読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
感情タグBEST3
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限定特典『ざわめきの中の自覚』トゥーリ視点。
ベンノさんへの恋の自覚と失恋まで。
初めてのカーリンのセリフ有り、意外とたくましい子かも。
『プロローグ』メルヒオール視点。神殿スゴイ!行きたい、の素直な気持ちに周りがオタオタ。
『エピローグ』ディートリンデ視点。エーレンフェストからの帰路の話。グラオザムのイラスト!!
『十年前の無念を晴らせ』ハイスヒッツェ視点。アーレンスバッファへフェルディナンドを婿に入れようと奮闘。
『十年間の変化』エックハルト視点。婿入りに際してのフェルディナンドからの指示に…。
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えらいこっちゃ!の巻であった。
2学年が終わり、領地での生活。ライゼンガングでのこと。
それに、フェルディナンドと離れることになる。これは大変。
ユレーヴェでローゼマインの完治をするのと、
神官長はハルムートに。
フラグも多くて面白い。
「わたくし、アーレンスバッハが欲しくなりました」
「神官長を助けるためなら、わたし、グルトリスハイトを手に入れて王になってもいいですよ」
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決まってしまいました…。行かないで〜と思うけど、もうどう転んだって行くしかないんだなというのが痛いほど伝わってきました。この巻はその印象しかないし、他にどんなイベントがあったか全然覚えてません。笑
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どれだけフェルディナンド様は苦労すればよいのでしょうか。
母親・ゲオルギーネの血を色濃く引き継いだようなディートリンデの相手をしなければならない状況には道場を禁じ得ませんし、彼女の奔放な、というよりも傍若無人な振舞いには読んでいて嫌悪感を抱かずにはいられません。著者の悪役の描き方が上手い証拠かもしれませんが…。
周囲が「良かれ」と思ってあれこれと画策してくれたことがむしろ「有難迷惑」であるという本巻の展開は、現実の私たちの生活にもよくあることで、「馬鹿どもが余計なことを」というエックハルトの怒りはもっともです。
とはいえ、昔のように「孤立無援」というわけではありませんから、フェルディナンドにはもう少し周囲を頼るようにしてほしいものです。
Posted by ブクログ
様々な思惑が入り混じって決まったフェルディナンドのアーレンスバッハへの婿入り。貴族から見た神殿への感情、エーレンフェストのヴエローニカの置き土産とも言える偏見の結果。ローゼマインから「家族同然」と言われたことがよほど嬉しかったのか事あるごとにその言葉を出していいようにローゼマインを使うフェルディナンド。ディートリンデの体調不良はゲオルギーネのしくんだこと?なんか企んでんだろうなぁ。
他領との交流が増えてきた
他領との交流が増えてきて良い面もあるが、企みなどさまざまな思惑も出てき始めた。
ゲオルギーネが何か始めそうな展開に嫌な予感が嫌でもします。
エックハルトは短絡的でも主思いで、名捧げしなくても喜んで仕えていたでしょうね。でも、暴走してしまうから名捧げはあったほうが良かったのかも?
メルヒオールがちらちら
領主一族の一番末っ子のメルヒオールがちらちら登場して可愛い。
フェルディナンドの謎が解けて、号泣です。
魔法陣や魔術具がどんどん増えて、ファンタジー感満載ですが、プログラミングみたいって思うのは私だけ?
Posted by ブクログ
多分6回目の再読。今回気になったのは、P247「フェルディナンドができあがった魔石を手にしてわずかに眉を寄せた」
何に気づいたのか。ローゼマインと自分の魔力の色が同じこと?うーむ、これ伏線かなぁ?
面白いです
とうとう来て欲しくない転換期が来てしまいました。おかげでローゼマインと神官長の距離感がいい感じに近くなってるところがキュンしてしまいますが、見事に恋愛感情が出来ないところがさすがです。
Posted by ブクログ
書き下ろしやエピローグ、プロローグで別視点が入ることにより物語がわかりやすくなります。エックハルトがなんだかんだアンゲリカを気に入ってるところがいいなぁと思います。フェルディナンドの婿入り話は知ってて読んでもやっぱりしんどいですね…マインが泣くところで一緒にわたしも泣いてしまいました。
Posted by ブクログ
不穏な表情の表紙とカラー口絵のガン泣き。なにが起こるの!?
ということで読み始めると、次世代の弟妹が出てきたり、コスパに見合わなそうなお魚の解体だったり。ほのぼのムード。
「わたくし、○○が欲しくなりました」。
「神官長をたすけるためなら、わたし、○○を手に入れて○になってもいいですよ」
…フラグですか?
後半、どうなるのかわからないのと別れの予兆で泣きながら一気読みしました。
そんなぁ!
