読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
感情タグBEST3
面白かったー。
怒涛の展開で、面白かったです。
家族の話がやっぱり落ち着くというか、ほんわかした気持ちになれるし、好きだなあ。辛いことももちろんあるのだけれど。
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涙なしには読めませんでした…
自分に子供がいるので、エーファの気持ちになって感情移入すると、もう辛い…でもお互いわずかでも繋がりが残って良かった!
最後のアルノー目線が真っ黒すぎてびっくり。そして神官長がフランに言った遠ざけるの意味も調べてまたびっくり。
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マインが偽装死亡し、上級貴族の娘になるところで終わる。まあ、下克上といえば下克上なのか?
悪者の神殿長一派をやっつける。ピンチな場面もあまり心配せずに読めるのが、さすがラノベ。いい塩梅のハラハラドキドキで、勧善懲悪爽やか。
非常にテンポよく環境が変わるので、全く飽きない。
ドハマリ中である。
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最初の挿し絵の雰囲気からして「悲しい展開になるのでは…」と怖くなって、なかなか読み出せず笑
でも読んでよかった!
印象に残ったのは離ればなれになることとなる家族へ魔法の祈りを捧げるシーン。
半ば無意識に祈りの言葉が出てくるマインの姿は、もう平民の兵士の娘ではなく巫女として自立しているように感じられる。第一部の何もできなかったマインの頃から読んできた身としては、遠い存在に思えて寂しさも感じられた。
これからも本作りに熱中するマインの姿は変わらないまま続いてほしい!
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これがないと物語が進まないことはわかってますが、やっぱり悲しい…
マインの周りにいるのは、マインにとって良い人ばかりだけど、やっぱりそれぞれの立場で物事を考えないといけないので、結果こうなってしまうんですね…
最後の別れと祝福のシーンは、何度読んでも泣いてしまいます。
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あ、あ、あ…
何と言ったら良いのか、言葉に出来ません。
やっぱり襲われたマイン。マインを助けようとした父ギュンター。マイン達は悪くないのに相手が貴族だと身分差で理不尽に耐えなければならないのです。そんな絶体絶命なピンチの時、助けてくれたのは中身少年のジルヴェスター。彼が領主様だったなんて!
そして愛する家族達を守る為マインは領主の養女になるのです。
家族との別れは涙なしには読めません。
もうマインと家族は家族として会うことは出来ないのです。
ルッツも切ないです。もう家族のように、それ以上に近いところにいたのですから…。
しかし、デリアは本当に世間知らずというか、子どもというか、騙されてしまって不憫でした。自業自得かもしれませんが神殿の狭い中しか知らないから無理もないかもしれません。やっぱりそんな子どもを騙すなんて神殿長、悪いヤツです。
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少しずつ新たな環境に慣れていこうとしていたマインですが、他領の帰属にも目を付けられ、危機に陥ることになります。
そして、想像していたよりも早く訪れることになる愛する家族との別れ。
マインが、身に降りかかる理不尽と闘いながら、そして家族を守るために「別れる」という決断をするところはここまでのシリーズ作品の中で一番の見せ場だと思います。
ちょうどマインと同じ年頃の子どもの親としては、マインの良心の気持ちもよくわかり、思わず目が熱くなってしまいました。
これまでとは異なり、「(少なくとも金銭面では)今まで以上に無理を言う」ことができ、なおかつ「平民として貴族様の顔色を窺わなくてもよい」立場になったマインが、この後どのようにして「本」を作っていくのか、そして周囲の人々をどのように支えてゆくのか、この後も展開が気になります。
Posted by ブクログ
家族の話しなので、今までで1番泣けました!
ミステリーばっかり読んでいたけれど、こういう本の良さがやっと分かった気がする!
第二部が完結して、ここからはアニメでも見れなかった部分に入るので、とても楽しみです!
Posted by ブクログ
捨て子のディルク、身食いの判明、デリアの家族という関係の提示
神官長からの活版印刷禁止令(貴族になるまで)、絵本なら可
そして色を付けなさいという指示とカミルの絵本のための色インク作り
そして、後半の怒涛の展開
デリアとディルクはなぁ~
あのデリアが孤児院に少しでも入るようになたという展開からのあの結末ですからね
最終巻にデリア視点のエピソードが追記されるようなので、期待
マインがカミルに泣かれるのは魔力が関係してたりするんだろうか?
