金原瑞人のレビュー一覧

  • 翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK
    海外文学の本を読みたくて、読んでみた。
    原作本、ファンタジー本、、、など分類別に紹介されている。
    もともとフリーペーパーとしてスタートしたとのこと。
    フリーでこの内容、内容が濃くておもしろかった!
    表紙も素敵。
  • 翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK
    ものすごくおもしろい本でした。
    こんなにおもしろいブックガイドがフリーペーパーとして配られていたなんて驚きです。

    最近、海外の作品を読んでいても、なかなか自分に刺さる作品に巡り合えず、ちょうど「読みやすい海外の作品を紹介している本はないかなぁ」と思っていた時に、本書の存在を知りました。

    テーマご...続きを読む
  • モルグ街の殺人事件
    黒猫は面白い。昔読んだのに詳細は結構忘れてた。
    主人公は、死刑の前日にこの話を書いてること。子供の時は動物好きでおとなしい近所のこどにもからかわれるような子供だったこと、最初は猫を可愛がってたこと、お酒に溺れて最後はあんな結末になるなんて救われない。
    お酒には気を付けよう。
    ウィリアムウィルソンは結...続きを読む
  • 人間の絆(下)(新潮文庫)
    株に全財産投機して失敗する。家賃が払えず家に戻れれない。金をくれない叔父の死を願う。傲慢でひどい目ばかりあわされる女にいつまでも執着する。こどもができて自分の夢がやぶれるかと怯える。そんな男に特に若い読者は嫌悪感を持つだろう。一方で小心で欠点を気にし先の夢ばかりみている主人公に自分を重ねることだろう...続きを読む
  • タイムマシン
    続きが読みたくなる一冊。
    今の世界の物理(超弦理論の最先端まで)や気候危機の状況もウェルズが知っていたとしたら、どんな本を書くのだろう、とワクワクしてしまう。
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方
    アウシュビッツに関する本を初めて読んだ。同じ人間同士でここまで残酷になれるのが戦争なんだなと思った。作者は、頭脳・体力・運を全て持った稀有な存在だからこそ生き残れた気がする。不死身だ。
  • 天才たちの日課 女性編
    2013年刊行の天才達の日課の続編かつ補正版。
    今度は女性に限定された143通りの試行錯誤が収められている。
    他の人の感想にもある通り、女性限定であるが故、また外国の著作のため知らない人が多い。
    ただ、この本のメッセージはおそらく、
    制約の多い環境に置かれやすい女性がどんなふうに人生を切り開いていっ...続きを読む
  • ジャングル・ブック
    児童文学の「名作」というものを
    ほとんど読まずに
    大人になってしまった

    名前だけは知っているけれど
    どのような物語であるのかは
    ほとんど知らない

    知人と話していて
    その会話の中に
    ひょいと その「名作」が
    入ってくることがある
    今さら それは知らないとも
    言えず
    その知人と別れてから
    妙に印象に...続きを読む
  • 翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK
    SL 2022.2.4-2022.2.20
    翻訳者本人による海外文学のガイドブック。
    紹介された作品を読んでみたいと思わせるとても良質なガイドブック。
    読みたくなった本が数多。
  • アーサー王物語
    アーサー王の話を大筋で知りたい人におすすめ。小学生向けに書かれているので平易で読みやすい。
    ただしトリスタンなどいくつか有名な話が載っていないので、円卓の騎士の話を知りたい人には他の本で補完が必要。
  • 人間の絆(下)(新潮文庫)
    描かれているのは、読んでいて気分が悪くなるような、どうしょうもない人間の生き様。
    が、人間の本質や生き方が描かれているように感じた。
    人に振り回され、裏切られ、貧困にあえいでも、人に救いを求める。

    読後にタイトル「人間の絆」とは何だろうかと考えさせらる。
  • 人間の絆(上)(新潮文庫)
    モームが自身を振り返るために書いた半自伝的小説。
    とても内省的で自虐的な描写が多い。
    ぶつかって砕けて、もがき迷いながらも人生の意味を模索している。
    重く深かったので、毎日少しずつ。時間がかかった。下巻でフィリップはどうなるのか…
  • 最後のひと葉
    カバー紹介文にある通り『短編の名手』の14選。オー・ヘンリーというと、本書のタイトルになっている『最後のひと葉』、そして収録作品『賢者の贈り物』辺りが有名だろう。実際『賢者の贈り物』を目当てに読んだのだが、うろ覚えのあらすじとは大分印象が違った(生来のブロンドは伸びるまで年月を要すると知ったこともあ...続きを読む
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    ルーティンをつくりたい!そう思い、本書を手に取りました。散歩はもともと好きだったのでルーティンに加えようと思えました。あとは友達や家族と交流する時間をもっと持ちたいな。
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    161人の天才たちの毎日の習慣について知ることができる。生活スタイルは、十人十色でおもしろい。本書を参考に、自分の理想とする生活スタイルを見出すことができるかもしれない。
    私は村上春樹やヘミングウェイのような朝方の生活に憧れる。
  • マインクラフト 勇気の旅
    このマインクラフトの小説のシリーズを読んでいるので本書を手に取った。
    今回の主人公・スタックスは祖父母と父の遺した財産と会社があり裕福なのだが、何もしていない。友達もいない。どこにも行きたくない。そんな平和ボケしているところから物語は始まる。
    悪役のフージュが、彼の家を強盗し孤島に置き去りにして「な...続きを読む
  • ペーパータウン
    SF好きの中で黒丸尚が特別な重みを持つように、海外の児童文学を読む人にとって金原瑞人・訳というのは、それなりの意味を持つ。と、私は思う。
    というわけで夏にこういう話を読みたくなると金原訳で物語を探すわけですが、なるほど現代アメリカの高校生事情から生まれる青春の形とはこうなるんだろうなぁ、と感心する本...続きを読む
  • ソロー『森の生活』を漫画で読む
    シンプルに生きる姿に憧れを抱く。
    ありたい状態から始められているのが素敵だった。

    いつか試してみたい。
  • モルグ街の殺人事件
    約200年前の作品。
    世界で初めての推理小説と言われている“モルグ街の殺人”を読みたくて購読。
    合計7つの短編でどれも非常に味わい深く、今読んでも古さを感じさせない描写と世界観。
    独特な世界観の背景に時代や史実が伴わない設定が、さらにそう思わせているのだと思う。
    目的であったモルグ街の殺人は、想像し...続きを読む
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方
    おじいちゃんおばあちゃんは
    物心ついた時には他界してたので
    「じいちゃんばあちゃんから戦争の話聞いたことある?」
    って親に尋ねたことがある
    話したがらなかったよって言ってた
    思い出したくなかったのかもねって
    割りとそういう人が
    戦後の日本には多かったのかもしれん

    この作者も
    一時期、何も騙らなかっ...続きを読む