フェルディナンド様!
アーランスバッハになんか行かないで〜!
フェルディナンドだけ、どうしてこんなに苦しまなきゃいけないんだ〜‼︎
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ディートリンデが蔑ろにされて自尊心を向ける方向を間違えた不憫な子という印象になった
先代アウブってどんな人だったんだろう?
アウブ・アーレンスバッハはゲオルギーネの傀儡なの?でも一緒に画策してる場面もあったよね??
ハイスヒッツェのばか!
Posted by ブクログ
面白くてもう、やめられない、止まらない状態(笑)
メルヒオールが、すっごく可愛い。
ヒルデブラント王子が登場した時もほのぼのと癒されたけれど、あれを越えた感じ。
アーレンスバッハのお魚を捌く件は、今回も可笑しかった。アンゲリカの活躍や、お魚を板前のように捌くフェルディナンドがこれまでの戦闘よりも一番カッコいいと断言するローゼマインに笑えた。
この巻では何といっても、フェルディナンドのアーレンスバッハへの婿入りの決定が衝撃的だった。
それと共にローゼマインに明かされる、フェルディナンドの出自の話、アダルジーザの実とは何なのか?ふたりのやりとりに胸が苦しくなる。
エックハルトとアンゲリカの婚約解消も、何だか物悲しい。
重苦しいムードの本編に対して、短編はハイスヒッツェとエックハルト視点の話で、もうハイスヒッツェの話はツッコミどころ満載で、このダンケルフェルガーの脳筋めー余計なことを!と激しくイライラした。
エックハルトの話は、フェルディナンド命のエックハルトとローゼマイン命のハルトムートが重なって見えたり、エックハルトの心の悪態が結構凄くてびっくり。旧ヴェローニカ派は滅びろとか、邪魔者などサクッと消してしまえば良いとか、なかなか激しい一面があって、真面目なだけに暴走が怖そうなキャラだと思った。
第四部も残り一冊。次も楽しみ。
Posted by ブクログ
カラー口絵のローゼマインの涙や、そでに書いてあるあらすじが気になって、いつも大事に大事に読むのに割と一気に読み進めてしまった。
前半は穏やかですんなり読めた。ブリュンヒルデの妹が似すぎててびっくり。メルヒオール様もかわいい。
フェルディナンドに婚約命令が来てから、ローゼマインが彼を家族同然に想っていることを言葉が乱れてでも伝えようとする場面に、涙出ました。そりゃそうです。平民時代からずっと一緒にいたんだもの。これからこの2人の絡みが少なくなることが本当寂しい。表紙のイラストを見てもっと悲しい。
Posted by ブクログ
本好きの下剋上 第四部VIII。
いろいろありまして、本好き、久々の再開です。
読みたい本が立て続けに割り込んできていたのも事実ですが、昨年秋のアニメ化は、私にとってはマイナス方向に針が振れちゃったようです。熱狂的ファンのみなさん、ごめんなさい。
(どうしてもフェルディナンドの声は櫻井さんであってほしかったんだな、と再確認。アニメは、数回を見たっきり、見るのをやめました。ごめんなさい。ドラマCD付きを買ったのですが、結局聞いていません。ほんとごめんなさい。)
さてさて、ちょっと温度が下がってはいたんですが、物語自体はやはり面白い。書籍版になることで、加筆されている部分に、web版では謎だったことや見えなかった事実が含まれているのが嬉しいですね。
これからも、web版で理解できなかった部分の情報を得るために、続けて読んでいく予定。
今回も面白い!
フェルディナンドの出生の秘密にも触れられます。
“時の女神のお導き“についてもSSで読めのでは?と期待しています。
ゲオルギーネの悪巧みの周到さ、根回しがすごい。
新刊が出ると一気に読みきってしまうのと遡って読み返したくなり、何も手につかなくなり生活に支障がでています。。。
大好き
私は正直フェルディナンドと結ばれて欲しい。
何度も、親しい人や、家族とも別れさせられているのに、フェルディナンドとも
別れなくちゃならないマインがとてもかわいそう
Posted by ブクログ
フェルディナンドがアーレンスバッハのディートリンデと婚約ですと!敵国との婚姻関係を王家が命じる行き違いの原因は問題児ローゼマインと旧友(勘違い野郎)のハイスヒッチェが要らぬお世話をした結果だから、喜劇的な悲劇といえる
本作品は設定が精密に練り上げてあり、明らかに作家さんはヲタクの極みで、架空の街並みを何十年も描き続ける狂気をもつ素晴らしい人です
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フェルディナンドのアーレンスバッハ行き準備のあれこれ
ローゼマインの「アーレンスバッハが欲しくなりました」発言
まさかこれがああなるとは、初読のときには思いもよらなかったですねぇ
そして、後に食欲のないローゼマインを気遣ったフェルディナンド様の行動にも繋がってたりと、伏線の要素があったりする
エックハルトの忠誠心が怖い
王命による婿入りなら、王を殺せばという解決方法の思考が危うい
その発想、ミステリの犯人の思考だよぉ
フェルディナンドの引取りのあれこれ
前アウブ・エーレンフェストは時の女神のお導きと言っているけど
時かけ案件ってことで良いのだろうか?
