読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かった。かなり大きな転機となる重要巻。
貴族院のテストもとっとと終わらせて、
神殿の仕事やらなんやらで、一時帰宅するところから。
残念な子、アンゲリカとローゼマインの縁談がおもしろい。
ルッツ、フィリーネのエピソードは泣ける。
匿名
下町との惜別
隠し部屋でのルッツとの別れ。泣きました。二人の約束。立場は違っても、ずっと二人で夢を追って行く。仕方がないけど、お互いのこと思うと悲しかったです。
Posted by ブクログ
城や神殿に忙しく駆け回るローゼマイン。
貴族院に戻ったら戻ったで、社交が始まる。
全領地を招いたお茶会で一悶着あったが、本好きのお友達もできる。
一年生で最優秀を取ったローゼマインをフェルディナンドが褒めた時には驚いた。
Posted by ブクログ
今回の最大の出来事は下町との別れ。完全に会えないわけではないけど気軽に話せる関係ではなくなるのね。その流れで身近な人を例えるシリーズ面白い。リヒャルダとエルヴィーラを暖炉に例えるのは「なるほどなぁー」。ヴィルフリートが背もたれの無い椅子なのも納得、ローゼマインに頼ってばかり。フェルディナンドが長椅子、ユクトクスが言う通り信頼感抜群ですね。アンゲリカも無事卒業できてみんな一安心。
Posted by ブクログ
エーレンフェストに帰還後のあれこれから、貴族院に戻って終了してからまた皆で戻ってきてのあれこれ
ドラマCD付属のトゥーリ視点SS
厳しいながらも理解のあるベンノさん
トゥーリの周囲でブルーアンファがバッサバッサと舞っている絵が見えるw
アンゲリカは余計なことは言わないという処世術なんだろうな
神殿への立ち入りの許可を両親から得たら、その後は話を打ち切って飛び出すとかね
健康診断の時にとっさにフェルディナンドに剣を向ける事のできる忠誠心は素晴らしい
だけど、その後の展開も含めてアンゲリカらしいよね
考えは足りないけど、愚直という言葉が似合う
エグランティーヌの髪飾りの納品
フェルディナンド様は立会いの際に無表情とあるけど
「記憶」で知っているが故に泣ける
ローゼマインの家族との交流については心を砕いているんだよなぁ
貴族院外伝のトラウゴット視点SS
トラウゴットの認識のバカさ加減が何ともね……
最後にユストクスのワイルドな一面が見られてよい
ローゼマインが指示したフェルディナンド様伝説の掘り起こし
もしかして、これで他領にフェルディナンドの優秀さが再認識され、神殿なんかに押し込めているエーレンフェストへの批判やアーレンスバッハ行きの要因の一つになっているのでは?
エグランティーム視点の奉納舞
奉納舞で魔力が流れるような感覚の描写がある
あと、神々に受け入れられたようなという認識
もしかして、魔力を流そうとしなくても流れやすい仕組みになっているんだろうか?
それとも全属性だからとか?
そして、もう一度舞いたいというのも伏線ですねぇ
オルトヴィーンとアドルフィーネの会話
姉に振り回されるオルトヴィーンは苦労人だなぁ……
でも、アドルフィーネも結構可愛そうな展開なんんだよなぁ
まぁ、したたかに生きてほしいですね
フィリーネの家族のあれこれ
ヨナサーラはコンラートの魔術具を我が子に無理やり上書きしてたけど
フィリーネの母親の魔石で作った子供の魔術具みたいだし、ヨナサーラの子供には合わない可能性がある
でも、ないよりはましだしね
まさかのアンゲリカ
今回は珍しく、女子向きなお話じゃないかしら?
有能なユストクスに1票!!
