作品一覧 2024/02/25更新 「社会」はどう作られるか?:家族・制度・文化 試し読み フォロー ジェンダー史10講 試し読み フォロー 歴史教育とジェンダー 教科書からサブカルチャーまで 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 姫岡とし子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ジェンダー史10講 姫岡とし子 新書ということもあって平易で簡潔に書かれていて読みやすい。内容は女性史やジェンダー史の勃興から歴史叙述との関係、家族史や身体史や労働史、他には近代家族論、社会構築論、ポスコロなんかが扱われている。ほとんどの章で日本やアジアのことについての記述が含まれていて、読んでいて沸いた「日本やその他の地域ではど...続きを読むうなんだろう」といったような疑問にはある程度は応答してくれていて快適だった。 ジェンダー史は全く知らんので記述の確度は分からないけど、姫岡さんは全くの門外漢のぼくでも知ってるような方なので信頼できるとは思う Posted by ブクログ ジェンダー史10講 姫岡とし子 読んでいる途中だけど、第4章の記述の中で、歴史を考える上で、「正史」という見解はもはや成り立たず、ジェンダー史もある見方としての歴史の一つなのだ、という指摘は心に留めておく必要があると思った。 ジェンダー史だけでなく、障害者の観点から捉えた歴史とか、民族や移民の観点からとらえた歴史とか、多様な歴史の...続きを読む見方があるということを改めて気付かされる。 これまでの歴史の叙述から埋もれてしまった歴史を掘り起こし人々の歴史認識をズラすことに貢献してくれるのが、上記の新たな歴史学なのだろう。 だけど、できれば依拠した出典の明記の仕方がもう少しわかりやすいほうがいいなと思った。例えば、「〜〜(〇〇 2024)。」とか「〇〇(2024)によると、〜〜。」みたいな感じで。 Posted by ブクログ ジェンダー史10講 姫岡とし子 第7講「身体」だけめくってみるけど不安になる。デューデン先生やラカー先生そんなに権威みたいに扱って大丈夫なんだろうか。ていうか、あちこち出典なしで断定的な表現で書かれているのでよろしくないと思う。 Posted by ブクログ 姫岡とし子のレビューをもっと見る