読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
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Posted by ブクログ
どこもかしこも不穏といいますか…。ローゼマインの貴族における常識のなさが方々に影響しているのが見えてきたという印象です。
ライゼガングにしても、ローゼマイン視点から見ると何で!?と思うけど、ボニファティウス視点から見ると納得するんですよね…。
けれどローゼマインも分身できるわけじゃないので、取捨選択は今後も続くんでしょう。
Posted by ブクログ
まず、僕の中で、この本でのローゼマインのすごいなと思った所は、「神殿見学会」の186ページ、1行目です。「乾いてポロポロと指の間を滑って丸めることが難しい土でも、もう一度水を含んで柔らかくなれば丸めるのは簡単でしょう?バラバラになった魔石も魔力を含ませて柔らかくすれば丸めることができるのです。」と今まで誰も発想しなかった事を言うローゼマインをすごいと思いました。
Posted by ブクログ
派閥っていうものは厄介だな。領主一族の分断という不穏な空気漂う巻だった。ヴィルフリートが難しい立場なのはわかるけど、もうちょっと状況と情報が読めるようにならないかなとやきもきしてしまった。
クラリッサの暴走はほほえまちょっととなにやってんだという呆れが感想。
エーレンフェストの話も面白いけど、やっぱり貴族院での話の方がドキドキハラハラで面白く感じてしまう!
クラリッサがとうとうやらかしたのは笑えたけど!
Posted by ブクログ
粛清後の貴族のゴタゴタが露わになった。それにしてもヴィルフリート側の不穏な動きがますます大きくなるし本人視点の話もないから余計に今後が不安になるね。
ブリュンヒルデの提案は、就活生顔負けの自己PRとプレゼンで、「何も言えねぇ」しか言えなかった。先を見る力と決断力が凄まじい。カッコ良すぎる…
そして、ローゼマインを慕って次期神殿長に向けて頑張るメルヒオール。全てをローゼマインレベルにするのは難しいけど、このまま兄のようには拗れず曲がらず、すくすくと成長してください。
貴族院の巻が続いていたから、久しぶりに下町の様子が知れた。下町の時間も進んでいるから、ローゼマインがマインだった頃とは状況も変わっているけどそれぞれが前を向いて進んでるのが分かる。書き下ろし短編のクラリッサvsギュンターでは下町で貴族がどうみられているかやマインとグーテンベルク達以外の平民と貴族のやりとりが見れて新鮮だった。ローゼマイン愛はどちらも負けないからその点では馬が合いそう。
今のところ、この物語がどのように終わるのか見当がつかない。完結はしてるみたいだけど、ちゃんと折り目つけて終わってほしいような終わって欲しくないような。それでも最後まで見届けます。
Posted by ブクログ
領主一族がバラバラになりかけているところです。ヴィルフリートは周りが全く見えていないし、ジルヴェスターはフェルディナンドがいなくなって限界にすでに達してる気がする‥
なかなか一つにならない領主一族と貴族の終わらない派閥争い。助けて、フェルディナンド様〜!!って叫びたい。
可愛い弟妹と困った兄
なろうで本編を読んでいますが、ローゼマイン視点では知り得なかった裏側を他者視点で読めるので毎回購入しています。
今回は護衛騎士から見たヴィルフリートの拗れ具合が想像以上でした。人に影響されやすいのは長所でもあり短所でもありますね。
聡明な側近がいないと途端に悪い方へ転がるのは、領地の次期トップとしては恐ろしくもあります。
シャルロッテ視点ではヴィルフリートの無自覚な傲慢さがよく分かり、彼女の不満に同調してしまいました。
クラリッサもローゼマインに対する姿と平民であるギュンターに対する態度が大きく異なり、この世界の身分制度を改めて思い知りました。
フェルデナンド様が登場しないのは寂しいので、次巻を楽しみにしています。
悩んでるらしいヴィルフリート
前巻のラストに書き下ろしで追加された「不信感とゲヴィンネン」では、オルトヴィーンやオズヴァルトとの会話をきっかけに芽ばえたヴィルフリートの不信感が、本人視点で描かれています。この巻ではヴィルフリートがさらにこじれていく様子が、書下ろしの2編「エピローグ」「反省と羨望」で他者視点として描かれています。
Web版ではヴィルフリートがいろいろこじらせていく経緯がちょっとわかりにくかったのが、これら書下ろしのおかげでよくわかるようになっています。
何とも重苦しい内容
今巻はヴィルフリートが側近の奸計?に因って孤立を深めて行く様子が、遠回り表現されて何とも重苦しい内容。
そんな中でマインの家族が結構出てきたのが、和みポイント。
内政重視ですよ
全編通じて内政問題。
国が抱える大事な問題に、大人や貴族の思惑が絡み合う、重厚な一冊。
前巻みたいにやらかすシーンが少ないので、軽妙ではないものの、次巻への期待が高まるよ!
Posted by ブクログ
ヴィルフリートをはじめ領主一族に亀裂が走る
いつもですが、実際の政界の様な失言や言葉の
揚げ足取り、失策などの状況に応じて登場人物
が詳細に具体的にありそうな動きをとるところ
が面白い、理不尽な言動を自覚しない王族たち
全員腹立たしい