椎名優様の画力に、尊敬しかないです。
これまで謎の美少女だったアンゲリカが、これほどまでにストーリーの中で活躍するとは思いませんでした。
潔さにおいて、彼女に勝る女子はいないと思う。
Posted by ブクログ
多分、6回目の再読。今回気がついたのは、繋がりを担う人と繋がるもの。初めは家族との繋がりをルッツが担い、この巻では、ギルが下町との繋がりを担うと宣言し…。「女神の化身」になると、とこれ以上はネタバレか。
この辺、伏線なんだろうな。繋ぐ人が変わると繋ぐものも大きくなり、主人公の想いの深さも変わってゆく。見事。
Posted by ブクログ
下町との別れというか、離れなければいけないシーンはわかっていても切ないですね…ギルとルッツの友情が熱かったです。トゥーリはよっぽど強くてかっこいい。みんな大好き女装ユストクスには笑ってしまいました。フェルディナンドさまが意外にも、というかけっこうローゼマインのことを気にかけていて笑顔になりました。
Posted by ブクログ
貴族院1年目終了。3冊もかかりましたよ。2年寝てたときはあっという間だったのに。
前半は城で保護者達から色んな指導受けたりと安定の話だったけど、領地対抗戦、卒業式などに併せて貴族院に戻った時のお茶会でこれからの重要人物っぽいダンケルフェルガーのハンネローレとのやり取りや、クラッセンブルクのエグランティーヌ(味方)、とアーレンスバッハのディートリンデ(敵)を絡めたやり取りがたまらなく楽しかった。あとは、グードルーンかな。これは人気投票だと合算するのかな?でも一番はやはり別れ。この本はマインの家族愛が引き裂かれる度に泣いてしまいます。
Posted by ブクログ
この巻もとても面白かった。
ユストクスがもう最高‼️良いキャラクターだと思う。
だだの情報好きではなく、ちゃんと仕事が出来るのがいい。
ローゼマインが各領主から注目される中、神殿に文官見習いが出入りするようになり、ローゼマインとヴィルフリートの婚約が決まって、下町や商会との関わりも変わっていくあたりは切ないけれど、それぞれが自分の夢を追うことで繋がっていけるだろうと思うので、見守りたい。
だんだん内容が濃くなってきて、ページをめくる手が止まらなくなってきた。
次も期待。
Posted by ブクログ
アンゲリカが美しくて愛おしい…笑
今まで細くても繋がっていた下町とのつながりが消えかかろうとしている。身分を違えたローゼマインとルッツたちの決心と約束にとても心打たれました。
10才になって。
婚約も決まり隠し部屋での下町の人々との交流も絶たれるという大きな変化が。
ルッツとの契約も解除されてるから不安定になりつつも前に進もうとするマインとルッツ。
おおすすめの一冊です。
Posted by ブクログ
ちょっと遅くなりましたが読み終わりました。続巻も購入済み。
これドラマCDがついているんでしたっけ。なので、紙の書籍で購入。すでに知っている話だし、イラストページだけをざっと見て、あとで読もう〜と積んでおいたら、あっという間に数ヶ月。電車での移動中や、カフェで本を読むことが多いので、紙の書籍だとついつい後回しに…。
web版ですでに読んでいる話だけれど、加筆されていたり、別の登場人物視点のショートストーリーが付け加えられているので、新しく知ることもたくさんあって面白かった。
予約特典でついてきたフィリーネ視点のSS(これは購入直後に読んでましたが)には感動しました。彼女には彼が凛々しい騎士に見えるのですねー。あ、そういえば、青色巫女見習いだった頃のトロンベ討伐のときも、彼はなかなかかっこよかったですよね。うん、いい騎士様だ。
一気に積読を攻略するために、続巻を読書中。そして、早く外伝も読まなくては!(外伝を先に読もうとも思ったが、やっぱり順番に読んでいく!)
Posted by ブクログ
書き下ろしSS『私の騎士様』フィリーネ視点 貴族院から自宅に帰宅し、弟コンラートとともに迫害され助けられるまで。
『プロローグ』ギル視点 側仕え達の一幕
『エピローグ』ユストクス視点 フェルディナンドを長椅子に例える一幕。
『時の流れと新しい約束』ルッツ視点 ローゼマインとの隠し部屋使用禁止に…。
『卒業式と祝福の光』エグランティーヌ視点 卒業式の日…。
Posted by ブクログ
貴族院から城へ戻ってきて、神殿のお仕事をこなしつつ、下町の関係を少しずつ整理していく過程が丁寧に書かれてる。
貴族院で一気に新しい人物が増えたけど、下町とは少しずつ関係を疎遠にしてるので区切りができた感じ。
カラー折り込みの、フェルディナンドにぎゅーされてるところが気になったので一気に読んでしまった。その場面が最後の方だったので、まだかまだかと読んでたら一冊終わってた。
卒業式の雰囲気がとても華やかでよかった。
Posted by ブクログ
ローゼマインは想像の斜め上を行くため、領主が期待した方向ではないが自領の評価を物凄いスピードと量で変化を与える、ナリは小さい(7~8歳程度)が考え無しに影響のデカイ事をやってしまうのでブレーキになるか最終兵器ユストクスが投入される
ナリは小さいが公称10歳の姫様なので婚約もしました・・・周囲の領主から狙われ始めたからね、でもそのせいで平民の家と距離が開き、心の安定剤ルッツとの秘密の部屋が使えなくなる・・・下町エピソードは泣けた
Posted by ブクログ
この巻は胸が締め付けられる、ローゼマインにとってはつらいことが多い巻だったような気がします。
プロローグはギル視点で、フランもザームも主であるローゼマインより元の主人である神官長の言葉を重視していてローゼマインの心配をあまりしていないことへの不満が描かれました。ローゼマインを心配するあまり視野が狭くなっていることをデリアに諭されます。デリアの成長とギルのまっすぐな思いに胸が熱くなりました。
そして貴族院で広げたローゼマインによる流行物の影響でエーレンフェストが注目され、ローゼマインに縁談が持ち込まれることを懸念したアウブはヴイルフリートとの婚約を決めます。神殿にローゼマインの側近達も出入りするようになり、婚約も決まったことからルッツ達の隠し部屋の出入りが最後になりました。ローゼマインが甘えられる唯一の場所がなくなってしまうのです。
これからローゼマインは大丈夫なのか心配になります。
Posted by ブクログ
子供でいられる時間は短いな。
それはそうとハンネローレ様、とってもかわいい!