フェルディナンド様が言う、アウブ・アーレンスバッハの体調が芳しくないという情報
その情報源はバカバカしいとは?ユストクスが仕入れてきたのだろか?
その割にはゲーオルギーネによる毒殺を結構な確度で疑ってはいるように思えるけど……
ローゼマインのフェルディナンド様への脅し
「王族、中央を敵に回しても」発言
ははは、まさかこれがさらに上回ることになるとはね……
そして、初の「家族同然」発言
フェルディナンド様はめちゃくちゃ嬉しかっただろうなぁ
それと同時に、ローゼマインをエーレンフェストに繋ぎ止めて置くための布石がまったく実っていないという事でもあり
やはり、貴族の常識に囚われないローゼマインの異質さよ
あと、「助けるためならグルトリスハイトを手に入れて王になってもいい」という思考
もしフェルディナンドが知ったら処分されていた可能性もなくはないかも?
ローゼマインの脅しが最悪というのは納得
むしろフェルディナンドを助けるためにアーレンスバッハに行ってこいと言う首脳陣が目に浮かぶ
というか、実際にもジルヴェスターは建前をひねり出させたし、ヴィルフリートも後押ししてたしね
反対したのはボニファティウスくらい
エックハルトの忠誠心の危うさについて
「大変なことになる」って、一体何したんですかね?
ふぁんぶっくに載ってた気がするけど、何だっけ?
エルヴィーラはアンゲリカとエックハルトの聞き取り内容にバツを付けてたけど
主君同士が袂を分かった、忠義の悲恋もので行けるのでは?と思う
ブリギッテとダームエルの悲恋もののような感じでね
ディートリンデと恋仲になった中央騎士団の人
ラオブルートの差金だったりするんだろうか?
もしかして、トルーク使われてたりする?
アーレンスバッハへの帰途でディートリンデの不調
ゲオルギーネが盛ったなー
ってか、毒が効果を現す時間まで丁度なのが恐ろしい
なんとフェルディナンド
また急展開。神官長がアーレンスバッハに取られてしまう💦しかも我儘ディートリンデ嬢の婿だなんて…かわいそうすぎる………
しかし、相手には表面をメチャメチャ取り繕いつつ、身内には全く興味がない本音を隠さない姿がさすがでした。
エックハルトの短編にあったように、新しい土地も住みやすく、変えていけますように。それが出来ちゃいそうな神官長はスゴい。
Posted by ブクログ
ゲオルギーネひでー。娘でも容赦なしだね。いやぁ、ちょっとディートリンデが可哀想になるわ。しかし、なんでここまでエーレンフェストにこだわるのかがいまいちわからん。3年生のお茶会で出た恋愛話は本当のことだったんだね。虚言だと思ってたよ。ただの思い込みかもしれないけど(笑)。エックハルトは相変わらずね(-_-;)。
Posted by ブクログ
おおー、フェルディナンドに新展開。
神官長の交代とか考えたことなくて、ボーゼンとしてしまった。
メルヒオールやヒルデブランドが政策や都合で進路が決まってしまうのが、非常に貴族らしくてよく考えられてる。
ローゼマインの本好きにはブレがないので、周りがどんどん変わってるのに本人は変わってない気持ちにさせられる。
ローゼマインとフェルディナンドの2人の関係性がすごく好きなので、ローゼマインが王を望む決断も辞さない姿勢にグッときた。
Posted by ブクログ
★とにかく、そのくらいわたしは神官長のことを大事に思っているので、神官長を助けるためなら、わたし、グルトリスハイトを手に入れて王になってもいいですよ(p.220)
・今回のお楽しみは魚料理の活劇。
・シリアス方面はライゼガング伯爵との対話と。
・この巻であるいは全編でも最重要のできごとによりローゼマインはフェルディナンドを脅迫する。
・まあ、囚われの姫ぎみ救出作戦はファンタジーの王道やし。
・展開上、アウブ・アーレンスバッハはゲオルギーネに殺されるのかと思っていたけど病気かなんかで亡くなる予定らしい。娘のディートリンデは意外にデキが悪く使い捨てられるコマにされそうな気がする。