知念実希人のレビュー一覧

  • 硝子の塔の殺人
    聴き読でしたが、めちゃくちゃ面白かった。感情移入してイライラすることもあったけど、最後でそのイライラの正体もわかりました。
  • 絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ
    やはり『天久鷹央シリーズ』は最高である。とりわけホームズ+ワトソン+アルファの登場人物が良い。本巻では、熱帯夜に凍死という異常な事件からテロルへと結びつくストーリーがミステリ感をアップさせている。
  • 黒猫の小夜曲(セレナーデ)
    展開は、前作の「優しい死神の飼い方」と同じではありますがそれでも色褪せない感動のオンパレード!!
    前作同様に泣きました
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)
     切なく悲しい物語だけど、読んで本当に良かった。ラストは号泣。
     親の気持ちが理解できるのは、先立たれてから。ということもあるのだと思った。
     父、母、息子、娘。運命と戦いながら苦渋の決断をしていくストーリーに胸が打たれた。
  • 密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    「天久鷹央」シリーズ 面白いです!
    こんな変人で、チャーミングで、天才的な名探偵は初めてです。
    このシリーズ、読み漁りたい!
  • 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    まだ、鴻池は出て来ませんが、主人公:天久鷹央と小鳥遊Dr.とのギクシャクした出会いがとてもおもしろいです!
  • 屋上のテロリスト
    この作者のSF作品は読み応えがある。
    ポツダム宣言を受託しなかったという設定も面白いし、日本列島の国内で分断するというのはたしかにもしかしたらありそうとも思えた。
    東西分裂した日本ならではの政治戦も読み応えがある。ラストも感動した。
  • 優しい死神の飼い方
    ホスピスで入院している人たちの後悔を、解決していくにつれて過去の事件が紐解かれていく。
    その後悔となるエピソードを読むたびに涙を流してしまいました。
    2回泣いてしまいました。
  • 硝子の塔の殺人
    オーディブルで視聴。ナレーターの演技力が圧巻で、魅力的な登場人物たちを生き生きと感じられた。序盤から次々に謎が展開されて退屈しない。本格ミステリでありながら、終盤にはヒューマンドラマのような感動や切なさがあり、読後感も良い。忘れた頃にまた読みたい。
  • となりのナースエイド
    2024年4月に父を亡くしました。
    入院中、スタッフの方、特にナースエイドの方には大変お世話になりました。
    そのことを、思い出す一冊です。
  • ヨモツイクサ
    バイオホラーってどんなものだろ?と思って読んでみた。一気に引き込まれて読み終わった後のゾクゾクがクセになりそうな本だった!結末に驚いた!
  • 羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ
    『羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ』— 師匠の謎死と医療ミステリー

    知念実希人氏の『羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ』は、シリーズ第15弾にして、新たな展開を迎える一作です。本作では、天才医師・天久鷹央が、自らの師である御子神氷魚の不可解な死に直面します。師匠の死に隠された真実を解明するため、...続きを読む
  • 祈りのカルテ 再会のセラピー【電子特典付き】
    学会を終えた主人公が、その後に同級生との飲み会で、こんな人がいたよ的な感じで話が始まります。

    最後の最後で、この付せんがここに来るのね。的な展開が。
  • 優しい死神の飼い方
    人が亡くなった時にその魂を天上に導く存在。
    人はそれを死神と呼ぶ。
    ふとした失言から天上から地上に顕現させられた「私」は犬に封じられ、ある病院でのミッションを言い渡された。
    それは地縛霊になりそうな人間の未練を断ち切り、亡くなった後に天上に導けるようにする事。
    頭脳明晰でありながら天然な死神のお仕事...続きを読む
  • 悲恋のシンドローム 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    切ない。ただただ切ない。
    すれ違いが起こした事件がここまで大きくなるとは。という感じ。鷹央先生の気遣いにもグッときた。小鳥遊先生なかなかいいことする。かっこいい。
  • ひとつむぎの手(新潮文庫)

    久々に良いもの読んだな〜て感じ。
    題名にも納得、ひとつむぎの手、最高だった。
    ミステリー要素は少なめだけど、ハートフルだし、ちょこちょこ涙が溢れそうになる。平良先生の人柄の良さとか人間味とか、普通の医者にはないものがあって、現実にはこんな人なかなかいないだろうな〜と。研修医の成長していく姿とか、小...続きを読む
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)
    前半は謎がどんどん深まり、後半はそれが紐解かれる瞬間を楽しみにどんどんページをめくっていた。最後の最後まで展開が読めなかったし、エピローグなんて切なさ過ぎる、と涙堪えるのに必死だった。最高の作品でした。
  • ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    シリーズになる物語の何処が良いのか!個人的には登場人物の個性が読めば読むほど医療・医学の事ではあるが身近に感じられ、微笑ましくもありイライラもするが、個性豊かな登場人物がどんどん好きになっていく!今までの物語の中でも特に著書では、愛着と言う言葉を強く感じ楽しめた。ストーリーに関しても日常ありえるよう...続きを読む
  • 黒猫の小夜曲(セレナーデ)
    「道案内」を担っていた高位の霊的な存在であったものが黒猫の肉体を得て地上に舞い降りた。
    『優しい死神の飼い方』の続編。
    前作に引き続き、生きるとは、人間らしさとは何なのか、読者に訴えかける物語。
    初めは時に感情に衝き動かされて「非合理的」な行動を取る人間を理解できなかった黒猫のクロも、「友達」を得て...続きを読む
  • ムゲンのi : 下
    びっくりした。上巻からの違和感や疑問が回収されていく感覚。どんでん返し系楽しい
    Xが死んだのは、彼にとっては良かったと思う。彼は起きたあとどっちにしろ死刑か、死ぬかだろうし。それなら彼の起点になった人に、彼自身を救われ、赦されて、それを最後の記憶に出来て良かったのではないか。
    ただ、読者的には、彼の...続きを読む