webで読んだ時に想像していた姿と全然違った。
なぜボブ姿で想像してたんだろう。伸ばしてないわけがないよ。
Posted by ブクログ
Webでも読んだので飛び飛び読み。紙で読むとかなり加筆修正されているのか新しく読めていい感じ。マインさんの気持ちはとてもよく分かるよ!本…読みたいよね。司書…やりたいよね!
ステージが変わるということ
貴族院一年目を終えて、マインとヴィルフリートが婚約することに。政略結婚ってそういうもんだよね。マイン自身が、「好きな人じゃないとイヤ!」っていう乙女じゃなく、結婚に何の個人的願望も抱いてないのが救いかな。ついでにアンゲリカも同じく(笑)
逆に、エグランティーヌ様たちは政治を後回し(?)にして、想いを貫けたんだから良かったね。
隠し部屋がとうとう使えなくなるシーンでは、また涙が止まりませんでしたが、こうしてステージが変わりつつ、ルッツとの約束はまた強くなるのでしょう。多分、マインには「契約」より「約束」の方が強いんだと思うよ。
最後に、フェルディナンドの督促オルドナンツが楽しすぎる。あれは恐怖。よって効果絶大。
Posted by ブクログ
表紙にトゥーリが描かれていることが、この巻の内容を物語っていて泣けてきます。
家族を下町を守るために貴族社会に身を置くことを選んだマインが唯一下町時代のマインに戻れる場であった、隠し部屋での会合が終わりとなってしまいました。2年も寝る羽目になったユレーヴェの期間が本当に悔やまれます。襲った者たちには相応の報いを受けてもらわなければ。
でも、悲しい別ればかりではありません。貴族院でハンネローレという本好き仲間と出会うことができましたので、本に埋もれる生活を目指して、ローゼマインには、これからも突き進んでくれることでしょう。これからの活躍にも期待しましょう。
Posted by ブクログ
今のローゼマインの活躍も楽しみなのですが、昔のマインとルッツの姿を振り返ると、ひどく懐かしい思いがします。
家族との繋がりはとても貴重なものなのでしょうが、「男の子」だった自分からすると、鮮やかなのは一緒にバカをやった仲間たちとの記憶ですね。
美麗で凝ったイラストは、毎回じっくりと眺めてしまいます。(本文は勿論ですが)
連続の刊行は嬉しいですね。「神に感謝を!」
Posted by ブクログ
面白いエピソードも決して少なくはないのですが、貴族院での1年目が終わり、「切り替わりの時期」といったところで濃密な冒険譚、というわけにはいきません。
貴族同士の政治的な駆け引きが多く描かれ、それはそれで楽しめはするものの、登場人物の関係が複雑で少し混乱します。
ストーリー展開が気になるあまり、駆け足で読み進めてしまったでしょうか。
既刊を一読したら、改めてゆっくりと振り返ると、また面白さがあるかもしれません。
Posted by ブクログ
やっぱり私は商人のベンノが好きだなーと再確認。ルッツの気持ちが痛いほど胸に響いた。同時に、ギルの言葉にすごく癒された。この二人は本当にいいコンビだと思う。それとは別に、アナスタージウス王子のウッキウッキが非常によく伝わってきて、なんだか忙しい巻だなーと感じました(笑)