経済 - 東洋経済新報社作品一覧

  • ミクロ経済学 Expressway
    -
    1巻2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プログレッシブ経済学シリーズの八田達夫著『ミクロ経済学I』『ミクロ経済学II』の2冊の幹の部分のみを1冊にまとめたもの。単純に「章」を抜き出したのではなく、章ごとに再構成が行われ、大幅に加筆作業が行われた「最新要約版」となっている。多量の図のすべてに「説明」が加えられ、それを追っていくだけでも復習が可能になりました。ミクロ経済学の最重要な部分の展望を与えるとともに、独習書として読み終えた後では、さまざまな経済政策問題への対応策を自分自身で考えられるようになることができる。 本書の特色は、以下の点に要約されます。 第1に、加減乗除以外の数学を用いていない。 第2に、現実の日本の経済政策問題を数多く分析している。 第3に、需要曲線と供給曲線と余剰の概念を用いて分析を貫いている。 第4に、独学者が部分的に読んだ知識でも現実に活用することができる。
  • 『私の実践経済学』はいかにして生まれたか
    -
    1巻2,464円 (税込)
    日本初の在野エコノミストと称される高橋亀吉が語った「自伝」。生い立ちから始まり、経済記者としてのスタートを切った大正5年から、昭和51年に至るまでの、高橋亀吉の独自の視点に基づく、景気・経済の見方のカンとツボが示されている。昭和51年に刊行された『高橋経済理論形成の60年』の復刊。若田部昌澄早稲田大学教授の解説「高橋亀吉の謎と魅力」が付されている。

    試し読み

    フォロー
  • 入門 商品デリバティブ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、先物・オプション・スワップなど、デリバティブ取引の仕組みを、コモディティを中心に基本からていねいに解説した入門書です。デリバティブ取引について初めて学ぼうとする人を対象に、市場の制度や理論をわかりやすく解説しています。 デリバティブ取引の対象には、農産物や工業原材料などの商品から、株価指数・債券・外国通貨といった金融商品、さらに海上運賃から保険損害率といった無形商品に至るまで多種多様なものが含まれます。本書の特色は、取引対象別に縦割りで解説するのではなく、すべての商品に通じるデリバティブ取引の特徴を横割りに整理したところにあります。そのほうが取引や制度の仕組みが明瞭に理解でき、さらに発展的に知識を広げられるからです。 なお本書は、『入門先物市場』(2000年3月初版)の内容を大幅に書き直したものです。『入門先物市場』は、10年以上の長きにわたって版を重ねてきましたが、昨今のデリバティブ市場の拡大・発展に伴い、その内容・記述を加除修正すべき個所が増えてきました。そこで前著の特徴を生かしつつ、取引所取引のみならず店頭取引も視野に入れたデリバティブ取引全体を対象とした入門書として内容を刷新したのが、本書『入門商品デリバティブ』です。
  • よくわかるブラック・ショールズモデル
    3.0
    1巻2,475円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今や金融工学ブーム。本分野の基礎数学、すなわちブラック・ショールズモデル、伊藤積分、ブラウン運動などを理解することは必須。懇切丁寧な解説を試みる。 【主な内容】 まえがき 第1章 統計学の基礎 第2章 確率過程とランダム・ウォーク 第3章 ブラウン運動 第4章 伊藤積分 第5章 確率微分方程式 第6章 オプションとブラック・ショールズモデル
  • テキストブック 現代の金融(第3版)
    -
    1巻2,475円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 しっかり勉強するならこの一冊! 非伝統的金融政策やアベノミクスなど最新の金融状況を踏まえ、内容を一新。 好評を博したテキストの最新改訂版。 近年の金融に関する新しい理論的成果を積極的に織り込み、日本の現実と関連付けながら説明することで、「理論と現実の架け橋」となるよう執筆されているのが特徴です。 大学生や金融の体系的な知識を得たいビジネスマン向け。 【主な内容】 第1章 金融の仕組み 第2章 金融システム 第3章 金融市場 第4章 金利と資産価格 第5章 金融機関の機能 第6章 企業金融 第7章 決済と信用秩序 第8章 金融政策
  • 入門テキスト 金融の基礎
    -
    1巻2,574円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 金融商品になじみがない大学生が最初に学ぶためにも ビジネスパーソンが基礎知識を得るためにも 金融知識と金融経済事情のリテラシーを身に付けるための最初の一冊に最適のテキストです。 本書の構成--「はじめに」より ●本書では、金融論の基礎知識として、金融取引の解説からはじめて、家計・企業の金融資産・負債選択、代表的な金融商品、金融政策、国際金融に関する話題を4部構成で説明していきます。 ●第1部では、金融取引と金融市場の概要を説明した後に、資金循環統計という統計を用いて誰が誰に対してお金を流しているのかを概観し、最後に代表的な金融機関である銀行、証券会社、保険会社の機能を説明します。 ●第2部では、家計・企業の金融資産・負債選択に関する基礎理論と現状を学びます。家計の場合は、貯めたお金をどんな資産に分けて、どの程度の危険を冒せば増えていくのか、という問題が中心になります。企業の場合は、お金をどうすればなるべく安く借りてこられるのか、という問題が中心になります。 ●第3部では、代表的な金融商品市場の現状と金融商品価格の決まり方を説明します。まず、国債を中心とした債券市場について説明した後に、株式市場、デリバティブ市場について説明します。 ●第4部では、グローバル経済と金融政策について説明します。まず、日本経済、そしてグローバル経済と日本経済との取引を記述する統計である国民経済計算と国際収支について説明したうえで、外国為替市場、為替レートの決定理論、中央銀行の業務、金融政策の目標・手段・効果について説明し、1999年以降の金融政策に関する説明をします。
  • イノベーション―活性化のための方策
    -
    1巻2,574円 (税込)
    日本のイノベーション・システムをどのように改革していくべきか? 企業、大学、公的研究機関、政策当局の進化と相互作用を促す方策を示す。 イノベーションとはこれまでとは違う、新しいことをすること、一歩踏み出すこと、である。その究極の目的は、人々の生活を豊かにすることである。 日本はこれまで、素晴らしいイノベーションを世界に送り出してきた。今後もイノベーティブな国であるためには何をすべきか。本書ではイノベーションを考えるにあたって理解しておくべき基本的な概念や考え方のフレームワークを説明し、それに基づいて日本のイノベーション・システムについて検討している。 重要なことは、第一に、短期的な景気の浮揚といった次元を超えて、長期的な視点に立って日本の将来を考えることである。第二に重要なのは、イノベーティブな社会を作るためには、国全体としてどのようにすべきか、という視点からの検討をすることである。 日本のイノベーション・システムをどのように改革していくのかを考えるにあたっては、まず、現在のシステムの問題を把握し、次いで、それを構成する個々の企業や大学、公的研究機関が進化していくことを促すことが必要である。さらには、それらの間の実りある相互作用を促すことである。
  • 米国金融機関のリテール戦略―「コストをかけないカスタマイズ化」をどう実現するか
    -
    1巻2,574円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 金融は、投資業務重視からリテール重視へ回帰せよ。米国金融ビジネスの最前線に立つ著者が、米銀復活の手法を詳細に解説。日本金融再生への提言の書。
  • テキストブック 現代アジアとグローバリズム
    -
    1巻2,574円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では、グローバリズム=「アメリカ型システムの普遍化」という戦後アメリカの覇権的介入政策の変遷を、 ○軍事グローバリズム(軍事ブロックと対外援助)、 ○協調的グローバリズム(アメリカの相対的地位低下と同盟国負担)、 ○金融グローバリズム(アメリカン・スタンダードによる金融資本市場自由化圧力) という三段階に区分して、それがアジア経済および国際政治に与えた影響について平易に解説する。 さらに今世紀になって、そのグローバリズムが暴走していく過程(ブッシュの戦争、金融規制緩和)を描写することで、今日の世界経済混乱の本質を問いながら、グローバル資本主義「共同管理」の方向性を考える。 【主な内容】 第1章 グローバリズムとは何か 第2章 軍事グローバリズム 第3章 グローバリズムとアジア 第4章 パクス・アメリカーナの崩壊 第5章 協調的グローバリズム 第6章 東西冷戦終結 第7章 金融グローバリズム 第8章 アジア通貨危機 第9章 暴走するグローバリズム 第10章 グローバリズムと地域共同体 終章 ポスト・グローバリズム
  • 資本主義の次に来る世界
    4.1
    「少ないほうが豊か」である! 「アニミズム対二元論」というかつてない視点で文明を読み解き、 成長を必要としない次なる社会を描く希望の書! ケイト・ラワース(『ドーナツ経済学が世界を救う』著者)、 ダニー・ドーリング(『Slowdown 減速する素晴らしき世界』著者)ほか、 世界の知識人が大絶賛! デカルトの二元論は「人間」と「自然」を分離した。 そして資本主義により、自然や身体は「外部化」され、 「ニーズ」や「欲求」が人為的に創出されるようになった。 資本主義の成長志向のシステムは、人間のニーズを満たすのではなく、 「満たさないようにすること」が目的なのだ。 それでは、人類や地球に不幸と破滅をもたらさない、 「成長に依存しない次なるシステム」とは何か? 経済人類学者が描く、かつてない文明論と未来論。 本書が語るのは破滅ではない。語りたいのは希望だ。 どうすれば、支配と採取を軸とする経済から生物界との 互恵に根差した経済へ移行できるかを語ろう。 (「はじめに 人新世と資本主義」より)
  • 金融読本(第32版)
    -
    初学者でも読めばわかる、金融テキストの決定版の2023年最新改訂版です。 日本の金融業の現状、金融をめぐる制度、戦後の金融の歴史をバランスよく解説している点が特色。ウクライナとコロナ、二つのショックが金融に与えた影響や、東京証券取引所の市場再編、フィンテック、デジタル通貨、ブロックチェーンなど、最新の動向についてもくわしく解説しています。 数式はまったく出てこないので、数学が苦手で金融理論の勉強をあきらめた読者でも、最後まで難なく読み通すことができます。数学が苦手な学生を対象とした講義で、非常に使いやすいテキストです。
  • アセットマネジメントの世界 第2版―新たな社会的使命と実践
    4.0
    第一線で活躍する資産運用のプロフェショナルによって、金融商品の基礎知識、運用業務の実際とノウハウ、投資哲学と行動規律、そして資産運用業の将来展望までが、資産運用の最前線にいる18人のプロフェッショナルによって語られる。  大学での資産運用の基礎知識を学ぶ機会を提供する実践的な寄付講座をもとに作られているため、資産運用の経験のない人にもわかりやすいように語られている。資産運用業の社会的役割と期待が高まりを受けて、今回13年ぶりに改訂。  ESG/SDGs時代において金融業界、資産運用業界に就職したい人の必読の書。
  • 実践 医療現場の行動経済学―すれ違いの解消法
    3.5
    「感染症対策で手指消毒してもらうには?」 「市民にもっと健診を受診してもらうには?」 「臓器提供の意思表示をする人を増やすには?」 「看護の現場で内服事故を防ぐには?」 「メンタルヘルスのことで専門医を受診させるには?」 臨床現場・公衆衛生の現場でどのように行動経済学が活用されているのか? 「ナッジ」(より良い選択をするための選択肢や表現方法の工夫)を適切に使うための実践例を多数紹介 医療関係者、患者、企業、自治体関係者絶賛 ロングセラー『医療現場の行動経済学』待望の続編
  • 日本経済読本(第22版)
    3.0
    1巻2,640円 (税込)
    テレワーク、SDGsなどの最新動向もわかりやすく解説! 歴史・制度・事実・理論を組み合わせて経済を理解できるロングセラーテキスト 待望の改訂版 累計39万部! 日本経済の歩み、経済政策、財政政策、金融政策、地方経済、日本企業、労働市場、家計、社会保障、国際収支、資源エネルギー、環境問題、世界経済など幅広く解説
