知念実希人のレビュー一覧

  • ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    シリーズになる物語の何処が良いのか!個人的には登場人物の個性が読めば読むほど医療・医学の事ではあるが身近に感じられ、微笑ましくもありイライラもするが、個性豊かな登場人物がどんどん好きになっていく!今までの物語の中でも特に著書では、愛着と言う言葉を強く感じ楽しめた。ストーリーに関しても日常ありえるよう...続きを読む
  • 黒猫の小夜曲(セレナーデ)
    「道案内」を担っていた高位の霊的な存在であったものが黒猫の肉体を得て地上に舞い降りた。
    『優しい死神の飼い方』の続編。
    前作に引き続き、生きるとは、人間らしさとは何なのか、読者に訴えかける物語。
    初めは時に感情に衝き動かされて「非合理的」な行動を取る人間を理解できなかった黒猫のクロも、「友達」を得て...続きを読む
  • ムゲンのi : 下
    びっくりした。上巻からの違和感や疑問が回収されていく感覚。どんでん返し系楽しい
    Xが死んだのは、彼にとっては良かったと思う。彼は起きたあとどっちにしろ死刑か、死ぬかだろうし。それなら彼の起点になった人に、彼自身を救われ、赦されて、それを最後の記憶に出来て良かったのではないか。
    ただ、読者的には、彼の...続きを読む
  • 硝子の塔の殺人
    序盤に事件が起き、犯人も分かった上で進んでいくので、どうなるのかドキドキしながら読み進めました。
    最後は驚きや切なさ、色々な感情が溢れてくる、そんな作品でした。
  • 甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版
    自分が知らなかった疾患や現象が出てきたけれど、分かりやすくかかれていて読みやすかった。医療が身近なものに感じるシリーズなので、読むべきだと思う。
  • 密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    タカタカペアの友情回。恋人でも友達でもない、けど上司と部下以上の関係値ということが読んでひしひしと伝わってきた。
  • ひとつむぎの手(新潮文庫)
    読みやすかった!
    最初、研修医とうまく行ってなかったがゆうすけの実直さ、論理性、患者に寄り添う心で信用を取り戻す。
    また、自分が何を大切にするか(家族、仕事、夢)を整理するきっかけになった。
  • ヨモツイクサ
    バイオ・ホラーと銘打っていますが、ミステリやアクションの要素もふんだんに入っており、とても楽しめる作品でした。
    ラストは衝撃的で、その後の世界を知りたいような知りたくないような…
  • 硝子の塔の殺人
    ストーリーの組み立て、筋書き、構成がこれまでにないものだった。先が気になりすぎて、寝るのいつも遅くなった笑 2回読むべき。
  • 天久鷹央の推理カルテ 1巻
    アニメ化されると聞いて購入してみたけど普通に面白かった。さすが知念先生。声優が鷹央と小鳥にマッチすることを願います。
  • ヨモツイクサ
    バイオホラーって、こんなにえげつないのか…!

    熊も怖いけど、虫もっと怖い…
    いつか、かの有名なアニメ映画のように、世界は昆虫に支配されるのかも…と想像してしまった。

    ラストで明らかになった真相は、本当に衝撃的でした。
  • 神話の密室 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    本作は二つの短編から構成されたものだった。
    どちらのケースも不可思議で、とても興味深かった。
    最初のケースは、作者の知念実希人の創作活動や作品にかける思いが乗り移ったような、熱い話だった。
    二つ目のケースは、真実を知った時の哀しさが半端ではなかった。
    自分が同じ立場に置かれたら、どんな行動をするだろ...続きを読む
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)
    医療サスペンスは、私は医師では無いですけど、用語とか分からないから余計に面白く感じます。 自分も医師になってしまう感が理由です。  まさか母が、なんか切ないですね。  笑顔の人ほど怖いから
  • 優しい死神の飼い方

    とても良かったです。

    少し前に垣谷美雨の後悔病棟を読んだのですが、そのほんと似てました。この本が好きな人は後悔病棟も楽しめると思います。この本は、高貴な死神のレオの反応がとても可愛いく、お話も最後までとても良かった。
  • 羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ
    15作目。今回は短編3作だったが、特にメインの話はムチャ良かった。今回は舞がわりとおとなしくて良かった。実写化を望んでいるのだが、アニメ化されるそうで、いつから放送か気になる
  • 時限病棟
    目が覚めると点滴をされ病院の中に監禁されている。5人も同時に。
    リアル脱出ゲームで明らかになっていく数々の事実。
    タイムリミットが迫り、緊迫感が増す中、復讐を実行していく計画者の気持ちがズシリと伝わってくる。
  • ヨモツイクサ
    序盤の森の中でのドキドキハラハラ感、中盤のヨモツイクサの不気味感、終盤の伏線回収・どんでん返しとずっと面白かった!
    本当に今まで読んだ小説の中で1番面白かったしこれからも大切にしていきたい1冊
  • ヨモツイクサ
    恐ろしいけど、理不尽なホラーじゃないのでなんとか読み進められた。
    ミステリーとホラーが半々てな感じかな。
    最後の真相の部分は鳥肌立ったわ。
    救い・・・ないよな、これ。
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)
    作者が医師だからこそ書ける話なのかもしれないと思った。
    リアルさが秀逸。
    そして、ラストで螺旋の意味がわかった。
  • ひとつむぎの手(新潮文庫)
    平良先生のような実直な生き方の人でも、赤石教授のような権威や実力がある人でも、人は必ず得られるものと失うものの両方が存在するのだということに気付かされた。自分にとって必ず得たいもの、絶対に失いたくないものはなんだろうと、考えるきっかけになった。

    とてもリアルにテンポよく話が進むので、感情移入しやす...続きを読む