平民でも魔力を持ってるし、赤ちゃんだから反発の不快感を殊更感じてしまうとか?
オニキスに似た魔術具、初読のときは通信機かと思ってたけどね
まさかそんな契約魔術だとは思わないじゃない?
今回は時系列でSSも読んでいるので、ジルヴェスター視点の話で既に領主であることと、養子にする意図はわかっている
あと、養子にするのをフェルディナンド様が反対しているのもさもありなん
自分と同じような目に遭う子を作りたいとは思わないよなぁ……
ヴェローニカの断罪と排除と共に行えたから良かったものの
もし健在のまま養子になってたらマインは殺されてた気がする
ま、フェルディナンド様がなんやかんやと守るだろうから大丈夫な気もするけど、決して良い結末にはならないよな
神殿長とビンデバルト伯爵との対峙シーン
魔力をそのまま打ち出すのは、圧倒的な強者が弱者をいたぶるためという設定
平民の身食いだと思っているマインとみすぼらしい服を着ているダームエル
そりゃぁまぁ舐め腐った態度にもなりますわね
でも、自分の不利を悟ったなら、ビンデバルト伯爵は普通に攻撃すればよかったのでは?と思うけど
あの体型から察するに文官コースだろうし、攻撃的な魔術は得意ではないのでしょうね
でも、その後のフェルディナンド様もバチバチ火花を飛ばすほどの魔力を込めた攻撃をしているのも、魔力を打ち出すだけだったのかな?という疑問
あと、書籍版の表紙のマインが貴族っぽい袖の長い服を着てるんだけど、このシーンは青の衣なんだよね
別のシーンであんな格好になるところはない気がするんだけど……
そもそも、そんな高価な服は持ってないしねぇ
それはそうと、別離のところは何度読んでも号泣する
それぞれの家族の想い……
もう家族と呼べないけど、それでも繋がりを持とうとする姿
フェルディナンド様の心境も知ってしまったからには号泣せざるを得ない
ベンノさん、家族と名乗らずとも手紙ならやり取りできるという提案
契約魔術にも抜け道はあるというけど、普通はそんな抜け道すらない契約内容になるんじゃないかと思うんだけど
そもそもこの契約自体がお貴族様のお目溢しなので、その辺の文言は結構緩いのでしょうね
ルッツの存在もそう
多分、フェルディナンド様が見たところ、マインと家族を完全に引き離すのは得策ではないと判断した結果ですよね
アルノー視点の閑話で、マルグリット様の寵愛を欲していたけど
実際の相手はフランで、しかもそれを嫌がっていて
果ては自殺を止めなかったという過去がある
もしかして、嫌がらせするのはフランに対してだけなのか?
だから神官長も意地の悪さに気づかないという事なのだろうか?
アルノーは神殿で生まれた子なのかな?それとも神殿に引き取られた孤児なのかな?
来歴が気になるけど、遙か高みに遠ざけられた今となっては新しい情報は出てこないでしょうねぇ
コミックの完結時のSSでチャンスがあるくらいでしょうか?
Posted by ブクログ
この巻から、巻末おまけがつくように。ゆるふわな感じが好き。
しかし、契約のネックレスってなんだ?魔石でできてる?魔術具?『女神の化身』の10巻まで読んだけど、他の部分には出て来なかったような。
そして、この巻までは、ジルヴェスターの母という表現!名前を出さないのが、狭い世界を表しているようで、エヴァンゲリオンのTV版を思い出した。凄い。
Posted by ブクログ
家族との別れがつらすぎて泣いてしまいました。自分と家族を守るために仕方ないとはいえつらい。それでも決意を胸に歩き出す姿はかっこよかったです。今後もたのしみ。そしてわたしの推しであるベンノさんは過労でぶっ倒れないか心配です。
満足のおもしろさです
神殿に入ってからのマインの素敵さがたまりません。新官長にだんだんと表情が増えているところもときめいてしまいます。眠気が吹き飛んでしまうので毎朝起きると目の下のくまがつらいですがなんとか頑張って読みました。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった…。今まで最高レベルに面白かった。続きも早く読みたい。ちゅうか、こういう展開を待ってた(笑)!
