感情タグBEST3
Posted by ブクログ
オーディブルで視聴。ナレーターの演技力が圧巻で、魅力的な登場人物たちを生き生きと感じられた。序盤から次々に謎が展開されて退屈しない。本格ミステリでありながら、終盤にはヒューマンドラマのような感動や切なさがあり、読後感も良い。忘れた頃にまた読みたい。
Posted by ブクログ
序盤に事件が起き、犯人も分かった上で進んでいくので、どうなるのかドキドキしながら読み進めました。
最後は驚きや切なさ、色々な感情が溢れてくる、そんな作品でした。
Posted by ブクログ
物語の出だしで犯人や犯行の様子を明かす、通常のミステリー作品とは異なったプロットが特徴の
倒叙ミステリーの本作。作中で「推理小説の名作」が次々に紹介される。読者に考えさせる余地も与えてくれているような作り。登場人物が個性的なので、映画化されてもおもしろくなりそう。
Posted by ブクログ
久々に星5つの本に出会えた!
「ザ・ミステリ」という感じで、読んでいてすごくワクワクした。
シンプルでわかりやすい話の流れながらも、しっかりどんでん返しがあり、すでに解決しそうな空気漂うラスト100ページからが肝。
著者の古今東西ミステリの蘊蓄が登場人物を通して語られていて沢山の実在タイトルが出てくるので、そういう意味でも楽しめるし、ガイドとしても手元に置きたくなる本。
時間が許すならば何回か読み返して色々確認したい。
Posted by ブクログ
この本を読んだきっかけは友人がおすすめしてくれたからでした。
これまでミステリーはあんまり読んでこなかったので正直舐めて読み始めたけど凄かった。
あらすじは個性的な6人が硝子の塔に招待されてそこで事件が起き、名探偵とその助手が事件を解決してゆくというありきたりと言えばありきたりなストーリー。
ただその2人の掛け合いといい名探偵のキャラが良すぎて(個人的に大好き)
そして後半のどとうの展開にワクワクが止まらない
私が飯の時間すら削って11時間かけて読んだ超大作
この作品以上の物語りはでてくるのかと心配になってくる程の作品でした
Posted by ブクログ
ミステリー小説の虜になった登場人物たちが繰り広げるストーリーで名探偵と名乗る月夜が硝子の塔で起きる殺人事件の難解を解く展開で読み進めて最後に…またもや知念に打ちのめされた!この作者の作品を読破しようと心に秘めさせられた。
Posted by ブクログ
評判良かったから読んでみたけど面白かったー!
最初の方は月夜のキャラがなんだかなぁ(変人過ぎて)と読んでたけど、今までにないミステリ小説ですごく良かった!満足の星5つです。
二転三転するお話で読者への挑戦状もあったりするし、某ページでは鳥肌が立ちまくりました。
もう一回読みたいし手元に置いておきたい1冊。
ただある程度、有名なミステリ小説を読んでおかないとそこはかとなくネタバレされるので、その辺りは注意ですね。
1行の震撼、ふたたび
この作品に多くを語る必要はない
たった一言、ある登場人物のセリフがこの作品の全てを表すものであり、読者を虜にするのである。
あの衝撃を経験した人すべての思いが、願いが、夢が詰まった小説です
「私は、綾辻行人になりたかった」
まさに、新しいタイプの殺人事件
今までの探偵物語とは違う新しいタイプを作ったこの本。 あまり小説を読まない私だが これだけは夢中に読んでおり、気づいたら長い本を読破しました!
やられた!本格ミステリ
読んで見て、まず新しいなと思いました。
今までにないミステリーです。
どんでん返しがこんなにもあるのかと、どんどん展開されてくストーリーや、事件にドキドキわくわくが止まりません。本格ミステリーです!
ミステリー好きな人、ぜひ読んでください。
面白かった
一気に読めた。
読者への挑戦がなんかうれしい、自分は直感でこいつが犯人と決めてしまうタイプなので、あまり考えないのだけど…(でも当たってしまった)
一見、話の本筋とは関わりなさそうなミステリ談義が隙あらば出現するというミステリオタクならニヤニヤがとまらない作品なのではないかと。
(しかしそれこそが伏線だったとは!)