  • 21世紀のロンバード街―最後のディ-ラーとしての中央銀行
    4.0
    金融市場のあり方をつぶさに観察して書かれた古典的名著、バジョットの『ロンバード街』。 この本では、中央銀行の役割について「最後の貸し手」と整理して、金融関係者の間では、 それが常識となってきた。 しかし、ここ最近の金融危機では、中央銀行はその役割を超えて、金融市場の崩壊を 防ぐためにあらゆる手段で買い支えを行う「最後の買い手」(Dealer of last resort)、 つまりだれもポジションを取って価値のバックストップを提供しないときに、あえて 大量の資産購入を通じて現在の価値の根拠を提供する機能を果たしている。 従来の経済学や金融論が見落としてきた金融市場の特質をとらえたユニークな一冊。
  • 金融読本(第31版)
    3.0
    初学者でも読めばわかる、金融テキストの決定版の2020年最新改訂版です。 日本の金融業の現状、金融をめぐる制度、戦後の金融の歴史をバランスよく解説している点が特色。リーマン・ショックから世界金融危機以降に導入された新たな金融規制や、フィンテック、デジタル通貨、ブロックチェーンなど、最新の動向についてもくわしく解説しています。 数式はまったく出てこないので、数学が苦手で金融理論の勉強をあきらめた読者でも、最後まで難なく読み通すことができます。数学が苦手な学生を対象とした講義で、非常に使いやすいテキストです。
  • スティグリッツ PROGRESSIVE CAPITALISM(プログレッシブ キャピタリズム)
    4.3
    中流という生き方はまだ死んでいない。 万人を豊かにする進歩的資本主義とは? 上流エリートか、貧困層か……。未来の選択肢は、この二つだけではない。 今こそ、分断なき世界について語ろう! 「スティグリッツはとてつもなく偉大な経済学者だ」――ポール・クルーグマン(ノーベル経済学賞受賞経済学者) 「クルーグマン、ピケティと並び、21世紀のグローバル資本主義論争をリードしてきた偉人」――アンドリュー・アンソニー(ガーディアン紙) ノーベル経済学賞受賞経済学者が、市場原理主義に異議を唱え、経済の再生を提言する! いまや経済や政治は、一部の富裕層や大企業だけのためのものになってしまった。 さまざまな産業を、わずかばかりの企業が独占的に支配するようになった結果、格差が急激に拡大し、成長が鈍化している。 だが、我々が直面しているこのような状況に対し、打つ手がないわけでは決してない。 スティグリッツによれば、富や生活水準の向上を真にもたらすのは、学習、科学やテクノロジーの進歩、法の支配だという。本書で示される政策改革に賛同する人が多数派を占めれば、いまからでも、豊かさが万人にいきわたる進歩的資本主義を構築することは可能だ。そしてそれは、誰もが中流階級の生活を実現できる社会である。 市場原理主義から予想される危機と、進歩的資本主義の基盤を提示する本書は、現代社会の危機的状況を明らかにすると同時に、困難な時代を乗り越えるための、正しい資本主義のあり方、すなわち「それでも資本主義にできること」を示すものである。
  • 日本経済読本(第21版)
    -
    1巻2,640円 (税込)
    働き方改革、第4次産業革命などの最新動向もわかりやすく解説! ビジネスパーソンが経済ニュースを読む上で知っておきたい「経済を見る眼」も養える! 歴史・制度・事実・理論を組み合わせて経済を理解できるロングセラーテキスト 累計38万部超の定番書、待望の改訂版 「経済を理解するには、歴史、制度、事実、理論の各面についてバランスのとれた知識が必要であるとともに、それらを組み合わせて理解することがとても重要である。インターネットの発達で、それぞれの側面についての断片的な知識は容易に入手できるようになったが、各面を組み合わせた解説や分野をまたがった論考はあまり多くないように思われる。そこで、本書ではこうした点を重視して編集した。執筆者は各分野の専門家ではあるが、できるだけ平易に、しかし本質をつかんで説明することに努めた。データは公的統計に依存する部分が多いが、政策の評価などについては、執筆者の見解も含め、問題点や懸念の指摘も含めた記述を心掛けた。」――「はしがき」より
  • 医療現場の行動経済学―すれ違う医者と患者
    4.0
    医者「なぜ患者さんは治療方針を決められないのか」 患者「なぜお医者さんは不安な気持ちをわかってくれないのか」 人間心理のクセがわかれば、溝は埋められる! 「ここまでやって来たのだから続けたい」 「まだ大丈夫だからこのままでいい」 「『がんが消えた』という広告があった」 「本人は延命治療を拒否しているが、家族としては延命治療をしてほしい」 「一度始めた人工呼吸管理はやめられない」 といった診療現場での会話例から、行動経済学的に患者とその家族、医療者の意思決定を分析。 医者と患者双方がよりよい意思決定をするうえで役立つ一冊! シェアード・ディシジョン・メーキングに欠かせない必読の書。 「行動経済学では、人間の意思決定には、合理的な意思決定から系統的に逸脱する傾向、すなわちバイアスが存在すると想定している。そのため、同じ情報であっても、その表現の仕方次第で私たちの意思決定が違ってくることが知られている。医療者がそうした患者の意思決定のバイアスを知っていたならば、患者により合理的な意思決定をうまくさせることができるようになる。また、医療者自身にも様々な意思決定におけるバイアスがある。そうしたバイアスから逃れて、できるだけ合理的な意思決定ができるようにしたい。患者も行動経済学を知ることで、自分自身でよりよい意思決定ができるようになるだろう。」――「はじめに」より
  • 拡張の世紀―テクノロジーによる破壊と創造
    4.2
    ヒト型ロボット、寿命延長、ゲノム編集、ブロックチェーン、空飛ぶクルマ、3Dプリント、AR・VR、etc. こうしたテクノロジーは世の中をどう変えていくのか。 ヒトはどう変わるのか? 働き方、医療、交通、金融、教育、都市は? Tech界のグルが描き出す衝撃の未来予測! 10年後の世界がここにある!
  • 山は市場原理主義と闘っている―森を守る文明と壊す文明との対立
    3.0
    1巻2,640円 (税込)
    「森林」「環境」をキーワードに太古からの文明の衰亡を検証。米国・中国の影響力が大きくなる世界システムに対し、文明論の立場から警鐘を鳴らす。
  • 行動経済学入門
    4.0
    日本初の入門テキスト! 行動ファイナンス、幸福の経済学、実践的な内容まで、幅広く網羅した決定版 人間の非合理な感情や行動を体系的に解き明かす!
  • 金融読本(第30版)
    -
    初学者でも読めばわかる、累計43万部のロングセラー、金融テキストの決定版の2017年最新改訂版です。 日本の金融業の現状、金融をめぐる制度、戦後の金融の歴史をバランスよく解説している点が特色。リーマン・ショックから世界金融危機以降に導入された新たな金融規制や、アベノミクス、「マイナス金利政策」、日銀のオペの手法、フィンテックなど、最新の動向についてもくわしく解説しています。 数式はまったく出てこないので、数学が苦手で金融理論の勉強をあきらめた読者でも、最後まで難なく読み通すことができます。数学が苦手な学生を対象とした講義で、非常に使いやすいテキストです。
  • 地政学で読む世界覇権2030
    4.0
    中国、欧州、ロシアは次々に自滅。 世界は確かに破滅に向かっている。 しかし、アメリカだけがそれを免れる。 気鋭の地政学ストラテジストが、2030年以降の世界地図を読み解く。 ベストセラー『100年予測』著者のジョージ・フリードマンが1996年に設立した影のCIAとも呼ばれる情報機関「ストラトフォー」。 影のCIAとも呼ばれるその機関で、著者はバイス・プレジデントまで上り詰めた。 ウォール・ストリート・ジャーナル、ブルームバーグ、AP、フォーブスなど、多数のメディアが彼の分析に注目している。 『100年予測』やランダース『2052』、英エコノミスト編集部『2050年の世界』、カプラン『地政学の逆襲』、トマス・フリードマン『フラット化する世界』につづく未来予測の新機軸。 ●2030年までに、いったんは米国中心主義が薄れる。 ●しかしその後、ロシア、欧州、中国は次々に自滅し、アメリカは世界で圧倒的な超大国になる。 ●世界各地で紛争が勃発し、アメリカのライバルたちは疲弊する。 ●地理的に離れているため、世界で起きる紛争はアメリカに影響しない。 ●地形のおかげでアメリカはすでに必要なものをすべて手に入れている。 ●アメリカの人口構成が若返り、ふたたびキャッシュを生み出す。
  • コ・イノベーション経営―価値共創の未来に向けて
    -
    「世界でもっとも影響力のあるビジネス思想家」の名著復刊 企業による価値創造から個人とともにイノベーションを起こす「コ・イノベーション」の時代へ。 今までも企業は顧客の声を聞かなければならない、と言われていたが、それは企業主体の考え方であった。これからの時代は、顧客と一緒になって新しい価値を生み出す「価値共創」の時代が待っている。本書では、多くの企業事例をもとに未来の企業間競争の多彩な選択肢を提示されている。本書は、 新しい経営コンセプトを世界に発信し続けた、故・プラハラード博士の名著『価値共創の未来へ』を改題し、復刻したものである。一橋大学教授の一條和生氏による「解説」を新たに収録する。ソーシャルメディア、オープンイノベーション、BOP市場など、今日の世界を予言した古典的名著。
  • 入門 実践する統計学
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 統計で数字に隠された本当の意味がわかる みるみる身につく統計学 本書の特徴は3つです。第1の特徴は、豊富な実用例です。これらの実用例は、経済学、経営学、保険、スポーツ、医療、教育、心理学など多岐にわたっています。初学者にとっては、統計学がどのように役に立つのかを知ることは、統計学を学ぶ意識を高めるだけでなく、統計学を実際に用いるうえでも有用な知識となります。これらの実用例を理解することで、単なる理論体系ではなく、「生きた」知識として統計学を身につけることができます。 第2の特徴は、高等学校初級年程度の数学で内容を理解できるようにしたことです。証明はできるだけ詳細に記述し、証明の理解が容易となるよう心がけました。本書では、章末に証明がまとめられていますが、必ずしもこれらを読まなくても、各章の概要が把握できるようになっています。 第3の特徴は、上級の専門書を読むための基礎を本書によって身につけられることです。統計学の入門書と上級書の間には大きな隔たりがありますが、本書はその橋渡しの役割を果たすことでしょう。(「はしがき」より)
  • グッズとバッズの経済学(第2版)―循環型社会の基本原理
    -
    1巻2,673円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1999年に刊行され、リサイクルと廃棄物の仕組みを経済学で分析し、実務界に大きな影響を与えた基本テキストの改訂版。制度変更や新しい事例を盛り込み大幅に加筆する。 【主な内容】 第1章 グッズの世界、バッズの世界 第2章 動脈産業と静脈産業 第3章 バッズとゼロエミッション 第4章 安定した市場リサイクルの条件 第5章 逆選択とパートナーシップ 第6章 PPP(汚染者支払い原則)と費用負担 第7章 環境保全のトレードオフ 第8章 バッズのマクロ経済学 第9章 環境制約と経済成長 第10章 バッズの管理システム
  • 契約と組織の経済学
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    ミクロ経済学の最新動向は価格メカニズムを中心とした分析から、契約、取引、組織に注目した分析に移っている。本書は、この最新テーマをやさしく解説。
  • <サピエンティア>経済数学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●東洋経済新報社の新しい経済学テキストシリーズ〈サピエンティア〉 ●気鋭の経済学者の書き下ろし、経済数学の初・中級テキストの決定版! ●解析学(微分・積分)の基礎から線形代数とその応用、リスクを扱う確率論の基礎まで、わかりやすく解説。 ●各章末に演習問題付き(解答は東洋経済新報社サイトにて公開)    「本書を執筆するに当たって,高等学校の数学との接続を重視し,なめらかに経済学に必要な数学的用具に慣れることができるように工夫をした.」 「経済分析において,経済主体の行動を表すものとして最もよく用いられるものは「最大化問題」である.最大化問題によって,経済学の主要部分が表現される.最大化問題には,微分に代表される解析学の知識が必須である.したがって,解析学を重点的に学ぶことが経済学への近道である.」 「本書は「初級の部分」と「中級の部分」に分かれている.本書を教科書として利用する場合,あるいは,独習書として利用する場合に,目的に応じて読み進めることができるように構成した.……初等的な部分は,高等学校の数学との接続を考慮して,高校の数学の延長上で理解可能な内容をまとめている.中級の部分では,大学の専門課程の水準を意識して,経済学の専門科目に必要な数学的な材料が紹介されている.」(「はじめに」より)
