金原瑞人のレビュー一覧

  • マインクラフト 勇気の旅
    このマインクラフトの小説のシリーズを読んでいるので本書を手に取った。
    今回の主人公・スタックスは祖父母と父の遺した財産と会社があり裕福なのだが、何もしていない。友達もいない。どこにも行きたくない。そんな平和ボケしているところから物語は始まる。
    悪役のフージュが、彼の家を強盗し孤島に置き去りにして「な...続きを読む
  • ペーパータウン
    SF好きの中で黒丸尚が特別な重みを持つように、海外の児童文学を読む人にとって金原瑞人・訳というのは、それなりの意味を持つ。と、私は思う。
    というわけで夏にこういう話を読みたくなると金原訳で物語を探すわけですが、なるほど現代アメリカの高校生事情から生まれる青春の形とはこうなるんだろうなぁ、と感心する本...続きを読む
  • ソロー『森の生活』を漫画で読む
    シンプルに生きる姿に憧れを抱く。
    ありたい状態から始められているのが素敵だった。

    いつか試してみたい。
  • モルグ街の殺人事件
    約200年前の作品。
    世界で初めての推理小説と言われている“モルグ街の殺人”を読みたくて購読。
    合計7つの短編でどれも非常に味わい深く、今読んでも古さを感じさせない描写と世界観。
    独特な世界観の背景に時代や史実が伴わない設定が、さらにそう思わせているのだと思う。
    目的であったモルグ街の殺人は、想像し...続きを読む
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方
    おじいちゃんおばあちゃんは
    物心ついた時には他界してたので
    「じいちゃんばあちゃんから戦争の話聞いたことある?」
    って親に尋ねたことがある
    話したがらなかったよって言ってた
    思い出したくなかったのかもねって
    割りとそういう人が
    戦後の日本には多かったのかもしれん

    この作者も
    一時期、何も騙らなかっ...続きを読む
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    創造的な人々の習慣には共通点がありました。
    ①早起きである②散歩やランニングの習慣がある③昼寝をする④読書を習慣化している⑤手紙の返事を書く時間をとっている⑥食事は軽めである
    どれも簡単に出来る言葉なので、すべて取り入れて、私もクリエイティブな仕事ができるようになりたいです^ ^
  • ロイヤルシアターの幽霊たち
    イングランドの海辺の街の廃墟となった劇場を舞台にしたファンタジー。劇場に住み着く辛い死に方をした幽霊たちと人間の女の子との交流、時代と共に変わるNGワードや礼儀作法。本質を突いた描写に深く考えさせられた。
  • どこまでも亀
    考え過ぎて終わりのない思考が螺旋状になる。私もよく陥るんだけど、心の叫びがリアルに描かれているなぁと思った。そして見放すことのない彼や親友の存在がありがたい。思いが共鳴した感覚は、未来への糧になるんだ…とラストでは示してくれた。最後がとてもいい。ゆっくり自分の足で歩いて行ってほしい…と若い人へのエー...続きを読む
  • マインクラフト なぞの日記
    今回はマイクラの世界の住人の話。プレイヤーの現実世界はない。私はこの本のシリーズは読んでいるけど、ゲームはプレイしていないので、ブレイズ等敵の外見の様子は分からず、もうちょっと描写して欲しかった。

    はじめは落ち着いたアリソンの視点に引っ張られて衝動性の強いマックスが嫌だった。アリソンのために色んな...続きを読む
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    天才がどんな突拍子も無い生活をしているかと思っていたら,多くの人が早起きをして,案外普通というか,規則正しい真面目な生活をおくって着実に仕事をしていたことに驚いた.そしてそのこだわりの習慣を,それぞれの人が何年も続けて素晴らしい仕事をしたのだと知って面白かった.
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    デビットリンチ
    超越瞑想法
    ビッグボーイ チョコレートシェイクとたっぷり砂糖コーヒーでハイにさせる

    フランクロイドライト落水荘
    村上春樹
    朝4-7時で仕事

    ゴッホ
    仕事中心の生活
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    翻訳書だが読みやすく感じた。
    様々な分野のプロの習慣をまとめた本。規則的に仕事をしているタイプが多かったが、やり方がそれぞれ違うので飽きることなく読め、参考になるものもあった。

    どのやり方が良いのかという答えは最後のマラマッドが答えてくれている。
  • 天才たちの日課 女性編
    今の時代こそ、読むべき一冊。


    私自身働く女性なのでこの一冊は
    とても面白く、勇気づけられるものだった。

    ただ懸命に働くのではなく彼女たちの日常、過去がいかに関わって仕事に現れているか知ることができた。

    特に皆に共通することは信念がしっかりあると感じた。

    私の信念、なんだろうか。
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    今YouTubeでも流行りなルーティンについての本

    なぜか他人のルーティン動画というのは
    気になるもので見てしまうのでそのような内容の動画は再生回数は多い


    この本はさまざまなクリエイティブを仕事にしてる著名人達のルーティンが描かれててとても興味深い

    特に自分にとって、どのように為になるという...続きを読む
  • 翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK
    テーマごとに16冊の紹介.読んだ本も読んでない本も読んだけどすっかり忘れてしまった本も、読まなくっちゃと思わせてくれる.そしてそれぞれのテーマごとのエッセイがまた面白く町田康氏の気合には思わず笑ってしまった.
  • 魂の図書館〈下〉――――ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち3
    面白かった。途中で仕事がクソ忙しくなって一気読みできなかったのが悔やまれる。
    帯に「次のハリーポッターを探している人に!」て書いてあるけど、どちらかというと次のダレン・シャンだと思う。
  • さよならを待つふたりのために
    時間はいくらでもあると思い、愛する人をぞんざいに扱ってしまうなんてことをしないようにしよう、と思わせてくれる本。
    いつか必ず終わりがくる、命も愛も、時間は有限で、それは人間に限った話ではなくこれは宇宙レベルでそうなのだ。大げさで極論的な見解だけれど、まぎれもない事実。誰かとの関係の始まりは、終わりの...続きを読む
  • さよならを待つふたりのために
    きっと、星のせいじゃない。

    難病モノはある程度先が読めてしまう、という人こそ読んでほしい。そうじゃない。死を思うこと、愛すること、自分の生きる意味を考えることは、生まれてきた人すべてに共通することだから。

    甲状腺がんが肺に転移して酸素ボンベが手放せないヘイゼル。骨肉腫で片脚を失ったオーガスタス。...続きを読む
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    「天才」、「日課」というキーワードに飛び付き、表紙のデザインがなんか良かったので買いました笑
    中身はボリュームたっぷりでしたが、様々なジャンルの一流の人のライフサイクルが少し見えて勉強になった。

    【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
    決まったスケジュールを守ることが毎日の独創的なリズムを作る...続きを読む
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    かたつむりが好きすぎるハイスミスぶっとんでて最高だ。天才たち皆それぞれにやばくて魅力的で、おもしろかった。
    どんな有り様でも「ぶれない」っていうのはそれだけで力だと思う。頑丈な習慣は自分を保つのを助ける。繰り返しや継続の中から生まれてくる仕事のすごさを感じた。