【感想・ネタバレ】ブルーピリオド(1)のレビュー

スクールカースト上位のリア充高校生が、知識・経験ゼロの状態から美大を目指す青春物語です。
第1巻では、それまでやりたいことも情熱を注ぐようなものもなかった主人公が、絵を描くと自分の好きなものと向き合うことができる、と気づくシーンが印象的です。
彼は、美術の授業で「私の好きな風景」という課題を与えられ、「まどろみの中で青く見える早朝の渋谷」が好きだが、それを好きと言うことを怖がっていた自分を自覚します。
そして、完成させた絵を褒められたことで、彼は美術に関心を抱き、実質倍率200倍(!)の超難関大学である東京藝術大学を目指すことになるのです。
「好きなことは趣味でいい」とよく聞く大人の理論がありますが、それを言い訳にせず、好きなことに人生を賭けようとする主人公の若さとひたむきさが眩しい作品です。

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ネタバレ

何かを好きになること、好きなものを好きだという勇気について考えることができました
「美大って俺入れると思います…?」「分かりません!でも好きなことをする努力家はね 最強なんですよ!」
で本当、感動した…。

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2022年01月07日

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ヌードモデルを読んでこちらも気になり、読みました。
すごくわかることがちょいちょい出てきてうわっとなる。
スポーツ見てても他人の努力と頑張りでどうして自分のことのようにウォー!ってなるのかさっぱり昔からわからない。
自分の感動じゃないって気持ちすごくよくわかる。わかりすぎて初めてこの気持ちを表してくれた主人公の言葉に泣いた。

0
2022年08月28日

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美術の青春

青春を感じさせてくれる設定はスポーツなどが多いですが、美術と受験が主軸になっているのは初めて見ました!
主人公の空気を読んで生きてきた人生を先輩の絵が壊してくれる感じが特に好きでした。

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2022年06月20日

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青春!

急に絵が描きたくなる。
今なら上手く書けそうな気がする。

#アツい #ほのぼの #カッコいい

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2022年02月26日

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ネタバレ

きっかけは、朝の情報番組のダンスコーナーで流れていたYOASOBIの群青にタイアップのアニメがあると知り、SNSでも漫画広告をよく見かけていたから。
無料で読めるならとコロナワクチンの副反応で横になりながら、手を伸ばしてみた。
群青を聞いていた時から耳に残るフレーズがあった「好きなものを好きだという 怖くて仕方ないけど」
読み始めるとわかった、確かにこの気持ちわかるなぁ…。
読み進めてるとたくさん心に刺さる言葉が出てくる。

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2021年11月18日

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ネタバレ

美術のことは全く分からないけれど、それは主人公も同じなので同じ驚き感動を味わってる気になれる!そして矢口くんが思っているより両親も友達も温かい。あと主人公が器用貧乏タイプではなく勉強も絵も努力してるのがかっこいいなぁ…すっごく面白かった!

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2021年10月14日

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ネタバレ

本格的。
ちゃらい友達も矢口のこと、よく見ていた。
見開きのページは鳥肌が立つ。
いよいよ羽ばたくのか。

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2021年10月09日

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周囲の人が結構ちゃんと見ている

主人公の矢口がDQN扱いされていたり、他にもユカちゃんや美術部員の趣味とか第一印象が個性的/強めのキャラが多い。でも、自分の思っていることを言葉に出来る人が多かったり、人の中身(努力や性格)をしっかり見ている人が多い印象。
例えば1話に「これ、早朝?」って当てた友人とか。絵について気になり出している矢口に対して3人のコメントもからかうより肯定的なコメントだし。
母は自分の願望押し付けるタイプで今後揉めるかと思ったら、間接的に息子の努力認めていて、息子の思いも汲み取れる親なのかとちょっと驚いた。

全体的に空気感も、言葉選び(無音の絶叫とか)も好きなので、今後どうなるか楽しみ。
ひとまずアニメ見ます。

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2021年10月07日

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ネタバレ

1〜10巻一気読み


漫画の絵がめちゃくちゃ好き!!

そして、先生良い事言うなぁ
好きな事で食べていく事の漠然とした不安が上手に書かれてて、感情移入せずにはいられなかった

高校生、受験生、あの時に抱えてた将来への不安とか、期待とか思い出された


●あなたが青く見えるなら、りんごもウサギの体も青くて良いんだよ

●好きな事をする努力家は最強なんですよ

●好きな事に人生の1番大きなウエイトを置くのって普通の事じゃないでしょうか

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2021年08月28日

匿名

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コラボCMをみて

ブルボンのYOASOBIとブルーピリオドのコラボCMを見てからずっと気になっていたので、読みました。
絵を描くことにどんどん興味が惹かれていきました。
個人的に美術部の先生からの好きなことをする努力は最強という言葉に胸を打たれました。
最後まで楽しみです。

#感動する #カッコいい

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2024年02月01日

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絵が描きたくなる!