  • <サピエンティア>国際金融
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、実際に起こった国際金融の出来事をふまえて、その発生メカニズムを考察・理解するために必要となる理論的フレームワークを提示しようとするものである。  現実に起こった出来事を考察する際に必要な理論的フレームワークとは、この場合、国際金融論および為替相場決定論である。本書ではこれらの理論的フレームワークをまず丁寧に解説する。また各章のコラムでは、その理論的フレームワークを使って分析すべきホットイシュー、「増加を続ける中国の外貨準備問題」、「米国の財政赤字や経常収支赤字の問題」、「ギリシャのユーロ圏離脱に関する議論」、「ビットコイン」などといったテーマについて考察を加えている。  グローバル化経済を本当の意味で「読み解く」理論を丁寧に解説しており、マクロ経済学、ミクロ経済学を一通り終えた後に読むには最適の書。
  • <サピエンティア>公共経済学
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●東洋経済新報社の新しい経済学テキストシリーズ<サピエンティア>第2弾 ●気鋭の経済学者の書き下ろし、公共経済学の中級テキストの決定版! ●公共財、不完全競争、外部性の基礎から、課税、公債、情報の非対称性まで、わかりやすく解説。 ●各章末に演習問題付き(解答は東洋経済新報社サイトにて近日公開予定) 「本書では、効率性と公平性という、経済学とりわけ公共経済学にとって重要な2本の評価軸を常に意識して議論を進めていく。『経済学はお金やコストの話ばかりする』という、経済学への悪口をよく耳にする。これは、効率性をまともに議論するのが経済学ぐらいだから仕方がないところがあり、その点で経済学は損をしている。しかし、経済学には公平性という重要な評価軸もあることも忘れないでいただきたい。その公平性という評価軸を前面に議論に登場させ、効率性と公平性という2本の評価軸で望ましい政府のあり方を議論するのが公共経済学の大きな特徴である。」 「叙述に際しては、数式を使った説明は最小限に抑えるとともに、理論的な厳密性だけを追求する議論はできるだけ避け、直感的に理解しやすい説明に努めた(直感的に「なるほど!」と納得でき、知的な満足感を得られたものほど重要である。そうでないものは、試験が終われば忘れてよい)。また、筆者が学生時代に教科書を読んでいて、もう少し詳しく説明してほしいと思った経験のあるところは、ややくどくなることを承知のうえで丁寧に説明した。」 ……「はじめに」より
  • <サピエンティア>計量経済学
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●東洋経済新報社の新しい経済学テキストシリーズ〈サピエンティア〉第1弾 ●気鋭の経済学者の書き下ろし、計量経済学の中級テキストの決定版! ●確率・統計の基礎から様々な計量経済モデル、実証分析の進め方、論文執筆の初歩まで、わかりやすく解説。 ●各章末に演習問題付き(解答は東洋経済新報社サイトにて近日公開予定) 「本書は、大学の経済学部の中級から上級向けとして書いた計量経済学の教科書です。そのため、偏微分や重積分などの微積分や行列表現などの線形代数の知識を、また、初等的な統計学の知識を前提としています。一方、行列微分などを用いる大学院上級の内容は含まれていません。 昨今ではいろいろなパッケージ・ソフトウエアで様々な計量分析が可能となっています。卒業論文や修士論文を読んでも、比較的新しい手法で分析が行われていることがあります。ただ、果たして学生がどの程度、背後にある計量経済学の理論を理解しているかというと、その理解は必ずしも十分なものではないと感じることが少なくありません。しかしながら、理論なき実践の危険性は多くの人が認知している問題であり、本書がその解決に少しでも役立てばうれしく思います。」(「はじめに」より)
  • 検証 日本の「失われた20年」―日本はなぜ停滞から抜け出せなかったのか
    -
    1巻2,772円 (税込)
    日本の「失われた時代」の原因として、次の5つが指摘できる。  その第一は、「最優先課題」と「損切り」の先送りである。これは、バブル崩壊後、金融機関が背負い込んだ不良債権の処理をめぐって典型的に表れた。  第二は、部分最適と全体最適のトレード・オフを克服し、全体の利益を追求する国家戦略を打ち出せなかったことだ。政府が重要な決定を下すにあたって、全体最適解を下そうとする際、それに抵抗する政治力の強い組織的ストレスを克服できず、その組織の部分最適解を優越させてしまう。このことは、国家課題に関する明確な政策優先順位を設定し、それを容赦なくかつ効果的に追求し、実現する意思と能力の不在とリーダシップの不在を示している。  第三は、既得権益層の岩盤構造である。これは、既得権益層がインサイダー集団を形成し、そこで手にするレント(過剰利潤)を守るために改革に抵抗する政治的に強固な構造のことである。  第四は、政府も企業も「成功体験の虜」になったことだ。グローバル化とIT化と新興国の台頭と挑戦という新たな環境の下でも、日本企業の多くは高度成長期のビジネス慣行を維持し、それにしがみついていた。  最後の第五は、官民問わずに危機意識が不十分だったことだ。日本の危機感の乏しさは、この間に深まった日本人の悲観主義の高まりと著しい対比を成している。そうした危機感なき悲観論の傾向は二一世紀初頭にはすでに明瞭に表れていた。  これら五つの原因のうち、部分最適解と全体最適解のギャップにこそ、日本の「失われた時代」の本質がある。  日本の「失われた時代」の行方は、世界に大きな意味を持つだろう。
  • グローバル・インバランスと国際通貨体制
    -
    1巻2,772円 (税込)
    リーマン・ショックを端緒として世界金融危機が起こり、それは世界同時不況をもたらしました。本書は、その原因としてグローバル・インバランス(経常収支の不均衡)に焦点を当てます。世界経済には米国の経常収支赤字と、日本・中国をはじめとする東アジア諸国や石油輸出国等の経常収支黒字というアンバランスが存在します。そこに規制緩和とITの発達が加わった今日、どのようなメカニズムでどのようなことが引き起こされるのか。気鋭の国際経済学者たちが国際通貨体制、為替相場、通貨同盟、アジア通貨、国際産業連関分析などの側面から考察します。最後にドルの基軸通貨体制の問題点と、アジアを含めたグローバルな通貨体制に関する政策提言を行っています。
  • アジア環境白書2006/07
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 3年ごとに出しているシリーズの第4弾。内外の研究者・NGOがネットワークを作り、環境問題の実態をレポート。国際的にも評価の高い資料である。
  • アジア環境白書2003/04
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アジアの環境問題を報告してきた国内外の研究者とNGOの協力による白書、待望の第3弾。今まで、数カ国語に翻訳されるなど、評価も高い一冊。
  • アジア環境白書1997/98
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アジアの成長の裏に、環境問題が厳然と存在する。豊富な資料と現地調査によってまとめあげられたアジア7カ国のNGO協力による初めての草の根の環境報告書。
  • 金融機関マネジメント―バンカーのための経営戦略論
    -
    1巻2,772円 (税込)
    早稲田大学ファイナンス研究科の人気講義を書籍化! 経営センスを鍛える 金融マン必読の書 「本書の最大の特徴は、どの章も読者が『自分で考える』ための材料を提供していて、仲間同士で議論したり、自分で考えを組み立てるのに役立つよう、章末に具体的な論点を提起していることです。私の講義では、参加者のオープンで活発なディスカッションを通じて問題理解を深め、解決策をみんなで模索する手法をとっていますので、本書もそうした手法に沿った構成としたのです。」──「序章」より 経営コンサルタントとして様々な金融機関の経営改革に携わり、金融庁の不良債権問題タスクフォースや金融審議会にも参加し、金融機関の社外取締役、社外監査役も務め、わが国の金融機関を知り尽くした川本裕子氏が、金融機関をマネジメントするにあたって必要な基本知識、目をつけるべきポイントは何かを明らかにする。本書を読めば、自分の業務の範囲を超えて、金融機関経営に関する「全体観」を身につけることができる。それだけでなく、金融業界全体を取り巻く外部環境を見る眼を養うこともできる。「銀行経営の教科書」の決定版!
  • 入門 企業金融論―基礎から学ぶ資金調達の仕組み
    4.6
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 多くの大学の経済学部・経営学部で開講されている「企業金融論」「企業財務論」「コーポレートファイナンス」のためのテキスト。 多くの「コーポレートファイナンス」のテキストは、数理モデルの解説が中心だが、本書は、数学が苦手な学生・社会人でも「読めばわかる」ように、銀行借入や株式、社債など、企業の資金調達の仕組みを、非常に平易に解説。重要な金融用語についても丁寧に解説されており、一通り読めば「企業から見た金融の仕組み」の基礎が、十分に身につく一冊。理解度を確認するための練習問題つき。 本書の特徴は以下の通り。 第1に、企業からの視点で、企業金融をとらえている。多くの金融論の書籍は、金融機関や金融市場が中心の視点で書かれているが、本書はあくまでも「主役は企業」という立場で記述している。 第2に、「ファイナンス理論」の書籍とは、構成・内容ともに、一線を画している。ファイナンス理論を学ぶ前に読んでほしい1冊である。 第3に、複雑な数式や計算をほとんど使っていない。この点は、とくに文科系の学生・出身者にとっては、大きなメリットとなる。 【主な内容】 序 章 企業金融とは何か 第1章 企業の資金需要 第2章 資金調達の形態 第3章 財務諸表の見方 第4章 キャッシュフロー 第5章 借入金(1)──借入れの種類と返済方法 第6章 借入金(2)──借入金利とメインバンク制 第7章 借入金(3)──担保 第8章 借入金(4)──保証 第9章 社債(1)──社債の種類 第10章 社債(2)──公募債と私募債 第11章 社債(3)──格付け 第12章 株式(1)──株式による資金調達 第13章 株式(2)──企業の合併・買収 第14章 アセット・ファイナンス 第15章 ベンチャー・ファイナンス
  • 日本のソブリンリスク―国債デフォルトリスクと投資戦略
    3.8
    日本のソブリンリスクの本質に迫る実践的な運用戦略の書。歴史的・理論的に検証した上、将来的なシナリオ毎のデフォルトの発生確率を明らかにし、投資戦略にどう反映すべきかを示す。 【主な内容】 第1章 ソブリンリスクの論点整理 第2章 未曾有の領域に入ったJGB運用の世界 第3章 日本のソブリンリスクについて考える 第4章 日本のソブリンリスクの将来 第5章 信用リスクと投資運用戦略【基本編】 第6章 信用リスクと投資運用戦略【応用編】
  • 現代アラブ社会―アラブの春とエジプト革命
    -