あまり国内ものを読んでいなかったので、「本格」とか「新本格」ミステリってなんのことか?だったが、ホームズやエラリー・クイーンとかが「本格」なのか…
ミステリはホームズから入り、海外ものをあちこちちょっとずつ、エラリー・クイーンを多分全部読んだ。
申し訳ないがクリスティは湿り気が多く感じて苦手だった。
そういう自分には、この作品はある意味とてもなじみ深く読みやすかった。
沢山のミステリの作品が紹介されているが、参考文献として一覧も付けてほしかった、と思った。
Posted by ブクログ
面白くなるまでの時間が長かった。本当に面白くなるの?と不安になった。最初のどんでん返しは誰でも予想できそうな内容で、まさかこれで終わり…?と思ったけど最後の最後で巻き返した感じ。でも読み終わって、面白いと感じた。
Posted by ブクログ
人生で初めて読んだミステリー小説。表紙の絵が綺麗で思わず手に取ってしまった。
仕掛けが全然分からなくて、へ~なるほど、そうなってたんやとなることも多々あった。
トリックに見事に引っかかってしまった。
でも、そのくらい本の中に入って行ける、続きを早く読みたいと思うような一冊。
Posted by ブクログ
もっとミステリー上級者になってから読みたかった。
ミステリー史に残る名著が所々で出てくるのだが、もしそれらを読んでいたら、「そうだったよねー」とか「わかるー」とか共感できる楽しさもあっただろうなぁ。
とは言えそれがなくてもめちゃめちゃ面白かった。
以下ネタバレ含みます。
ガラスの塔に集められその中に閉じ込められて、連絡手段を断たれて、登場人物は個性がありすぎる人たちばかりで、人は死ぬわ密室だわで、もう本当に如何にもと言った感じ。
最初はその感じに、なんだこのコテコテな感じ、この小説大丈夫かなぁ…と不安を覚えていたけど、それが途中からいい意味で違和感に変わっていき、最後で、そう言うことかー!となった。
想像していた結末からそんなにズレてなくてちょっと誇らしくなった(笑)
ただし、その結末から更にもう一展開あり、語彙力なくて恥ずかしいけど、スゲーってなった。
中盤まではコテコテな展開で、登場人物も如何にもって感じではあったものの、みんないい味を出しているし、ストーリー展開も次々と色んなことが起こって全く飽きさせない作りになっていて、最初から最後まで通してページを捲る手が止まらない現象が起こった。
ミステリーオタクにとっては本当に神小説だろうなぁと思うし、そうでなくても本当に面白い。素晴らしい作品とはこう言う作品のことを言うんだろうなと思えるほどの作品。
ただ、オタク度が高いのが売りなのだろうけど、自分の熟練度からすると度数が少し高すぎたかもしれない。
Posted by ブクログ
最初から犯人がわかった状態からスタートするミステリー。ミステリーをあまり読まないこともあり犯人も真犯人も分からなかったが、最後が気になり一気に読み終えた。伏線が綺麗に回収されている。
Posted by ブクログ
501ページ
1800円
7月11日〜7月15日
硝子の塔の主人、神津島に集められた9人。妖しい宴を開き、重大な発表をするために。ミステリー好きの面々と執事、メイド、料理人。医者の一条遊馬はこの機会に神津島を殺害しようともくろむ。第一の殺人に続き、第二、第三の犠牲者が出る中、名探偵の碧月夜は情報を集め、謎を解いていく。
なかなか進まない知念実希人。月夜の探偵談が始まると、ちょっとうざいよという気持ちになる。その場にいるような感覚を味わった。犯人が誰かわからず、それでも二転三転あり、探偵が犯人という私の苦手なパターンの話であった。
Posted by ブクログ
異形の館で起こる密室殺人、そしてクローズドサークル。
現役の医師である著者ならではの館トリックがユニーク。
メタミステリの構造を取り込みつつも、そちらに振り切ることはなく、正統派ミステリとして留まったところも好印象。
Posted by ブクログ
まさにミステリー小説にありがちなストーリーと思いながら読み進めていたが、こんな結末?!
クライマックスにはホームズとワトソンのコンビ愛で少しほっこり。
でも被害者と名犯人による未来の被害者が気の毒。
Posted by ブクログ
最初に犯人バレのタイプねー…と思いきや、どんでん返しの連続で頭がパンクしました。
知念さんのミステリ愛と作家の方々へのリスペクトが、どっさりと詰め込まれていました。
最近ミステリーにハマりだした私にとっては、ページをめくる度、読みたい作品のリストアップ更新状態でした(笑)
しかし…真犯人の動機がなかなかのサイコパスぶりで、推理力もない平凡な自分的には恐怖心しかありません。
ゲストの方々、特に料理人にとっては一生もののトラウマ…一生の傷が残っただろうな…と思うと心が痛いです。
一条兄妹はどうかお幸せに…!
