悩める者のシャーマンであり、希有な舞台人にして、現代の美的貧困を嘆き励ます文筆家-。時代がようやく追いつきはじめたいま、美輪明宏という存在を多角的に照らし出し、その世界と生き方の神髄に迫る。

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  • 家族と格差の戦後史 一九六〇年代日本のリアリティ
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 映画のヒット、当時の社会状況や文化を紹介する書籍の相次ぐ刊行などを受けて「昭和30年代」がブームになり、ノスタルジックな商品・消費はもはや定着したといってもいい。温かな地域コミュニティがあり、貧しいながらも夢や希望にあふれた時代と捉えられている高度経済成長初期は、しかし現実的にはどのような社会状況だったのか。1965年のSSM調査に残る貴重なデータを使い「思い出語り」を剥ぎ取るなかで見えてくる当時の家族の実態や世帯収入、職業、格差の現実を、いくつかの具体的なテーマから照らし出す。戦争の爪痕が残る「昭和30年代」の家族構成や厳しい所得格差を明らかにして当時のリアリティを浮き彫りにする。

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  • 夜食の文化誌
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ラーメン、おにぎり、焼きそば、うどん、スナック菓子…。受験勉強や夜型生活になくてはならない夜食は、いまや巨大な市場を形成するほど人々に受け入れられている。人の心を和ますとされたり太る原因にされたりとさまざまに語られる夜食は、どのようにして日本に普及してきて、一つの文化として成熟したのか。文化的・歴史的な過程を丹念にたどりながら、落語の演目から都市の下層階層の問題を読み解き、屋台やラーメンの普及、若者文化や地方と夜食とのかかわりに戦前期の都市化のありようや食文化イメージの転換を見定めて、夜食と日本人との関係に鋭く斬り込む。食欲と知識欲をそそる文化史/文化誌。

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  • 〈普通〉という希望
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 このくらいは「普通」のことだ-。「普通」や「常識」が規範として機能し、生活の最低限のモチベーションになっていた時代はもはや遠い過去になった。「当たり前に生きていてはダメだ」「独自であれ」「自分らしさをもつために絶えず努力しろ」などの言説の渦のなかでせきたてられるように社会制度から抜け出した途端、社会に戻ることが許されず排除される時代を私たちは生きている。独自性の獲得や社会的成功を生きる指標にするがゆえに、困難に見舞われ、むなしさを感じ、苦悩する人々の現状を、大学生の率直なコメントや若者文化、「私」語りなどの身近な事例を導きの糸にして描き出す。そして、「普通」「常識」をシニカルでニヒルな姿勢からではなく真正面からしっかりと見据えて、希望に満ちた明るい「普通」さの可能性を探る。

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  • 越境するポピュラーカルチャー リコウランからタッキーまで
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東アジアという空間的な枠組みを設定したとき、ポピュラーカルチャーはジオグラフィックなそれぞれの共同体のなかでどのように受容されて変質し、記号化され共有されているのだろうか-。音楽・マンガ・テレビドラマなどのコンテンツに象徴される文化やそれを通して共有できる価値観が国家の枠組みを通り抜けてさまざまな形で「流用」され楽しまれている各国の実態を描き出す。韓国・台湾・中国では日本のポピュラーカルチャーをどう受け止めて刷新してきたのか、を丁寧に分析した論考集。

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  • 拡散するサブカルチャー 個室化する欲望と癒しの進行形
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 言語も政治体制も異なる国家・国境を越えて東アジアに広がる日本のサブカルチャーは、インターネット全盛のいま、個々人の「個室」で受容されている。人々の欲望を駆動させ、あるいは癒しにもなり、国家や地域社会とは異なるコミュニティをも作り出すサブカルチャーの受容の実態を、食玩・海賊版ディスク・ビデオゲーム・アダルトビデオなどの具体例に沿って描き出す。香港などでの調査をふまえながら、ある国でサブカルチャーとして出発したものがやがてメインストリーム化し、しかし他国ではサブカルチャーであり続けている、という多彩で多様な大衆文化のありようを多角的に検証する論考集。

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  • 不妊と男性
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 家制度・家系意識のために女性が責任を負わされることで、社会から隠蔽されがちな不妊と男性の関係を、歴史的・文化的な背景から浮き彫りにする。生命倫理、アイデンティティ、生殖と性、歴史などの視角から男性不妊の現実を照射する試み。

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  • 従軍のポリティクス
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦中期、戦時総動員体制のもとで多くの民間人を国家的暴力へと駆り立てた〈従軍〉は、現代社会にどのようなかたちで息づいているのか。「報道」「女性」「宗教」などを切り口に、人々を直接的・間接的に戦場へと動員する〈従軍〉の論理を解明する。

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  • 世間学への招待
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちが組み込まれている世間とはいったい何か? ムラ的共同体としての世間、近代法と「世間の掟」の二重構造、対人恐怖にみられる世間の影響、作家と世間の関係など、私たちの日常生活と世間とのかかわり方を検証し、〈生活世界〉の構造を解読する論考集。

