昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
感情タグBEST3
匿名
今までで一番バトル漫画っぽい
今までで一番少年バトルマンガっぽいなと思いました。グラトニーはもはや錬金術と呼べないくらい化け物になっててやばい相変わらず物語の展開がスピード感あっていい。
ランファンの覚悟
どうにもこうにも血生臭くて。
映像は見るに堪えないけれど、漫画なら。
人体ってさ、損なったら終わりだから大切にしなきゃね。
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第46話「遠くの背中」
少年ガンガン 平成17年 5月号
第47話 「戦場の少女」
少年ガンガン 平成17年 6月号
第48話 「待ち人の約束」
少年ガンガン 平成17年 7月号
第49話 「人中の化物」
少年ガンガン 平成17年 8月号
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初読。作る者と壊す者の狭間、愛する両親を殺された者の怒りが揺れる。
「おまえの手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」のセリフはエドからのウィンリィに向けられた、最大の理解を含む慰めと励ましの言葉だと思う。結果的に敵を許すウィンリィ。零れ落ちたのは涙だけではなく…。
憎しみを始めとするマイナスの感情は、それはそれで使いようによっては大きな力となる。しかし自分を支え時には引っ張ってくれる人がいることや、自分のことを待っててくれる人間がいることも、それ以上に人を踏み止まらせたり一歩を踏み出させる力になるのだなと感じた。エドワードはウィンリィさんに真っ直ぐ言っちゃったからには、是非とも実現させちゃってください。
あのランファンの覚悟と行動に、私も敬意を表したい。最初は敵対していたエドとも、晴れて機械鎧仲間となったランファンさんだった。元がバニーニャ以上の身体能力だから、身体が回復すれば前以上に強くなれそうだが。まずは彼女にゆっくり休んでほしい。しかしそんな暇はなく、捕らえた彼が覚醒し、剰えエンヴィーが合流する。チーム主人公たちは生きてあの場を離脱できるのか。
アルのあの下りはナウ○カのようだった。というか狙ってオマージュしていそう。あと、シャオメイがパンダコ○ンダのパ○ンダくらいにおっきくなったらとっても強そうだなと思いました。次巻も楽しみ。
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人間は、甘いといわれるような行動をとることがある。甘さがないってことは理知的ではずさないということだけれども、それは逆に他人をあっけなく落とすということは落とされる痛みを知らないということ。
(いや、その痛みを知っていて落とす人間はいるか)
イェンリィが両親の真実を知るおはなし。
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何の予備知識もなく、1巻が本屋にあったのを見て「・・・買おう。」とよく分からないで買ったら大当たりした漫画。
絵が綺麗なのは勿論のこと、伏線の張り方といいストーリーといい、文句のつけようがないです。
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エルリック兄弟×軍部×大国シン皇子!共同戦線開始!しかし圧倒的な戦闘力をほこる人造人間たち。極限の戦いの中で、エドたちが人造人間の秘密を手にするために、失った代償は…!?待望の12巻登場!!
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ぐっ…グラちゃーん…。キャラがっ…!!キャラがぁっ!!…ってな感じに色々と衝撃的な巻でした。ランファンが格好良かった!鋼の女性キャラは凛々しくてみんな大好きです。
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文句なしに面白い!少年漫画とは思えないような過酷な運命やストーリー展開から目が離せません。
錬金術師として生きるエドたちを通して、人の在り方を考えさせれるような気がします。
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シンからの登場人物が、これからの物語のキーパーソンになると予告する、そして、今までのキーパーソンだった軍の人の退場劇(?)。とりあえず続き書きになる12巻でした。
人間味
・スカー、悩んでるんですかね。彼は凶暴な復讐者のイメージでしたが段々と人間味を帯びてきた感じが。
・キングさんもなんだか人間臭い一面を。これはなにかのフラグでしょうか。
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三つ巴!エル対傷の男対軍部。
それぞれの思惑、信念、覚悟があるから面白い!