    2009年のアラブの春以降、アラブ諸国は国や地域による違いを増幅させながら、その後も大小さまざまな事件がおき、いろいろな動きを見せている。 本書は、中東アラブ研究では第1人者である著者らが、アラブの春およびエジプト革命前後に行ったエジプトにおける数度の世論調査の結果をふまえて、 エジプト国民の意識の変化とエジプト国内の政治的・経済的活動の展開を分析する。 そのうえで今後のエジプト社会の展望、さらにアラブ社会が今後どのような展開を見せるのかについての展望を描く。  アラブ社会では珍しい世論調査の結果から分析した本書は、どうしても歴史的、宗教的、文化的視点に偏りがちな 日本のアラブ研究に統計的手法という社会科学的手法を持ちこむという意味でも大胆な試みとなる。 短期的にもさまざまな事件が絶えないアラブ社会だが、民意の変化の分析をとおして、短期的側面だけではなく、 長期的な視点から考えた現代アラブ社会論となっている。 【主な内容】 第1部「アラブの春」とアラブ社会  第1章 アラブの政治地図  第2章グローバル化とアラブ世界  第3章 独裁体制の制度疲労  第4章 「アラブの春」と近代性 第2部 エジプト革命の社会経済構造  第5章 変容するエジプト社会経済  第6章 エジプト社会の構造的脆弱性  第7章 若者とエジプト革命  第8章 地方とエジプト革命 第3部 エジプト革命とエジプト社会――意識調査分析  第9章 エジプト革命と意識調査  第10章 革命前後におけるエジプト国民の意識変化  第11章 エジプト国民の意識構造と投票行動  第12章 革命の行方 おわりに 「アラブの春」とは何であったのか、また何でありうるのか
  • アジア環境白書2000/01
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アジア環境白書の第2弾。各国のNGOや研究者、専門家、被害住民などのネットワークを活用し、地道な情報からアジアの公害・環境問題の実態にアプローチする。
  • 日本経済地理読本(第10版)
    -
    1巻2,860円 (税込)
    地方創生は成功したのか? 持続可能な地域づくりとは何か? 経済地理的な視点を養う信頼のロングセラーテキスト 待望の全面改訂版 豊富な図表とデータで、地域経済への理解が深まる構成
  • AIナビゲーター2024年版―生成AIの進化がもたらす次世代ビジネス
    -
    生成AIの登場で変容するビジネス現場を業界別に解説 NRI(野村総合研究所)グループのAIエキスパートチームによる決定版! いかなる未来を想定し、いかに活用すればよいのか? 「本書は、生成AIの歴史、主要技術、発展を支える技術的基盤、規制とリスク、各業界での活用状況、そして未来展望を解説し、この分野における深い理解と潜在力の活用に向けた洞察を提供します」――「はじめに」より OpenAI/ChatGPT/自然言語処理/敵対的生成ネットワーク(GAN)/トランスフォーマー/大規模言語モデル(LLM)/NVIDIA/検索拡張生成(RAG)/ファインチューニング/量子コンピュータ/ディープフェイク/グラウンディング/ステーブルディフュージョン/マルチモーダル/クッキーレス/Midjourney/ソブリンクラウド/プロンプトエンジニアリング/シンギュラリティ/汎用人工知能(AGI)・・・・・・ほか ◆主な内容 第1章 生成AIの概要と歴史 第2章 生成AIの主なテクノロジー 第3章 生成AIを進化させる技術動向 第4章 生成AIの課題と社会的影響 第5章 生成AIのビジネス活用のはじまり(業界別)  5.1 製造業界(自動車・電子電機・医薬品など)  5.2 金融業界  5.3 流通小売業界  5.4 広告業界  5.5 エンターテインメント業界  5.6 行政 第6章 生成AIのもたらす未来
  • 新制度派経済学入門―制度・移行経済・経済開発
    4.0
    経済発展、経済移行、経済開発になぜ制度が重要なのか、理論をやさしく解説しながら、その理論を韓国、中国、旧社会主義国などに適用して説明したテキスト。
  • BANK4.0 未来の銀行
    3.8
    アマゾン、アリババ、フェイスブック、アップル・・・・・・ 2025年、世界最大の銀行はテクノロジー企業になる!? 急速に進化するテクノロジーで金融サービスの姿は全く変わる。 従来型の銀行が、いまだに支店、通帳、印鑑、本人窓口確認、プラスチックカードをもとにバンキングを提供している一方で、巨大IT企業やフィンテックスタートアップは、AIやブロックチェーン、SNSを駆使し、それらを一切必要としない、顧客のメリットのみを追求した新たなバンキングの世界を作り始めている。 未来の銀行は誰が制するのか? ハイテク・プラットフォーマー VS 従来型銀行、サバイバルの行方は! 金融とテクノロジーの世界的ビジョナリストが、銀行の今と未来を解説する。
  • 入門テキスト 環境とエネルギーの経済学
    -
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本は昭和の時期の公害問題を克服し、エネルギー効率も最高水準となったにもかかわらず、環境をめぐる問題はまだ多く残されている。 福島第一原子力発電所の事故にともなう未曾有の環境汚染、地球温暖化への取り組みにおける京都議定書の第2約束期間からのコミットの停止という後退、再生エネルギーの固定価格買取制度(FIT)で起きた問題と見直し、一般ゴミ償却による有害物質(ダイオキシン)の拡散の悪化。……。 それらの解決には科学技術の開発とともに、「仕組み」や「インセンティブ(誘因)」の問題に関連した経済学が果たすべき役割がある。 本書は、環境とエネルギーの問題を経済学から読み解く入門テキストである。文系・理系を問わず、誰のために環境を改善するのか、利害関係が錯綜する時にはどのような基準で考えるべきなのか、問題の性格に応じてどのような解決策が望ましいのか、その成功の程度はどのように測定すればよいのか、など環境問題の様々なレベルで留意すべき問題を対象にしています。 地球温暖化をめぐる京都議定書、原発事故、FIT制度の混乱など、環境とエネルギーの課題を解決するためには、科学技術のみならず、「仕組み」と「インセンティブ」の問題に関連した経済学が重要な役割を果たします。問題と解決へのアプローチを考えるための入門テキスト。
  • 金融は人類に何をもたらしたか―古代メソポタミア・エジプトから現代・未来まで
    3.5
    金融業の発達は、私たちの暮らしを豊かにしたのか? それとも、私たちの生活に、無用な不安のタネをまいただけなのか? サブプライムローン危機、リーマンショックとその後の世界金融危機以来、世界的に、金融産業肥大化の悪影響が指摘されています。 こういった論調に対して異を唱え、金融イノベーションがいかにして社会変革の原動力となってきたかを示し、金融は「より良い社会」の実現のためのエンジンとなりうると主張するのが、本書です。 本書は、古代メソポタミア・エジプトから大航海時代、産業革命、大恐慌、そしてリーマンショックに至るまでの金融イノベーションの歴史を概観し、未来の金融はどこへ向かうべきかを、壮大なスケールで語ります。歴史だけでなく、住宅金融、環境金融、開発金融、医薬品金融など、最先端の金融イノベーションの事例も豊富に紹介され、これらの分野で、金融の仕組みがどのように活用されているかを解説しています。著者のフランクリン・アレン教授は、世界的なベストセラーテキスト『コーポレート・ファイナンス』(リチャード・ブリーリー、スチュワート・マイヤーズとの共著、日経BP社)の著者でもあります。 リーマンショック以降、世の批判にさらされ、自分たちの存在意義について自問自答していた金融業界関係者にとって、改めて金融産業の重要性を再認識し、自信を取り戻すきっかけとなる一冊です。 【主な内容】 第1章 金融の歴史 第2章 金融イノベーションのための枠組み──資本構成を管理する 第3章 企業金融のイノベーション 第4章 住宅金融のイノベーション 第5章 環境金融──地球を救うイノベーション 第6章 開発金融 第7章 医薬品金融 第8章 金融イノベーションの6つの教訓
  • 21世紀の貨幣論
    3.9
    マネーとは何か。なぜ人はマネーに翻弄されるのか。 気鋭のエコノミストによる、定説を覆す斬新なマネーの進化史。 マネーをめぐる6000年の歴史をひもとき、経済学と資本主義の未来を問う。 ■伝説の哲学者ジョン・ロックが経済学に間違った思想を植え付けた!? ・経済学思想の源流をたどり、歯に衣着せぬ大胆不敵な主張を展開。 ■物々交換の不便さから、マネーという最強の発明が生まれたという定説はウソ!? ・ケインズとフリードマン、なぜ2人の偉大な経済学者が 『ヤップ旅行記』という地味な本を賞賛したのか?  斬新な着想で次々と定説を覆す、知的刺激にあふれた本。 ■圧倒的な読み応え。いまをときめく著名人たちも絶賛! 読みやすくてスリリング。もし一冊だけマネーに関する本を読むとしたら、これがその本だ。 ハジュン・チャン(『世界経済を破綻させる23の嘘』著者) すばらしくオリジナルで面白いマネー史。システム全体がこんなにも危険で、 慢性的に不安定なことに思いをはせたことがある人は、この本を読むべき。 ライアカット・アハメド(ピューリッツアー賞受賞『世界恐慌』著者) 【主な内容】 第1章 マネーとは何か 第2章 マネー前夜 第3章 エーゲ文明の発明:経済的価値を標準化する 第4章 マネーの支配者はだれか? 第5章 マネー権力の誕生 第6章 「吸血イカ」の自然史:「銀行」の発明 第7章 マネーの大和解 第8章 ロック氏の経済的帰結:マネーの神格化 第9章 鏡の国のマネー 第10章 マネー懐疑派の戦略:スパルタ式とソビエト式 第11章 マネーの構造改革:ジョン・ローの天才とソロンの知恵 第12章 王子のいない『ハムレット』:マネーを忘れた経済学 第13章 正統と異端の貨幣観 第14章 バッタを蜂に変える:クレジット市場の肥大化 第15章 大胆な安全策 第16章 マネーと正面から向き合う
  • アジア環境白書2010/11
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本とアジアのNPOのネットワークの草の根の取材と調査による環境報告の第5弾。今号のテーマは、地球温暖化、消費、アスベスト、環境訴訟など。
  • ファイナンスの理論と応用3―資産価格モデルの展開
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■ファイナンス理論で必須となるさまざまな資産価格モデルを修得■ 『ファイナンスの理論と応用』シリーズ(全3巻)の最終巻となる本書は、ファイナンス理論の基盤となるさまざまな資産価格モデルを次の4つのビルディング・ブロックとして展開します。 (1)ファクター・インベスティングに応用するための線形回帰モデル、(2)ブラック・ショールズ公式を導く連続時間モデル、(3)企業価値・株価・金利・コモディティ・不動産価格の動学を表現する平均回帰モデル、(4)オプションやデリバティブを対象とするリスク中立価格評価法の背景となる確率測度の変換。 47の要素とExcel演習を通じて、資産価格モデルを自在に展開できるようになります。 ※本書は、2017年9月に日科技連出版社が刊行した書籍を東洋経済新報社が電子化したものです。
  • <サピエンティア>空間経済学
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●東洋経済新報社の新しい経済学テキストシリーズ〈サピエンティア〉 ●気鋭の経済学者の書き下ろし、空間経済学の入門テキストの決定版! ●新貿易理論、新経済地理学から最新の理論モデルまで、コンパクトに解説 ●各章末に演習問題付き(解答は東洋経済新報社サイトにて公開) 「伝統的な経済学では、ある地点における財の生産・消費に焦点が当てられ、空間は捨象されている。一方、空間経済学は複数の地点における需給均衡を同時に分析する。したがって、異なる地点間の距離によって生じる取引費用が、経済活動やその分布にどのような影響を与えるかが主な研究対象である。」 「海外直接投資、多国籍企業、タスク貿易といったグローバル化の時代に生まれた新しい生産形態を考える上でも、空間経済学の役割はますます重要になってきている。」 「本書は……新貿易理論と新経済地理学の基礎的内容の解説から始める一方、2000年代以降の新しい流れにも配慮している。特に、国の間を自由に移動できる資本の存在は、現代経済の大きな特徴の一つであり、それを明示的に取り込んだモデルの解説に注力した。またそれ以外にも、フロンティアの研究成果を可能な限り紹介しようと努めた。」(「はしがき」より)
  • <サピエンティア>マクロ経済学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●東洋経済新報社の新しい経済学テキストシリーズ<サピエンティア> ●気鋭の経済学者の書き下ろし、マクロ経済学の中級テキストの決定版! ●統計・データの基礎知識からニューケインジアン・モデルによるシミュレーション分析、新しい成長理論までを網羅。 ●各章末に練習問題付き(解答は東洋経済新報社サイトにて公開予定)  「マクロ経済学は、全体として見た経済の健康状態を把握するという重要な役割を担っている。経済の健康状態に問題がある場合は治療が必要になる。……マクロ経済学では、国が行う経済政策や中央銀行が行う金融政策の効果や限界あるいは副作用についても詳しく検討する。」  「本書は、マクロ経済学を学ぶための中級レベルの教科書である。読者としては、経済学に関する基本的な知識を持っている人を想定している。ただし、マクロ経済学の理解に欠かせない基礎的な概念については本書でも説明するので、これまで経済学を本格的に学んだことのない人でも読み進められるようになっている。最近の動学分析の進歩によって、最先端の研究と本書が想定する読者との間には大きな溝ができたように感じる。数式や言葉によるモデルの説明だけでなく、シミュレーション分析によって結果を視覚的に示すことでその溝を埋めるための工夫をしている。」 ──「はじめに」より。
