心のナイフ 下

心のナイフ 下

【映画『カオス・ウォーキング』原作】町で最後の子どもトッドが出会ったのは、ひとりの少女だった。初めて見る女の子。ノイズを持たず心が読めないその存在に、とまどい苛立つトッド。女はすべてノイズの病気で死んでしまったはず。彼女は何者なのか? 理由も知らされずいきなり家を追い出され、町じゅうの男たちから追われる身となったトッドは、黙したままの少女を連れ、ひたすら逃げる。自分たちがなぜ追われるのかもわからぬままに。そしてトッドの前には想像もしなかった新しい世界が……。ガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、ブックトラスト・ティーンエイジ賞受賞作。

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混沌の叫び のシリーズ作品

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1~6件目 / 6件
  • 心のナイフ 上
    1,999円 (税込)
    【映画『カオス・ウォーキング』原作】ぼくはトッド・ヒューイット。あとひと月で十三歳、つまり正式な大人になる。ぼくが住んでるプレンティスタウンは新世界(ニュー・ワールド)のたったひとつの町。この星に入植したぼくらは、土着の生き物と戦争になった。やつらが撒いた細菌のせいで女は死に絶え、男は互いの考えがすべて“ノイズ”として聞こえるようになってしまったのだ。ある日、町はずれの沼地で、ぼくはノイズのないまったき静寂に出会った。これは何? それとも誰? 異様な迫力、胸が締めつけられるような感動、尽きせぬ謎。ビッグタイトルを独占した〈混沌(カオス)の叫び〉三部作、第一弾、ガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、ブックトラスト・ティーンエイジ賞受賞作。
  • 心のナイフ 下
    1,999円 (税込)
    【映画『カオス・ウォーキング』原作】町で最後の子どもトッドが出会ったのは、ひとりの少女だった。初めて見る女の子。ノイズを持たず心が読めないその存在に、とまどい苛立つトッド。女はすべてノイズの病気で死んでしまったはず。彼女は何者なのか? 理由も知らされずいきなり家を追い出され、町じゅうの男たちから追われる身となったトッドは、黙したままの少女を連れ、ひたすら逃げる。自分たちがなぜ追われるのかもわからぬままに。そしてトッドの前には想像もしなかった新しい世界が……。ガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、ブックトラスト・ティーンエイジ賞受賞作。
  • 問う者、答える者 上
    1,999円 (税込)
    理由もわからず故郷プレンティスタウンを追われた少年トッドは、宇宙から来た少女ヴァイオラとともにひたすら逃げた。逃げて逃げて、ようやくたどり着いた平和な地、人々がノイズから解き放たれているという、伝説の町ヘイヴンでふたりを待っていたのは、男ばかりの軍隊を率いヘイヴンを制圧せんとする、プレンティス首長だった。無理矢理首長の部下にされるトッド。首長の支配に抵抗する女たちと行動をともにするヴァイオラ。互いを思う心ゆえに苦しむふたりの行く手には、さらに過酷な運命が待ち受けていた。カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞を同時受賞した驚異の傑作『怪物はささやく』の著者が贈る、迫力のシリーズ第二弾。
  • 問う者、答える者 下
    1,999円 (税込)
    ヴァイオラが出合ったレジスタンス組織。それは、かつてスパクルとの戦いで活躍したアンサー部隊だった。狡猾でタフな指導者ミストレス・コイルのもと、ヘイヴンを支配下におさめたプレンティス首長にゲリラ戦を挑んでいたのだ。一方トッドは、プレンティス首長の息子デイヴィとともに、アンサー部隊に対抗するべくつくられたアスク隊の幹部にされていた。腹を探り合い、罠をかけあうふたつの陣営。味方ですら信じられない状況に、離ればなれになったトッドとヴァイオラは、次第に追い詰められていく……。コスタ賞受賞作。20カ国で出版。英米で100万部を突破した驚異の三部作第二弾。
  • 人という怪物 上
    2,400円 (税込)
    プレンティス総統率いるアスク隊に入れられたトッド。ミストレス・コイル率いる反政府組織のアンサー部隊に加わったヴァイオラ。想い合うふたりは、心ならずも敵同士の集団に属することになってしまった。すれ違う心、届かぬ叫び……。だがそんな人間同士の争いを飲みこまんばかりの大軍が、ニュー・プレンティスタウンに迫っていた。虐げられていた土着の生き物スパクルがついに蜂起したのだ。このままではすべての人間の存在が危うくなる! 第一部『心のナイフ』でガーディアン賞、第二部『問う者、答える者』でコスタ賞、そして本作でカーネギー賞と、三大タイトルを独占したYA文学の金字塔。
  • 人という怪物 下
    2,400円 (税込)
    ヴァイオラが乗ってきた移住船が、この星に着陸する日が迫っていた。大勢の移住者がやってくるのだ。だが、スパクルと人間は一触即発の状態が続き、人間のあいだでも権力を独占しようとするプレンティス総統と、爆弾テロも辞さぬ反政府組織の指導者ミストレス・コイルは互いを信用せず、共通の敵を前に結束できずにいた。なんとかスパクルと人間との和平をまとめようとするトッドとヴァイオラ。一方スパクル側には意外な情報源がいて……。巻末に付録短編「新世界(ニュー・ワールド)」を収録。カーネギー賞受賞。『怪物はささやく』の著者が贈る、驚異の三部作完結。