グラトニー覚醒。
やっぱりというか、単なるデブキャラではなかったか・・・
Posted by ブクログ
・リンvs大総統
・ランファン、左腕を自ら切り落として、敵を錯綜させる
・ウィンリィの両親を殺したのがスカーとウィンリィに知られる
・ウィンリィ、スカーを撃とうとするがエドに止められる
・リン、グラトニーを捕まえる
・グラトニー、ラストを殺した大佐がいる事を知り、暴走
リンの決して民を捨てないという意思、ランファンの強い意思が伝わってきた巻でした。
自分の左腕が使い物にならないから、自分で切り落として、大総統を錯綜させるなんて…強い人なんだなと思います。
両親を殺したのがスカーとわかってスカーに拳銃を向けるウィンリィに、「お前の手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」と言って、止めさせるエド。
ウィンリィをスカーから守るエドが良かったです。
暴走したグラトニーはすごいなぁ…。
よっぽどラストによく懐いて(?)たんですね。
この巻の表紙かっこいいな。
リンのランファンを守ろうとする気持ち、敵に立ち向かう気持ちが現れているような気がして。
ウィンリィがスカーに拳銃を向ける場面での、ウィンリィとエドが描かれているのも良いです。
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ウィンリーが初めてスカーと出会う。
ハボックの除隊が決まってしまうけれど、彼の無念さが良く分かる・・・
リンとランファンの絆の深さが分かる巻。
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両親の仇であるスカーと対峙するウィンリィ。エドの言葉と自分の居場所を見つめた彼女、そしてハボックの言葉に熱いものが込み上げる。ハガレンは男性より女性の方が覚悟を背負っているなあと、ランファンを見て思わされる。
Posted by ブクログ
表紙からして不穏な感じがしつつ、でもカバーを取った中身の背表紙は
ただの空だったので、ああ、誰も死なないんだと安心しつつ、読む。
なんかいろんな意味で、面白かった。
ランファンとリン
エド
マスタング
出番ちょっとだけだったけど、ハボックさんもみんな恰好良かった。
それと、恰好良かったと言えば、荒川先生のコメントが
最高に恰好良かった。
フィクションはノンフィクションには敵わないと思うけれど、先輩から、
フィクションだからこそ、救いを描けると言われた、という。
本当にその通りだ。
事実は小説より奇なり。
でも、現実ではいつも丁度良くヒーローが到着してくれるわけではない。
そんな現実を、少し良い方へ変えてくれる。
こうかもしれない、だから頑張れる、と思わせてくれる。
それがフィクションの力なんだと思う。
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や。今更はまってどうするよ。
てくらいに面白く感じちゃったんだよ、この巻。
新刊かと思って買ったら、12を抜かして読んでた
だけだったらしい。
やっぱいいなあ。鋼。
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初回特典で「4コマ練成編」小冊子が付きました。
幼馴染ウィンリィが両親の仇を知ってしまいます、その時、ウィンリィの手には一丁の拳銃が…
ホーエンハイムの正体は…
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ガンガンで人気のコミック。zestももちろん大好きです。ストーリー性が良く、人気もあり、漫画・ゲーム・映画・アニメ・小説など、あらゆる所で活躍中。
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12巻目。
キング・ブラッドレイが人造人間であることが明らかになりました。スケールが大きくなってきました。プライドは誰なのかな。大ボスも誰だか気になります。そこに父親が絡んでくるんだろうなあ。
Posted by ブクログ
“「傷の男<スカー ひとつ 訊きたい 事がある
神の代理人って奴は 人の為に尽くした 医者の命も 平気で奪うのか?
アメストリス人の ロックベルという 医者夫婦に 覚えは無いか」
「待っ…」
「内乱の イシュヴァールに 赴いて 殲滅戦の命令が 出た後も イシュヴァール人を 助け続けた…」
「待って 兄さん!!」
「傷の男! てめぇを助けて てめぇが殺した 医者の夫婦に 覚えは無いか!!」
「兄さん!!」
「!!」
「何…… なんの話……?
この人が… 父さんと 母さんを…… 殺した…?」”
話が進む進む。
ページを捲る手が止まらない。
Thanks to H.R.
“「…人の命は 足し算や 引き算ではない!!」
「は! ははははは! そうだねぇ! それがあんた達 “人間”だよねぇ!!
この前 殺した男も そうだった
奴の妻の姿に 化けてみせたら 手を出せなくて 逆転のカードを 逃がした
付け入りやすくて 助かるよ 人間」”