知念実希人のレビュー一覧
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やはり『天久鷹央シリーズ』は最高である。とりわけホームズ+ワトソン+アルファの登場人物が良い。本巻では、熱帯夜に凍死という異常な事件からテロルへと結びつくストーリーがミステリ感をアップさせている。Posted by ブクログ
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切なく悲しい物語だけど、読んで本当に良かった。ラストは号泣。
親の気持ちが理解できるのは、先立たれてから。ということもあるのだと思った。
父、母、息子、娘。運命と戦いながら苦渋の決断をしていくストーリーに胸が打たれた。Posted by ブクログ -
「天久鷹央」シリーズ 面白いです!
こんな変人で、チャーミングで、天才的な名探偵は初めてです。
このシリーズ、読み漁りたい!Posted by ブクログ -
2024年4月に父を亡くしました。
入院中、スタッフの方、特にナースエイドの方には大変お世話になりました。
そのことを、思い出す一冊です。Posted by ブクログ -
『羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ』— 師匠の謎死と医療ミステリー
知念実希人氏の『羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ』は、シリーズ第15弾にして、新たな展開を迎える一作です。本作では、天才医師・天久鷹央が、自らの師である御子神氷魚の不可解な死に直面します。師匠の死に隠された真実を解明するため、...続きを読むPosted by ブクログ -
学会を終えた主人公が、その後に同級生との飲み会で、こんな人がいたよ的な感じで話が始まります。
最後の最後で、この付せんがここに来るのね。的な展開が。Posted by ブクログ -
切ない。ただただ切ない。
すれ違いが起こした事件がここまで大きくなるとは。という感じ。鷹央先生の気遣いにもグッときた。小鳥遊先生なかなかいいことする。かっこいい。Posted by ブクログ -
久々に良いもの読んだな〜て感じ。
題名にも納得、ひとつむぎの手、最高だった。
ミステリー要素は少なめだけど、ハートフルだし、ちょこちょこ涙が溢れそうになる。平良先生の人柄の良さとか人間味とか、普通の医者にはないものがあって、現実にはこんな人なかなかいないだろうな〜と。研修医の成長していく姿とか、小...続きを読むPosted by ブクログ -
前半は謎がどんどん深まり、後半はそれが紐解かれる瞬間を楽しみにどんどんページをめくっていた。最後の最後まで展開が読めなかったし、エピローグなんて切なさ過ぎる、と涙堪えるのに必死だった。最高の作品でした。Posted by ブクログ
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シリーズになる物語の何処が良いのか!個人的には登場人物の個性が読めば読むほど医療・医学の事ではあるが身近に感じられ、微笑ましくもありイライラもするが、個性豊かな登場人物がどんどん好きになっていく!今までの物語の中でも特に著書では、愛着と言う言葉を強く感じ楽しめた。ストーリーに関しても日常ありえるよう...続きを読むPosted by ブクログ
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「道案内」を担っていた高位の霊的な存在であったものが黒猫の肉体を得て地上に舞い降りた。
『優しい死神の飼い方』の続編。
前作に引き続き、生きるとは、人間らしさとは何なのか、読者に訴えかける物語。
初めは時に感情に衝き動かされて「非合理的」な行動を取る人間を理解できなかった黒猫のクロも、「友達」を得て...続きを読むPosted by ブクログ