鯨統一郎のレビュー一覧
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"小説とは思わず、ハウツー本かと思って手にした。
著者の自伝的小説。これは、いい物語に出合ったうれしさと、この表題が何とも言えない感動を醸し出している。
好きで好きで仕方のないことを毎日毎日続けることで、夢が実現する。本人は好きで好きでやっていることなので、努力じゃないですよね。
内助の功と、ひたむ...続きを読むPosted by ブクログ -
10年間積ん読だった本をようやく。早乙女静香シリーズも桜川東子シリーズもどちらも読んだことがあるけれど、けっこう前のことなので、もう少し最近だったらより楽しめたかな。「ずいずいずっころばし」の表解釈、裏解釈がなかなか。最後の最後の結末もナイスな感じ。個人的には、冒頭の引用文で土屋賢二『もしもソクラテ...続きを読むPosted by ブクログ
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鯨さんは『邪馬台国はどこですか?』の頃から読んでますが、作風として「台詞劇」というのか会話で物語が進んでいく、いうのがあると思います。それがとても読みやすいし、キャラがいい味出していて、話の展開が楽しめます。それってある意味「ラノベ的」なのではないかと思った次第。繋がっていく中編は、それぞれが独立し...続きを読むPosted by ブクログ
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20170709
作家で10年生き延びる方法を読んで、非常に面白かったので、順番は逆になったが本作を読んで見た。
作家になるまでの17年に及ぶみちのりを淡々と記載していて、大変面白かった。
途中、何度かウルっとするところもあった。
また、小説を書くための準備、方法も記載されていて大変参考に...続きを読むPosted by ブクログ -
オーディオブックで聞いた。
全編、邪馬台国の話かと思っていたら、聖徳太子の話や明治維新、イエスキリストの話と、様々な歴史についてのこれまでの解釈を覆す新しい解釈が展開されていて、とても面白かった。
自分は、中学、高校時代、歴史の授業は苦手だったけれど、この本は興味深く聞く(オーディオブックだからね)...続きを読むPosted by ブクログ -
はじめは面白く、だんだんミステリアスに。
今の時代に殺されかけた森鴎外がタイムスリップしてくるはなし。最後には自分を殺そうとした犯人が江戸川乱歩だとわかり、過去に戻る。Posted by ブクログ -
面白かったです! 高校の部活動を舞台にした、ある意味「異能」バトルで、ありがちといえばありがちな設定ですが、異能が発現する条件も馬鹿馬鹿しければ、バトル自体も馬鹿馬鹿しい(笑)実際、読みながら何度も爆笑しました。それでいて肝心のお題はしっかりと理解できたので、ぜひ続編も書いてほしいです。期待していま...続きを読むPosted by ブクログ
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「覆面作家の自伝(的小説)」って...
その存在の根本からして胡散臭いような(^ ^;
「なるほど、鯨氏らしい」と思える部分と
「意外とそうだったのか」という部分とがあり、
鯨ファンには二度おいしい内容かと(^ ^
また「なかなかデビューできない小説家志望の
青年の奮闘記」としても素直に楽しめま...続きを読むPosted by ブクログ -
デビュー作「邪馬台国はどこですか」を読んだのは、「本の雑誌」の紹介が切っ掛けだったと思う。宮部みゆきさんが褒めていると知ったのも大きかったはず。
一読して、なんて面白いこと考える人だと驚いた。次々に人が思いもしないことを考え付く発想が豊かな人っているんだなと素直に感心していた。
中でも「悟りを開いた...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
タイムスリップで戦国時代に現れ、歴史を意のままに塗り替えようと企む25世紀のマフィア組織“むらさきの光”。21世紀の女子高生うらら達は、正しい歴史に戻すべく戦国の世に飛ぶ。織田信長を支え、上杉謙信に策を授け、本能寺の変を実現に導き、とハチャメチャ大活躍。鯨ワール...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
ダイビング中に、紀元前のインドにタイムスリップしてしまった女子高生、麓麗。無事に現代に戻るためには、そこで出会ったオカマ言葉を使う怪しげな坊主、ゴータマ・シッダルタを覚醒させ、彼の教義(仏教)を世界三大宗教の一つにまで育てる必要があった。歴史を変えてはならないの...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
何者かに殺されかけ、大正11年から現代の渋谷にタイムスリップしてしまった、明治の文豪・森鴎外。道玄坂で若者に袋叩きにされているところを女子高生・うららに助けられる。彼女の友人達の助けを借り、元の世界に帰る方法を探るうちに、文学史上の大疑問に突き当たり、鴎外を狙う...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
現代にタイムスリップして来た黄門様、美貌の女子高生にして正義感の強い麓麗に三須七海、私腹を肥やすため高速道路を新たに造ろうとする政官財のトップたち、日本中の自動車工場の爆破を企むテロリスト集団「赤い馬」。四者が絡みあい、偶然と必然が混然となって突き進む、カタルシ...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
渋谷の女子高生・麓うららは、幕末にタイムスリップしてしまった。時代を我がものにしようとたくらむ、小栗上野介によってゆがめられた歴史を、正しく進めなければ現代に戻れない。うららは、桂小五郎や坂本竜馬、西郷隆盛、勝海舟の間を奔走し明治維新を目指す。『タイムスリップ森...続きを読むPosted by ブクログ -
これは…!!かなり面白い!
作品名の通り、森鴎外が現代にタイムスリップしてきてしまうのです。
森鴎外が携帯でメールをして顔文字なんかも上手に使ってみたり、ラップなんかも歌っちゃいます。
そして、かの文豪たちの秘密を暴いていくんですねー。
フィクションなんですが、もしかしたら事実はそうだったのか...続きを読むPosted by ブクログ