  • 戦後労働史からみた賃金―海外日本企業が生き抜く賃金とは
    5.0
    1巻2,970円 (税込)
    日本の賃金をめぐる議論では、事実に基づかない通説、俗説が跋扈している。歴史をひもときながら、それら通説の誤りを明らかにする。
  • 仮想通貨―技術・法律・制度
    4.0
    金融とITを融合したFinTech(フィンテック)が、金融業界・IT業界で注目を集めています。FinTeckは伝統的な決済インフラストラクチャーを、未来の色で塗り替えようとするものです。 携帯電話で資金移動サービスが利用できるケニアのMペサや、スマートフォンに小型の装置をセットするだけでクレジットカードの支払端末に早変わりする米国のスクエアなど、金融分野へのITの応用は伝統的な決済インフラを未来の色で塗り替えるものです。 その中核をなすインフラストラクチャーが、ビットコインに代表される仮想通貨の技術です。 2014年に大騒ぎになったMt.GOX社の破綻を経て、日本では「仮想通貨(ビットコイン)はあてにならない、危険な貨幣であり技術である」と思い込まれて、一時燃え上がった投資熱も冷めてしまったようです。 そうした日本とは対照的に、米国のメガバンクは分散型仮想通貨の技術を銀行システムの改革に活用するための研究に取り組んでおり、欧州ではブロックチェインと呼ばれる仮想通貨を支える技術をシステムの基幹にとりこんだ銀行さえも登場している。銀行間の資金移動サービスを支えてきた重厚長大なインフラは、FinTechの発展によって生まれ変わろうとしています。 米国のアップルやグーグルは、相次いでスマートフォン向けの決済サービスを提案しており、伝統的な決済ビジネスは存続の岐路に立たされています。日本でも、無料通話アプリがいつのまにか資金移動サービスを開始するなど、次世代の決済サービスの主導権を握るのは、かつて誰もが予想しなかった業種であるのかもしれません。今や、決済ビジネスと電子商取引の主戦場はモバイルへと急速にシフトし、時代は大きな転換期を迎えているのです。 本書の目的は、仮想通貨の仕組みを理解し、利便性とリスクの両面を把握したうえで、ビジネスへの活用を検討することです。 仮想通貨に関する議論の中には、不正確な情報や誤解に基づく論評が見受けられるのも事実です。信頼の対象となる発行者が存在しない通貨を肯定することは、発行者の信頼を元に成立してきた社会にとって容易なことではありません。新しい概念を受容する過程においては、的確な批判とともにやや正確さを欠いた議論も起こりがちです。 仮想通貨の技術・法律・制度に関する考察は、ようやく緒に就いたところです。次世代の金融 仮想通貨を作り出すビジネスの現場において、意思決定を左右する大きな要素のひとつが仮想通貨であることを、欧米の金融機関・IT業界はすでに理解し投資を進めているという現実から目をそらすと、ITにつづき、FinTech分野でも日本が欧米や今後は中進国に対しても後塵を拝することになりかねない。
  • 日本の新規公開市場
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ初値は公開価格よりも高いのか? なぜ新規公開株の長期パフォーマンスが低いのか?  なぜ1月から6月の収益率は高いのか?  公開後も順調に成長するのか?  ――類例のない包括的データに基づき、行動ファイナンスなどの最新の研究成果を踏まえ、日本のIPOの問題を多面的に解明する! 【主な内容】 序章 本書の問題意識 第1章 日本の新規公開市場 第2章 IPO研究の展開 第3章 系列関係と財務の健全性 第4章 入札方式下における引受証券会社の役割 第5章 新規公開株の初値形成と半年効果 第6章 長期パフォーマンスと半年効果 第7章 子会社公開 第8章 新規公開企業の業績と株式所有構造
  • 戦後歴代日銀総裁とその時代
    -
    1巻2,970円 (税込)
    1946年の一万田尚登から現在の黒田東彦まで―― 日本の金融政策を担うリーダーたちは何を守り、何と闘ってきたのか? 戦後14代にわたる日銀総裁の群像と足跡を通して描いた戦後経済史。著者は30年にわたって日銀に奉職し、間近に見てきた、それぞれの総裁ごとの時代的背景、政策運営、政策評価、人物評伝の4つにわけて解説する。日本の金融政策を知るうえでの基本書。 【主な内容】 第1章 一万田尚登総裁とその時代 第2章 新木栄吉総裁とその時代 第3章 山際正道総裁とその時代 第4章 宇佐美洵総裁とその時代 第5章 佐々木直総裁とその時代 第6章 森永貞一郎総裁とその時代 第7章 前川春雄総裁とその時代 第8章 澄田智総裁とその時代 第9章 三重野康総裁とその時代 第10章 松下康雄総裁とその時代 第11章 速水優総裁とその時代 第12章 福井俊彦総裁とその時代 第13章 白川方明総裁とその時代 第14章 黒田東彦総裁とその時代 終章 セントラル・バンキングの旅路
  • 世界を変えた8つの企業
    -
    企業は進歩のエンジンか、不幸や諸悪の根源か? 古代ローマの「ソキエタス」から、現代の「フェイスブック」まで、 8つの企業の功罪を通して知るこの世界の成り立ち。 企業は世界の動向につねに多大な影響を及ぼしてきた。 そして企業は、誕生した当初から、 共通善(社会全体にとってよいこと)の 促進を目的とする組織だった。 しかし今、企業はひたすら利益だけを追い求める集団であり、 人間味などとは無縁のものであると考えている人は多い。 では、企業はどこで、どのように変節してしまったのか? 時代を画した8つの企業の歴史を俯瞰しつつ、 現代社会を読み解き、 企業のあるべき姿を指し示す記念碑的な書。 「企業が最後には必ず利欲に目がくらみ、悪徳の道に進んでしまうというのは避けられないことなのか。企業の歴史とは、結局のところ、大きな期待と失望の繰り返しでしかないのか。企業が世界という舞台で果たす役割について、社会はだまされるだけなのか。そんなことはない、というのがわたしの考えだ」(「序――企業の役割」より) 世界8ヵ国で刊行! 「エコノミスト」「ウォール・ストリート・ジャーナル」絶賛! Amazon.com「ベスト・ヒストリー・ブック・オブ・2022」
  • 標準 マクロ経済学(第3版)
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2008年に初版が刊行され、マクロ経済学の中級テキストとして定評ある『標準マクロ経済学』が、7年ぶりに改訂されました。近年のマクロ経済理論の進化をも取り込みつつ、本書をテキストとして採用された先生方からの声を踏まえて、以下の5つの工夫をしています。 【1】序章を除くすべての章は、5つの節、5つの「本章のまとめ」、5つの演習問題で統一して学びやすくしています. 【2】5つの演習問題はすべて本文と関係があります。本文では「演習問題2参照」のように、どの演習問題と関係する箇所であるかを示しています。演習問題の正解と詳細な解説を、東洋経済新報社の書籍ウェブサイトに掲載しています。 【3】数式の説明を毎回、一般形と具体例の2段階で行っています。たとえば1変数関数の場合であれば、一般形はy=f(x)、具体例はy=ax+b のようになります。慣れない人は先にわかりやすい具体例で理解し、次に一般形に進んでください。具体例だけを用いた学習も可能です。 【4】マクロ経済学の「理論」や「モデル」を説明する際に用いる数学を巻末の「数学付録」に10種類の公式としてまとめています。公式のほとんどは高校のときに習ったものです。何度も公式を用いることにより、マクロ経済学で数学がどのように利用されているかを実感してください。東洋経済新報社の書籍ウェブサイトには、具体例をつけた詳しい「数学付録」も掲載しています。 【5】マクロ経済学に親しみをもっていただくためのコラム「Coffee Break」を、序章を含むすべての章末に付けています。
  • 情報の経済理論
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 情報の経済財としての性質に着目し経済理論の体系の中で軽視されてきた情報の理論を確立。情報化社会の経済的意義と政策の問題を論じる。*第17回日経経済図書文化賞受賞
  • 無形資産経済 見えてきた5つの壁
    4.0
    「無形資産」の全貌を明らかにした著者による最新作! 成長、格差解消、イノベーションを加速させるために必要なこと 経済のフロンティアで何が起きているのか? 無形資産が経済を支配する中で発生した、「経済停滞、格差拡大、機能不全の競争、脆弱性、正統性欠如」という5つの大問題にどう立ち向かえばいいのか? 金融と経済政策立案の最前線で活躍する著者がその経験を生かし、処方箋を提示する。 『無形資産が経済を支配する』 (『フィナンシャル・タイムズ』ベスト経済書) 著者による続編! Haskel &Westlake著Restarting the Future: How to Fix the Intangible Economy、待望の邦訳
  • 世界はコロナとどう闘ったのか?―パンデミック経済危機
    -
    2020年、コロナ・ウイルスは世界経済、国際関係、そして地球上のほぼすべての人の日常生活を破壊し、何億人もの人々が職を失い、死の恐怖におびえた。 かつて世界経済全体が数週間のうちに20%も縮小したことはなく、世界経済の95%が同時に苦境に立たされたことはなかった。 ウイルスは私たちの健康だけでなく、経済をも猛烈な勢いで攻撃し、今や世界中のいかなる国も、ビジネスや金融のグローバルな網目から逃れることはできないのだ。 政治家や中央銀行、製薬会社など、さまざまな個人や組織の思惑や利害関係と、中国や欧州、イギリス、アメリカといった世界各国がとった政策とその帰結を克明に追いつつ、中国の台頭やトランプの暴走、ワクチンの開発競争や中央銀行の施策、政府による巨額の財政出動、世界銀行などの国際機関の動きまで、コロナ危機に見舞われた世界を俯瞰する。 2008年の経済危機を描いた『暴落』で高い評価を得た歴史家が、金融、政治、ビジネス、そして人間模様の物語を巧みに織り交ぜながら、すべてが変わってしまった2020年を克明に描き、グローバル化した経済や金融の世界を読み解く、現代世界を理解するための必読書。
  • ナラティブ経済学―経済予測の全く新しい考え方
    3.0
    人々の語る「ナラティブ」がいかに経済に影響を与え、経済を動かすかを分析した画期的な本。 世界を変えるニューテクノロジーに取り残されるわけにはいかない(ビットコイン) ニューテクノロジーは雇用を破壊する(AI) チューリップが売れるには合理的な理由がある(金融ウバブル) 銀行は大きすぎて潰せない(金融規制) 住宅価格は決して下がらない(不動産バブル) あるナラティブは根拠なき熱狂となって人々の信念を変え、人々の行動を変えて、マクロ経済を大きく動かしてきた。 どうしてあるナラティブだけが繰り返されて、人口に膾炙していくのか? ナラティブはどのようなメカニズムで、通説化し、人々の心をとらえるのか? 過去に語られてきた、有名なナラティブとはどのようなものか? 脳科学的に、人々はなぜそうしたナラティブを創り出したがるのか? アニマルスピリット、それでも金融は素晴らしい、不道徳な見えざる手、と、現実経済を理解する上で 深い洞察を示してきたノーベル賞経済学者が、新しい経済学の方向を示す。
  • 開発経済学入門(第3版)
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アジア経済の全体像がわかる 入門テキストの決定版 グローバリゼーションの最たる受益者であったアジアを、今度は米国発の世界同時不況が襲う――はたしてこの荒波からアジアは脱していけるのか? 鍵を握る中国の動きとともに、インドの躍進、FTAの動きなど、多様なアジアの動きを探る。戦後の発展過程から世界同時不況後のアジアの経済状況まで解説する、アジア経済の全体像がわかる入門テキストの決定版。
  • MMTは何が間違いなのか?―進歩主義的なマクロ経済政策の可能性
    3.7
    MMT(Modern Money Theory=現代貨幣理論)は救世主なのか。閉塞状態を抜け出す経済学・金融政策とは何か。世界的金融学者による初の邦訳書!