Posted by ブクログ
おもろ〜〜!!所々のおかしいぞ?っていう伏線があることには気がついたけど、それが最終的にどんな形になるのかが読んでいても全く想像つかなかった。自らの美学を最も大切にするという動機は名探偵モノとして納得できたから、そこは無理な繋げ方とは思わなかった。途中までは完全に神津島の殺人ストーリーにのせられてたけど、そこからのひっくり返しが気持ちよすぎる。最終的に凄惨な殺人を行った名犯人ではあったけど、相棒としての気持ちの方が勝って相手を思い合う関係になったのがちょっとファンタジーな心情だけど、相棒とライバルという2つの関係性の絡まりのおもしろさだったかなと。
Posted by ブクログ
最初の挑戦状の答え合わせで、「はあ、こんなものか。なんかしっくりこないな」と思ったけど、それにも理由があったと。
地下とか隠し扉が出てくるのはテンション上がる。
最後、遊馬自惚れてるなぁと思った。あんなにヒントもらっておきながら。たしかにそれじゃ気持ちよく死にきれないよね。
月夜の去り際、名犯人が名探偵を探すとかいう新たなジャンルがここで生まれるのかとワクワクした。
ミステリ、特に本格・新本格が好きな人ほど面白く読めると思います。
巻末コメントでも言われてたけど、新本格の締めくくりという感じ。
Posted by ブクログ
終盤、触れたことのない新しい展開だった。また、最後までじっくり物語を味わうことができた。この本をもっと楽しむ為に、海外も含めた代表的なミステリー小説のあらすじが頭に入っていればよかった…。最後に、硝子の塔みたいなホテルが本当にあったら素敵だなー、なんて建物自体にも魅力を感じてしまった。
Posted by ブクログ
映画でもアニメでも小説でもそうなのだが、何か作品を評価する際、「登場人物を愛せるか?」という項目が自分の中で必要不可欠なのだが、"碧月夜"は間違いなく魅力的なキャラクターだし、トリック,物語自体の完成度は勿論、リーダビリティも含め最高の出来だったと思う。
もう一度記憶を消して読みたい作品。
Posted by ブクログ
登場人物がミステリー好きすぎて、作中にいっぱいミステリー作家の名前や作品名が出てきます。が、どれも読んだことのない私には「へぇ~」という程度。どんでん返しには驚きましたが、納得がいかず、消化不良でした。エンタメに振ったミステリーと言えば納得かな。
Posted by ブクログ
子供が面白かったと薦めてくれた。
普段からミステリーは読まない。なるほど、ミステリーとは謎解きを楽しむモノだと知った。パズルゲームなどが好きな人にははまる要素があるのだろうな。
申し訳ないが、自分にはそこまではまるモノがなかった。
作中に過去の名作を紹介されている。名前は聞いたことがあるものばかり。
これをきっかけに読んでみようかな。
Posted by ブクログ
話が進むにつれて犯人はこの人かなーと当たりは付けていたけど、謎解きの時点でまだページ数が残っていたので何かどんでん返しが来るとも思っていた。新しい切り口で新鮮だったけど、名探偵がちょっとくどくて全体的に長い。ミステリマニアには刺さるのかな。
Posted by ブクログ
犯人と真犯人は途中で分かったけど、密室のトリックはわからなかった。というかわかったらすごい。
面白かったけど、名探偵のノリがあわないのと、最後がんー、、という感じでちょっと苦手。被害者が可哀想。
Posted by ブクログ
探偵のことを好きになれなくて、なかなかページをめくれませんでした。最後の方では慣れましたが。
トリックは特に目新しさは感じませんでしたが、面白く読ませていただきました。たくさんの推理小説家や小説名が散りばめられており、ミステリー好きにはワクワクが止まりません。
正直、私の好みには合いませんでした。
匿名
往年の作品を読み返したくなる
話の中にミステリーの名作の名前が沢山出てくるのが面白い。
気になっていくつか読み返してしまった。
ミステリー界を盛り上げる罠なのかな…
ガラスの塔の殺人
物語の始めから特定のキャラが強くて怪しくて
ずうっと引っかかってたので結末は
あまり激震とはならなかった。
古今東西のミステリー作品の引用はマニアの方には堪らないかもしれないが、素人にはピンと来ない。でもこの作品で紹介されたミステリー作品を読んでみたいと思った。特に綾辻さんね。
普通に楽しめましたが、若干期待しすぎたかもしれないと言う印象です。トリックも思ったほどのどんでん返しがあるわけではないのに、すごく勿体ぶって過去の名作の名前を借りて蘊蓄を語っている様子がなんだか恥ずかしく…。キャラクターに魅力をあまり感じませんでした。