けんけんぱーさんのレビュー一覧
レビュアー
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むずかしい……
よくニュースで耳にする、子供が親を殺した、あるいはその逆のケース。
今までは、何でそんなことをするのか理解できなかったけど、小さいころから暴力が当たり前の世界にいたら、ちょっとしたことでも手をあげてしまうようになるのかもしれない。
虐待を受けるのも、するのも不幸。
そういう事件が消えて無くなるのを願わずにいられない。
なぜ星がよっつかというと、二巻で終わりだから。
せめてもう一巻分読みたかった……。 -
絵は好みじゃないと思ったけど…
試し読みした時、登場人物が同じ顔に見えてちょっと買うのをためらったけど、原作は面白いし、トリスタン好きなので思い切って買ってみたら、楽しく読めました。
ちょっと体のデッサンがおかしいコマとかあるけども、漫画の構成はすごく好きかも。
絵はこれから上手になることを期待してます。
ただ、展開がちょっと早いかな。原作はグラディスが恋愛下手だったから、もっとゆっくりギデオンに近づいてた気がするのに、いきなり親しくなってる感。
まあ、原作ありきのコミックではあるあるな話かな。
ページ数が少ないんでしょうね、きっと。
そこは出版社の責任てことで星を一個減らしてみました。 -
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辛すぎてちょっと休憩。
表紙になっているお話は、二話目に入っていました。
両親に愛されていないっぽい少年が戦国時代から現代にタイムスリップ。
記憶を失い生活していく中で、とある少女に想われて愛を知り、自分の時代に戻るのですが……。
最後に彼の正体がわかるのだけれども、胸がしめつけられましたー。
次のお話が読めずに、静かに本を閉じる始末……。
あいつの子供かー。そうかそうかー。
だったら、戻らなくてもよかったんじゃね?
まあでも、戻った時は、まだ自分を必要としてくれる人がいるかもしれないって思ってたもんねー。
いややばい。本当に胸が痛い。
歴史的に少年がどうなるかは...続きを読む -
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ループものとしてはめずらしい
断罪されて処刑された元王妃が、ちびっこに戻って帝王さまになろうとする展開。
絵も上手だし、お話も入ってきやすい。……のは、そこはかとなく実在の人物(マリーアントワネット)を設定のモデルにしている気がするからか。
早くに暗殺されてしまったお人よしの第二王子との今後の関係も気になる。(内心ではくっつけーと思っている)
一巻出たばかりだなー。続き読みたいー。 -
謎の部分がおもしろい
王太子の婚約者だったジルは、王太子の遺伝子に反した行為を見てしまったため、婚約破棄&処刑されることに。
しかし逃亡中に時間が六年巻き戻った…!
ジルが破滅回避のために巻き戻った先の時間で選んだのは、隣国の皇帝。
イケメンだけども中身は子供。しかしその一方で10歳の妃を呪いの囮?に使おうなんてしていたり、としたたかな部分もある19歳。(←見えないけど)
恋愛に関してはどうやら超オクテなようなので、相手が10歳で丁度いい…か?
今回、呪いの内容がわかるかと思ったけど、いいところでご令嬢がすっころんだのを助けに行って藪の中。残念。
続き待てないので、小説買うかー。 -
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やるせなさはあるけどやっぱいい
以前コミックスで全巻読みました。
追加のストーリーも(ムトーのちっさいころとか……)あって、読み応えもありました。
ただやはり、結末がやるせなくて、胸に引っかかり続ける。(八雲立つもそうだったから、樹先生の作品の傾向かも?)
