ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「顔を合わせるとケンカ」「一緒にいたくない」「夜が怖い」「本当は別れたい」「不倫中だが迷っている」「子どものことを考えると」「熟年離婚したい」…… 夫との暮らしが限界だと感じている妻にも、妻の拒否やイライラに苦しむ夫にも。 長年「家族」を見つめてきた精神科医が最前線の治療現場から贈る、結婚を人生の墓場にしないための傷んだ愛の処方箋。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
夫婦の様々な事例についてケーススタディのような形で展開。少なからずとも自分に当てはまったり、似たケースは誰でもあるのではないかと思う。 わたしは自分の本質を突かれた感じがあり途中泣いた。いつも同じパターンでケンカをする原因をずっと考えていたが、この本を読んで合点がいき糸口が見えた感じがある。 こ...続きを読むれを実践するのが難しいんだろうけど、知ってると知らないでは思考パターンが変わる気がするので、できれば夫婦で読んでおきたい一冊。途中昼ドラか?というようなケースもあったが(笑)ちょっと小説を読んでいるようでもあり、それも含めて面白い一冊だった。
夫婦関係がうまくいかなくて縋るように読んだら、ちゃんと自分たちが本の中にいて、冷静に分類されていて、とてもほっとした。 恋愛に苦しんでいる友達の顔もたくさん浮かんだ。 その子たちみんなに読んでほしい。 分類されることで冷静になれる。 いままでこの人は"チャラ男"とか、この子は...続きを読む"ビッチ"とかって言葉で悪として片付けてた人も、人それぞれの特性であり、弱さなんだと思えた。
ここにもオキシトシン。 今後の夫婦の在り方まで展開したのはちょっといきなり感があったかな。 ルーサロメとオードリーヘップバーンの部分はちょっと紹介と言うより研究色が強くて重かった。
型に嵌めると論じやすい。 人にやさしく、自分にもっとやさしく。 自分にとっての幸せがどういうことかを考えることはほんとうに大切。
夫婦の仲違いの原因をタイプ分けして紹介した本。 あーこれちょっとあてはまるな、気をつけよー とか思いながら興味本位半分、自分ごと半分で読めておもしろかった
参考にはなったけど、 ・主に幼少期の環境が影響している不安型or回避型の「愛着スタイル」に依った見解しか述べられておらずそのいずれにも当てはまらない場合の対処法などがない ・基本的に女性が被害者であるケースばかりなので女性読者をターゲットに書かれた本なのか? という点でなかなかの偏りが見られたの...続きを読むで、星三点。
21のケースを具体的に紹介しながら、夫婦間で起こる問題の原因を愛着スタイルやパーソナリティをもとに紐解いていく これは結婚してから読んだほうが面白いなー 今読んでもあまり共感できないのが残念 まだ結婚してないお気楽な身分からすると"そんな人早く別れればいいのに…"と思ってしまう...続きを読む カサンドラ症候群とオキシトシン系の影響についてもう少し詳しく勉強したいなと思った 愛情を与えられることだけでなく与えることでもオキシトシン系が活性化するのは興味深い これまで岡田先生の本を読んできて感じたこととして 病院実習や医者である親を見ていて、 患者に対する「大したことない」「死ぬわけじゃない」という言葉は 時に患者を安心させる言葉にもなりうるけど "その病気によって患者が困っている"という事実をやんわり否定してしまっているのではないかと思った それを踏まえると岡田先生の本は病気を厳密に定義づけることはせず、焦点を当てているのはあくまで病気ではなく困っている患者自身であるという点に魅力があるのではないかと思う
結婚していて夫婦間に諍いがある身としては、様々なケーススタディより、多くのことを学ぶことができた一冊だった。 愛着形成から始まり、ホルモンやライフバランスを経て、現代の家族関係や近い将来の変遷まで考察していて、面白い一冊だった。 内容が夫婦ということもあり、自身の環境と照らし合わせたりしてしまい、...続きを読む「あいつがーっ」と相手に粗を求めてしまう事も多かったが、本書では根本的な問題に対してのアプローチが重要だと書かれていたように思える。 結果が全てではなく、そこに至るまでプロセスにおいて、両者の求めていたものを理解することだ。 それは本人も意識していないこともあるので、難しいが。 さらに、これからの家族社会が大きく変わる可能性を示唆されると、なんとも言えない気持ちになる。 進化と呼べるものなのか、愛は人間には扱うことが難しかったものなのか。保守的な私は、どうしても寂しいきもちになってしまう。 現在営んでいる家族が、家庭内で子どもに理想形を取ることが叶えば、繋がりが希薄な家族関係は発展しないではないかと思うし、それを願っていきたい 終わりに、解説が気持ち良い。正に一家に一冊かと。
以前読んだ単行本が文庫化されたため自分のバイブルとして購入。 夫を愛せない妻たちというサブタイトルが消えました。 全体の構成は変わらず、いろいろなケースの事例を紹介しどのように解決するかどうすればよかったかまで書いてありとても参考になる。 子供の誕生や、介護、他の家族との別離など、大きな環境の変...続きを読む化で2人の関係が変わることがある。 そんな時、すぐにどちらかを加害者にして逃げるとか別れるとかを決めるのではなく、原因を分析し、なんとかしてみようとする。 本書はそのパターンについて細かく解説していて、うまくいかない!という家庭は遠からず当てはまるパターンがあると思う。 後半以降は、ザロメやヘップバーンを例に取り、女性の幸せについて検討している。 無理に普通一般の夫婦の形に固執するのではなく、母系に軸をおき少し夫婦の形を変えて、精神的な縛りから解放されてみるのもアリではないかという考え方で完結。 最後の最後のところは文庫化のための書き下ろしかな。
熟年期になると、夫婦やパートナーの存在意義が移り変わっていく、という記述が印象的でした。 パートナーの存在意義は、子供を産むという生物的な縛りがなくなる熟年期に大きく形を変えるそうです。子供や家族にとってどうかという視点から、自分らしい生き方にとってどうかという視点に移り変わっていくという部分が印象...続きを読む的でした。 下記、印象的な記述です。 熟年期には、真に心豊かに過ごせる相手かどうかが改めて問われる。カギを握るのは、精神的な共有がうまくできているかどうか。 特に次の三つの共有が以前にも増して重要になってくる。 1、共感や思いやりという気持ちの共有、2、趣味や楽しみを分かち合う関心の共有、3、人生において何を大事にするかという価値観の共有。 オードリーヘップバーンも、子供を持つことができない年齢になったときに生物学的呪縛から自由になり、本当に自分が求めているものを見つけることができた。それはいつもそばにいて、優しく支えてくれる存在であるパートナー、ロバート。3人目の夫であるロバートと本当の愛を実現することができた。 熟年期には、子供のため、家族のためという生き方から、自分のため、自分の生きる意味を実現する使命のためという生き方にシフトしていく。それに伴ってパートナーの存在意義が大きく変わる。 子育てが落ち着き熟年期になった自分にとって、色々考えさせられる良い本でした。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
夫婦という病
新刊情報をお知らせします。
岡田尊司
フォロー機能について
「河出文庫」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法
アスペルガー症候群
愛着アプローチ 医学モデルを超える新しい回復法
愛着障害~子ども時代を引きずる人々~
「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち
愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~
愛着崩壊 子どもを愛せない大人たち
あなたの中の異常心理
「岡田尊司」のこれもおすすめ一覧へ
▲夫婦という病 ページトップヘ