【感想・ネタバレ】相棒 season10 中のレビュー

説明いらずの国民的人気ドラマ「相棒」のTVシリーズをノベライズ。
ファンにはおなじみ、輿水泰弘さん、櫻井武晴さん、砂本量さんらの脚本をもとに、
デビュー作『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し、
数々の作品がミステリランキングに輝く碇卯人先生が筆を執っています。

全12話を9話に再構成するなど、ドラマ版とは差があるものの、
作中の脳内再生率は抜群。
右京さんの「〜ですねえ」といった語尾や、
小説なのになぜか表情がはっきりと想像できてしまう亀山くんに
ついついニヤリとしてしまいます。

初代相棒の亀山(寺脇康文)はもちろん、ドラマ通りの流れで2代目の神戸尊(及川光博) 、3代目の甲斐享(成宮寛貴)、そして4代目の冠城亘(反町隆史)と、歴代相棒も大活躍。
また、鑑識の米沢やイヤミの多い伊丹、上層部のお偉いお歴々などもバッチリ登場しています。

もう一度復習したいという方、
未履修なのでこの機会にという方、
ドラマとは違う角度で世界観を味わいたい方、つまりはみなさんにオススメです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
妻子を愛するがゆえに、秘密の研究に没頭する男に隠された謎を巡り、杉下右京と神戸尊の意見が真っ向から対立する「すみれ色の研究」、子供たち7人を人質としたバスに強引に同乗した尊と、彼の残したヒントから捜査本部で事件解決を目指す右京の奮闘を描く「ピエロ」、フィリップ・マーロウを敬愛する探偵・矢木が、特命係を巻き込んで活躍する「名探偵再登場」など7篇。連続ドラマ第10シーズンの第7話~第13話を収録。

【感想】

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2017年08月11日

ネタバレ 購入済み

何度も出てくる….….

特徴的で、面白かった登場人物は、何度も出てくる。
マーロウを気取った探偵、八木。ついてない女の月本幸子。幸子さんの方は、とうとう、たまきさんの後を継いで、花の里の女将になちゃった(笑)

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2022年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不穏な空気を感じさせるseason10の雰囲気が
文章にそのまま映し出されていて、相変わらず読み応えがある。
この巻は特に、似た印象の話が数話ずつ並ぶという結果になった。

7話『すみれ色の研究』と8話『フォーカス』は読後が切ない話。
特に『フォーカス』は、被害者のカメラマンの不器用さに涙が出る。
9話『あすなろの唄』と10話『ピエロ』は犯人の狂気に震えがくる。
特命係のふたりがいちばん危ない目に遭うのもこの2つの話。
『ピエロ』は犯人の狂気に加えて抱える事情の悲しさも際立つ。
そしてこの話を読むだに大橋のぞみちゃんの引退は残念だと改めて思う。

11話『名探偵再登場』と12話『つきすぎている女』は
ちょっとコミカルな再会シリーズといったところか。所謂箸休め的な。
『名探偵~』のマーロウ矢木は見かけによらず(失礼)
ホントに優秀な探偵なところが毎度驚かされる。
そして月本幸子さん。この話以後彼女の役割が大きく変化した。
『おっちょこちょいな女』はなかなか鋭いぞ神戸くん(笑)。

13話『藍よりも青し』は本書冒頭の2編と雰囲気が似ている。
そして、時事ネタというか社会問題にさり気なく深く斬り込んでいるのが面白かった。

神戸尊編ノベライズはあと1冊。
あの気障な言い回し(死語)もしっかり堪能したいと思う。

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2013年12月22日

Posted by ブクログ

シーズン10中なので、年末前から年明け過ぎくらいまでのものを収録。

全部脚本違う人だったので、面白かった記憶があるけど、
一番映像的に印象に残っているのは、新年スペシャルのピエロ。
犯人グループの構造だったり、主犯の動機だったりが相棒だなぁって思った。
子役たちも活躍していて良かったんだよなぁ。

あとは、ついてない女シリーズの幸子さんの続編。
ぽんぽん話が進んで、かつ二転三転というのがとても軽快で良かったです。

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2013年10月12日

Posted by ブクログ

2011/11/30から、2012/1/25放映分。
テレビはほとんど見てないんで・・・

第十話の「ピエロ」が2012年の元日放映分ということもあってか、ノベライズ版の中でも、際立ってましたね。

(2013/12/1)

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2013年12月18日

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