金原瑞人のレビュー一覧

  • アウシュヴィッツのタトゥー係
    ノンフィクションではないけど、ほぼ事実の奇跡の物語。奇跡が起こったのは生きる意思を失わなかったから。でも、もはや希望を描くファンタジーかもしれない。ただ、諦めたらそこで試合終了ですよ、がここでも真理だったと改めて思いました。諦めないこと、行動すること、大切だと思いました。
  • 死について! 下 あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。
    こういう「死」をテーマにした本はおもしろいですね。当たり前だけどいろいろな死生観がある。
    先人は偉大です。
  • 人という怪物 下
    終わった。全体の感想は良かったです。
    SFでいいよね。
    腕輪がどうなったのか気になる…
    日本だったらアニメ化されてるかも。
    ノイズの使い方はあくまでも精神的な範囲に留まっていて物理的な干渉はなし。潔い、日本の漫画やアニメだったら謎の物理干渉してそう。

  • 熊と小夜鳴鳥
    三部作を一気読みしてしまった。

    良質なファンタジーは良いですね。
    これがラノベだったらと想うと、ゾッとします。歴史考証ガッツリの上に構築された本格の幻想。最高に美味しい三部作でした。
  • 死について! 上 あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。
    死は万人に等しく訪れるものでありながら、死について考えることはしないものだ。身近な人の死や自分自身の死は何らかの形で訪れるというのに。

    色々なバックボーンを持つ人達が、死についてそれぞれの想いを語る。想いを語る中で誰もが支えとなってくれる人がいることが分かる。死ぬときは確かに独りだが、死を語るとき...続きを読む
  • 死について! 下 あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。
    上巻と感想は同じ。

    支えとなる人を見つけることが、死を考え受け入れることにつながるのかもしれない。
  • 人間の絆(下)(新潮文庫)
    1人の青年の人生を体験できた気がします。

    主人公の卑屈さや口の悪さに時々ムッとさせらましたが、誰だって言葉にせずとも心に嫌な自分が現れるときはあるわけで、これも成長の過程と思って読み進めました。
    最後までどうなるのか全く想像できず、長編ですが夢中で読みました。
    大切にしたい本がまた増えました。
  • ソロー『森の生活』を漫画で読む
    静謐な自然の中で落ち着いて生きる。
    そこで人生の本質的な部分に触れる。
    自然の中で過ごすと、自分の時間をしっかりと過ごせている感覚がもてるだろう。
    経済面、健康面での心配が無ければ実践したい。
    来年も今の環境が続くのなら実践しようかな。
    自分の時間を主体的に生きるために。
  • 天才たちの日課
    ベートーヴェンの1日のルーティン、知りたくありませんか? 天才たちの1日が自分と同じように悩んだり、苦しんだり、そしてそこで生活している姿が書いてあります。とても面白かったです。
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    ベートーヴェンの1日のルーティン、知りたくありませんか? 天才たちの1日が自分と同じように悩んだり、苦しんだり、そしてそこで生活している姿が書いてあります。とても面白かったです。
  • 翻訳者による海外文学ブックガイド2 BOOKMARK
    「やっぱり翻訳モノはおもしろい。
    読めば読むほど、もっと読みたくなる。

    19年10月に刊行した『翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK』(1~12号収録)の第2弾、完結編。
    13号(18年12月)~20号(23年2月)に、「緊急特集 戦争を考える」を加えた全9号が1冊の本になりました。...続きを読む
  • 翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK
    「もっと海外文学を! 翻訳物って面白い! 特にお勧めの翻訳小説204冊を、翻訳者が紹介する。江國香織、町田康、村上春樹らのエッセイも収録する。『BOOKMARK』に加筆修正し書籍化。」

    目次
    1 これがお勧め、いま最強の17冊
     【エッセイ】この間した、翻訳のこと──江國香織
    2 本に感動、映画に...続きを読む
  • 熊と小夜鳴鳥
    スラヴ系?の名前に苦心しながら読みふけった。おっっもしろ。続編楽しみ。
    馬を自在に操れて精霊を信じていて神を信じないだけで気狂い(いい言葉ではないのはわかってる、念のため)の女と呼ばれてしまう勇敢なワーシャ。村の人間からはコソコソ陰口言われる。もうこの辺から嫌〜な感じがすごい。
    西洋(この舞台は旧ソ...続きを読む
  • 人間の絆(下)(新潮文庫)
    帯が絶賛してたので購入。読み終わったあとはふーんと思ったが、じわじわとラストシーンがきいてくる名著。多分つらいことがあったり進むべき道がわからなくなった時にふと思い出して立ち直らせてくれるタイプの本なんだろうなと思った。
  • 死について! 上 あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。
    「死」をテーマに、様々なバックボーンを持つ人々への取材を纏めたノンフィクションのインタビュー集。

    身内の死に際し、心の準備のための本を探して偶然見つけた。上巻は亡くなる前、下巻は亡くなって半年経ってから読んだ。
    厚みある上下巻ながら口述文体でとても読みやすく、まるで彼らの話をすぐ側で聞いているよう...続きを読む
  • 塔の少女
    熊と引き換えに父親が死んでワーシャは魔女として皆から追われ旅に出る。少年の格好をして愛馬ソロヴェイと共に困難を乗り越え成長していく。姉や兄との再会、盗賊からさらわれた娘たちの救出、魔術師との闘い、その影に寄り添うように冬の王が危機のたびに現れ助けてくれる。二人の間に何かが生まれ育っていくのが感じられ...続きを読む
  • アーサー王物語
    何度読んでもおもしろい!ハラハラドキドキ、たまにゾゾリ。
    湖の騎士ラーンスロットが、かっこよくてあこがれる。正しいことをすると、周りの反感を買いがちだけど、それでもがんばるところがすごい。
    悪者は、ラーンスロットがいい人でみんなに好かれているのがおもしろくない、力がない人が集まっている感じで、ぼくは...続きを読む
  • 天才たちの日課 女性編
    ブレブレだなと思った時、魂が抜けた時。
    生きた時代も国もちがう、
    彼女たちの存在に救われる。
    お守りみたいな存在。
  • とれたて! ベストセレクション 12歳からの読書案内
    心が瑞々しい時期に出会うと良い本がある。2000年以降に出版された新しい世代作品95冊を紹介しているガイダンス本。ワクワクできる作家・作品との出会いを期待。
  • スカンダーと幻のライダー
    待ちに待った
    そして世界的大ベストセラーになると信じて疑わない(もうなってる?)スカンダーの第2巻だぜぇ〜

    もう、めちゃくちゃ詰め込まれてますw
    めちゃくちゃ詰め込んだうえに次巻への引きもすごい
    あと1年も待つのかよ!っていう

    今回感じたのは、スカンダーと仲間たち、めっちゃおこちゃまやん!ってこ...続きを読む