【感想・ネタバレ】色悪作家と校正者の別れ話のレビュー

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男同士というよりは人と人の恋愛

男同士の恋愛の難しさというよりは、人と人の恋愛の難しさの話に思えました
「別れ話」はやっぱり喧嘩のような単純な理由ではなかったですね〜
でも、そういう理由はわからないでもない
映画やドラマの評価が、内容よりも演者の好き嫌いで加味されてしまうような、冷静に公平に評価されない状況というか…
正祐は今まで一人でいた分、人によって自分が自分でなくなるような、自分が変わらされてしまうような未知の感覚が怖いってことなんですかね
「朝顔」はすごいですね❗️達観したというか…
あそこまで至れれば別れ話はもう出ないでしょうね
同棲はやっぱり無理っぽいけど ε-(´∀`; )

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2021年10月03日

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とても理想的な関係に思える

この二人を見ていると、普段恋愛ごとに縁のない自分も人と好き合うことは素敵なことなのかもなあという気持ちになります。
違う価値観を持った二人が、主に書籍とそれに対する姿勢を通しながら、互いという人間を理解しようと葛藤している様がいいなあと思うのかもしれません。
それに背景となる居酒屋や家屋とそこに並べられた酒や美味しそうな食事、並んで歩く夜道の風情ある感じも読んでいて素敵。
喧嘩ばかりな二人を理想的に思うのは自分の経験値の低さなのかもしれませんが、相手と同じ人間にはなれないと知りながらも、頭を悩ませる二人の関係がやっぱり理想的に思えます。
文芸好きの友人に薦めたい気持ちがあるけど相手は私が腐女子なことも知らないのでそれも難しく、代わりにBL好きで文芸好きな皆さん是非読んでみてください笑

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2021年09月16日

Posted by ブクログ

大好きなシリーズ。
タイトルは意味深な「別れ話」。
正祐に邪魔者扱いされてしまう大吾が不憫。
ふたりの会話が面白い。
鳥八の料理も毎回美味しそう

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2021年08月12日

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読む人を選ぶCP

好きな人、特に文学や歴史に造詣が深く、蘊蓄が苦にならない人にはたまらなく愉しい小説だと思います。
また、日本酒と和食がお好きな人にも、多分愉しいのではないかと。
そうでない(私みたいな)人には、
「高尚な破れ鍋に綴じ蓋CP」を面白がれるかどうか、だと思います。
私は脇の眼鏡氏に同情しつつ、ゲラゲラ笑いながら読みました。

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2021年09月20日

Posted by ブクログ

相変わらず難しかった(笑)。
魅力のある文章や登場人物であるのに、昔から菅野さんのお話は難しい。
ご本人が知識豊富で勉強家なのだろうから、無知識な怠け者には難しくて当たり前だよね。

登場人物の言わんとすることが、とにかくはっきりわからないので、何度も読み返しては少し進む・・・ということを昔からしてきた。

今回、あぁわからない!と思ったところでいったん読むのをやめて、時間をおいてまた読む、ということをしつつ読み進めたところ、何となく「そうか」みたいなものをつかむことができたような気がする。
あくまでも気がする(笑)。

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2021年09月08日

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