岡田尊司のレビュー一覧

  • マインド・コントロール 増補改訂版
     大学に進学して間もない頃、田舎の高校を卒業した右も左もわからない若者(私)を密室に連れ込み洗脳しようとした奴ら。今思えば怖くなって逃げ出したからよかったけど、あのまま残って奴らの話を聞かされてたらどうなってたことやら。
     先が見えず誰もが不安な昨今。誰かに頼らないと生きていけない不安な人々とその隙...続きを読む
  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか
    パーソナリティー障害を分類別に、万人に解りやすく平易な言葉で解説している。
    どの分類も、定義、症状、原因、事例、接し方、治し方の順番で記述されている。
    経験に基づき具体的かつ実践的であり、所々に著者の人生訓も織り交ぜられている。
    各分類ごとに、身近に思い当たる人をイメージしながら読んだが、思わず頷い...続きを読む
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~
    どちらかというとこどもとどう接すればいいかわからない親だったり成人になってもぎくしゃくしてる親に手にとってほしい。でもそういう親は自分達が原因ではないと思っていそうだけど…
  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか
    パーソナリティ障害のチェックリストが載っているし文庫本で読みやすくわかりやすい。
    克服方法も載っているし、周りの人の接し方もわかりやすく書いてあると思う。
  • うつと気分障害
    5年ぶりに無職となった。それではこの5年間何をしていたかというと、サラリーマンをやっていた。意に染まない生き方ではあったが、自分の中身が空っぽ過ぎて労働をすることぐらいしか、人生を埋める方法が思いつかなかったのだ。5年間必死で頑張ったが、結局精神障害を患ってしまい、休職から退職に追い込まれてしまった...続きを読む
  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか
    パーソナリティ障害は10タイプもあることを初めて知りました。それぞれの特徴と対処法がとても分かりやすく書いてあり、参考になります。

    「うまくいかないことがあったとき、他人のせいにするのをやめてみるといい。うまくいかないことがあったときこそ、自分を強くするチャンスなのだ。失敗と挫折のストレスに耐える...続きを読む
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~
    抱えている傷を見つめ、自分の人生と向き合いたい、でも勇気がないし恐れもある...
    そんな人に読んでもらいたい1冊。

    学術的な内容だけど、背中を押してくれるエール本のような一面を感じました。

    辛い経験から自分を守るために、問題を”回避”することは誰にだってある。

    大事なことは、その後、自分の人生...続きを読む
  • 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害
    この本の存在を知ってから実際に買って読むまでに2.3年かかった気がする。

    理由は少しめんどくさかったから。

    だけど読んでみて、今自分を理解するためのバイブルになってるかもしれない。

    何度も読み直してる。
  • 自閉スペクトラム症 「発達障害」最新の理解と治療革命
    ■相互的関係(応答性)の障害
    ・自閉スペクトラム症(ASD)に特徴的な症状の一つはコミュニケーション自体が乏しいことであるが必ずしもそうでない場合がある。コミュニケーションの量よりももっと決め手となるのは質的な特性。
    ・本来のコミュニケーションは相手の反応に応じて、やり取りするという相互応答性を備え...続きを読む
  • 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害
    伸ばし伸ばしにしてようやく読めた本。実は面倒くさがりな人や逃げ体質な人は回避性なのではないか。また著名人にも回避性の人がいるというのと、カウンセリングを受けに来た患者がどのように一歩を踏み出せたかに気付きがあった。読んでよかった。
  • ADHDの正体―その診断は正しいのか―
    私は機能不全家族で育ち、愛着形成に難を抱えてきた。
    過去にいわゆる二次障害で鬱を発症した際に、「発達障害」と診断名がついていたのだが、その後数年に渡り認知行動療法を受けたこと・愛情深いパートナーに恵まれた影響からか、先日改めて心理検査をした所「発達障害ではない」との診断を受けた。
    「貴方の場合、やは...続きを読む
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術
    職場の同僚に、適応障害と思われる方がいるので購入。
    なぜそうなってしまったのか、はっきりとしたことは分からないが、一定の傾向は掴めた気がする。

    ・適応障害とは、「うつ病」の手前の段階であることが多く、ここで手をうつことができれば治ることも期待できる。うつ病になってしまうと、治療の困難度は大きく高ま...続きを読む
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~
    非常に興味深く、自分を本の中に見た内容だった。
    自分は回避型の何かはわからないが、回避型は確実であった。子供へのアプローチ、夫との関係、とても実りある内容である。親との関係は回復できるかは自信がないが、自分の中に安定の基地を作ることはできる。よかった。
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~
    すごく為になった。
    理解できなかった人が理解できた。
    愛着の問題は大人になっても続くのだと。
    もっと多くの人が理解して欲しい問題だと感じた。
  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか
    回避性、依存性、強迫性、妄想性、シゾイド、失調型、演技性、自己愛性、境界性、反社会性の各パーソナリティ障害について、解説、および、その人にどう接すればよいか、あるいは、その人がどう克服していくかについて解説された本。
    さすが新書だけあって、非常に分かりやすく整理されている。
    身近にいる人が、パーソナ...続きを読む
  • マインド・コントロール 増補改訂版
    時間をおいて何度でも読み返したい

    人は大なり小なりのマインドコントロールを受けて生活をしている、常に情報や状況を疑ってみることを忘れずに、ですね 

    しかし誰かの洗脳を解くのは文字で理解するより遥かに困難を極めるでしょう

    頑固な身内がいるが、あれを疲れるまで説得しようとしても、真っ先にこちらが疲...続きを読む
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~
    とてもおすすめの本です。特に、親との関係や人間関係に原因不明の違和感を感じる方はぜひ読んでほしいです。
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~
    少し、自分語りをしたい。

    小学校のとき、友達同士でハグしたりすることに抵抗感があったり、人と帰り際にバイバイと言われるのがとてつもなく嫌で、またねと言ってくれる人に安心感を持っていた。

    親友を持つのが苦手な中学生で、吹奏楽部で女子同士仲良くし、時には大喧嘩をするする姿をみて、あそこまでお互い干渉...続きを読む
  • 夫婦という病
    夫婦の様々な事例についてケーススタディのような形で展開。少なからずとも自分に当てはまったり、似たケースは誰でもあるのではないかと思う。

    わたしは自分の本質を突かれた感じがあり途中泣いた。いつも同じパターンでケンカをする原因をずっと考えていたが、この本を読んで合点がいき糸口が見えた感じがある。

    ...続きを読む
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

    解説書であって実践書ではない

    私自身が冷たい義務的な養育(実母)で育てられ
    さまざまな「生きやすい条件」が揃っているにも関わらず
    非常に生きにくく、辛い現実の中にいます。養育すべき子供もおり、子の心を健全に育みたい一心でカウンセリング等受けています。この本はカウンセラーさんから紹介されて買いました。

    共感性を育むことで...続きを読む