【感想・ネタバレ】相棒 season11 中のレビュー

説明いらずの国民的人気ドラマ「相棒」のTVシリーズをノベライズ。
ファンにはおなじみ、輿水泰弘さん、櫻井武晴さん、砂本量さんらの脚本をもとに、
デビュー作『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し、
数々の作品がミステリランキングに輝く碇卯人先生が筆を執っています。

全12話を9話に再構成するなど、ドラマ版とは差があるものの、
作中の脳内再生率は抜群。
右京さんの「〜ですねえ」といった語尾や、
小説なのになぜか表情がはっきりと想像できてしまう亀山くんに
ついついニヤリとしてしまいます。

初代相棒の亀山(寺脇康文)はもちろん、ドラマ通りの流れで2代目の神戸尊(及川光博) 、3代目の甲斐享(成宮寛貴)、そして4代目の冠城亘(反町隆史)と、歴代相棒も大活躍。
また、鑑識の米沢やイヤミの多い伊丹、上層部のお偉いお歴々などもバッチリ登場しています。

もう一度復習したいという方、
未履修なのでこの機会にという方、
ドラマとは違う角度で世界観を味わいたい方、つまりはみなさんにオススメです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「アリス」が読みたくて購入。戦後のホテルで起きた、女学生の神隠し。ホテルでは旧華族が財産を守ろうと秘匿、隠匿が行われていた。時を越えて、右京が出会った老婦人。その老婦人が亡くなった時、事件が起きる。戦後の華族の女学生の様子や、華やかな生活が描かれている。逆に没落の哀しみを強く思い知らされた。

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2023年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
何者かに暴行を受け、記憶を失った甲斐享。彼が口にする断片的な言葉から、杉下右京が事件の真相に迫る「森の中」、右京とロンドンで知り合った女性が、死の間際に遺した言葉が、警察庁の存在を根底から揺るがす事実に繋がっていく「アリス」、死亡した議員秘書のパソコンから、事件の謎が浮かび上がってくる「オフレコ」など6篇を収録。連続ドラマ第11シーズンの第7話~第13話を収録。

【感想】

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2017年08月11日

ネタバレ 購入済み

う~~

相棒の登場人物の中で、唯一嫌いなのが、陣川だ。彼が出てくると、どんなシリアスな話でも、コメディにしかならない。出てきたとたんに、話の結末が、見える気がする。

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2022年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リアルタイムで見てたときには
ずいぶんチャラくなっちゃったなぁと思っていたのだが
文章で読むと細部まで凝った作りのseasonだったんだなぁと改めて感じた。
脇を固める人たちがこんなに面白かったとは。
中園参事官が内村部長にキレたのもこの辺だったんだなぁ…(しみじみ)。

というか
脇の人たちが面白いだけじゃなかった。
米沢さんも角田課長もイタミンも芹沢くんも三浦さんも
先に挙げた中園参事官や組対五課の大木さん小松さんコンビまで
各方面で大活躍。
陣川くんはだいぶキャラ崩壊してて笑ったけど。

個人的にちょっと残念だったのは
第十話『アリス』での国枝史貴に関する趣向は
流石に文章では再現できなかったか、というところ。
もしかしたら敢えてぼかしたのかもしれないけど。

全体的には
相棒のキャラはみんなこんなに濃かったのかと再認識した巻だった。

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2014年03月19日

Posted by ブクログ

どれもさすが相棒シリーズという感じですが、
この本の中では「森の中」が奇妙さでは際立っている。
「幽霊屋敷」も相棒ならではな感じで好き。

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2015年10月25日

Posted by ブクログ

文庫版連続リリースその5。

伊丹さんメインの『オフレコ』は事件自体はなんてことないけど、キャラの関係性が面白かった。
『幽霊屋敷』は右京さんと亨くんのやり取りが面白い。
事件自体がこれぞ!と思う物はなかったけど、いつもの一定クオリティある作品群だな、と思う。

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2014年01月20日

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