自分はあまり絵は得意な方ではないのですが絵を描いてみたいと思える作品でした。
特に母親に美大に行きたいということを伝える場面は感動しました。

#感動する #泣ける

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2021年05月24日

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美術への見方が変わる

主人公は、ちょっとした経験から、絵に対する印象が変わって、描きたい!という気持ちが強くなるわけですが、それは読者である我々にもつうじるものがあると思う。一巻を読んだ後、美術館に行きたくなりました

#アツい

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2021年05月01日

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心を揺さぶられる

主人公が絵に目覚めて藝大を目指す話。彼が出会う人間の才能に圧倒されるところや、自身と自問自答するところなど、心を揺さぶられる言葉が多くて、自分に置き換えながら見てしまいました。引き込まれます。

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2021年03月07日

Sar

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とても面白い

とても面白い漫画これからも読み続けたいと思う
いつもの八虎の飄々とした感じもいいけど時々見せる熱い感じがとても良い

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2019年11月23日

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「美術は面白いですよ。文字じゃない言語ですから。」という先生の言葉が印象に残った。何でもそつなくこなす八虎は、周りのことが見えすぎるゆえに、自分の思いを素直に出せない。それが先輩との出会いをきっかけに、絵で自分の思いを表現してゆく。夢中になるってすごいエネルギーだと思う。

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2019年11月21日

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ネタバレ

『ブルーピリオド』を読んで、心を動かされました。

このマンガがマンガ大賞2020を受賞していることを知りました。

主人公の八虎が、初めて挑戦する絵画スタイルに情熱を注ぎ込む姿は、本当に美しかったです。

彼の一生懸命さが、ページを通してひしひしと伝わってきて、何とも言えず刺激を受けました。

自身、学生の頃にはこんなに夢中になれるものがなかったので、八虎の姿がうらやましくもあり、彼から大いに元気をもらった感じがします。

私も今からでも遅くない、自分だけの情熱を見つけて、八虎のように一生懸命になれる何かを見つけたいと思います。

『ブルーピリオド』は、ただのマンガを超えた何かを私に与えてくれました。それは一生懸命になれる何かを見つけることの大切さを教えてくれる物語でした。

この作品に出会えて、本当に良かったです。これから私も、自分の「ブルーピリオド」を見つけて、充実した日々を送っていけたらいいなと思います。

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2024年04月20日

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ネタバレ

 以前一話だけ読んだことがあって、かねてより気になっていたけれど、ようやく一巻を読むことができた。創作、というより生死に関わらないことで血道を上げる話が好きなので、題材はかなり好み。
 一話で琴線に触れたのは、なんとなく色んなことをそつなくこなしていたキャラクターが、夢中になれそうなものを見つける、というストーリーの骨組みもさることながら、一見不良っぽい友人たちが、その様を嘲笑するでもなく、あまつさえちょっと共感してくれる、みたいな人間性の描き方だった。改めて一話を読むと、やはりそこは良かったし、今巻収録の他の話でも、友人を筆頭に、基本的に「できた」キャラクターが多いのは、個人的な感性と合致するから好きだ。
 一方で、お母さんが(まだ本当にどうなるかは分からないけど)案外するっと芸大への進学を認めてしまうような感じがしたり、他者を尊重するキャラクターが多いがゆえに、トントン拍子で話が進んでいきすぎているような感じは少ししたかもしれない。

 以下、幾つか気になったこと、思ったこと。
 全然タッチの違う油絵だったり、デッサンでも書き始めの人のテイストを出すのは一体どうやってるんだろう、と思ったら、巻末(及びコマの端)にちゃんと答えがあった。めちゃくちゃコストのかかった漫画だなあ。
 絵を描くようになって、景色の見え方が変わってきた、というような話があったと思うけれど、そこにはちょっとハッとさせられた。知識が増えると接する出来事への解像度が高くなる、というのが持論だけれど、景色に対しては見え方(受け取り方)の技法を知ることで、そこに付随してくる情報量が、きっとぐんと増加するんだろうな。
 キャラクターに関して言えば、一話ではいかにもサブキャラクター的な(漫画によってはヒロインとすら言えそうな)描かれ方をしていたように思えるユカは、一巻ではあんまり掘り下げがなかったのが少しびっくり。てっきり、一番近い目標点とか、ライバルとか案内役くらいの立ち位置で描かれるのかな、と思っていたから。他のキャラクターについても、森先輩が少しあるくらいで、まだあんまり主軸になっていないようにも思うし、キャラクター主体の物語ではないのかも知れない。或いは、あえて言及を減らすことで、目標以外は見えないくらいに絵画にのめり込んでいく様を、メタ的なやり方で表現していたりするのかな。

 細かなところだと、天才と張り合おうとするところで、主人公の気骨が垣間見える、みたいなエピソードは結構好きかも。現時点では、物凄く斬新な話運びではないけれど、上に記した以外にも細かいところ(今普通に煙草吸ったり飲酒する高校生描いて良いんだとか)で、驚きがあった。
 次も楽しみ。

