【感想・ネタバレ】相棒 season10 上のレビュー

説明いらずの国民的人気ドラマ「相棒」のTVシリーズをノベライズ。
ファンにはおなじみ、輿水泰弘さん、櫻井武晴さん、砂本量さんらの脚本をもとに、
デビュー作『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し、
数々の作品がミステリランキングに輝く碇卯人先生が筆を執っています。

全12話を9話に再構成するなど、ドラマ版とは差があるものの、
作中の脳内再生率は抜群。
右京さんの「〜ですねえ」といった語尾や、
小説なのになぜか表情がはっきりと想像できてしまう亀山くんに
ついついニヤリとしてしまいます。

初代相棒の亀山(寺脇康文)はもちろん、ドラマ通りの流れで2代目の神戸尊(及川光博) 、3代目の甲斐享(成宮寛貴)、そして4代目の冠城亘(反町隆史)と、歴代相棒も大活躍。
また、鑑識の米沢やイヤミの多い伊丹、上層部のお偉いお歴々などもバッチリ登場しています。

もう一度復習したいという方、
未履修なのでこの機会にという方、
ドラマとは違う角度で世界観を味わいたい方、つまりはみなさんにオススメです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
仮釈放中に投身自殺した男の遺書の中で名指しで罵倒された神戸尊が、杉下右京と共に事件の再捜査に奔る「贖罪」、女流歌人に頼まれて毒物入りの小瓶を調べるうち、彼女の婚約者の死に隠された真相が浮かび上がる「晩夏」、小馬鹿にしたような振る舞いで捜査員を悩ませるジャズシンガーの本性に迫る「ラスト・ソング」など6篇を収録。

【感想】

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2017年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本放送当時はまだ発表されていなかった(筈)が
今では神戸尊卒業のseasonだと判っているので
『警察官としての神戸尊のアイデンティティ』だったり、その覚悟だったりが
映像で見るより文字で読むほうがよりくっきり浮かび上がっている気がした。
例えば1話目のラスト、神戸くんと大河内監察官とのワインバーの遣り取り。
放送時は単に腐女子心を擽る(爆)シーンに見えていたが
神戸くんが警察庁に戻った今となっては全く違う意味を持つように見えるから不思議だ。
そういうところがノベライズを読む醍醐味だと思うし、
今回はそれを思いっきり堪能させてもらったような気がする。

season9くらいから世相を映した重い話が増えている気がするのだが
今回それにあたっていたのが4話目の『ライフライン』だった。
放映時も思っていたのだが、結末が居たたまれなくて辛かった。
その前の第3話『晩夏』はちょっと毛色が違う話だった。
岸恵子さんゲストの回と似た雰囲気なのはやはり三田佳子さん効果か。
以前のノベライズ本の解説を書かれていた研ナオコさんがゲストの『ラスト・ソング』、
映画第1弾のスピンオフ的な『消えた女』が読めたのは嬉しかった。
本仮屋ユイカさんの解説も裏話的でちょっと得した気分。
この解説を読むまで及川光博さんの職業が王子だったことを忘れていたけど(笑)。

放送当時は見るのが辛かった回が多かったのだが
改めて文章で読んでみると感慨深い。
中巻下巻早いところ読みたいと思うし、
何よりも懸賞で当ててもらったseason10のブルーレイも見なきゃいかんと思った(爆)。

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2013年10月27日

ネタバレ 購入済み

う~~ん

そして、たまきさんも、居なくなった。
最初からの登場人物が、次々に居なくなって、寂しいなぁ。今回は、ちょっと、重いテーマが、多かったかな?

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2022年03月19日

Posted by ブクログ

初めてノベライズ版を読んだ。1話あたり 50ページくらいの短編に収まってしまうことに驚く。すでにテレビ版を観た話は登場人物の顔が浮かぶので読みやすい。でもテレビで観たことのない「晩夏」が一番良かった。愛の哀しみ。

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2013年10月13日

Posted by ブクログ

神戸君卒業シーズン…

ということで、頭の話が重いですよね…。

巻末の本仮屋ユイカさんの解説が、撮影小話的でよかった(^^)

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2013年09月07日

Posted by ブクログ

おなじみの人気TV番組のノベライズ本。とうとう season10 になった。

基本的に短編ものは好きでないのだが、このシリーズだけは欠かさずに読んでいる。

相変わらず予定調和的な展開で読み飽きさせないが、読んだその先、前のお話がどんな内容だったかを忘れてしまう。本編の中でも過去の事件の関係者が登場するが、最後までとうとうその内容を思い出せなかった。

(2013/10/24)

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2013年10月28日

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