鯨統一郎のレビュー一覧
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鯨さんの小説はとても読みやすい。3つの古墳にまつわる事件で、各地のライトな知識も得られるし、主人公三人のキャラ配置も良い感じ。事件の顛末はあっけないけれど、それと釣り合うくらいの面白さはある。鯨作品はけっこう読んでいるけれど、まだまだ未読本あるので、また読もうと思う。Posted by ブクログ
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秩父のお祭りについても詳細に描かれており、一輝とみなみちゃんの祭の中でのやり取りがとても微笑ましかったです。途中、みなみちゃんが一輝に対して嫉妬するところや一輝の気持ちもみなみに向いている描写もあり、もう、お前らさっさと付き合っちゃえよ!!って気持ちでした。
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おおおおおおもしろかったあ!!!!
説としては本当に突飛なのに、しっかり説得されてしまい、読み進めるうちにそうとしか思えなくなってくる。夢中で読んだ!
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邪馬台国岩手県説、これはかなり痺れた。
そのほかの章と突飛と言えば突飛だけど、うんうんと納得しまくりで読み応えがあった。
嘘本当はともかく、歴史に浪漫を感じる最高の一冊だった。Posted by ブクログ -
別に邪馬台国の話を長々と語る小説ではない。
歴史にトンデモ仮説をぶつけて、それをあたかも真実の様に論理的証拠を列挙していく、歴史ミステリー小説というのが正しい。
読み終わる頃には、それぞれのトンデモ仮説の信者になっている。
「この作品がフィクションであるという保証はどこにもありません。」
① ブ...続きを読むPosted by ブクログ -
デビュー作からずっと読んでます。本格ミステリやサスペンスもの等いろいろですが、歴史の謎を解く(?)
ものが一番好き。結論だけ見るとそんな馬鹿なとしか思えませんが、論理に説得力があり、なんとなく(笑)
納得してしまいます。この、「なんとなく」の部分がミソなので、ここを楽しむのが良いのです。論理のアクロ...続きを読む -
「歴史はバーで作られる2」とあるけれど、ずっとずっと以前に『邪馬台国はどこですか』を読んだ。あれから~の2巻目なの?
歴史を斜め読みし、美味しいお酒と共に舌先(三寸)で味わう。とてもとても楽しい大人の夜なのです。
しかも今回は安田くんがうっかり気づいてしまったような『殺』の可能性も……
続編が楽...続きを読むPosted by ブクログ -
何者かに襲われた晩年の森鴎外が、道玄坂の崖から転落するのを契機に21世紀にタイムスリップ。その時ぶつかったヤンキーにボコられているところを、渋谷に生息する女子高生に助けられる。スジの運びからして面白い。そして昭和2年から23年の間に現代でも読み継がれている作家が若くして亡くなっているのは、確かにヘン...続きを読むPosted by ブクログ
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鯨さんの持ち味だと思うけれど、会話文でするする進むので油断しているとまんまとやられる。計画がすんなり行き過ぎるように思うのだけれど、すんなりいかないと長くなっちゃいそうで、それはそれで読みやすさが減じてしまうか。Posted by ブクログ
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『邪馬台国の秘密』を読んだ勢いで再読する。惚れ込んだ本で、3冊購入して2冊を友人に進呈した。これまで3度は読み返しているだろうに、巻末短編でイエスの身代りを務めたのは十二使徒の一人ユダではなくトマスだと思い込んでいた。ハテナ? 他の作家の主張なのだろうか。
確か、後の方の長編で宮田と静香は結婚し...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった! 歴史の謎にノンフィクションで立ち向かおうとすると、専門家は言うに及ばず、多くの読者を納得させることは困難だろう。しかし、フィクションなら……歴史ミステリーの応募作品だった表題作も含め、そのような解釈や推論もありだろうと思わせる論理展開。歴史学者の静香を狂言回しにして、在野の歴史家・宮田...続きを読むPosted by ブクログ
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明治維新のころの正史を詳しくは知らないのだけれど、それでも十分楽しめる作りで、しかも文章も読みやすくてスルスルと読める。最後までスリリングな展開で飽きさせない。ただ、うららはもうちょっとガードが固くてもよいのじゃないかと思う。Posted by ブクログ
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この本はジャンルとしては歴史ミステリーというらしい。
邪馬台国は岩手にあった!とか、明治維新は勝海舟が催眠術で起こした!とか、章題だけ聞くとアホらしく思えるが、読み進めていくうちにホントかもしれないと思えてしまうところが面白かった。
というより歴史そのものが面白いなあと感じさせてくれる作品だった。
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「猿の惑星」の犬バージョンというわけではないのだけれど、なんとなく、「猿の惑星」を思い出してしまった。
鯨 統一郎さんの小説は、「邪馬台国はどこですか」に続いて、2冊目。今回も、歴史の勉強になった。
次は、何を読もうか。Posted by ブクログ -
冒頭まだ人物描写がほぼない段階のつぐみさん大ピンチ。「そこ」までならギリギリセーフなのか。どうにも名字が読みにくい人が多くて困りました。人物表があったら確認できただろうに。とりあえず音を充てずに字の形だけで読み進める。それにしても驚きの展開と、さらに、驚きの結末は楽しめました。Posted by ブクログ
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面白い。
二人のやり取りで論理的っぽく
説明されていくので分かった気がしてくる。
ミステリーの謎解き重視な印象。
歴史に興味がわく一冊。
堅苦しい教科書よりも記憶に残ります。Posted by ブクログ