  • スティグリッツ 入門経済学(第4版)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジャスミン革命、ウォール街のデモ、ヨーロッパの債務危機・・・・・ ますます混迷するグローバル経済を知るための、最初の一冊。 『スティグリッツ 経済学シリーズ』は、約20年前の1993年に原書が刊行されて以来、経済学分野におけるグローバル・スタンダード・テキストの草分け的存在として知らない者はないほどの存在となった。 そのテキストの姿勢は一貫して、市場メカニズムを重視しつつも、市場の不完全性と限界を明確に認識した、ミクロ経済学とマクロ経済学を統一的に展開した「新しい経済学」である。特に著者がその発展に貢献し、ノーベル経済学賞受賞(2001年)の理由となった「情報の経済学」からの分析を多く取り入れ、さまざまな問題に応用しているのが特徴である。 『入門経済学』は、その中での経済学のエッセンスを学び取れるよう、そしてミクロ、マクロ経済学の両方を短縮的に修得できるよう、スティグリッツ自身の編集したマクロ部分が充実している点に特徴がある。 また、2008年のアメリカ発の金融危機、ユーロ危機についてスティグリッツ自身が特別に書き下ろした日本語版のための第12章「グローバル危機」が本書には含まれているグローバル・スタンダード・テキストの最新版。
  • 基本統計学(第3版)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1991年の刊行以来、20年以上にわたるロングセラー教科書の全面改訂版。 初めて統計学を学ぶ文科系の大学生や統計学の自習をめざす一般社会人を対象とした入門教科書。経済や政治などの社会現象のマクロ情報をできるだけ客観的に把握するための統計学的な考え方を、高度な数学的予備知識なしで、身につけ、理解することができる。 最新版では「公式ウェブサイト」を開設(上記緑色の部分をクリック)。「主な計算方法の解説」「各種データファイル」「練習問題解答集」がダウンロードできる。
  • 無形資産が経済を支配する―資本のない資本主義の正体
    3.5
    GAFAが台頭する中、無形投資の増大は生産性や格差にどのような影響をもたらすのか? 企業・投資家・銀行・政府はどのように対応すべきか? 有形資産とは異なる無形資産の4つの特徴とは何か? これまで計測できなかった無形資産の全貌を、初めて包括的に分析した画期的名著 『フィナンシャル・タイムズ』ベスト経済書 【推薦の言葉】 「世界経済最大のトレンド『無形資産』を理解したければ、本書を読むべきだ」――ビル・ゲイツ 【無形資産の一例】 ・スターバックスの店舗マニュアル ・アップルのデザインとソフトウェア ・コカ・コーラの製法とブランド ・マイクロソフトの研究開発と研修 ・グーグルのアルゴリズム ・ウーバーの運転手ネットワーク
  • 経済発展論入門
    4.0
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経済発展論は経済学の中でも重要な分野になっている。これまでの発展理論を解説すると同時に、発展途上国の現実問題にも迫る好テキスト。
  • 「追われる国」の経済学―ポスト・グローバリズムの処方箋
    4.8
    なぜ長期停滞を余儀なくされるのか。なぜ経済学の理論が通用しないのか。 縮小する日本、停滞する世界を救う全く新しい経済理論。 バーナンキやサマーズらが激賞、世界的エコノミストによる緊急提言書。 【絶賛の声、続々!】 「リチャード・クー氏は過去20年間の景気循環に対して最もすぐれたアイデアを持っている。本書はその視点を様々な経済分野の長期的な課題へ応用したものだ。先進国がこれからも持続的な力強い経済成長を達成できるかどうか不安に感じる人々にとって、大いに参考になる」 ――ローレンス・サマーズ(元米財務長官) 「リチャード・クー氏は、グローバル経済の危機を正確に解明する画期的な枠組みを発見したという点で、現代の最も注目されるエコノミストである。彼の発見が革命的であるのは、これまでの経済理論を根底から覆しただけでなく、それを完成させたからである。政策立案者がこの傑出した本のエッセンスを理解し、直ちに行動に移るならば、私たちの生活は直ちに安定し安心できるものになるだろう」 ――リチャード・ダンカン(『ドルの危機』の著者) 「本書は、今世紀に入ってから現在までの経済学の優れた書籍として、ピケティの『21世紀の資本』と並び称される存在になるだろう」 ――エドワード・フルブルック(世界経済学会の創設者) 「グローバル化に強い興味を持つ人なら誰でも一読して欲しい本だ。洞察力、分析力、独創性、政策論争の醍醐味、それに著者の人間的魅力を同時に味わうことができる」 ――ジェフリー・ガーテン(イェール大学経営大学院学部長兼名誉教授)
  • 成長と承継のための PEファンド活用の教科書
    4.2
    PEファンドの仕組み、ディールの流れから、法務・契約上の留意点まで、 PEファンドの全体像や、投資実務の概要について紹介。 実務者のための 日本で一番やさしい解説書。 【本書の目次】 序 章 なぜプライベートエクイティ(PE)ファンドが注目されているのか 第1章 プライベートエクイティ・ファンドとは 第2章 PEファンドの戦略的活用法 第3章 ディール全体の流れと実務上のポイント 第4章 PE取引における法務・契約上の留意点 第5章 PEファンドの運営とビジネス 第6章 PEファンドの選び方 【主な読者対象】 ・事業承継や、事業の成長に課題を持ちながらも、何らかの糸口を見付けたい企業経営者 ・新たな事業機会としてPEファンドとの取り組みを考えている金融関係者 ・PEファンドを取り巻く法務、会計、税務、経営コンサルティング関係者 ・投資ファンド、M&Aなどについて学んでみたい若手ビジネスパーソン
  • シャルマの未来予測 これから成長する国 沈む国
    2.5
    モルガン・スタンレーのチーフ・グローバル・ストラテジストで、世界的に注目された『ブレイクアウト・ネーションズ』著者の最新刊。 BRICS、VISTAの台頭を予見したカリスマが10の評価基準で主要国や新興国の動向を徹底予測する。 【成長する国】日本、アメリカ、メキシコ、アルゼンチン、フィリピン、インドネシア、インド、パキスタン、バングラディシュ、ドイツ、ルーマニア、ケニア 【現状維持】コロンビア、イギリス、イタリア、スペイン 【沈む国】中国、韓国、台湾、タイ、マレーシア、オーストラリア、ロシア、フランス、トルコ、中東諸国、南アフリカ、ナイジェリア
  • 標準 マクロ経済学(第2版)
    -
    1巻3,080円 (税込)
    2008年に刊行され、マクロ経済学の中級テキストとして定評ある『標準マクロ経済学』が、9年ぶりに改訂されました。近年のマクロ経済理論の進化をも取り込みつつ、本書をテキストとして採用された先生方からの声を踏まえて、以下の5つの工夫をしています。 【1】 序章を除くすべての章は、5つの節、5つの「本章のまとめ」、5つの演習問題で統一して学びやすくしています。 【2】5つの演習問題はすべて本文と関係があります。本文では、(演習問題2参照.)のように、どの演習問題と関係する箇所であるかを示しています。演習問題の正解と詳細な解説を、東洋経済新報社のウェブサイトに掲載しています。 【3】数式の説明を毎回、「一般形」と「具体例」の2段階で行っています。たとえば1変数関数の場合であれば、一般形はy=f (x)、具体例はy=ax+bのようになります。慣れない人は先にわかりやすい具体例で理解し、次に一般形に進んでください。具体例だけを用いた学習も可能です。 【4】マクロ経済学の「理論」や「モデル」を説明する際に用いる数学を巻末の「数学付録」に10種類の公式としてまとめています。公式のほとんどは高校のときに習ったものです。何度も公式を用いることにより、マクロ経済学で数学がどのように利用されているかを実感してください。東洋経済新報社ウェブサイトには、数値例をつけた詳しい「数学付録」も掲載しています。 【5】マクロ経済学に親しみをもっていただくためのコラム「Coffee Break」を初版の5つに加えて今回新たに5つ増やしました。
  • ガラパゴス・クール―日本再発見のための11のプログラム
    -
    1巻3,080円 (税込)
    日本が再び世界での存在感を取り戻しつつある。  「失われた20年」の過程で出遅れたグローバル化とデジタル化がようやく経済と社会に浸透してきた。それに伴って、日本の価値がグローバルなニーズと評価基準によって見直され、日本の人材、モノ、プロセス、インフラ、取り組み、アイデアが輝きを増し、日本の文化がグローバル文化へと翻案(ほんあん)される時代が到来しつつある。  本書では、日本がどのように世界に貢献しているのか、日本は何を世界に与えているのか、日本の何が世界に求められているのか、を考察する。そして、その潜在力が十分に顕在化されない場合、何がそれを実現の制約となっているのか、一体どうすればそれを実現できるのかを分析し、新たなチャレンジの取り組みを提示する。  各界のフロントランナー11名が、それぞれの立場から、世界に誇るべき日本のソフトパワー、新たな役割と貢献の物語を伝える。
  • 政府の隠れ資産
    -
    『エコノミスト』『フィナンシャル・タイムズ』 ベスト経済書、待望の翻訳 債務削減と経済成長は同時に実現できる! 世界の公共資産は公的債務だけでなく、世界のGDPの総額をも上回る! 各国の成功例・失敗例から、公共資産のガバナンスの実態とあり方を示す画期的な書。 【隠れ資産】公共インフラ、エネルギー、公有地、軍事施設、金融機関、ファンド・・・・・・ 「本書は、オーストリアやフィンランドやシンガポールなど、公共機関の富の運用改善に取り組んでいる国の実態を詳しく分析するだけでなく、運用の改善につながる青写真を紹介している。具体的には、政府が所有する商業資産をナショナル・ウェルス・ファンドのもとにひとまとめにして、官民双方から結集された優秀な人材が資産を最大限効果的に運用していくのだ。」――「はじめに」より 【推薦の言葉】 「公共の富は膨大な量にのぼるが、アセットクラスとして見過ごされている。公共の富のマネジメントは改善されるべきであり、それは今日最も重要な経済問題のひとつだ。ダグ・デッターとステファン・フォルスターは、この主題の本質を浮き彫りにしている。本書がきっかけとなって、公の土地や建物や事業などの資産の管理が注目され、改善に向けた議論が促されることを願うばかりだ。潜在的利益は計り知れないほど大きい」  マシュー・ヴァレンシア(エコノミスト誌)
  • 移民の経済学
    3.7
    「移民が来ると国が貧しくなる?」「移民で治安が悪くなる?」 論争に決着! データに基づいた決定版、ついに刊行! アメリカや欧州などで繰り広げられている移民排斥論は根拠あるものなのか。 今いる不法移民には何をなすべきか。 国境開放化をどう考えるべきか。 移民にまつわる各分野の専門家が徹底分析。 日本にも多くの示唆を与える研究成果! 【本書「解説」より】 本書は、現在アメリカで論争の的になっている移民政策に対する警告の書である。これまで、移民のもたらす経済的効果さらに文化的、政治的効果については、膨大な研究成果が蓄積されてきた。それにもかかわらず、現在、メディア、議会および一般社会で行われている議論の多くは感情的なものであり、移民問題に関する学術的研究に基づいていない。こうした懸念から、これまでの膨大な研究成果をまとめて提示し、移民政策論議をより客観的かつ建設的なものに深めることを意図している。
  • 小室直樹 日本人のための経済原論
    3.5
    1巻3,080円 (税込)
    稀代の社会科学者にして数多くのベストセラーを輩出した小室直樹氏。その経済論の代表的著作『小室直樹の資本主義原論』と『日本人のための経済原論』を合本して復刻。経済学の基本、日本経済、日本社会の問題点を、博覧強記の著者が古今東西の逸話を取り混ぜながら解説。目指すところは「あなた自身が経済学者になれ」。著者の数ある著作の中で、まず最初に手にしたい小室思想の入門書。『ハゲタカ』著者・真山仁による解説文掲載。
  • それでも金融はすばらしい―人類最強の発明で世界の難問を解く。
    -
    金融にもいろいろ問題はあることは間違いない。 でも私たちがこれほど豊かな生活を送ることができているのは、 金融という仕組みのおかげだ。 経済危機が起きたからといって、金融が成し遂げてきた成果を 忘れてはいけない。 金融の民主化――より多くの人が金融という仕組みを 利用できるようにすること――を適切に進めることで、私たちは もっと良い社会を構築することができる。 その際に、大きな役割を果たすことが期待されるのが、金融関係者だ。 金融で良い社会を作るかどうかは、かれらの働きにかかっている。 本書では、かれらが果たすべき責任と役割を示し、世の中に充満している 金融への不安に対する対処を述べる。 ノーベル賞経済学者が金融のすばらしさを高らかに謳った、関係者の必読書。 【主な内容】 序 章 金融、財産管理、そしてわれわれの目標 第1部 役割と責任 第2部 金融への不安 終章 金融、権力、人間的価値観
  • ミクロ経済学I<プログレッシブ経済学シリーズ>―市場の失敗と政府の失敗への対策
    4.5