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心のナイフ 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    下巻も読みました。トッドが出会った「静寂」はじめてみた女の子ヴァイオラと一緒に他の町へと逃げる。
    そしてやっと知らされた、隠されていた真実。
    読んでいて、すこしは予想していたが、そうじゃないといいなと思っていた真実。
    誰が穢れているのか、生贄ってなんなのか。何故トッドは追われる?
    ハードな物

    0
    2013年03月17日

    Posted by ブクログ

    ■上巻~下巻まで全力疾走したのに、最後の最後で「ふりだしに戻る」のコマに止まってしまったようなラスト。失望と放心って感じ。

    ■これだけ圧倒されたのに、これで三部作の第一部だなんて。第二部、第三部が出るのが待ち遠しい。

    ■でもこれなんで「ヤングアダルト」ってジャンル分けなんだろう。真正面からめちゃ

    0
    2012年11月17日

    Posted by ブクログ

    人類が入植した星。未知のウイルスによって男は頭の中の「ノイズ」がダダ漏れになってしまった世界。女は死に絶え村はここしか残ってないと聞かされて育った少年がある日あるものを見つけて...というところから物語が始まる。
    早く先が知りたくて、どんどん読み進めてしまった。これで三部作の一作目。続き気になる。最

    0
    2019年05月25日

    Posted by ブクログ

    救いのない話というのが一番の感想。続きを読んでも、この気持ちが報われるのかどうか。不安になった。
    でも、トッド達の物語を終わらせてやりたいという気持ちも止まない。
    そういう意味でホラー。

    0
    2013年06月17日

    Posted by ブクログ

    ヤングアダルトだからこそ、
    作者は真剣勝負を仕掛けてきている。
    ノイズをメタファーとしてとらえると、
    いろいろ見えてくる気がする。
    第 1 部をここで終了されると、
    第 2 部も絶対に読みたくなる。

    0
    2012年08月28日

    Posted by ブクログ

    この巻も一気読みした。
    あ、三部作だから続くのね…
    どうなるかな…
    けど、死んだように見えて実は生きてる人何人がいるとか…
    この先も読んでみようか

    0
    2023年08月27日

    Posted by ブクログ

    ……いや、最初からわかってました。どうせそんなことになるんだろうとは思ってた。犬が同行する旅なんてこうなるに決まってるんだ。くそっ。マンチー……。
    ベンは本当に…うう、トッドのために…。
    『われらのひとりが穢れれば、全員が穢れる』というのは…戒めというよりは呪いだったのか…。
    まだシリーズの第一部で

    0
    2015年10月18日

    Posted by ブクログ

    少しずつ真実(?)が明かされるも、展開は想像以上に遅い。
    ひたすら走って逃げてつかまって打ちのめされの繰り返し。
    だからこそ、先を読みたいという衝動にはかられる。

    0
    2013年07月11日

    Posted by ブクログ

    明かされた真実……は大体予想通りだったけど、アーロンの行動に秘められた理由は想像がつかなかった。そして、最後の展開が衝撃的……。

    0
    2012年10月19日

    Posted by ブクログ

    SFが苦手なので、ちょっと辛かった。中高生の男子ならグイグイ引き込まれる要素はたっぷりあると思う。続きが気になりつつもだい2部に手はでないかも…

    0
    2012年09月25日

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