後半の短編もすごくステキやった。エッ、こことここがつながってんの? とも思ったし、マインちゃんの今後の生活はガラリと変わるやろうけれど、つながる線は残してるのがいいなと思う。
希望があるお話は好き。
それにしてもジル様…。ただの面倒臭いキャラと思っててゴメンね…。
Posted by ブクログ
まさか、泣くとは思わなかった。
第二部神殿の巫女見習い、完結巻。
新たなグーテンベルク仲間が増え色インクが完成、ディルクにべったりのデリアがとうとう暴挙に出たり、マインを排除したい神殿長が陰謀を画策したり、ジル様の素性が明らかになったりするけれど、何といっても山場はマインと家族の別れのシーン。涙が止まらなかった。
ますます面白い。
マインの祝福が、ちゃんと好きな人達を選んで降り注いでいるところに笑えた。
レオンは避けたとしても、フリーダもダメなんだな(笑)
聖人君子じゃない、マインの人間らしさが感じられるから好き。
とにかくこの巻の最初の方は、デリアの身勝手さと浅はかさに、苛立ってしようがなかった。
怒りからの、別れの場面での涙。
読み手をマインばりに不安定にさせる怒涛の展開(笑)
短編のいろんな人の後日談がとても良かった。
この巻で退場する者、関係性が変わる者、主要メンバーに加わる者など変化があるけれど、どんどん新しい登場人物も増えていくだろうし、次のシリーズも楽しみ。
とうとう…
否応なしに巻き込まれていくのは分かっていたけど、「くそ、早すぎる!」ベンノさんの呟きに激しく同意です!
養子縁組の契約シーンは、もうボロ泣きでした…
あの祝福の言葉…ぅぅぅ。
もう少し、下町のマイン一家を見ていたかった…
でも、前を向いて、がんばれ!!
コンサート♪
今回も内容盛りだくさんで楽しかったです。何と言ってもフェルディナンドのコンサートが楽しすぎです。貴族のお嬢様達が興奮して失神しちゃうって、神官長どんだけ魅力的なの~!?ガッツリ儲けて万々歳でした。
泣きました
第二部のラスト巻ですが、他領の貴族に狙われて大変な目に遭います。
貴族の横暴に平民では対抗する術もないのですが、領主の養女になることで自分と家族の身を守る決意をします。
家族との決別の場面では泣きました。この作品は笑える場面沢山あるのですが、家族愛が盛り沢山あります。
Posted by ブクログ
ディルクを拾ってから、2部ラストまで。
web版の第154話〜第172話の範囲。
書き下ろしが、4つ。
・プロローグ
ベーゼヴァンス視点で、悪巧みの相談シーン
・カミルのお世話
マイン視点でのカミルとの関わり
・ベルーフの資格
ヨゼフ視点。色インク作成中の話し
・エーファ 前を向いて
エーファ視点
・神殿長の側仕えになるために
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第二部か完結。神殿の巫女見習として生活しながら印刷に向けて邁進するマインだが、他領の貴族と神殿長の陰謀の手が迫り…。
ネットで飽きるほど読み返してますが、紙媒体で纏めて読むのも毎回楽しいです。巻末漫画も良かったし。
完全書き下ろし部分は神殿長視点のプロローグとエーファ 前を向いて、『ベルーフの資格』インク工房ハイディの夫視点、『領主のお忍び』領主視点で森へ孤児達と狩りに行った時の話。
今回は5月に密林で予約してましたが5月14日予定日が当日いきなり24日に!人気なのは嬉しいですが、もっとたくさん印刷を(^人^)
Posted by ブクログ
悲劇の章です、神殿内からの企みは我が身を滅ぼすだけではなく、将来にわたり禍根を残す重大事件へと発展するが、全ては平民と貴族(上級・下級問題もある)の常識・立場の違いが引き起こした(命を落としたもの、厳罰に処されたもの、生きながらの別れをさせられたもの
それでも、弟の誕生、色インク開発、イタリアンレストラン開店準備などなど新たな喜びがあるから読後感が良い
