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うつの患者は百万人以上いるが、実はその多くは「適応障害」である。環境の変化になじめなかったり、対人関係がうまくいかずに生じる心のトラブルで、自信や意欲がなくなったり、体調不良、不登校、出社困難、依存症などの問題として表れる。過敏な人だけでなく、人一倍前向きな人もかかる、もっとも身近な精神疾患だ。「うつ病」と誤診されて治療すると余計に悪化し、長引く場合も。ではどうすれば改善するのか? どうにもならない問題や悩みを抱え込んだとき、いかに対処すればいいのか。すぐに実践できる方法を、百戦錬磨の専門医がわかりやすく紹介。
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年10月20日
今の自分を客観視できるような本であった。まさにこれ!っていうのがたくさんあった。こうなりたい、あーなりたい。でもそれが困難。じゃあどうしようか、たくさんアプローチの仕方があるんだなと思う。がむしゃらにやっても限界が来る。だったら希望をもって、何のためにやってるのかを考え、書き出して、働いたり生きたり...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月17日
適応障害とは、居場所がない、あるいはプライドを傷つけられら心が折れかかった状態である。
この段階ではまだ復元力があり、不適応を起こしている環境から離れたりストレスが減ると、速やかに回復するのが大きな特徴である。
しかし、そのままにしておくと心がポキっと折れ、すぐには元に戻らない状態になってしまう。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月24日
職場の同僚に、適応障害と思われる方がいるので購入。
なぜそうなってしまったのか、はっきりとしたことは分からないが、一定の傾向は掴めた気がする。
・適応障害とは、「うつ病」の手前の段階であることが多く、ここで手をうつことができれば治ることも期待できる。うつ病になってしまうと、治療の困難度は大きく高ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月20日
■社会性やコミュニケーションの最も原初的な段階は、母親と目を見つめ合わせ、表情でコミュニケーションするということ。母親が笑いかけると笑いだす。いないいないばーに反応して面白がるといった反応は情緒的応答というコミュニケーションの第一歩が踏み出されていることを示している。
■社会性の発達がうまく進んでい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月09日
為になる本だった。「合わない環境に無理矢理しがみつかせることは無益なばかりか、傷口にもなる。むしろ見切りをつけて新天地に賭けた方が、展望が開けることも多い」は本当にそう思う。おわりににあった「適応とは、その人がその人らしく生きるということ」にも共感できる。人は思う様に生きられないと、精神を蝕まれ、身...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月09日
適応障害について理解が不足している事に大いに気づかされた1冊。適応障害になりやすいパーソナリティについて、世間でよく出会う事例と合わせて紹介されておりとてもわかりやすい。適応障害を「心の病気」と安直に捉えるのではなく、その形成過程や自助努力の大切さを学ばせてもらった。適応障害は社会のどのような形であ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月23日
●適応障害はうつと間違われやすいが、原因が除かれたときに速やかに回復するかで見分けられる。(適応紹介は非常に多い症例とある。)
●自分自身も心当たりがある部分があり、これらの症状を和らげていくのに非常に有用な部分もある。(認知の仕方)。またゴールや目標を決めていくなど、適応障害に陥れば厳しい乗り越...続きを読む
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