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本が直面している現実の経済政策問題を評価する方法を学ぶための、ミクロ経済学の入門テキスト。 基礎理論と、「市場の失敗」「政府の失敗」の分析をとおして基本的な考え方を学ぶ。 ○本書の特徴 (1) 加減乗除以外の数学を用いず、需要・供給分析の応用により経済学の基本的な考え方を学ぶ。 (2) 日本の現実の経済政策問題を数多く分析。 (3) 理論トピックは、日本の経済政策問題に役立つものを選択。 (4) 独学者にとっても、自分の興味あるトピックに最短時間で到達できる。 (5) 経済学的な政策判断の基本的な考え方の背景にある暗黙の前提を、掘り下げて解説。 本書は、従来の日本のミクロ経済学の教科書と異なる目的を持っています。  従来の日本のミクロ経済学の教科書の多くは、より高級な経済学を分析するための基礎を作ることを目的としています。このため、経済学を専攻する人のためには役立つが、それだけを読んでも現実の日本の政策問題に対する判断はできません。  それに対して、本書は、現実の経済政策問題を数多く分析することを通じて、経済学を初めて学ぶ人が、日本が直面している広範な経済政策問題に関する対応策を自分自身で考えられるようになることを目的としています。 そのような教科書は、大学生だけでなく、経済学を独習したいと考えている社会人にも、大学で経済学を専攻するかどうか判断しようとしている高校生にも、役立つでしょう。 序章 市場と政府の役割分担 1章 市場 2章 供給 3章 余剰と参入規制 4章 市場介入 5章 弾力性・限界収入 6章 規模の経済:独占 7章 外部経済と不経済 8章 減産補助金と環境権 9章 情報の非対称性 10章 公共財 11章 権利の売買
  • 都市経済学(第2版)<プログレッシブ経済学シリーズ>
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の都市問題を経済分析するテキストを全面改訂。 「土地」「建物」「交通」「住宅」「政策」「都市規模」「財政」などの日本の都市が直面している具体的な政策課題を分析する。 都市政策に携わる国や地方自治体の担当者にも有益な付帯的・理論的な視点が提供されている。 ●本書の課題は、日本の都市が直面している具体的な政策課題に関して都市経済学からどのようなアプローチができるかを提示することである。したがって、本書では「日本の都市問題」の経済分析に焦点が当てられる。初版が出版されて以来、都市経済学の研究も進歩し、日本の都市の姿や都市政策の重点も大きく変化した。こういった変化を踏まえて、第2版では大幅な改訂を行った。 ●改訂にあたっては、1990年代半ば以降の日本の都市および都市政策の重点の変化を考慮して内容を拡充した。 ●各章の内容は以下のとおり。 第1章は、本書全体の導入部分である。日本における都市化の経緯と都市規模分布の現状を概観し解説する。 第2章では、住宅立地の理論を基礎に、都市における土地利用がどう決定されるかを考える。 第3章では、地価の決定メカニズムを解説し、1980年代後半の地価高騰と1990年以降の長期にわたる地価下落も取り上げ、検討する。 第4章では、道路交通のもたらす外部不経済の定量的な推計例の紹介も交えつつ、都市の交通問題について経済学的な分析を行う。また、費用便益分析の簡単な解説を付録で行う。 第5章では、住宅市場がどのように動いているのか、実証的データを交えながら検証する。 第6章は、住宅市場に対する政府の関与の現状と効果を分析する。住宅政策の大転換にも触れる。 第7章では、都市規模の決定メカニズムがあつかわれる。 第8章では、開発規制、用途規制、形態規制、取引規制といった土地利用規制に焦点を当てるとともに、中心市街地問題、コンパクトシティー政策などをあつかう。 第9章は、都市財政の基本を学ぶとともに、官民連携、エリア・マネジメント等の地方財政における新たな動きをあつかう。
  • 仕事の経済学(第3版)
    3.7
    1巻3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「知的熟練」と「長期の競争」に重きを置く著者独自の一貫した論理が、多くの統計・資料をベースに、展開される。ロングセラーテキストを、最新テーマを織り込み全面改訂。 【主な内容】 序 説  さまざまな労働者グループ 第1章 知的熟練 第2章 大企業労働者のキャリア 第3章 大卒ホワイトカラーの人材開発 第4章 報酬Pay-年功賃金か 第5章 長期雇用と解雇 第6章 現代の理論 第7章 中小企業労働者 第8章 女性労働者 第9章 高年労働者とフリーター 第10章 海外の日本企業 第11章 働く場での労働組合 第12章 マクロの労働経済 第13章 基礎理論と段階論
  • 世界は危機を克服する―ケインズ主義2.0
    -
    1巻3,168円 (税込)
    なぜ、大停滞から抜け出せないのか 世界の経済学者たちは何を議論してきたのか 1930年代の大恐慌から今日に至るまで、経済不況をめぐる論戦は、つねに「ケインズ主義対反ケインズ主義」の図式で争われてきた。21世紀の世界経済危機においても、反ケインズ主義陣営は「不況下の財政引き締め」を主張し、それに対してケインズ主義陣営は「超拡張的な金融政策とマイルドな財政政策のポリシー・ミックス」を主張してきた。日本の「アベノミクス」も後者の陣営に位置づけられる。本書は、大恐慌以来80年の経済論戦を展望し、世界の経済学者たちは何を議論してきたのか、世界経済はどこへ向かうのかを明らかにする。アベノミクスによって注目を集める「リフレ派」。野口旭教授はその代表的な論客の一人であり、本書は、野口教授の知的格闘を集大成した待望の書き下ろしである。 【主な内容】 第1章 世界経済危機の変質 第2章 世界的金融危機はなぜ起きたのか 第3章 世界経済危機と危機下の経済政策 第4章 主要国のマクロ経済政策とその中間的総括 第5章 不況下における財政政策の基本原理 第6章 非伝統的金融政策の論理I──ポートフォリオ・リバランスと為替チャネル 第7章 非伝統的金融政策の論理II──期待チャネルと政策レジーム転換 第8章 財政と金融の統合政策──ヘリコプター・マネー 第9章 世界的マクロ安定化への課題──金融政策と財政政策の正常化 第10章 政策パラダイムとしてのケインズ主義と反ケインズ主義 終章 ケインズ主義の終わりなき闘い
  • スチュワードシップとコーポレートガバナンス ―2つのコードが変える日本の企業・経済・社会
    5.0
    1巻3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スチュワードシップとコーポレートガバナンスの2つのコードが一体となり促す日本企業の改革。何が起こり、どこに向かうのかを示す。 【主な内容】 はじめに 第1章 インベストメント・チェーンと説明責任の輪 第2章 英国のコーポレートガバナンス 第3章 過度なショート・ターミズムの克服を目指したケイ報告書の意義 第4章 日本版スチュワードシップ・コードと伊藤レポート 第5章 企業価値向上のイメージを描写する情報開示 第6章 経営者とのスチュワードシップ関係を追求する機関投資家像 第7章 ESG投資とそれをプロモートするアセット・オーナーの存在 第8章 取締役会評価の時代
  • アメリカ経済200年の興亡
    -
    1巻3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 建国以来わずか200年間に、経済超大国への道を駆け上り、早くも成熟・衰退のきざしを見せるアメリカ経済の興亡史を、豊富な図表を用いて具体的実証的に跡づける。 【主な内容】 はしがき 第1章 新しい資本主義大国の出現 第2章 経済活動の軌跡 第3章 経済発展の諸要因 第4章 経済の台頭 第5章 経済の飛躍 第6章 自由放任主義の危機 第7章 成熟経済の到来 第8章 経済の衰退 おわりに
  • 世界経済史―覇権国と経済体制
    -
    1巻3,300円 (税込)
    19世紀からの世界経済の歩みを、覇権国の盛衰に焦点を当てながら検証。政治体制や社会意識にまで視野を広げて資本主義盛衰の大きな流れを捉えた好書。
  • フォーカス戦略―「選択と集中」で収益力を高める7つのステップ
    -
    5年足らずで売り上げ4倍増 「オレオ」はどうやって化けたのか? クラフトフーズ、ユニリーバ、フォンテラなどの成功事例に学ぶ 「絞り込み」により成長の好循環を生み出す方法 「少ないことを、大きく、大胆に(Fewer,Bigger,Bolder)」 「7つのフォーカス」に従って、リソースを優先分野に重点配分し、 業務を簡素化し、社員の潜在力を解き放つことで 成長の好循環が生まれるだろう。 【7つのフォーカス】  1.発見:成長の源泉を探す  2.戦略:賭ける領域を決める  3.奮起:社員をやる気にさせる  4.人材:可能性を発揮させる  5.実行:単純化し権限を委譲する  6.組織:調整し協働する  7.指標:進捗を測定し共有する ☆フィリップ・コトラー推薦!☆ 「著者のモハンバー・ソーニーとサンジェイ・コスラはビジネスの通説に挑戦し、 企業を持続的な高収益・成長体質にするための意外性のある卓越したアイデアを 提案しており、本書に登場する事例は説得力に満ちている。 その知見は現行のビジネス戦略の思潮に一石を投じるものとなろう」
  • 入門テキスト 社会保障の基礎
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学生が最初に社会保障について学ぶためにも 実務家の学び直しのためにも 社会保障を知るために必要十分な、「意義」「実態」「仕組み」「歴史と政策の現状」「課題」の情報を、法学・経済学の分野からバランス良く学ぶことができる入門テキスト。 本書の構成――「はじめに――本書のねらい」より ●現代の生活における社会保障の比重は高い。誰もが医療や年金の給付を受ける。社会保険料や消費税を払う。社会保障給付費は110兆円を超え、国民所得の3割を占める。社会保障・税の一体改革、不安定雇用、高齢者の暮らし、貧困などが、新聞の政治面や社会面、またテレビのニュースなどで連日報道される。現在の制度では立ちいかないとして、「抜本改革」が必要だとする批判も多い。若い世代の多くは、上の世代のために過剰な負担をしていると感じている。受給者のほうは、財政的な理由で給付を削減するのはけしからんと感じている。一方で、社会保障は制度で規定されており、白紙から考えるわけにはいかないので、基本的な仕組みがわからないと論じられない。 ●本書は、そのような関心と悩みを持っている一般の方々や大学生向けに執筆した社会保障の概説書である。 ●本書では、特定の学問的な方法論にはこだわらず、社会保障を知るために必要十分な情報を、バランスよく執筆することに努めた。 ●各章の冒頭には要約とキーワードを示したので、自分が必要と思われる章から読んでいただいてもよい。また、各論の各章は、「意義」「実態」「仕組み」「歴史と政策の現状」「課題」から構成し、バランスよい記述になるよう心がけた。より説明が必要と思われるトピックについては、「コラム」を設けた。各章をお読みになった後は、「練習問題」を復習に使うとともに、「Further Readings」にある文献を読んでより理解を深めていただきたい。 ●大学などで授業を受けながら本書を使う方だけでなく、実務家の方にも学び直しのために手に取っていただきたいテキストである。
  • 藩札の経済学
    -
    1巻3,344円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藩札はどのように発行され、流通したのか。江戸時代の経済システムにおける藩札の意義はなにか。幕末期に藩札が乱発されたのは本当か。藩札に関する初の全国的研究。 【主な内容】 第1章 藩札前史としての私札の発展――伊勢国射和地方で発行された富山札を中心として 第2章 藩札の一般理論――経済学の視点から 第3章 藩札の流通実態――日本銀行による委託研究の成果を中心として 第4章 いわゆる藩札=信用貨幣論争について 第5章 銭匁勘定と銭遣い――江戸期幣制の特色を再検討する 第6章 幕末期、藩札は濫発されたのか――藩札発行高推計に基づき、濫発論を再検討する 第7章 藩札の整理について――明治初年における通貨統合の一側面
  • ミクロ経済学II<プログレッシブ経済学シリーズ>―効率化と格差是正
    4.0
    1巻3,344円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、経済学を初めて学ぶ人が、さまざまな経済政策問題への対応策を自分自身で考えられるようになることを目的としたミクロ経済学の入門テキストです。 上巻(I)では,市場と政府の役割分担を明らかにしたうえで、市場の失敗と政府の失敗への対策を論じました。 本巻(II)では、労働・土地・資本市場をくわしく分析し、それを土台に、格差是正政策と効率化政策との関連を明確にします。さらに、その視点から現在日本の経済政策を評価します。 ○本書で扱う課題 【格差是正】 家計が得る所得(賃金,地代,家賃など)が市場でどのように決まるかを分析し,所得格差の原因を探り,格差是正策を論じます。 【効率化】 まず,労働・土地・資本市場の余剰分析を行います。つぎに,社会的機会費用の概念を用いて,独占や外部不経済などの非効率を示します。さらに厚生経済学の基本定理を証明します。 【格差是正と効率化の両立】 格差是正政策が効率化政策と両立可能であることを示し,そのうえで,日本では効率化政策も格差是正政策も実行する余地がきわめて大きいことを示します。けでなく、経済学を独習したいと考えている社会人にも、大学で経済学を専攻するかどうか判断しようとしている高校生にも、役立つでしょう。 <I巻-市場の失敗と政府の失敗への対策>に続く 12章 フローとストック 13章 労働 14章 生産要素の総量市場と帰属所得 15章 供給者による自家消費 16章 混雑 17章 長期と最長期 18章 生産と消費の基礎理論 19章 厚生経済学の基本定理 20章 社会的厚生 21章 効率化政策 22章 格差是正政策 終 章 効率化政策と格差是正政策の両立
