読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本好きの下剋上第四部の4巻。
ストーリーはweb掲載版を読んでいるので全部知っているのだけれど、加筆&新SSが読めるので毎回購入。
内容は、貴族院の1年目が終わってからの領主会議〜春の祈念式ぐらいまで。
追加のストーリーとして、ヴィルフリート視点での婚約についてや、ギーべ・ハルデンツェル視点での祈念式後のかるステッドとの会話、ギュンター視点での劇的ビフォーアフターの前後など。
主人公のローゼマイン視点の物語だけでなく、周りの登場人物たちからの視点で見ることによって、物語の緻密さがわかってくるのが面白い。
さ、やっと、ここまで読めたから、最新刊の貴族院外伝が読めるぞー! さらにいろんな人物の視点で語られる物語の裏側。楽しみです。
Posted by ブクログ
限定SS 『わたくしの課題』シャルロッテ視点
ローゼマインからの協力要請な感謝する気持ち。ヴィルフリート側近のオズヴァルドの暗躍への不快。
『プロローグ』ヴィルフリート視点。ローゼマインとの結婚の打診に側近たちは喜ぶからいいかぁな気持ち。
『エピローグ』アウブ·アーレンスバッハ視点。領主会議わ終え、娘の婚約者選定にどう考えたか…。
『ハルデンツェルの奇跡』ギーベ·ハルデンツェル視点。
『大改造を防ぐには』ギュンター視点。
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ヴァイスシュバルツの衣装で、
刺繍をしたくないために、色々とやっちらかす。
あと、”実母”の里、ハルデンツェルでのやっちらかし。
あと、下町でのエントヴィッケルン(魔法での瞬間撤去&建築)
おもろいねぇ。
Posted by ブクログ
ローゼマイン視点からだと相変わらず分かりにくいんですが、貴族院から帰ってきた後も少しずつ周囲とずれた方向に進もうとしちゃいますね笑
それらの行動が、結局「聖女らしい」の評価に収束してくのが不思議です。
そんなほのぼの回な巻でしたが、随所に不穏な空気も感じます。とりあえず、次巻で婚姻がどの方向に向かっていくのか気になります。
Posted by ブクログ
ヴィルフリートと婚約。発表により騒ぎ出すライゼンガング系、煮湯を飲まされた期間が長いだけにすぐに受け入れられないわな。ハルデンツェルでふとした疑問から古い儀式を復活、読書が役だったね。フェルディナンドに研究成果を提出して他にも何か起こるのか。でも季節が一気に進んだらそれは異常気象、ギーべはその対応もあって大変だ。領主の今までの対応に不満があったみたいだからローゼマイン推しだったのね。アウブ・アーレンスバッハが初登場。またなんか企み出したみたい。
変人がいっぱい
今回もフェルディナンド様とローゼマイン様の変人具合が全開でした。
お二人の研究に勤しむ様子と読書に勤しむ様子が、瓜二つです。
おまけの洗浄魔術は圧巻です。実写だとすごい映像になるんだろうなぁ。
ジルヴェスター様がちゃんとお仕事してて、えらいなぁ…。当たり前といえば当たり前なんだけど。
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多分再読6回目。今回笑ったのは、
P52「男女が出てきて見つめ合ったかと思えば、いきなり群舞のコール・ドが湧いて出てきて、歌とダンスが始まるインド映画のよう」
うんうん、インド映画ってそうだよね。矢口史靖監督の『ダンスウィズミー』で笑いのネタにされてたけど、確かにインド映画!
この作者さんの感性好きだ。
とってもファンタジーでした
今作は今までになく魔法とか神様の力とかすごく感じられる、すごく異世界ファンタジーを堪能できた作品でした。そこに敵対する気配が少しずつうごめいてる気配もあり次回作がとても気になります。
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全体的になんだかほのぼのしていて穏やかに読めました。下町絡みが多いとのんびり読めていいですね。大変は大変なんだろうけど癒されました…
Posted by ブクログ
全体的に平和かつ穏やかな雰囲気の内容で、のんびりゆっくり読み進められた。
嫁自慢のくだりはとにかく笑えた。
こういうちょっとしたやりとりの中で、クスッと笑わせてくれるシーンがこの物語にはちょいちょいあって、和ませてくれるところも好き。
カルステッドとエルヴィーラの夫婦仲のことがギーベ・ハルデンツェルの視点で語られた短編も良かったし、エントヴィッケルン+洗浄の広域魔術の様子も面白かった。ハルデンツェルの春といい、方々でローゼマインが起こしている「変化」についても、のほほんと確認ができる話が多かったし、ダームエルの頼もしさも際立って見えた。ダームエルにも早く春が来るといいのに、と切実に願った。
Posted by ブクログ
領主会議は心配していたよりもスムーズに進められたようで一安心でした。その裏で神事を行うローゼマインたちも特に大きな問題を起こすことなく、順位を上げたエーレンフェストのために粛々と準備を進めます。
いよいよ、他の領地から承認がやってくることになり、ローゼマインが創りだした様々な商品が中央へと広がってゆきます。印刷業が進み、さらに本が増えることを祈るばかりです。
心配なのは、相変わらず暗躍しているジルヴェスターの姉、ゲオルギーネです。彼女なりの「正義」があるのかもしれませんが、どうしてもローゼマインの側から見ることになりますから「悪女」のイメージがぬぐえません。
貴族院での二年目がはじまると、また波乱があるのでしょう。彼女の娘・ディートリンデの存在も不安要素ですが、持ち前の起点と魔力でぎゃふんと言わせてほしいと思います。
Posted by ブクログ
ローゼマインの書いた恋愛小説が破廉恥扱い
エルヴィーラの恋物語はやたらと神々を称える描写があったけど、実は恋愛表現だったというね
その様をインド映画のように例えるのは感覚としてよくわかる
ハルデンツェルでの祈念式
古の儀式で行った祈念式で春の訪れが早まるのであれば、クラッセンブルクの収穫量が増えて、ダンケルフェルガーとの順位争いの元になる未来が見えるなぁ
エグランティーヌ様がアウブクラッセンブルクから何かと要求されそうで大変
でも、新たな立場で得た強さとしたたかさで何とかやり過ごしそうな気がする
ギーゼルフリートのSS
レティーツィアとヒルデブラントの経緯
ヴィルフリートの婿入りを望んでいた理由などよくわかる
この時点でフェルディナンドへの着目があったのですねぇ
何というか、全てゲオルギーネの掌の上な気がするんですが……ゾワゾワ
情報を上手く使って人の思考を導く能力が怖い
Posted by ブクログ
これまでの経過などをまとめている内容が多かったです。読みどころは表紙と折込の絵になった、エーレンフェストの下町の作り替えでローゼマインが放った魔法と、ハルデンツェル(エルヴィーラの出身地)の祈念式でやらかした奇跡でした。
次はまた貴族院にもどるかな?染色事業もどのように動いていくか、見守りたいです。
貴族院一年目修了!