Posted by ブクログ
一気に話が本格的に動いて、ラスト新しい人生を切り拓かざるを得なくなってしまった。。。ぼーぜん。
家族との別離でものすごく悲しい中、長い口上で紡がれる祝福に癒される。祝福が特定の個人に向けて行われたのが良かった。下手に下町の人全部⭐︎とかでなくてよかった。。。
領主が変な人ながら理解のある人でよかった。。。
とにかく続きが気になるので、一気に読みます。
おつかれさまです。
いろいろハードな内容でした。
泣ける話が多かったな〜。困りました。
無茶ぶりキャラが入ってくれなかったら持たなかったかも。
やりたい放題仲間が増えて、お仕事3倍速って感じですが、時間経過と業務量を考えるとあまりにも巻き込まれた方が不憫なので星4つです。
Posted by ブクログ
サンタさん、もとい神殿長がようやく動き出す。それも引き連れるのはトナカイではなくカエルとは。彼は決断したらやり遂げようとするし、姉の後ろ盾を存分に利用する為、側仕えに策士が居たら恐ろしかっただろうな。当巻でお話は急転換する。ジルヴェスターの正体は驚かなかったけど、前巻に渡されたネックレスについては予想外。最後の契約は心が痛い。だけど、もう会えないと考えるのではなく、どうしたらまた会えるかを考えて行動に移すのは本当に尊い。諦めるのではなく、別の道を探す、無ければ作る。これもマインの影響かな。
Posted by ブクログ
ようやくアニメ超えました。この本が三期後半にあたると思います。
この巻でジルヴェスターの正体や、プレゼントしたネックレスの目的わかります。そして、本当に泣けます。後半以降、涙腺弱い人は電車などで読まない方が良いです。アニメ、神回になりそうだな~。
中だるみにならず、どんどん面白くなるこのシリーズは凄いです。
Posted by ブクログ
2019年43冊目。新たな出会いととりあえずの別れの巻。新たな出会いは、ホントにいい人にマインは目をつけられたと思う程。これまでの懸念が一気に解消されるのだから。とりあえずの別れのシーンは読んでいて非常にグッと来るものがあり、外で読んでいてちょっと気まずい思いをした。あと、側仕えのデリアの扱いもちょっと不憫かな。立場上敵方のスパイ的役割とは言え、文章を読んでいてちょっと情が湧いてきたところだったのでここでの〇〇はちょっと悲しい。新しい立場になったマインはどんな活躍を見せるのか。引き続き読んでいきたい。
Posted by ブクログ
第2部完。前巻より続く主人公周辺のキナ臭さは勢いを増し、謀略的なものも見え隠れするが、それを切り抜け、なんとなく中ボスが倒された感。全体の中でも物語の中盤だしね。
もはや下剋上というか、ちょっと出会う人に恵まれ過ぎな感はあるけど、その伏線はあったし、それをきちんと引き寄せる才覚があるんだろうな、と思うことにする。
そして、そんな中で沸き起こるひとつの別離。ここまで物語を追ってきていると、その覚悟とそれでも残る関係性とに涙腺が緩む。
Posted by ブクログ
マインにとってはいちばん恵まれた環境であったであろう神殿での生活が終わることとなる目まぐるしい展開でした。
カラーインク作りに溢れる弟愛に暴走するマイン。そんな、今までと変わらない日常が終わりを告げることとなる、神殿長の企み。
身分の違いはあれど魔力の差は明らかなので、実力行使で負けることはないと思ったのですが、こんな形で決着するとは。ジルヴェスター様万歳!!
ついに家族と離れることになってしまったマインも大変ですが、ベンノの心労が心配です。負けるなベンノ。
Posted by ブクログ
マインの弟が生まれた。カミルという名前の男の子だ。マインはへにゃーとして可愛くて仕方ない。そんなマイン達の人生が変わる出来事が起こる。貴族たちからマインの魔力の量を狙われ、神官長の庇護や騎士のお守りでも危険が迫る。マインの人生が変わる第二部第四巻だ。