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中国、欧州、ロシアは次々に自滅。
世界は確かに破滅に向かっている。
しかし、アメリカだけがそれを免れる。
気鋭の地政学ストラテジストが、2030年以降の世界地図を読み解く。
ベストセラー『100年予測』著者のジョージ・フリードマンが1996年に設立した影のCIAとも呼ばれる情報機関「ストラトフォー」。
影のCIAとも呼ばれるその機関で、著者はバイス・プレジデントまで上り詰めた。
ウォール・ストリート・ジャーナル、ブルームバーグ、AP、フォーブスなど、多数のメディアが彼の分析に注目している。
『100年予測』やランダース『2052』、英エコノミスト編集部『2050年の世界』、カプラン『地政学の逆襲』、トマス・フリードマン『フラット化する世界』につづく未来予測の新機軸。
●2030年までに、いったんは米国中心主義が薄れる。
●しかしその後、ロシア、欧州、中国は次々に自滅し、アメリカは世界で圧倒的な超大国になる。
●世界各地で紛争が勃発し、アメリカのライバルたちは疲弊する。
●地理的に離れているため、世界で起きる紛争はアメリカに影響しない。
●地形のおかげでアメリカはすでに必要なものをすべて手に入れている。
●アメリカの人口構成が若返り、ふたたびキャッシュを生み出す。
Posted by ブクログ 2022年07月24日
本書の前段は、いかにアメリカが土地として、つまり地政学的に「俺TUEEE」なのかということを説いており、ちょっとトンデモ臭も。ただし「アメリカ人」ではなく「アメリカの地形」が、ということなので、そこは混同しないように注意が必要。
だが、アメリカ最強伝説はともかく、本書で書かれているロシアについての...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月30日
「地政学的」という表現を最近あちらこちらで目にする。
それは広く国際関係論的な意味だったり、海と山と陸の関係性だったり、時には民族・宗派など社会関係が含まれていることもあり、初心者からすると世界情勢についての予測に信頼性をもたせるおまじないのようにも見えている。
本書は「影のCIA」と厨二のよう...続きを読む
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