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ミステリを愛するすべての人へ
当作の完成度は、一斉を風靡した
わが「新本格」時代のクライマックスであり、
フィナーレを感じさせる。今後このフィールドから、
これを超える作が現れることはないだろう。
島田荘司
ああびっくりした、としか云いようがない。
これは僕の、多分に特権的な驚きでもあって、
そのぶん戸惑いも禁じえないのだが――。
ともあれ皆様、怪しい「館」にはご用心!
綾辻行人
500ページ、一気読み!
知念実希人の新たな代表作誕生
作家デビュー10年 実業之日本社創業125年 記念作品
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、
ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、
圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
著者初の本格ミステリ長編、大本命!
【目次】
プロローグ
一日目
二日目
三日目
最終日
エピローグ
『硝子の塔の殺人』刊行に寄せて 島田荘司
Posted by ブクログ 2024年03月23日
久々に星5つの本に出会えた!
「ザ・ミステリ」という感じで、読んでいてすごくワクワクした。
シンプルでわかりやすい話の流れながらも、しっかりどんでん返しがあり、すでに解決しそうな空気漂うラスト100ページからが肝。
著者の古今東西ミステリの蘊蓄が登場人物を通して語られていて沢山の実在タイトルが出てく...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月16日
この本を読んだきっかけは友人がおすすめしてくれたからでした。
これまでミステリーはあんまり読んでこなかったので正直舐めて読み始めたけど凄かった。
あらすじは個性的な6人が硝子の塔に招待されてそこで事件が起き、名探偵とその助手が事件を解決してゆくというありきたりと言えばありきたりなストーリー。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月08日
評判良かったから読んでみたけど面白かったー!
最初の方は月夜のキャラがなんだかなぁ(変人過ぎて)と読んでたけど、今までにないミステリ小説ですごく良かった!満足の星5つです。
二転三転するお話で読者への挑戦状もあったりするし、某ページでは鳥肌が立ちまくりました。
もう一回読みたいし手元に置いておきた...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月02日
ミステリーものは、真相やトリックが明かされても理解が追いつかず、とりあえず犯人と動機がわかって満足していることが多い(小声)でもこの本は、今まで読んできたミステリーものよりトリックを理解できた気がする。
ページ数が多く、建物の構造図が描かれている。登場人物も多い。
うわ途中で挫折しそう〜と思いなが...続きを読む
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