対抗戦も終わり、図書室にも魔力供給&挨拶して帰還。久々の神殿生活、なんだかホッとします。
が、フィリーネの家庭でまた問題が…継母がイヤな人だけど、貴族の常識でどっちかしか生き残れないなら…っていうのが、分かるけどツラい。コンラートが孤児院に入れて良かったね。でも、そのうちマインが神殿を出なきゃならない歳になったら、こんなこと出来ないんだろうな…
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ローゼマインの婚約と領主会議まで。今更だけど、この世界設定は中国の周王朝の安定期のようなものか。ダームエルの嫁候補も続々と名乗りを上げ、予断を許さない
Posted by ブクログ
登場人物が増え、把握しきれない
誰がどこの出身で、誰が要注意で、誰が仲間?
色分けされた人物相関図プリーズ!
と思いつつ、難しいことを無視して感情だけに絞って読みました
アンゲリカ方式
十分楽しめました
下町組が大好きなので、僅かな接点でも嬉しい
Posted by ブクログ
貴族院でローゼマインが巻き起こした騒動が、いよいよ領地間の関係に影響が出てくるようになります。
でも、この巻ではまだ前哨戦。エーレンフェストが上位領地に食い物にされるのか、ローゼマインが生み出す流行を活かして地位を上げて行けるのか。ジルヴェスターの手腕が問われることでしょう。アーレンスバッハから花嫁も来るけど、踏ん張ってほしい。
そして、もう一つ大きな転機となるのが祈念式によりハルデンツェルに一夜にして春が訪れたことでしょう。神殿が行う儀式の目的と効果が明らかになると、神殿に対する評価は一変しそうです。そうなるとローゼマインの評価も更に高まることでしょう。ローゼマインを利用しようとする勢力が出てきそうな予感。
Posted by ブクログ
いつも読むのが楽しみな一冊ですが、イラストも美麗で目でも楽しめます。今回の表紙も華やかですね。
周囲の人たちは、いろいろと、ローゼマインに振り回されているようですが、なんかアンゲリカだけは少し得をしているような気がします。彼女の見た目は、素晴らしい、とのことですが、今回のイラストを見た限りでは、美人さんなのにそこはかとなく「残念感」が漂っていますね。
ギュンター父さんの頑張る姿と、久々登場のフリーダちゃんも健気でした。他の領地との関係とか、領内のごたごた、お貴族さまが楽をしているとは言えませんが、その下で暮らしている人のことを忘れたくないものですね。
Posted by ブクログ
領主会議の報告、いよいよアーレンスバッハから
嫁という名のスパイ工作員が送り込まれる
政治闘争が今後複雑に入込む、よくも複雑なパワーバランスの政治状況を描いたものだ・・・ヴィルフリートとローゼマインの婚約がなされてなければ窮地に堕ちる事が分かり易く、エーレンフェスト国内の派閥争いも必然的に導き出される作者の力量たるや・・・正直、フアンが作成したサイトをカンニングして追付いている
旧ヴェローニカ派の恐怖におびえるエーレンフェストと読者
Posted by ブクログ
前半は気になってた対抗戦の結果発表、そしてヴィルフリートとの婚約発表で周囲との情報共有が行われた。
なんかこの話、だんだんお仕事系ファンタジーになってきてるな。
祈念式や刺繍といった神殿関係、貴族関係のワードが連なる中、下町の浄化作戦はマインと下町関係者がよく連携が取れてて良かった。
他領とエーレンフェスト内の文化レベルにもいろいろと違いが見えてきて、それも面白い。
Posted by ブクログ
★これから作られる全ての本はわたしの物であるべきだ。(p.43)
・ローゼマインの婚約相手はヴィルフリート? それはまた頼りない。まだまだ波乱ありそうやなあ。
・ローゼマインの書いた恋愛小説は破廉恥だった。
・下町環境改善事業が始まる。
・《わたし、ホントに成長したね。》p.168。えっ?
・ハルデンツェルでうっかり大魔法発現しちゃった。テヘッ。