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2022年11月13日

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ネタバレ

舞台化し、推しが主演ということで予習のために買ってみた。いや、何も知らずに観に行くという手もあるけど、予習したいタイプなので……。

友だちの言っていた通り、萌えはないけど普通に面白かった。この先どうなるのか、気になる。ただ、これをステージで表現するってどうやるの? というのは気になった。ドラマや映画ならわかりやすいけど、舞台という場だからなぁ。そこが入り口だから、それが一番気になったかも。

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2021年11月20日

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アニメ化

遊びも勉強もそつなくこなす男子高校生が東京藝術大学進学を目指して美術の勉強を頑張る青春物語の第一巻。

主人公の男子高校生、矢口八虎は友達と深夜のスポーツバーに行き試合観戦をし酒を飲みラーメンを食べるという不真面目な生活を送っていた。
しかしちゃんと授業にも出て学年トップクラスの成績を維持するくらい要領もいい。
そんな彼は親から学費の都合上国公立の大学に進学してほしいと言われていた。
友達と遊び、勉強にはげむ周りから見れば完全無敵の八虎も心の中では今の人生がこのまま続くことに虚しさと手ごたえのなさを感じていた。
八虎はある日選択科目の美術で前々から感じていた早朝の渋谷の青さを絵という作品で具現化する。
それが思いの外周りから高評価を得たことから美術の世界に進みたいと強く思うようになる。
しかし美術の世界は進学費用がめちゃくちゃ掛かる上に食べていける保証がない。
それでも美術の勉強がしたい、美術の道を志したい思いが止められない八虎は日本でもトップクラスの倍率の東京藝術大学進学を決意するのだった。

初心者が水を得た魚のような成長を見せるスポーツものはいくつも見たことがあるけど、芸術系ではあまり見たことがなかったので新鮮だった。

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2021年11月07日

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芸術家として

音楽家の話は数多くあれど、中々真っ向から美大の受験に取り組む漫画はなかったのではないか、と思います。職業として自分はやっていけるだろうか、誰しもが不安に思うこと。いくら恩師の言葉があってもあえてその道に進むというのは、もはや戻る選択肢がないほどに芸術に焦がれてしまったのだと思う。未来に何がまっているか、とても気になるストーリーだと思います。

#深い #感動する #萌え

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2021年10月05日

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ネタバレ

そつなく物事をこなしてきた主人公。
でもそれは器用貧乏なだけで、初めて打ち込みたいと思えることに出会う。

サッカーの試合を見て勝利を喜びつつも
「他人の努力の結果で酒飲むなよ」
というのが響く。
本当なら自分が出した結果で心底喜びたい。

友人で芸大を受けた人がいるから多少大変さは分かる。
だからこそ今までまともに描いたことがないのに
受験にチャレンジするのは滅茶苦茶大変だと思うが
美術部の先生が否定しないでくれることと、
反対してくるのかと思っていた母親が、努力の跡を見て
あっさり応援してあげなきゃと言ってくれて安心した。

好きなことは趣味にとどめておくべきかどうかなんて
自分が決めることだ。
好きなことをする努力家は最強など先生の名言が多い。
今からの美大受験準備は現実的には厳しいと思わざるを得ないが
夏休みの課題や予備校など適切で実用的なアドバイスをくれる師に出会えたことがプラスになるだろう。

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2021年08月22日

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青春

趣味でいいって言うのは大人の考え
全くその通りだよなー

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2021年04月05日

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なんでもそこそこ出来るけど特に何かに熱中することも
無かった主人公が美術と出会ったことで
美大を受験するために頑張る主人公の成長していく話で面白かった。

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2020年10月30日

匿名

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絵に向き合っていく姿がいいですね
ユカちゃんはなぜ女装しているのだろう…
今後の展開も気になるがユカが一番気になる…

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2022年09月29日

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個人的な感想

この漫画を読んでたら、どこかで似たような漫画を読んだことあるような既視感を感じました。
それが何かと言うと、『進研ゼミ』の付録についていたあの漫画です。展開がなんか似ているなと思いました。だからなんなんだ?と言われると、類似的に感じて、突出した作品ではないと思いました。具体的に言うと、勉強が出来て友達もいて、順風満帆な主人公がある日突然、目を奪われるような美しい絵を見て、絵が描くのが好きなり、描き方を学ぶために大学を目指すストーリーなんですが、こういう動機や展開の仕方がちょっと、ありきたりに見えて、○○しとけば○○になるというビジネス書を彷彿させます。主人公の突拍子な行動や動機、それを誘導させるかの様にアドバイスする先生もなんか違和感ありまくりで、少年漫画特有の情熱や熱さを感じないんです。
1巻を読んだ時点で、私は何も心には響きませんでした。ただの絵描きになるための教材にしか見えません。

#シュール

1
2021年05月31日

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