昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
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匿名
大総統つよい
キング・ブラッドレイさん強すぎて草。目と身体能力だけで銃弾を避け戦車を破壊するのは流石にヤバ過ぎる。そして主人公を支えてくれた人たちがどんどん退場するの悲しい
ブラッドレイの帰還
・この世界の大人はカッコいいですな。しかも年齢を重ねれば重ねるほどカッコいい。自分もそういうジジイになりたいものです。
・キングブラッドレイが帰って来た時の安心感は何なんですかね(彼は敵ですが)。チープな感じがしないのと「父親」としての安心感があるのか。それをうまく描く先生は凄いです。
Posted by ブクログ
初読。もうひとりの女傑の援けと、筋肉のレゾネイトによりスロウス撃破。いい大人が揃い踏みして、自らの意思のもと戦う様子は、こちらにも勇気を与えてくれる。一方、大人たちの計画など何処吹く風で、老獪な「王」も参戦。そこに大人よりも長い時を生きる者たちが立ちはだかる。命を賭してまで目的に邁進した者たちの魂に安らぎを。
国土錬成陣の発動により人柱たちがどこかへ召喚される。一体どこへ。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
24巻目。
いよいよラスボス戦かと思いきや、キング・ブラッドレイが還ってきます。そこでの死闘は親父臭漂う涙ものの戦い。若いもんには出せない哀愁や想いがそこにあります。