ヒーローヒロインは助かった。けども、大切な仲間たちは死んでいった。
……実は、この漫画購入してから数か月読まずに放置していたんだけど、どっかで以前読んだ時に感じたこの重たいやるせなさを覚えていたから、買ったはいいけど避けてたのかなーって思った。
もうここは、軍曹と博士が結ばれるて幸せになる図を脳内で補完するしかない。
幸い軍曹は、博士の...続きを読む -
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キョーレツ。でも怖くはない。
第一巻と書いてあるけど一巻完結。
少年が父親を捜して旅をしつつ、心霊現象に関わっていくお話。
大切な人の生き死に何度かぐっと来た。
けっこうエグイ事も書いてある気がするけども、絵がやさしいので……というか主人公の累くんがかわいくて、私は気にならなかった。(笑)
ただ、話の進め方がちょっと私にはわかりづらいところがあり、ちょくちょく前後を見返したので、星をひとつ減らしてみた。
でも面白かったので、優弥君編を今から買って読みます。 -
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強烈。
その肉を食べれば不老長寿をもたらすと言われている人魚にまつわるお話。
わたしも子供のころは不老長寿になりたいとか思っていたけれども、偶然本誌でこの巻の最後の話を読んで、思い直した記憶がある。
久しぶりに読み返して、とても懐かしく、また新鮮だった。
人魚の生き血を飲んで不老になった女性が、「ずるい人……」と泣くシーンがあるのだけれど、その絵が長いこと頭の中にこびりついていた。
はずなんだけども。
記憶の中の絵は女性が目をわずかに開いていたけども、実際の絵はしっかりつぶっていた。
記憶違いか、コミックス収録にあたって書き直されたのかは定かでない……(記憶違いだよ!)
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なんつー結末…
悲劇は人の心に残る。だからこそ、この壮大な話にハッピーエンドを期待していた。
結局重荷を一人で背負い込んでしまったエレン。
彼をそうさせたのは、仲間を信じた結果、彼らが死んでしまった過去にあったのかもしれない。
大切な人たちのために、死を選んだエレンの孤独を思うと、胸が張り裂けそうだ。 -
ラブあり、恐怖あり?
勘違いからはじまる恋。ヒーローヒロインともどもピュアピュアで、かわいらしかった。
途中悪魔のような妹が乗り込んで来て、力技でヒロインたちを陥れる様は恐ろしかった…。
怖すぎて、読むのをいったんやめるほどに。
他のまんがを読んで気持ちを落ち着けて再度読み進めた結果、ヒーロー帰還により無事に解決。
悪魔の妹へのざまあはなかなか素敵でしたけれども、父親へのざまあがゆるい…ゆるすぎる…!
ヒロインを自分の子と認めないどころか無視し続けて、妹のヒロインへの暴力も放置しておきながら、ヒロインが自分の娘だったとわかったとたんに手のひら返して謝罪と孫に会いたいとかほざき出した毒親。
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喪失感半端ない。
あー、その可能性もちょっと考えてた。
……というのが、正直な感想です。
総ちゃんの死後、おセイちゃんの命をつなぐには、新たな命しかないと思っていましたから。
でも、総司の病状では、おセイちゃんとそういう関係になるのは無理かな、と……。
(個人的には、そっちの可能性に一縷の望みをかけてましたけれども。)
渡辺先生の過去作品で、主人公は一途に一人の男性を想ってるんだけども、最後にはほかの人とくっつくというお話を見ているので、なーんとなく、土方線もあるかと思ってましたけど……なんか……。
土方さんとの子供が何故に総司にそっくりだよ、とかツッコミどころはありますが。
おセ...続きを読む -
甘えっこイケメンいい。
購入して、一気に読んでしまいました。
作者さんがあとがきに書かれていましたが、確かにネタ的には数ページでも終わらせられる内容。
でも、読者を飽きさせないのは、作者さんの腕なのでしょう。
婚約者とあこがれの人が同じ名前だったり、あこがれの人の妹に姉さまと呼ばれたり……。
あこがれの人こそが婚約者だと気付ける要素はいっぱいあったのに、どこまでも鈍感なヒロイン…。
ほかの事では頭キレッキレなのに、自分のことって案外気づけないものだよね、うん。
……と勝手に納得して読み進めました。
最後の誤解を解く部分のやりとりも、すっごく好きな方向で書いてあって、おいしかったです。ふう...続きを読む -
表題作はよきでした。
読みやすいし絵もかわいい。
彼氏の方が先に一目ぼれしてんのにそれを言わずに彼女にほれさそうとがんばるとか、ちょっと愛され慣れてなさそうな雰囲気をかもしつつ、まあ結局最後には自分が先と薄情したのでよしとしましょう。
結婚式場で当日に花嫁入れ替えとか、実際できるわけなかろーと思ってましたが、このお話を見て、できるのか…? とか思わせてくれるほどに、わたしにとってはリアル感ありました。
面白かったです。
…ところで、コンビニのお話。
主人公30歳で、10歳年下の大学生の彼氏が来年就職って設定……おかしくないですか?
就職するなら、最低でも22歳の……ハズ………。
でも、そんなこと気...続きを読む -
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