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  • プライバシーと出版・報道の自由
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 表現の自由とプライバシー権のせめぎあいの歴史を再検討していくと何が見えてくるのか。「犯罪報道とプライバシーの保護」「小説とプライバシーと表現の自由」「芸能人とプライバシー」の3つの視点をとおして、出版・報道の本質的な問題に再考を促す。

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  • まちがいだらけの包茎知識
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世間に流布している「皮かむりは一人前の男ではない」という強迫観念。「包茎は癌になる、女性にもてない、早漏になる…」といった包茎にまつわる俗説。そんなまちがいだらけの包茎知識にまどわされるな!実際に包茎手術を受けたことでアイデンティティ・クライシスに陥った青年が包茎手術にともなう後遺症の危険性を訴える。また、医療現場からは泌尿器科の専門医が包茎の基礎知識から実際の手術方法までを説明しながら包茎=無害であることを証明し、性教育のベテランが日本では避けられてきた肉体と性器の肯定学習の必要性を説く。いままで語られてこなかった包茎の正しい知識をガイドする。

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  • 畸人さんといっしょ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 畸人さん。それはステキな人たち。壮大なオレ宇宙のただなかで、常人の理解の遠く及ばぬ独自の活動に邁進する。これは、素晴らしき畸人さんとのシビレルように甘く濃密な時間の記録である。

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  • ある性転換者の記録
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 性同一性障害-生まれもった男体や女体に違和感をもちつづけ、「私の肉体はまちがっている」と心と身体とが引き裂かれた症状をもつ人たちに、日本でもようやく医療としての性転換手術が認められた。認可以前にアメリカで手術を受けた性転換者が苦しみ抜いたすえに得たやすらぎの精神史を明かし、認可をめぐる動向をジャーナリストがレポートする。

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  • 旅行の進化論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人はなぜ旅をするのか」という永遠の謎の答えを求めて、西洋の旅の歴史をたどりながら、交通手段の普及にともなって変化した旅の文化史をひもとく。未知の地への冒険心に始まった旅。その歴史に秘められた精神の軌跡をさぐる旅へ読者をいざなう。

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  • 臨床心理士になる方法
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心痛む凶暴な事件や自殺が社会問題化し、被害者とその周辺へのカウンセリングの需要が高まっている。臨床心理士専門予備校を主宰する著者が、指定大学院に合格するための勉強法、資格試験の概要、就職の仕方など、「なる方法」を具体的に解説する職業ガイド。

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  • 「女子」の時代!
    3.3
    女子力、女子会、大人女子、カメラ女子、山ガール、森ガール…。ウェブやマスコミをにぎわせて2000年代に爆発的に広まって定着した「女子」は、少女や女の子、女性などの言葉とは違った意味合いで使われている。生物学的な性差やジェンダーなどの視点からだけでは捉えられないそのような「女子」の実態を、ファッション誌の大人女子、女子写真、オタク女子、働く女性を描く女子マンガなどを具体例にして多角的に観察・紹介する。そして、男性からの性的な視線や社会的な規範から軽やかに抜け出した女性たちが「女子」という言葉を積極的に引き受けて楽しみ、他者とのネットワークを作り上げている状況を、「かわいい」や「萌え」などの視点から分析して新たな女子文化論を提示する。

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  • ひとはなぜ乳房を求めるのか 危機の時代のジェンダー表象
    -
    ときに人々を魅惑し、ときに宗教的・倫理的な観点から可視化を規制される乳房は、隠蔽されながらも性的な消費の対象になり、時代や社会によって「エロス」「卑猥」「母性」などのさまざまな価値観と結び付けられてきた。社会状況の変革や価値観の揺らぎなどの「時代の危機」に乳房イメージが生産・消費される契機を読み取り、ヨーロッパ中世、近世イタリア、戦中・戦後の日本映画、ピンクリボンキャンペーンなど、古今東西の乳房イメージと社会との関係を明らかにする。それらを通じて、女性の身体そのものから乖離している乳房イメージと、それに密接に絡み合うジェンダーの力学を解明する乳房文化論。

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  • 歴史教育とジェンダー 教科書からサブカルチャーまで
    -
    戦後の歴史教育では「家永教科書裁判」や「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書問題など、私たちの歴史観や歴史認識を問う問題が繰り返し議論されてきた。しかし、「ジェンダーの視点からの歴史教育や歴史教科書の見直し」はほぼおこなわれてこなかったといっていい。本書では、日本やアメリカの歴史教科書、はては科学史やミュージアムの展示方法。少女マンガまでをも射程に収め、国際比較や精緻な読み込みをとおして、歴史教育におけるジェンダーの欠落とそれをどう補うべきかを具体的に考察する。現代日本の歴史教育をジェンダーの視点から見直し、その視点を歴史記述・教育にどのように織り込むべきかを真摯に探る問題提起の書。

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  • 不思議な国のクラシック 日本人のためのクラシック音楽入門
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クラシックという名の白ウサギを追いかけて穴に飛び込んで、さて、何をどう聴けばいいのか。──教養主義の仮面を剥がす傲慢にも痛快な「エロなオレ様」流聴き方を日本の精神風土から懇切に説き起こし、環境と必要度に応じた受容型を提示する異色の入門書。

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