知念実希人のレビュー一覧
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短編集風なので読みやすかった。最後の方、感動して泣きそうになった。ドラマの方も見たいと思った。様々な患者さんに毎日寄り添っている医者は凄いなと改めて感じた。Posted by ブクログ
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知念実希人さんの天久鷹央シリーズ最新刊は、新潮文庫NEXではなく実業之日本社文庫から刊行された。既刊作品もすべてリニューアル刊行されるという。
都内で相次いで見つかった3体の遺体には、共通点があった。いずれも首筋に2つの傷跡があり、ほぼすべての血液が抜き取られていた。まるで「吸血鬼」に襲われた...続きを読むPosted by ブクログ -
「全ての人間が、自分と同じような感性を持っているとは思わない方がいい。」
この言葉がとても印象に残りました。
「精神鑑定医」や「触法精神障害者」について知らなかったことが知れて、勉強になりました。
フィクションとは分かっていても、とてもリアルな描写に引き込まれました。Posted by ブクログ -
救急医のキーワードから
病院でのミステリーかなぁ
と思って手に取った1冊。
確かに病院から始まるミステリー。
「真夜中の殺人魔」に婚約者を奪われた救急医と
事件現場から逃走した患者
その2人から始まったミステリー。
患者が犯人である確証を得るために調べる内に
罠に嵌められたのかと思い始める。
...続きを読むPosted by ブクログ -
医療ミステリ短編集。新米医師の諏訪野良太が初期臨床研修で様々な科を回り、患者の謎を解いていくお話。
精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科を順に回っていくので、それぞれの科の様子を少しずつ知ることができ、とても楽しめました。Posted by ブクログ -
過酷な大学病院心臓外科で働く医師の姿をヒューマンに描く医療小説。ミステリーの要素も取り入れ、医局内のしがらみ、手術現場など現役医師ならではの踏み込んだ描写が秀逸な作品。純正医大附属病院の心臓外科に勤務する平良祐介は激務に耐えながら一流の心臓外科医を目指していた。彼は、医局の最高権力者である赤石教授か...続きを読むPosted by ブクログ
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初めてミステリー、サスペンスものを読んだ。
小説とは分かっていても終始自分がピエロと対峙しているようでハラハラした!
結末を知ったあとの第一声は「うわあ、、、そうかあ、、、」です。Posted by ブクログ -
どんでん返しがあると予想しつつ読み進めた。結果的にはその予想をしつつも移り変わる話を信じていた自分がいた。それはとても自然な流れ、話だけではなく気持ち、感情の移り変わりがあるからこそだと思う。以下は自分が覚えておきたいやりとり、記しておく。
「生きる、生きてきた意味」ー「わからない、わからないな...続きを読むPosted by ブクログ -
知念さんの作品に触れたのは、死神シリーズが初めてだったなあ。もしかして…でも…やっぱり…いやいや…うーん死神シリーズは終わりかしら。私もいつか人生を真っ当したら、レオやクロみたいな「天使」に連れて行ってもらいたい。Posted by ブクログ
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依頼者の顔を変える天才美容外科•柊貴之。ブラックジャックのように金さえ積めばどんな要望にも答える彼の元には、奇妙な依頼が迷い込む。そしてそこに彼自身に関わる殺人事件も絡んで来て。
スピーディーな展開と登場人物のキャラクターに一気に引き込まれて、あっという間に読み切ってしまいました。Posted by ブクログ -
コロナ禍が落着き日常に戻りつつある今この作品を読えた時、いかに医療従事者が心身共に疲弊しその限界を超えて対応してくれていたかがよく分かりました。本当に感謝しかありません。Posted by ブクログ