  • 外為決済とCLS銀行
    3.0
    1巻3,366円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●外為取引から外為決済までを網羅。フロント・ミドル・バックの外為関係者、必読の1冊! ●本邦初!世界の外為取引の80%を担う「CLS銀行」の外為決済リスク削減の仕組みと機能を詳細に解説。 ●バーゼル銀行監督委員会「FX監督ガイダンス」の全文を収録。  国境を越えた金融機関同士の外為決済においては、「決済が済む前に取引相手が破綻して、元本を失ってしまう」という時差に伴うリスクがあることは、以前よりよく知られています。このリスクは、1974年6月に破綻して多数の銀行に損害をもたらした西ドイツの中堅銀行の名称から、「ヘルシュタット・リスク」とも呼ばれています。このリスクを軽減すべきというG20の合意に基づき、世界の外為決済を仲介する機関として、1999年にCLS銀行(Continuous Linked Settlement)が設立され、2002年から稼働を開始しました。以来、CLS銀行を通じた取引は右肩上がりに増加しています。現在、18の通貨が決済対象で、世界のインターバンク取引の約80%がCLS銀行を通じて決済されています。  このように外為決済の世界で巨大なプレゼンスを持っているCLS銀行ですが、日本国内の金融機関ではまだ利用率は低い。バーゼル銀行監督委員会は2013年の「FX監督ガイダンス」で、CLS銀行の利用を事実上、義務づけています。金融監督庁も今後はそれに沿った指導を行うことが予想されます。意外にも日本では、研究者の間でもCLS銀行に対する認知度は低く、体系だった情報を入手することも容易ではありません。  本書は、外為取引・外為決済の仕組みと、近年の外為決済の新潮流であるCLS銀行について、詳しく解説した本邦初の書籍です。実務家にも研究者にも非常に有益な一冊です。バーゼル銀行監督委員会「FX監督ガイダンス」の全文も収録しています。
  • マクロ金融経済と信用・貨幣の創造―均衡モデルと不均衡調整モデル
    -
    1巻3,366円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 信用創造、貨幣創造を組み込んだ、整合的なマクロモデルを提案した本。金融危機分析に欠かせない著者独自の新たなモデルを提示する。 【主な内容】 序論 第1章 ケインジアン・モデルおよび「マネタリスト・モデル」と利子率政策 第2章 貨幣錯覚、名目政府支出と利子率政策 第3章 信用と貨幣の創造を含んだマクロ経済モデルの本質 第4章 為替相場決定理論の再構成について 第5章 開放経済におけるマクロ不均衡調整モデル 第6章 市場の均衡および不均衡における信用創造と貨幣供給 第7章 貸出市場の不完全性による信用割当とマクロ信用創造モデル 補遺および数学注
  • 慣習と規範の経済学―ゲーム理論からのメッセージ
    -
    1巻3,366円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際的に高評価の若手学者が、従来の経済学では重視されなかった慣習と規範の役割をゲーム理論で分析。経済学の新しい可能性を切り開く、将来名著となるべき一冊。 【主な内容】 第1章 序論 第1部 合理性と慣習 第2章 くり返しゲームとフォーク定理 第3章 結託の経済効果(1)自由参入と結託 第4章 結託の経済効果(2)大規模装置産業と競争促進的カルテル 第5章 価格競争と慣習 第6章 企業の目的 第2部 進化・社会ゲームの理論 第7章 ナッシュ均衡の解釈 第8章 進化論的安定戦略と動学 第9章 社会とコミュニケーション 第10章 異文化との接触 第11章 グローバリゼーションと均衡選択 第12章 通貨危機と合理的パニック 第13章 合理化可能予見動学 第3部 演繹から帰納へ 第14章 意思決定理論 第15章 くり返しゲームと満足化理論 第16章 合理的差別 第17章 帰納論的ゲーム理論--差別と偏見
  • 大震災に学ぶ社会科学 第4巻 震災と経済
    -
    1巻3,465円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書に収められている8つの論文が実証的に明らかにしていることは、大震災直後に政策当局を中心に「認識されていたこと」と、「現実のありよう」との大きなギャップである。大震災直後に影響が甚大だと思われていたことが、実は軽微であり(たとえば、阪神淡路大震災の建物被害をはるかに凌駕すると考えられたが、実はそれと同程度であった)、逆に直後には影響が軽微だと思われていたことが、実は甚大であった(たとえば、便乗値上げによる価格調整が軽微であった背後で深刻な数量調整が生じていた)という震災直後における状況把握の深刻な失敗である。 本書では、震災直後に国内外で積極的に評価されたさまざまなレベルの協調行動が、実はそうした実態を伴っていなかったことも明らかにされている。地方自治体は、利害対立が協調行動にまさり、復興プロセスの障害となった。また、「絆」という言葉の広範な流通が象徴的に示しているように、人々の間で利他的な行動が大震災後に広まったように思われていたが、実は、利他的な意識が低下していた。 本書では、そうした認識と実態のギャップを丁寧に分析することによって、ギャップをもたらした要因を明らかにしていく。震災直後に実態を誤って認識したことは、当然ながら、適切な復興政策の履行を妨げた。今般の大震災の経験を掘り下げて考察することは、将来の自然災害への適切な対応のあり方を検討する上で必要不可欠な作業であろう。
  • 入門 実践する計量経済学
    -
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 計量経済学を用いた分析は、経済分野にとどまらず、経営学やマーケティング分野でも広く用いられるようになっている。本書は計量経済学の手法を自由自在に操れるスキルを身につけ、社会においてデータ分析を実践できるようになることを目的としている。  本書には計量経済学がどのように役に立つのかを理解できる実証例が豊富に載っており、単なる理論体系ではなく、「生きた」知識として計量経済学を身につけることができる。  また、高校初級程度の数学的知識があれば理解できるように随所に工夫がなされており、さらに、また本書に掲載しているデータや練習問題の解答は、サポートウェブサイトに掲載しており、独学でも勉強できるようになっている。
  • 入門テキスト 金融の基礎(第2版)
    -
    1巻3,520円 (税込)
    実際に取引される金融商品から、家計と企業の資産・負債の選択、金融システムから金融政策にいたるまで、社会人として必要な「金融リテラシー」を身につけるための最初の一冊 ◎本書では、金融論の基礎知識として、金融取引の解説からはじめて、家計と企業の金融資産・負債選択、金融システムと金融機関、代表的な金融商品、金融政策、国際金融に関する話題を5部構成で説明していきます。 ◎第1部では、金融取引と金融市場の概要を説明した後に、資金循環統計という統計を用いて誰が誰に対してお金を流しているのかを概観します。 ◎第2部では、家計と企業の金融資産・負債選択に関する基礎理論と現状を学びます。特に、家計の金融資産・負債選択に関する基礎理論では、資産運用に関する標準的な考え方を説明しています。 ◎第3部では、金融取引を成り立たせる制度である金融システムについて説明します。老後の備えにかかわる、日本の公的年金、企業年金を含む私的年金の仕組みを解説し、なぜ老後の備えが必要か説明します。 ◎第4部では、代表的な金融商品市場の現状と金融商品価格の決まり方を説明します。 ◎第5部では、グローバル経済と金融政策について説明します。金融商品の卸売市場にあたる市場の金利を統制しているのは日本銀行です。市場の金利が変化すると、住宅ローンの金利などにも影響が及びます。金融政策は生活にも密接にかかわるのです。
  • 環境経済学
    -
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 環境問題を有限な希少資源の効率的利用という経済問題としてみる立場から一貫して分析、解説した、極めてオリジナリティの高いテキストである。
  • 経済学・経営学のための数学
    3.0
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経済学や経営学を学ぶ者にとって、数学の基礎知識を体系的に理解しておくことは、きわめて重要である。ゲーム理論で国際的に活躍している筆者が、懇切丁寧に基礎数学を解説。練習問題付き。
  • アセモグル/レイブソン/リスト 入門経済学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書・入門経済学を刊行するにあたっては、同じ原著者たちによる『ミクロ経済学』『マクロ経済学』から、経済学の基本となる概念を学ぶための15章をピックアップして再構成がなされました。 第Ⅰ部は経済学一般に共通する基本知識です。 第Ⅱ部はミクロ経済学の基礎にあたります。最先端の実験経済学の成果も取り入れた「新しい」経済学を学びます。 第Ⅲ部はマクロ経済学の基礎です。金融危機以降に書き換えが迫られている経済学にも対応する「新しい」内容となっています。 本書を含む『アセモグル/レイブソン/リスト 経済学シリーズ』を原著者たちは以下のように位置づけています。 経済学の考え方はシンプルなものでありながら、世界の出来事を説明し、予測し、改善するうえでとても役に立つ。 それを知ってもらおうと思い、私たちは本書を執筆した。 ――原著者「まえがき」 その目的を実現するために、テキストでは3つの原理と3種類のコラムが採用されました。 ●人間行動を理解するうえでの経済学のアプローチの核心である3つの原理 「最適化」 「均衡」 「経験主義」 ●現実社会の問題を直観的に理解することを目的とする3種類のコラム 「根拠に基づく経済学」(EBE) 「データは語る」 「選択の結果」 学生にとっても身近な「フェイスブック」が無料でサービスを提供している理由は何なのでしょうか? その背景を経済学で解き明かすことから本書はスタートします。 まさに「経済を理解するために経済学を学ぶことが優先」されたテキストです。無料で提供されているという「経済に起こった現象の原因と結果を解明」する経済学です。 本書の読後には、現実の経済社会に対する見方は違ったものになっていることでしょう。
  • マンキュー 入門経済学(第3版)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま世界で一番読まれている、経済学の入門テキストの改訂版。ハーバード大学、シカゴ大学のグローバルエリート候補生もテキストとして学ぶほどしっかりしたレベルながら、高校生にもわかるように懇切丁寧に解説している。  ミクロ、マクロの主要な章に加えて、失業や税、為替などもの付論もあり、これ1冊で経済学のエッセンスをすべて学ぶことができるようになった。  内容は、マンキュー経済学Ⅰ、Ⅱの第4版に対応。
  • ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀
    4.0
    既得権をなくす! 独占を壊す! 自由な社会をどうつくるか? 若き天才経済学者が描く、資本主義と民主主義の未来! 支配なき公正な世界のデザインとは? 富裕層による富の独占、膠着した民主主義、巨大企業によるデータ搾取…… 21世紀初頭の難題を解決する、まったく新しいビジョン! 「私はずっと、テクノロジーと市場の力を用いて平等な社会を実現する方法を探してきた。本書こそが、その方法を示している」――サティア・ナデラ(第3代マイクロソフトCEO) 「深淵かつオリジナルな本書の分析は、あなたの世界観を根底から覆すだろう」――ジャン・ティロール(2014年ノーベル経済学賞受賞者) 経済の停滞、政治の腐敗、格差の拡大。この状況を是正するには、発想を自由にして抜本的な再設計を行わなくてはならない。社会を成立させるための最良の方法は市場と考えるが、最も重要な市場が今は独占されているか、存在していない。 だが、真の競争が可能な、開放的で自由な市場を創出することによって、格差を縮小し、繁栄をもたらし、社会の分断を解消できるはずだ。すなわち、オークションを要とするラディカル・マーケット(競争原理によって誰もが参加できる自由な取引市場)である。 本書は、移住の自由化への反感、機関投資家による市場の独占、巨大なプラットフォーム企業によるデータ労働の搾取といった、21世紀のさまざまな問題を解決し、繁栄と進歩を可能にするために、古い真理を疑い、物事を根底まで突き詰め、新しいアイデアを提案する「ラディカル」な提案の書である。

最近チェックした本