金原瑞人のレビュー一覧
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不思議な読後感でした。物語がまだ続いているような。子供の頃、この本に出会える人達は幸せだと思いました。 大人でも心をぐっとつかまれると思います。
SFでもあり、ホラーでもあるような、示唆に富んだ物語だと思いました。Posted by ブクログ -
予想外によくてびっくり。お涙頂戴のじめじめした話ではないのが何よりよい。足を切断だの酸素ボンベだの目を摘出だのというのに、冗談をかましあったり、死んでしまうとみんなにいい人だったとか病と懸命に闘ったとか言われるのがヘンと思うのが、精一杯クールでよい。Posted by ブクログ
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すごくワクワクさせられる、
童心に帰ることができる本でした。
もちろん読めたことに感謝であります。
内容としては、
古い歴史の物語を
プークや歴史に出てきた人物その人が
話してくれるものなのです。
私は世界史こそ苦手ですが、
そんな歴史があったことや
いかにして駆け引きをしていったのか
垣間見れ...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生のときに教室の隅にあった本棚。
エドガー・アラン・ポーというなんだか聞いたことのある名前の人。
その中の「黒猫」を読んだらとっても怖くて続きが読めなかった。
彼の作品はおどろおどろしくて
映像的で、頭がいい。
今、やっと読めて良かった。Posted by ブクログ -
ある夏の日、ダンとユーナが<妖精の輪>で「夏の夜の夢」を演じていると、妖精パックが現れる。彼は子供たちの前に歴史上の人物を呼び出し、彼らの口からイギリスの歴史を語らせる。 これが本邦未訳だったなんて信じられない。確かによその国の歴史なんて取っつきにくいけど(前提となる通史もよくわからないし)、子供...続きを読むPosted by ブクログ
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海外文学の瓦版!それぞれの翻訳家によるビブリオバトルのような面白さ。
ツマミ読みから選書するのも良いかも。が、どれも興味そそるコメントなので全作品読みたくなる。Posted by ブクログ -
ビルケナウを出てこれた奇跡
その後ギタに再会できた奇跡
諦めずに生き抜こうという信念
ひとりを救うことは世界を救うこと
私もまわりにいる人ひとりを救うことを心がけたいPosted by ブクログ -
昔アンネの日記を読んだこと以外では、ナチスやアウシュヴィッツについての作品に触れるのは初めてだった。アウシュヴィッツに収容されていた人たちが本当にただの人間だったことを初めて意識したかもしれない。アンネの日記は読んだことがあったけど、小学生だったのとイラストも交えてあったことで、どこか架空のキャラク...続きを読むPosted by ブクログ
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体験談を元にしたフィクション混じりのお話。
主人公……すごい。いつ殺されるかわからない状況下で、少しでも生きられる仕事をつかみ取り、取引したり、助けたり助けられたり、恋愛したり。
補足にあった、本編後の主人公たちも凄いです。
全体的に文体が説明的というか、記録っぽい雰囲気を出したいのか、文章の語尾...続きを読むPosted by ブクログ -
第二次世界大戦のアウシュビッツでの出来事が描かれている。スロヴァキア人のラリはユダヤ人という理由でナチスドイツに連行されアウシュビッツに収容される。そこで連行されたユダヤ人に番号を入れるタトゥー係になり、役職を生かして外部の人間と繋がり食料や金品で収容所内で密かに活動する。収容所で同じユダヤ人のギタ...続きを読むPosted by ブクログ
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知っているようで、知らないアウシュビッツ。
その中で賄賂が通用したり、愛する人と逢瀬を重ねる人達がいたことに驚く。
ドン底でも生きることを諦めなかった若者たち。
映画Life is beautifulを思い出した。Posted by ブクログ