Mikanさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
堅物な悪魔!
攻の悪魔が、堅固な貞操観念を持っているせいで魔界で孤独感を感じていたり、受の普通の大学生が、単に溺愛されて満足するのではなく、自分が役に立ち生きがいをもてる生き方を、魔界でも模索したり。
どちらも魅力あるキャラでした。
2人のおかげでこの後の魔界が、人間と魔物のコミュニケーションができる世界になって……と続編を期待したいのですが。
この本を購入してから、作者の夕映月子さんのご逝去を知りました。
デビュー作から読ませていただいてました。
初期は大変寡作だったのにここ数年精力的に作品を出されているのを、嬉しく読ませて貰っていたのに…!
残念でなりません。
闘病されていたということで、今はお好きだ -
ネタバレ 購入済み
そこにつながるのかー!
作者が「この代は特に事件もなく甘い竜王と龍聖」と書いていたので、安心して読んでいたら……! ラウシャン!
たまごから孵った時から母の顔を知らずに育った竜王の気持ちは、実はラウシャンが1番理解出来たのかも知れない、とか。
あの暗黒の時代に、竜王が自分の魂精を与えて子を育てる決心をしたのは、父竜王が最期にしたことを聞き及んでいたからかも、とか。
連綿と続くエルマーンの人々の生き様が重なり合い響きあって展開するから、どの巻も分厚いのに夢中になって読んでしまいます!
シリーズものの醍醐味をこんなに感じさせてくれる本に出会えて幸せです。 -
購入済み
大笑いしました!
攻のスパダリ具合が凄い!
単なるお金持ち、というんじゃなくて、コツコツ自分の手を使う仕事も出来、尚且つ全体の幸福に向けて動くという、さすが「神職みたいな」本業の人。
しかも受を溺愛、家事も完璧、そして料理が超上手い(ついでに夜も。笑)って、完璧オブ完璧かよ?
ところがそれを上回るDT受のピュアさが凄い!
DTゲイなのに結婚相談所社員で、成婚率100%の特殊技能持ちの凄腕なのが、あっという間に霞んでしまうぐらいピュアっピュア!
攻に頭を撫でられているうちに、自分で頭を撫でられ体勢にしちゃうようになったり、美味しい酒と食べ物で超チョロく餌付けされたり、その際ヨダレを垂らしたりとか、たまらなく可愛 -
ネタバレ 購入済み
アルファだって完璧じゃない
オメガバースの話は、どうしてもオメガの苦しみに焦点が当たりがち。
でもアルファだって完璧じゃなくて、試行錯誤しもがきながら生きている。
アルファ同士の恋愛で、王と王子的なカップルなんだけれど、生きる苦しみは同じ。
そこが刺さったです!
王子の元セフレのミヤのヒートに当てられ、王と王子揃ってラットに陥った時の苦しみ様もリアルに感じられました。
そしてヒート中ならアルファ男性も妊娠できる設定が活きていて、そこも面白かった。
最後に、読む人全員が納得いくとは思えないけれど。
王子の親族(歪んだ、という表現だったけどズバリ毒親毒親族だよね)とすっぱり縁を切った2人の決断が、私は心 -
ネタバレ 購入済み
幸せな気持ちになる!
竜歌シリーズ番外掌編集、ずっとシリーズを追いかけている身としては、ニンマリ笑ってしまうような、思いがけないおまけを貰ったような、そんな気持ちになります。
ダーハイと竜王のお話は泣いてしまいましたが…。
1番楽しかったのは、シェンファとラウシャンのお話です。
ラウシャンがまだ幼いシェンファと踊っているシーン、そして大人になったシェンファとの婚礼のシーン!
どちらも挿絵がついていて、シェンファの成長を親戚のおばちゃんのように喜んでしまった!
そして長命ゆえに近い身内をみんな亡くしていたラウシャンに、これから家族ができるんだ、ラウシャン様良かったですねえ…とこちらは長年応援してきたファンの気持ち -
購入済み
コミカライズありがとうっ!
「狼を狩る法則」小説の大ファンで、
続編のジェイク&レミ編、キートンの兄編、
電子で出ている「恋する狼」、
全て何度も読み返しています。
もちろんお話は面白さお墨付きですが、
今回、小説の挿絵の麻々原絵里依さんが
そのままコミカライズしてくださって
本っっっ当に嬉しかった!
小説の挿絵画家さんと違う方のコミカライズ
イメージが混乱して苦手なので。
小説では見ることの出来なかった
チェイのネイティブ・アメリカンの盛装
(カッコよかったよぉぉぉ!)も見れて、
本当に幸せです!
この格好のチェイを見たキートンは、
メイトのカッコ良さと学術的興味とで
めちゃ